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3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
選手交代時の副審のフラグアップに関して
 

 

少し前に、副審(A2)を担当した際、選手交代時の合図に関しての記事を書きました。

 

そこで、選手交代時の副審が主審に合図として、頭上でフラグを横にして保持するのですが、交代が完了するまでこれを継続して頑張ってくれている保護者審判の方を時々見かけます。でも、これは必要ありません。

 

頭上でフラグを横にして保持するのは、「主審~、交代選手がいるから笛を吹いて試合を止めてちょうだい~」という合図なのです。

 

従って、主審が交代に気がついて笛を吹いたら、フラグは下げて構いません。フラグは主審への合図(何か異常があった場合)に用いるものなので、主審が気がついたらもう必要はなくなるのです。

 

今回は、「『交代選手がいる』という異常」を知らせ、主審が気がついた時点で完了となるわけです。

  

4級審判の方で、ご存じなかった方は、ぜひ覚えておいてくださいませ。

 

 
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練習内容(2009/12/27) U10
 

 

本日は、今年最後の団の練習(蹴り納め)。全学年1時集合。全学年一緒にウォーミングアップ。メニューは、グランド半分を使っての鬼ごっこ。各学年ごとが鬼になっての対戦。高学年から鬼になって、他の学年全員を捕まえる(タッチする)。1年生が鬼のときは、コーチ陣も鬼として助っ人参戦。約30分間。

 

その後、蹴り納め恒例の紅白戦。1年生と2年生は合同で紅白戦。3年生は人数が多いので、単独で紅白戦。最後は6年生VS4年生+指導者。

 

4時に完全終了。

 

みんな、来年1月9日の初蹴りの日に元気に集まるんだよ~。

 

 

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審判記録(2009/12/27) 主審 × 1.0 + 補助審判 × 1.0
 

 

本日は、次男(U-10カテゴリー)の帯同審判。試合は8人制。前半が主審、後半は補助審判。

 

今日は、1本オフサイドがとれなかった。息子の相手チームの選手(左サイド)がボールを支配したので、右サイドの選手がオフサイドポジションにいないかどうかの確認を入れた。すぐボールに目を戻したが、ボールが出たのは中央だった。そして中央にいた相手チームの選手がドリブルを開始したが、その選手にボールが出た瞬間、オフサイドポジションだったかどうかを見極められなかった。

 

感覚的にはオフサイドだったような気がした。でも、はっきりと確認できたわけではないのでオフサイドをコールすることができなかった。そして、その選手が得点してしまった。あとから他の保護者の人に聞いたら、ぎりオフサイドだったらしい。 

 

みんなゴメンネ。一生懸命レフェリングしたけど、やっぱり1人制の審判では限界があるよ。でも、次回は同じようなミスがないようにできるだけ努力するから許してね~。

 


 
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練習内容(2009/12/26) U9
 

 

本日の練習は監督がお休み。練習場所は体育館。監督がお休みのため、低学年の全体練習は、私が担当。

 

まずは、体育館の縦の距離をつかって、ジョグ、スキップ、ツーステップスキップなどのウォーミングアップ。

 

その後、1~3年の学年対抗のリレー対決。1年生7人、2年生13人、3年生13人。距離は1人体育館の縦の距離を往復。メニューは、1)単純リレー 2)ドリブルリレー 3)手でのドリブルリレー 4)2人組みのパスリレー 5)2人組み手つなぎパスリレー など。約30分間。

 

2年生と3年生が同人数なので、3年生は2回する子を増やしてハンデ調整。やはり競争になるとみんな集中するし、応援も熱が入る。

 

1時30分になり、高学年が練習スタートになるため、体育館の後ろ半分のスペースに移動して、引き続き低学年の全体練習。ここで、先週末から気になっていた1年生&2年生にさせたいと思っていた、ボールタッチ系のメニューを実施。

 

ボールタッチ3種類(前、サイド、後ろ)、ボールタップなど各学年ごとに回数を設定し、終了した子から座って待つというメニュー。その他、手でボールを扱うメニューや、俊敏性を鍛えるメニューをいくつか実施。

 

最後に、バランス(片足で立って軸足をぐらつかせないで立っている)の練習と、片足を前に出して片足でしゃがんで立つという練習を実施して、全体練習終了。(1時50分)

