3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
週末なのでオフサイド・テストです


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以前、過去記事 「オフサイド・テスト ・・・ このテストが全問正解できた人だけは副審の誤審に文句を言っても構いません(笑)」 において、実際の副審の目線でプレーを見てオフサイドの判定をする、という米国プロ副審協会のオフサイド・テストを紹介しました。



下に、そのテストへのリンクを貼っておきますが、回答の仕方については上の過去記事を参照ください。

https://www.proassistantreferees.com/perception-test-5/



さて、閑話休題。



今日紹介するのは、同じく米国プロ副審協会のサイトにある 「Referee Offside Test for Camp」 というオフサイド・テストです。



前述の副審目線のテストとは異なり、単純に「オフサイド」か「オンサイド」か、という問題です。(一部、副審目線のテストと同じ映像が使われている設問もあります。)

https://www.proassistantreferees.com/deliberate-deflection

問題はランダムに10問出題される形式となっているようです。(全部で何問あるのかは不明)



負傷して動けなくなっている守備側選手の扱いや、意図的なプレー、あるいはセービングに該当するのかしないのか、といういわゆる「微妙なプレー」についても、米国プロ審判協会の判断が示されていますので、ぜひ皆さんチャレンジしてみてください。

https://www.proassistantreferees.com/deliberate-deflection




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対角線式審判法・・・競技規則 日本語版付録より


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日本語版の競技規則には、日本協会が独自に追加している「日本語版付録」というところがあります。残念ながら、日本協会のHPのPDFファイルには含まれていません。



これから審判活動を始めるという方は知っていたほうが良いと思いますので、その部分を記事化しておきます。



「対角線式審判法」

対角線式審判法の基本理念は、主審と副審でプレーを監視することである。さらに、主審にはゲームの展開等状況に応じて、適切なポジションをとることが求められる。



refereeing_001.jpg
 (クリックで拡大します)


実線A-Bは主審の使用する仮想の対角線である。

主審はA-Bを軸として幅広く動き、副審と異なった角度からプレーを監視する。

副審A1はCやD、副審A2はEやFのように移動して、主審とプレーをはさむようにして監視する。

副審A1は赤チームの、副審A2は青チームの攻撃をそれぞれ受け持ちオフサイドを監視する。赤が青のゴールへ攻撃するときには、副審A1は青チームの守備側競技者の後方から2人目の競技者と同一線上に位置して動く。同様に副審A2は赤チームの守備側競技者の後方から2人目の競技者と同一線上に位置する。従って副審A1が赤のエリアに副審A2が青のエリアに行くことは原則的にはない。

コーナーキックが行われるときは、どちらかのコーナーキックであっても副審A1はD、副審A2はFのコーナーフラッグポストの後方に位置する。

対角線式審判法の利点
①プレーを主審と副審で挟んで、異なる角度から監視することにより、より正しい判定を行うことができる。
②フィールドのどの場面でプレーが行われても、3人の審判員のう内、誰かが比較的近くで監視することができる。したがって、逆襲などの速い展開においても、3人とも決定的にプレーから離されることは少ない。
③オフサイドの監視が容易である。
④得点を含め、ボールの全体がフィールドの外に出たときの判定が、比較的近くで、より的確にできる。
⑤いたずらに動く必要がなく、余力を持ってゲームコントロールを行うことができる。




ちなみに、競技規則のこの部分までしっかり目を通しているというか、きちんと読んでいる方は少なめです。3級昇級を目指される方は、この対角線審判法を意識して「移動」される方が多くなるのですが、「対角線」を意識するあまり動きが「直線的」になっている方が多く、レフェリースクールでインストラクターから動き方を指摘される方をよく見かけます。(私もそのうちの1人でした)



ということで、そのことについて触れた過去記事を転載しておきます。



--- 以下、過去記事より転載


 

今日は昨日の図の使いまわしです。

 

