3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
チーム役員がインプレー中のボールに触れると・・・


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先週末に行われたニュージーランド戦は、後半からテレビ中継をライブで観戦していて、前半は見ていませんでした。時間のある時に、ゆっくり見ようかなと思っていたら、ハリルホジッチ監督がとんでもないことをしでかしていた、とコメント欄に情報をいただきました。



思いっきり、インプレー中のボールを蹴ってる・・・。



主審は選手が重傷を負っていると判断した場合にしかプレーを止めさせてはいけないことが競技規則に明記されているため、ハリルホジッチ監督の主審の対応に対する不満は筋違いです。主審は判断は正しく、武藤選手は後半25分に交代するまでプレーを継続できる状態だった訳ですから。

競技規則 2017/2018 第5条 主審

負傷
◦ 競技者の負傷が軽い場合、ボールがアウトオブプレーになるまでプレーを続けさせる。
◦ 競技者が重傷を負った場合、プレーを停止し、確実にその競技者をフィールドから退出させる。
(後略)




さて、このハリルホジッチ監督の行為は第5条に基づき懲戒処分となる可能性の高い行為です。

競技規則 2017/2018 第5条 主審

懲戒処置
(中略)
◦ 責任ある態度で行動しないチーム役員に対して処置をとり、役員をフィールドとその周辺から立ち退かすことができる。退席処分となる反則を犯したチームのメディカルスタッフは、他にそのチームで対応できるメディカルスタッフがおらず、競技者に治療が必要な場合、試合にとどまることができる。
(後略)


日本協会主催の国際親善試合でなければ、まず間違いなく第4の審判員が主審に助言をして、主審が監督を退席処分にしていたと思います。



もし、我々が担当する試合で、万一、チーム役員がインプレー中のボールを蹴るようなことがあった場合、そのチーム役員を責任ある態度で行動しなかったということで退席処分にしたのち、試合の再開については、「退席処分にしたチーム役員がボールに触れた場所から、相手チームによる直接フリーキックで再開しなければならないことを確認しておきます。


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競技規則 2017/2018 第3条 競技者

7. フィールド上の部外者

監督他、チームリストに氏名が記載されている役員(競技者または交代要員を除く)は、チーム役員である。競技者、交代要員またはチーム役員としてチームリストに氏名が記載されていない者は、外的要因とみなされる。

もしチーム役員、交代要員、交代して退いた競技者、退場を命じられた競技者または外的要因がフィールドに入った場合、主審は次の行動を取らなければならない:

◦ それらがプレーを妨害しているなら、プレーを停止する。
◦ プレーが停止した際に、その者をフィールドから退出させる。
◦ 適切な懲戒処置をとる。

次の者がプレーを妨害しており、プレーが停止された場合:
◦ チーム役員、交代要員、交代して退いた競技者または退場を命じられた競技者の場合、直接フリーキックまたはペナルティーキックによりプレーを再開する。
◦ 外的要因による場合、ドロップボールによってプレーを再開する。




2015/2016年度版までは、「試合が停止されたときにボールがあった位置からドロップボール」というルールになっていましたので、お間違いのないようにお願いいたします。



ところで、ニュージーランド戦では実際にどのような形でプレーが再開となったのかを知りたいところですが、中継映像はリプレイ映像が流れていて確認できません。どなたか現地で観戦されていた方でこの時の再開についてご存知の方はいらっしゃいませんかねぇ?