 

給水休憩後は、学年別に分かれての練習。本日の私の担当は3年生。

 

体育館での練習なので、体育館でしかできないメニューを実施。体育倉庫からウレタンマットを3枚引っ張り出してきての練習。

 

まずは、ダイビングヘッドの練習。私が頭の高さで下向きに持っているボールに走りこんできてヘディング。

 

続いて、オーバーヘッドキック。これはマットの端に立ち、自分でボールを投げ上げて、後ろに倒れながらボールをキック。オーバーヘッドキック、って言っているのに、ボールが腰や膝の高さまで落ちてきてから後ろに蹴ろうとしても、無理だよ~ん。

 

最後は、ジャンピングボレーキックの練習。走りこんできて、マットの前で踏み切って、空中のボールに足を当てる。なかなか難しいね。でも、楽しいでしょ。

 

この3つのメニューを約50分間。

 

給水休憩後、1&2年生の練習が終わってミニゲームができるようになるまでの10分間は、サイドキック(パス交換)の練習。

 

3時から約30分間、ミニゲームをして終了。(3時30分終了)

 

 

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U9 試合引率(2009/12/23) 
 

 

今日は、U9のリーグ戦が2試合。わが団の3年生(U9)は、人数が20名いるので、AB2チームでエントリーしている。私の担当はAチーム。

 

AB両チームとも同じ会場で試合だったため、ウォーミングアップは同時に行い、私が担当した。

 

先日のU8、U7同様、まずはユニフォームを汚すこと(なぜユニフォームを汚すかは、過去の記事 【2009/10/25 の記事】を参照)を考えながらウォーミングアップ。試合会場の横でのウォーミングアップなので、笛は使えないため、手を叩いて合図する。

 

一度、しっかり汗をかかせてアップ終了。そして、本日のテーマを伝える。本日のテーマもやはり「ドリブル」。失敗しても良い。ただし失敗したら、責任をもってボールを取り返しに行くこと。これをきちんとすること、と伝えて試合へ。

 



1試合目が始まって、少し黙って様子を見ているが、いまいちドリブルするんだ!という意識の表れがみえない。相手がキープしているボールを、奪って自分がドリブルするというプレーをしようとしているのではなく、単に足だけだしている感じだし、闇雲にボールを蹴っている選手も。

 

そうこうしているうちに、あっというまに失点。失点することはまったく気にしていない。しかし、失点のしかたがよろしくない。

 

そこで、ベンチから立ち上がってフィールド間際まで行き、「試合前になんて言ったっけ? ドリブルをするんだよ」と声をかけた。その後だんだん選手の調子が上がってきて最終的に2得点したが、4失点したので、敗戦。

  

この試合で気になったのが、我がチームの選手達の「寄せ」の遅さが気になった。そこで、次の試合の前に、「ボールを奪われた選手は、責任をもってボールを奪い返しにいくことと、相手選手がフリーでボールをもっていたら、素早く誰かが必ず近づいて相手にプレッシャーをかけること」ということを伝えた。

 

2試合目は6得点して勝利。1試合目も2試合目のようなプレーができていればよかったんだけどなぁ・・・。

 

今日の試合でもっとも印象に残ったのは、D君。普段はあまり試合のなかで目立たないことが多い(一生懸命プレーしていないわけではない)が、なかなか長くドリブルができない。でも、今日はとっても長いドリブルができた。しかも3人くらい相手選手をかわした。次回もぜひ頑張ってもらいたいな。

 

それから、H君は公式戦初ゴールだったのかな。お祝いの言葉をかけるのを忘れてしまった。次の練習のときにお祝いの言葉をかけてあげなくっちゃ。

 

 

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審判記録(2009/12/19) 副審(A2)
 

 

今日は3級スクールのお手伝いに行った。3級審判スクール生が怪我をしたため、割り当てに穴が空いたとのことで、急遽助っ人として参加。

 

担当した試合は、中学生のクラブチーム同士の練習試合。私の担当は副審(A2)。主審は、スクール生で、私が指導者をしている団の6年生の保護者であるAさん。渉外さんとして団のお世話をしてくださっている方。審判でペアを組むのは、はじめてである。

 

1時間前に集合し、試合前の打ち合わせ。Aさんの今日のテーマは、副審との指し違いをしないようにする、ということなので、指し違いしないための確認を中心に打ち合わせを実施。