審判員資格取得のための講習会や、地域少年委員会が主催する審判講習会などで、対角線式審判法という言葉を聞いたことがあると思います。

 

競技規則の日本語版付録の所において見開き2ページで解説されているのですが、このページの図と「対角線式」という言葉から、どうしても「フィールド両側のレフェリーサイドを斜めに(直線的に)走るようなイメージを想像してしまいがちです。

 

私もそうでしたが、何人もの人が3級レフェリースクールで、対角線式審判法を意識して「斜め」に走って、インストラクターからよく注意を受けていました。

 

単純に斜めに移動する(走る)のではなく、(ボールがあるサイドの)副審とボールを挟むようにポジショニングするため、もっと大きなSの字を描くつもりで移動しなさい、と。

 

昨日の図で説明すると、
referee_side.jpg

 

対角線式審判法を意識すると、どうしても黄色の破線(直線)の動きになってしまいます。これを黄色の実線のような大きなS字を描くような動きにすると、いわゆる「角度をつける」動きになって良いですよ、というお話です。

 

AR:副審の位置
B:ボールの位置
R:レフェリーの位置
とすると、
 


ボールを中心にした副審と主審の角度、つまり角度「AR-B-R」が大きく180度に近ければ近いほどしっかりボールを挟みこめている訳で、「角度がついている状態」と言えます。

 

この角度が(90度とか60度などのように)小さいと、どうしても串刺し、つまり副審と主審が同じ方向からプレーを監視することになり、ファウルなどを見切れない(見落とす)可能性が高くなるので、インストラクターから「角度が足りない」とお叱りを受ける訳です。

 

もちろん、縦パスの早いカウンター攻撃の時に、大きなS字を描くつもりで走ったら、「置いていかれる」状態になるので、それはそれでインストラクターから叱られます。試合展開に応じたポジショニングが必要です。

 

上記は、副審との位置関係での「角度をつけた」ポジショニングですが、もうひとつ角度に関係するものが主審には求められます。

 

それはボディー(主審の身体)の向きです。

 

「今、争点となっていて選手が競り合っている場所と、恐らく次に争点になるだろうと思われる場所の2カ所」が両方しっかり視野に入るように身体の向き(頭の向き)を考えます。

 

もっと具体的な例で言うと、

「パスが出された瞬間、『パスの出所とパスの受け取り先』の両方を頭を動かさずに目線移動だけで監視」

できるのが理想です。

 

そうすれば、パスの出所でのアフター系のファウルも監視できるし、パスの受取先でのポジション争いでの反則(ホールディングやハンドオフなど)の監視もしっかり実施できます。(予測しているところと違う場所にパスを出されたりするので、100%の対応はできませんが。)

 

副審との挟みこみを考えた「角度」と、主審自身の身体の向きである「角度」の両方を意識してレフェリングすることが大切ですね。

 

それから、ピンク色の部分は、対角線式審判法を採用した場合の主審が主として移動するエリアを表示しているだけですので、主審はこのピンク色のエリアから出てはいけない訳ではないですからお間違いなく。

 

3級昇格試験を受けられる皆さんは、この「角度をつけた」ポジショニングを意識して実技試験に挑みましょう。

 

そのためには、「展開の予測」と「大きく回り込むための走力(ダッシュ&持久力)」がキーになると思います。(もちろん、他にも重要なことはたくさんありますが。)

 

対角線式審判法の利点(競技規則 日本語版付録 「対角線式審判法」より)

① プレーを副審と挟んで、異なる角度から監視することにより、より正しい判定を行うことができる。
② フィールドのどの範囲でプレーが行なわれても、3人の審判員の内誰かが比較的近くで監視することができる。したがって、逆襲などの速い展開においても、3人とも決定的にプレーから離されることは少ない。
③ オフサイドの監視が容易である。
④ 得点を含め、ラインアウトの判定が、比較的近くで、より的確にできる。
⑤ いたずらに動く必要がなく、余力を持ってゲームコントロールを行うことができる。