(再開の笛の後のスタジアムの観客席のかすかな拍手およびその後の武藤選手の目線の動きを観察すると、日本のスローインからニュージーランド代表のゴールキーパーにボールが渡り、ニュージーランド代表ゴールキーパーによるキックまたはパントキックとなったのではないか、という感じなのですが。)



もし、ご存知の方がいらっしゃいましたら、コメント欄に情報をいただけると幸いです。



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この試合の公式試合記録はこちら。
2017.10.10 日本代表 vs ハイチ代表



ハイチ代表の現在のFIFAラングはこちら。
HAITI

ちなみに、日本代表はこちら。
JAPAN



主審:ピーター・グリーン(オーストラリア)
副審1:ライアン・ガラガー(オーストラリア)
副審2:チョウ・チュンキット(香港)
第4の審判:リュウ・クォックマン(香港)



先日のニュージーランド戦の主審と四審、副審1と副審2が入れ替わったパターンで担当。



主審によって提示されたイエローカードを中心に確認しておきます。



後半41分56秒付近。

ハイチ代表8番(ザカリー・エリボー選手)に出されたイエローカードは、反スポーツ的行為。日本代表9番(武藤 嘉紀選手)を押さえた行為が、「◦ 相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害、または阻止するためにファウルを犯す。ただし、ボールをプレーしようと試みて反則を犯し、主審がペナルティーキックを与えた場合を除く。」に抵触するという判断。

ただ、ザカリー・エリボー選手が反則を犯したのが、まだまだハイチのアタッキング・サード(日本のディフェンディング・サード)のところだったので、本当に大きなチャンスとなる攻撃を妨害した、といえるのかが少々疑問です。



後半44分 秒付近。

ハイチ代表16番(アンドリュー・ジャンバプティステ選手)に出されたイエローカードも反スポーツ的行為。これはボールを受け取った日本代表10番(香川 真司選手)がハーフウェーラインを越える直前で反則を犯しているので、チャンス潰しとして警告となっても仕方がないのかなぁ、と思います。(ディフェンス陣はほぼ定位置できちんと日本のFW陣のマークにつけていたので、微妙といえば微妙ですが。)



カードよりも、むしろ前半13分28秒付近の、ハイチのペナルティーエリア内で長友選手が押さえられて、最終的に転倒したシーン。FIFAは以前ペナルティーエリア内で相手競技者を押さえる行為を厳しく対応していく方針を打ち出していた(過去記事 「テクニカルニュース Vol.58(2013年11月26日発行) より」)ことを考えると、判定に疑問を感じます。




明日の更新では、先日のニュージーランド戦のハリルホジッチ監督のキックについてUPする予定です。








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キリンチャレンジカップ2017(2017.10.06 日本代表 vs ニュージーランド代表)の公式記録ほか


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この試合の公式試合記録はこちら
2017.10.06 日本代表 vs ニュージーランド代表



主審:リュウ・クォックマン(香港)
副審1:チョウ・チュンキット(香港)
副審2:ライアン・ガラガー(オーストラリア)
第4の審判:ピーター・グリーン(オーストラリア)



香港とオーストラリアの混合の審判団。

ちなみに、この試合を担当するにあたっての試合前日のコメントはJFAのニュースとして発表されています。
キリンチャレンジカップ2017 担当レフェリーがスタジアムで前日練習



リュウ・クォックマン主審が提示したイエローカードは2枚とも異議。

異議なので、細かい確認は省略します。



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2018FIFAワールドカップロシア アジア最終予選(2017.09.06 サウジアラビア代表 vs 日本代表)の公式記録ほか


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AFCのサイトにUPされているこの試合のハイライト映像はこちら。




日本開催ではないため、日本語版の公式記録(マッチレポート)のPDFファイルは作成されません。

日本協会の公式試合データはこちら。
http://www.jfa.jp/samuraiblue/worldcup2018_final_q/groupB/match_page/m30.html



AFCの公式記録はこちら
http://www.the-afc.com/afcasfeeds?fixtureid=10254&stageid=404&tMode=H&view=ajax&show=matchsummary



FIFAの公式記録はこちら
http://www.fifa.com/worldcup/matches/round=275175/match=300356049/report.html



Referee
VALENTIN KOVALENKO (UZBEKISTAN)

Assistant Referees
MAMUR SAIDKASIMOV (UZBEKISTAN)
SHODMONOV KHUSNIDDIN (UZBEKISTAN)

Fourth Official
PISLEGIN DMITRIY (UZBEKISTAN)