 

お手伝いとはいえ、3級スクールなので、インストラクターがつく。そこで、私自身のテーマも掲げて試合に臨む。

 

テーマは、

1)オフサイドラインのキープ 2)ボールがゴールラインを割った際には、しっかりゴールラインまで走りこんでのフラグアップ 3)交代時の主審への合図

 

3)について補足すると、今回練習試合のため、選手交代が頻繁に行われると予想される。A2を久しぶりに担当するが、A2は主審やA1に比べると、交代選手の動きが目につきやすい。そこで、本部が「主審~」と叫ぶ前に、フラグアップして主審に合図を送ろう、という目標。

 

試合の内容(あくまで、私の審判としての活動目線での内容)は、オフサイド1本とファウルアシスト2本。いずれも、主審に見落とされることなくアシストできた。

 

ファウルアシストについては、1本目は、想定していた選手と違う選手のファウルが発生したため、ファウルのフラグアップ後、フラッグを持ち替えてどちらのチームのボールなのかを示すことになってしまったのが、反省。

 

試合後の反省会でインストラクターからも、「もちろん、持ち替えてはいけない訳ではないが、落ち着いて、持ち替えしなくて済むフラグアップを心掛けたいよね」と言われた。「そのためには、ワンテンポ(一呼吸)遅らせてからでも良いのでは?」と、アドバイスいただいた。

 

2本目のファウルアシストについては、ファウルの合図のフラグとどちらのボールなのかのフラグのもち手が合っていたため、問題はなかった。主審にホールディングのファウルがあったことを、フラグアップしていない反対側の手で合図して伝えることもできた。これは、インストラクターから、「なんのファウルがあったのかも(主審に)伝わって、よかった。」とお褒めいただいた。

 

最後にインストラクターから、フラグアップもきれいだった。今後も頑張ってください、というお言葉を頂いた。 

 

ちなみに、

テーマ3)の選手交代については、トータルで3回あったが、基本的に全て気がついていた。

1回目は、ベンチ前から交代する選手がいきなり「主審~、交代!」と言い出したので、フラグアップはできなかった。(ベンチの指導者が、スクール生として次の試合の審判を担当するため、審判団の打ち合わせに参加していて、不在だった。)

 

2回目は、本部が「主審~」と声をかける前に、交代選手がいる旨のフラグアップをしたが、残念ながら主審はこちらに背を向けていた。

 

3回目は、交代選手の準備が整った際、ちょうど得点となったため、交代選手がいる旨のフラグアップのタイミングを若干遅くしたので、「主審~」の声とほぼ同時のタイミングとなった。

  

ということで、「主審~」の声がかかる前に、私がフラグアップして主審が気づき、声をかけられる前に主審が笛を吹いて試合を止める、というきれいな形にはならなかった。

 

 
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U8 練習試合引率(2009/12/20) 
 

 

本日は、U8&U7の練習試合がいつも練習している小学校で行われた。

 

2学年一緒にウォーミングアップを私が担当。いつものようにユニフォームを汚すことを意識して、ウォーミングアップのメニューを構成。足を前に投げ出した状態やうつ伏せの状態から、起き上がってダッシュなど。

 

低学年のウォーミングアップの際、ときどき実施しているメニューがある。それは、ポケモンの技のポージング。私が叫んだポケモン(ポケットモンスター)の技を、自分がその技をくりだすならどんなポーズをするか、瞬時に判断(イメージ)してポーズをとったあと、ダッシュする。

 

耳から得た情報を瞬時に判断して、行動するというメニュー。試合では目からの情報を瞬時に判断して、行動しなければならない。そのための練習。しかも、隣の人のまねではなくしっかり自分で考えられるかどうか。

 



ウォーミングアップ後、1年生2年生とも今日の試合では、ドリブルするんだよ、と指示。その後、U8(2年生)を引率。U7は I コーチに引率を依頼。

 

2年生は(1年生も)、今日は2試合。1人インフルエンザで休んでいるため、12名。8人制なので、4人ベンチ。まずはゴールキーパーをやってくれる子の選出。1ハーフ毎交代にするため、4名を選出。その後、先発選手の選出して試合に臨んだ。

 