 

 

余談ですが、「サッカー競技規則と実践的審判法」のDVDの中の「対角線式審判法」において、多くの選手が通過するセンターサークル内を主審が通過するのは避けた方が良い、というような解説があります。

 

でもね、センターサークル内に限らず、主審は選手のプレーに影響する進路をとらないことと、できるだけパスコースに立ち入らないようにするということを意識しましょう。(でも、ボールの近くでプレーを監視する、という意識が一番大切です。)

 

そして、万一選手の進路やパスコースに入ってしまったら、素早くそこから抜け出すようにする、ということのほうを意識しましょう。

 

センターサークルの線を過剰に意識しすぎる必要はないと思います。

 

 

主審が極力立ち入らないようにすべき場所は、「バイタルエリア」と呼ばれる、味方選手からのセンタリングに合わせて、後方から選手が飛び込んでくる可能性の高い相手チームのゴール前(ペナルティーエリア内を含むその周辺)付近です。

 

インプレー中、この付近だけは、不用意に侵入しないようにしましょう。

 

 

バイタルエリア・・・解説が難しい(解説する人によって微妙に範囲が異なる)ため、あんまり使いたくない言葉で、これまで使用は控えてきた言葉だったのですが、とうとう記事の中で使ってしまいました。

 

vital (生死にかかわる、致命的な) エリア。守備側にとってその位置にボールがあると、失点の可能性が非常に高いエリア。裏を返せば、攻撃側にとって得点となる可能性が非常に高いエリア。(ウィキペディアの解説なんかもご参考に。)

 

余談が長くなってしまいました。



--- 転載 ここまで



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【再掲示】 笛の使い方(強弱・長短をつける)


今年からお子さんがサッカーチームに所属することになり、その関係で審判を担当することになった、というお父さんorお母さんも多いのではないでしょうか。



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2017/2018年度版の競技規則のかなり後ろのほう(p186~p187)に主審が笛を吹く必要があるシーンあるいは吹く必要のないシーンについて書かれています。

競技規則2017/2018  ボディー・ランゲージ、 コミュニケーション、笛

1. 主審
(中略)

次の場合には、笛を吹くことが必要である。

◦ 試合の前半、後半(延長戦の前半、後半)の、または得点後のキックオフのとき
◦ 次の理由でプレーを停止するとき:
 ・フリーキックまたはペナルティーキック
 ・試合の一時的な中断、または中止
 ・前半、後半の終了時
◦ 次の場合にプレーを再開するとき:
 ・規定の距離を下げたときのフリーキック
 ・ペナルティーキック
◦ 次の理由でプレーが停止された後にプレーを再開するとき:
 ・告や退場
 ・負傷者の発生
 ・交代

次の場合、笛を吹く必要はない:
◦ 次の理由でプレーを停止するとき
 ・ゴールキック、コーナーキック、スローイン、得点
◦ 次の場合にプレーを再開するとき
 ・ほとんどのフリーキック、ゴールキック、コーナーキック、スローイン、ドロップ ボール

不必要な笛を多く吹きすぎると、本当に必要な場合に効果が薄れることになる。

主審は、プレーの再開を待たせたいとき(例えば、フリーキックのとき守備側競技者に 9.15mの距離を守らせるとき)、笛によるシグナルを待つよう攻撃側競技者にはっきり伝えなければならない。

主審が誤って笛を吹き、プレーが停止した場合、ドロップボールでプレーを再開する。




ただ、実際にどのような強さや長さで吹けばよいのか、ということまでは書かれていません。ということで、試合中に起きるシーンを笛の強弱・長短で分類した過去記事を転載します。



---  以下、過去記事より転載。

  

3級レフェリースクールで、インストラクターから私自身が指導されたことは、ほとんど記事にしてきたつもりでしたが、1つ思い出しましたので、記事にしておきます。

 

それは、「強弱や長短をつけて笛を吹く」ということです。要するにメリハリをつけろ、と。

   