ウズベキスタンの審判団。



VALENTIN KOVALENKO 主審が提示した2枚のイエローカードのところだけ確認しておきます。



前半19分19秒付近。

日本代表22番(吉田麻也選手)に出されたイエローカードは反スポーツ的行為。山口選手からのパスミスをサウジアラビア代表10番(MOHAMMED AL SAHLAWI選手)がインターセプトしてカウンターの大きなチャンスとなったところで、MOHAMMED AL SAHLAWI選手をつまずかせてしまったため。


競技規則 2017/2018 第12条 ファウルと不正行為

反スポーツ的行為に対する警告
(中略)
◦ 相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害、または阻止するためにファウルを犯す。た だし、ボールをプレーしようと試みて反則を犯し、主審がペナルティーキックを与え た場合を除く。
(後略)



後半17分過ぎ。

サウジアラビア代表19番(FHAD ALMUWALLAD選手)に出されたイエローカードは反スポーツ的行為。

得点時にある程度の喜びを表現することは認められていますが、その表現が過度になると反スポーツ的行為として警告されます。過度な表現の例が、きちんと競技規則に規定されています。



競技規則 2017/2018 第12条 ファウルと不正行為

反スポーツ的行為に対する警告
(中略)

得点の喜び
競技者は得点をしたときに喜ぶことはできるが、その表現は過度になってはならない。あらかじめ演出されたパフォーマンスは勧められず、時間をかけ過ぎてはならない。

得点の喜びのためにフィールドを離れることは、警告の反則ではない。しかし、競技者は、できるだけ早くフィールドに戻らなければならない。

次の場合、競技者は警告されなければならない:
◦ 安全や警備に問題が生じるような方法でピッチ外周フェンスによじ登ったり、観客に 近づく。
◦ 挑発したり、嘲笑したり、相手の感情を刺激するような身振りや行動をする。
◦ マスクや同様のものを顔や頭に被る。
◦ シャツを脱ぐ、シャツを頭に被る。




とりあえず2枚のイエローカードの理由についてのみ、確認しておくだけにしておきます。








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2018FIFAワールドカップロシア アジア最終予選(2017.08.31 日本代表 vs オーストラリア代表)の公式記録ほか


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祝!2018FIFAワールドカップロシア大会出場決定!



AFCのサイトにUPされているこの試合のハイライト映像はこちら。





日本開催なので、日本語版の公式記録(マッチレポート)のPDFファイルが、日本協会のサイトにUPされています。

2017.08.31 日本代表 vs オーストラリア代表 



AFCの公式記録はこちら
http://www.the-afc.com/afcasfeeds?fixtureid=10251&stageid=404&tMode=H&view=ajax&show=matchsummary



FIFAの公式記録はこちら
http://www.fifa.com/worldcup/matches/round=275175/match=300356032/report.html

(この記事の更新時点では、まだUPされていませんが、そのうちUPされると思われます。)



主審:アリレザ・ファガニさん
副審1:レザ・ソハンダンさん
副審2:モハンマド・レザ・マンスーリさん
第4の審判員:モウド・ボニャディファルドさん

イラクイランの審判団。



いつものように、ファガニ主審が提示したイエローカードを中心に確認します。



前半41分30秒付近。

日本代表15番(大迫勇也選手)に提示されたイエローカードは、中継では映像が流れませんでした。(ピッチサイドから「遅延行為」らしいというレポートはありましたが。)公式記録も「遅延行為」となっていますので、得点後に集まって喜ぶ時間があまりに長かったので、恐らく自陣側に戻るのが一番最後になった大迫選手にのみイエローカードが提示されたものと思われます。



競技規則 2017/2018 第12条 ファウルと不正行為

プレーの再開を遅らせる

主審は、次のようにプレーの再開を遅らせる競技者を警告しなければならない:
◦ スローインを行おうとしたが、急に味方競技者の1人にスローインを任せる。
◦ 交代が行われるとき、フィールドから離れることを遅らせる。
◦ 過度に再開を遅らせる。
◦ 主審がプレーを停止したのち、ボールを遠くへけったりボールを手で持ち去ったり、 意図的にボールに触れて対立を引き起こす。
◦ やり直しをさせるため、間違った場所からフリーキックを行う。