試合結果は1勝1敗。1試合目はなかなか得点ができなかった。それ以前に試合中になかなかドリブルができない。う~ん。2試合目はそれなりにドリブルできていたのだが・・・。1試合目の相手でも、同じようにドリブルして欲しかったなぁ・・・。

 

2年生は、もう少しボールタッチ系とドリブルの基本練習をしないといけないかな。3年生になったら、私が練習を担当することが多くなると思うので、4月からみっちりやろう。

 

 

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練習内容(2009/12/19) U8 U7
 

 

本日の低学年の全体練習は監督が担当。私は、午前中、中学生の試合の審判を担当したので、少し遅れて参加。

 

1時30分から、学年別メニュー。本日の私の担当は、1年生(7名)と2年生(10名)の合計17名。

 

最初に、全体練習のメニューを子供たちからヒアリング。

 

最初は、コーンを使った鬼ごっこだったようだ。コーンを触っている間は、鬼に捕まらないが、自分が触っているコーンに、他の鬼ではない人が来たら、コーンを譲らなければならない、というルール。

 

これは、周りの状況を把握して、自分のポジション取りを考えて動くという、サッカーに通じる練習。

 

全体練習の2つめのメニューは、監督がパントキックしたボールを2人で競り合って捕るメニュー。但し、ボールに触れられるのは、ボールが一度地面に着いてから。

 

実際のサッカーの試合での大事な要素を練習するメニュー。

1)ボールの落下点を予測する。2)相手選手より優位な場所を確保(ポジション取り)する。3)相手選手をブロックする。

 

このための練習。実際の試合では、ヘディングすることが多いシーンだが、ヘディングでもこの3つのポイントが重要になる。

 

今日の全体練習は、この2つだったようだ。

 

ここからは、私が担当した練習のメニュー。

 

まずは、ボールタッチ系のメニュー。身体の前でボールタッチを30回。続いてボールの真上に立ち、ボールの左右で足踏みをしながらボールタッチ30回。ボールの前に立って、ボールを見ずに足の裏でボールタッチ30回。

 

1&2年生はいつも他のコーチが担当してくださっているのだが、あまりボールタッチ系のメニューはしていないのか、みんないまひとつ。特に2年生はこれからもう少しボールタッチ系の基礎練習をしたほうがよさそうだ。

 

続いて、ボールを手に持って身体の回りをまわしたり、手まりのようにボールを弾ませたりして、ボールと遊ぶメニューを少々。約30分間。

 

給水休憩後は、ドリブル系のメニュー。

 

1年生はマーカーを5個並べ、そのマーカーをジグザグにドリブル。2年生は難易度を少し上げてコーンを5個並べてのドリブル。両学年とも、両方向からスタートし、前から来る人とぶつからないようにドリブルの練習。

 

しばらく練習したあと、1年VS2年でリレー方式で競争。2年生の人数が多いので、やはり1年生が圧勝。

 

そこで、若干2年生のコーン間隔およびドリブルする距離を短くして調整。しかし、それでも1年生の圧勝。2年生のコーンの本数を減らし、距離も更に短くして3戦目を行うが、やはり1年生の勝利。2年生諸君、もう少しドリブルうまくなるよう練習頑張ろうね。

 

続いて、足の裏でボールをタッチしながらのドリブル、ボールタッチで前進しながらのドリブル、ボールタッチしながら後進してのドリブルなど、ドリブル系メニューを約40分間練習。

 

給水休憩後は、1年生と2年生をそれぞれ2組に別けて、学年別のミニゲームを実施。約20分間実施して、練習終了。

 

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すね当てを投げてボールにぶつけると・・・
 

 

昨日の記事では、ゴールキーパーがゴールポストによじ登ってボールを止めた場合について書きました。今日の記事はそのおまけ。

 

競技者が手に持ったすね当てでボールに触れたり、すねあてを投げてボールにぶつけることは、反則となります。(野球ではグラブや帽子を投げてボールを止めようとした場合、3塁打扱いになるらしい。詳しくは書きませんが・・・。)

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為 

ボールを手で扱う (抜粋)

競技者が手や腕を用いて意図的にボールに触れる行為はボールを手で扱う反則である。主審は、この反則を見極めるとき、次のことを考慮しなければならない。

(中略)
●サッカーシューズやすね当てなどを投げてボールにぶつけることは、反則とみなされる。


 