「 不必要な笛を多く吹きすぎると、本当に必要な場合に効果が薄れることになる。 」

 

ご存じの方も多いと思いますが、日本では2007年から、明らかな得点時には笛を吹かなくなりました。

 

あくまで何か「異常」があったときのみ笛を使うようにし、サッカーにおいてあたりまえのこと(「ボールがゴールに入った」「ボールがタッチラインやゴールラインを割った」)では笛を使わないようにしましょう、ということです。

 

スクールでは、「笛に強弱(メリハリ)をつけましょう。」ということだけアドバイスを受けました。残念ながら「こういうシーンではこういうように」というような具体的なものはありませんでした。

  

昨日の記事で競技規則のガイドラインに書かれている、笛の使い方を確認しましたが、今日の記事では、少し突っ込んでこのようなシーンでは「こんな感じで笛を吹いたほうが良い」ということを書いてみたいと思います。

 

あくまで、私が下記のようにしているだけで、絶対的なものではないことをご了承ください。(少し読み辛いものになってしまいました。)

 

  

まずは、「短い笛」で良いケース。

1)ボールがタッチラインやゴールラインを割ったが、プレーが継続してしまっている、あるいは選手がプレーを継続しようとしている場合。「(フィールドの外に)出たよ。」というような感じで。(但し、ゴールに近い位置でゴールラインを割った場合は、強めの笛で。)

 

2)自分(主審)がボールの近くでプレーを監視できていて、誰が見ても「明らか」でかつ「軽微な」反則が行われた場合。例えば、ボールを奪うつもりで伸ばした足に、相手選手が引っ掛かってつまづいてしまった(トリッピングした)ようなケース。(「不用意レベルの反則」=カードなしの反則)

 

3)ゴールキック、コーナーキックなどのフリーキック時にボールセットが正しく行われておらず、ボールの位置を修正させたいというようなケース。(ただし、再開されてしまってやり直しさせる場合は、タンギング(後述)で。)

 

4)ファウルスローで、相手チームのスローインであるとシグナルする時。(ボールが直接フィールドに投げ入れられずに、「やり直し」となる場合は、笛を使わなくても良いと思います。)

 

「短く2回程度」の笛(タンギング)を使うケース。

1)キックオフが正しく行われなかったので、やり直しさせる場合。(更にもう一度キックオフの笛が必要。)

 

2)スローアーが正しくない再開ポイントからスローインをしそうなので、再開ポイントの修正を指示したい場合。

 

3)フリーキック、ゴールキック、コーナーキックなどでボールセットが正しく行われない(きちんとボールが停止していないケースを含む)ままリスタートされてしまったため、もう一度キック自体をやり直しさせたい場合。 

 

4)選手交代を行うために、スローアーやキッカーに再開を待つように指示する場合。笛のあと、「笛で再開しま~す」という声かけも忘れずに。

 

5)負傷者のケアのためにチームドクターや担架をフィールド内に呼び入れる場合。

 

6)試合前、メンバーチェック&用具チェックのために選手を集める時。(試合開始予定時刻に対して、両チームが自動的に集まってきているようであれば、笛を吹く必要はないと思います。逆に、次に試合を行うチームが、ピッチ内でシュート練習などを行っている場合は、強く長めの笛を吹いて、ピッチの外に出るよう促す必要があります。)

 

「強く長い笛」を吹いたほうが良いケース。

1)試合の前後半の開始時を含む、キックオフ時。

試合の開始時は、強く長く吹いて両サイドのGKおよび観客にまで試合が始まったということを知らせましょう。吹く前にしっかり息を吸い込んで、腹式呼吸になるようにします。強制的に腹式呼吸をするので、緊張感がほぐれて自分のリズムに乗れるような気がします。

 

指導者としてベンチに入った時、キックオフの笛が弱いと、内心「この審判さん大丈夫なのかなぁ。きちんとファウルとってくれるのかなぁ。ルールを理解してくれているのかなぁ。」と不安になります。