(2点目のときもまたイエローカードが提示されるのではないかと、ヒヤヒヤしながら中継を見てました。)



イエローカードはこの1枚のみでした。


(2017.09.06 追記。
公式記録では、オーストラリア代表10番(ロビー・クルーズ選手)にイベント表記時刻で90分(つまり、後半44分01秒~45分00秒の間)に「反スポーツ的行為」としてイエローカードが提示されているようなのですが、中継映像にはそのシーンは映っていません。

後半44分24秒付近に原口選手がオーストラリア代表15番(ムスタファ・アミニ選手)に倒された際、ロビー・クルーズ選手が主審と一緒に原口選手に近づいていく様子が映っているので、原口選手対してに「早く立てよ!」というようなことを少々口汚くののしったりしたのでしょうか、という感じです。)






イエローカードが出てもおかしくなかったところとしては、前半18分36秒付近の乾選手へのファウル。

20170831_samurai_blue_001.jpg

スパイクの裏を向けて相手競技者に突進すると、懲戒罰の対象となることは皆さんご存知なのですが、ボールを蹴ろうとしている相手競技者の足の軌道上にスパイクの裏を置く行為も「警告」の対象となります。



競技規則 2017/2018 第12条 ファウルと不正行為

1. 直接フリーキック
競技者が次の反則のいずれかを相手競技者に対して不用意に、無謀に、または、過剰な力で犯したと主審が判断した場合、直接フリーキックが与えられる:

(中略)

無謀とは、相手競技者が危険にさらされていることを無視して、または、結果的に危険となるプレーを行うことであり、このようにプレーする競技者は、警告されなければならない。

(後略)



今回、乾選手の足がオーストラリア代表5番(マーク・ミリガン選手)のスパイクの裏にクリーンにヒットした訳ではなかったので、注意のみ、という判断になったようです。



余談ですが、ファガニ主審はきちんとポジショニングを修正してオーストラリア代表21番(マッシモ・ルオンゴ選手)の死角に入り込んでファウルを見逃してしまうことを、回避しています。



レフェリーはこのように足を動かしてポジショニングを修正するように指導されます。足を動かさずに上体だけ動かしてのぞき込むような姿勢をとると、インストラクターからお叱りを受けます。(3級昇級のための実技試験などで足を動かさずにのぞき込む姿勢をとると、間違いなく減点対象となりますので、3級昇級を目指される方は、ご注意ください。)



あと、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が退席処分にならなくてよかったなぁ、という感じ。退席処分を喰らっていてもおかしくない振る舞いをしてましたね。判定に対するクレームはもちろん、何度もテクニカルエリアからはみ出てたし。



競技規則 2017/2018 第1条 競技のフィールド

9. テクニカルエリア
テクニカルエリアはスタジアムでの試合において用いられるもので、以下に示されるよう、エリア内にはチーム役員と交代要員の座席部分が設置される:
◦ テクニカルエリアは、特定された座席部分から両横に1m(1ヤード)、前方にタッチ ラインから1m(1ヤード)の範囲内でなければならない。
◦ テクニカルエリアを明確にするためにマーキングをしなければならない。
◦ テクニカルエリアに入ることのできる人数は、競技会規定によって規定される。
◦ テクニカルエリアに入ることのできる者は:
 ・競技会規定に従って試合開始前に特定される。
 ・責任ある態度で行動しなければならない。
 ・トレーナーやドクターが競技者の負傷の程度を判断するため主審からフィールド に入る承認を得た場合などの特別な状況を除いて、エリア内にとどまっていなけれ ばならない。
◦ その都度ただ1人の役員のみが戦術的指示を伝えることができる。




といったところが、カードは出なかったものの気になったところでしょうか。







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