 

キックオフの笛が強いと、「おっ、笛が力強い。自信をもって笛を吹いているなぁ。審判経験もたくさんありそうなので、試合を安心して任せられそう。」となります。 

 

2)オフサイドの時。

笛を無視してシュートまで行った場合、遅延行為で警告しなければなりません。その時「笛が聞こえなかった」というような言い逃れができないよう、しっかりと「強く長い笛」を吹いておきます。オフサイドポジションにいた選手がゴールキーパーと交錯することが懸念される場合は、特に意識して笛を強く長く吹きます。

 

3)イエローカードまたはレッドカードを提示する必要のあるファウルが行われた時。

まずはプレーを停止するための「強くやや長めの笛」を吹き、試合を一時停止させるため「タンギング」しながら当該の選手にダッシュで近寄ります。

 

他の選手を排除し、自分(主審)と本部(の4審)の間に当該の選手を挟み込む位置まで回り込んで「カード」が提示できると、バッチリです。(回り込むことは必須ではありませんが、できれば回り込むようにしたほうが良い。)

 

挟み込む位置に回り込むのは、本部(4審)に「誰にカードが出たのか」を明確に伝えるためです。

 

4)選手交代、飲水タイム、イエローカード・レッドカードの提示後などオフィシャル系の中断のあと、試合を再開する場合。(試合が再開したことを、両チームのゴールキーパーに聞こえるように吹きます。)

 

5)セレモニー形式でのフリーキックの再開時。要するに壁のコントロールを終えたあと。

 

6)前後半の終了時。(前半終了時は「ピッ・ピィーーーー」、試合終了時は「ピッ・ピッ・ピィーーーーー」のように、前半終了時に2回、試合終了時に3回というように吹いている人が比較的多いですが、競技規則上は笛の回数までは規定されていません。)

 

7)ペナルティーキックでプレーを再開する時。(あまり長いものは必要ないと思いますが・・・。)

 

「強く短くタンギングして3回以上の笛」を吹いたほうが良いケース

1)コーナーキックや、直接ゴールを狙える位置からセレモニー形式で笛で試合を再開する前に、両チームの選手がポジション争いで小競り合いをしている場合。(小競り合いしている両者を主審の近くに呼び、両者に対して「注意」を与えます。このとき主審が注意深く両者のプレーを見ているということを伝え、インプレー後は厳しく対応する旨を伝え、両者をけん制します。注意を与えた後は、笛でプレーを再開させます。)

 

2)ファウル直後などに、両チームの選手がヒートアップして乱闘騒ぎになりそうな気配を感じ、仲裁のために駆け寄ろうとする時。

 

という感じで私は笛を吹いています。もちろん必ずしもこれが正解とは思っていないのですが、レフェリースクールなどでインストラクターから、「笛が単調」とか「笛にメリハリがない」とか「もっと笛に強弱をつけなさい」という指摘を受けたけれど、具体的にはどうすれば良いのか、とお悩みの方はぜひご参考に。

 

あまり、「このような場合はこの吹き方で」と固執するのではなく、「重大な事項」>「広く選手全員に知らせなければならない事項」>「ボールに近い競技者にだけ知らせればよい事項」が意識できれば、それに合わせた笛を使う、というので良いと思います。




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これはダメでしょ


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主審が選手に反射的に蹴りを入れてしまった、という問題の映像です。





カウンターとなってプレーを副審と挟んで監視すべく、レフェリーサイド側に大きく膨らんで(斜めに)走ろうとしたら、後ろから直線的に走ってきた選手の進路を塞いでしまい、その選手に突き飛ばされるような形に。



自分が選手の進路を塞いだという意識がなかったので、瞬間的に「突き飛ばされた」と思ったのでしょうね。



後半44分を過ぎたところで、頭も体も相当疲れていて完全に冷静さを失っている、という感じでしょうか。しかし、選手を蹴ってはいけませんね。



地元のテレビ局には今期で引退するという意向も示していた、という報道もあるようですが、思わぬ形で晩節を汚すことになってしまいましたねぇ・・・。



実は、記事には書かなかったのですが、私も一昨日の試合で、似たような交錯をしでかしています。



ショートカウンターとなって、ボールがレフェリーサイドから中央に放り込まれる形になったので、次の争点となるゴール前を副審と挟んで見るべく顔を右に向けたまま左に進路を取った瞬間、急に選手に前に入られて進路が塞がり、選手の足に引っかかるような形で思いっきり転倒しました。(転倒したのは私だけ)



幸い、選手はもちろん私自身もケガをしなかったので、そのまま試合を続けることができましたが。



私は選手を蹴り返すことなく、「ごめん!(君は)大丈夫だった?」と問いかける対応をしましたよ~。



皆さん、カンター時にレフェリーサイドに回り込む際には、じゅうぶん注意しましょう。選手より速く走るか、速く走れないなら選手をやり過ごしてから追いましょう!!!








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審判をする上での準備


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先日の米国プロ審判協会の記事の紹介をした記事で、審判をする上で準備が大切ですよ、というお話がありました。



準備については、2011年度の審判員証と一緒に送られてきた、REFEREES’ DIARY用の下敷き(?)に具体的な「準備」の内容が書かれていますので、それをご覧になるのが手っ取り早いと思います。



これ↓です。
refill_002.jpg




無くしてしまった方、あるいは2011年度以降に審判員資格を取得された方はお持ちでないと思われますので、転載しておきます。




【審判員としての心がけるべきこと】

《日常生活》 ---------
・サッカーを楽しみます
(審判をする、プレーをする、ゲームを見る、話をする)
・競技規則を確認します
(疑問点を解消、常に新しい情報を入手します)
・トレーニングをします
(負傷や事故を防止するために、選手・チームの努力に対して良いレフェリングをするために)

《前日》 ---------
・審判をするための用具を準備します
(審判服、シューズ、ワッペン、笛、時計、イエロー/レッド(グリーン)カード、記録用紙、筆記用具、トスコイン、副審フラッグ など)
・試合の情報を確認します
(キックオフ時間、会場、交通経路、集合時刻 など)
・一緒に審判する審判員と連絡をとります
・必要に応じ、ホームチームや大会主催者と連絡を取ります
・競技規則の再確認をします
・体調を確認します
(体調が悪いのに審判員を務めることは、自分のみならず、多くの人に迷惑をかけることにもなります。

《試合前》 ---------
・キックオフの60分前に会場に着くようにします
(集合時刻が示されている場合は、その時間に合わせて会場入りします)
・試合に関わる人と挨拶を交わします
・フィールドを確認します
(必要に応じて会場責任者に依頼したり、自ら修正をします)
・大会規定を確認します
(試合時間、交代人数 など)
・ボールやフラッグなどの用具を確認します
・審判団として協力する準備をします(打合せ)
・ウォーミングアップをしっかりとしましょう
(ケガ・事故の防止をし、心と体の準備をし、自分の体調の確認をします)

《試合中》 ---------
・全力で審判を務めます
(試合ま競技者が競技規則に則ってプレーするものです。主役は。競技者でありチームです。)
・審判団として協力しあいます

《試合終了後》 ---------
・試合について自分自身で振り返ります
・審判アセッサーの指導や仲間のアドバイスに耳を傾けます
・審判ダイアリーに試合の記録を記入します
・試合中、疑問のあった競技規則などを確認します

《翌日から》 ---------
・競技規則を再確認します
・体調を整えます
・自分の問題解決のために努力します





ちなみに、サッカーレフェリーズ

サッカーレフェリーズ〈2016/2017〉
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では、もっと詳しい内容が記載されています。

(もうすぐ2017/2018年度版が発売されると思いますが。)



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