この文章は、「ボールを手で扱う」という括りで書かれています。フィールドプレーヤーが投げた場合は、ハンドの反則ということで、相手チームに直接フリーキック(自陣ペナルティーアリア内の場合は、ペナルティーキック)が与えられることになると思われます。

 

問題はゴールキーパーが自陣ペナルティーエリア内でこのプレーをした場合。

 

ゴールキーパーは、自陣エリア内でボールを手で扱うことができます。なので、ゴールキーパーがすね当てを投げて、ボールにぶつけた場合は、どうなるのだろうか???。 競技規則には書かれていません。というか、そんなプレーは想定していないのでしょう。

 

ペナルティーキックか間接フリーキックか。更に、反スポーツ的行為(サッカー競技対して敬意を払わない態度)として警告の対象にする必要もある???

 

私の個人的な見解を書くとすれば、ゴールキーパーが投げた場合、すね当てが当たっていなければボールがゴールに入っていたと思われる場合は、ペナルティーキックが相当だと思う。

 

ゴールに関係なければ間接フリーキック。更に、反スポーツ的行為としてイエローカード提示。ただし、U-12以下の場合(特に低学年)の場合は、イエローカードではなく、注意のみ、といった感じかなぁ。

 

(2014.08.14 追記。

松崎康弘・元審判委員長の著書 「ポジティブ・レフェリング」の「はじめに」のところに、

『フットボールの仲間であるラグビーでは、味方選手を持ちあげてラインアウトからのボールをキャッチできますが、サッカーではNG。もし、サッカーでチームメイトを肩車したり、持ち上げたりしてヘディングさせたら、「反スポーツ的行為」として警告します。たとえば、ゴールのクロスバーにぶら下がって、相手のシュートをクリアしたら? これも認められません。サッカーは、自分だけの "力"を用いてプレーするスポーツで、他人の力や器具、用具を用いないことが大原則です。』 

と書かれています。

このことから考えると、ゴールキーパーが用具(すねあて)を使ってボールを手に持った状態でボールに触れる、という行為が「反スポーツ的行為」となるので、その時点で笛を吹き、すねあてを使って止めようとしたゴールキーパーを「警告」し、笛を吹いた時点でボールがあった場所から攻撃側チームの間接フリーキックになると思います。なお、笛を吹いた時にボールがゴールエリア内にあった場合は、その地点最も近いゴールラインに平行なゴールエリアライン上からのフリーキックになります。

追記、ここまで。)
 


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キーパーがポストによじ登ってボールを止めたら・・・
 

次男の試合を保護者として観戦中に、U-10の選手の弟たち(ちなみに私が指導をしている団の団員)から、質問を受けた。

 

「ゴールキーパーがゴールポスト(あるいはゴールネット)をよじ登ってボールを止めたらどうなるの?」

 

U-12以上のカテゴリーなら、まず起きないプレーです。ジャンプすればいいだけだから。U-12以下で、相手チームの選手がループシュートを放ったら、もしかしたら起きるかもしれない。

 

ちょうど地区の審判委員会(四種)の忘年会があったので、何人かのインストラクターに聞いてみました。競技規則には書かれていないということで、「問題なし」という意見が多数。

 

野球でも、フェンスによじ登って捕球するとファインプレーとなるので、サッカーでも同じようにファインプレーとしてよさそうだ。

 

(後日談。1級審判員の方から、付近に他の選手がいた場合、よじ登って降りてきた際に接触して、「危険な方法でのプレー」に相当する恐れもあるので、一概には判断できないかも、というご意見をいただきました。)

 
(2014.08.15 追記。
松崎康弘・元審判委員長の著書 「ポジティブ・レフェリング」の「はじめに」のところに、

『フットボールの仲間であるラグビーでは、味方選手を持ちあげてラインアウトからのボールをキャッチできますが、サッカーではNG。もし、サッカーでチームメイトを肩車したり、持ち上げたりしてヘディングさせたら、「反スポーツ的行為」として警告します。たとえば、ゴールのクロスバーにぶら下がって、相手のシュートをクリアしたら? これも認められません。サッカーは、自分だけの "力"を用いてプレーするスポーツで、他人の力や器具、用具を用いないことが大原則です。』 

と書かれています。

このことから考えると、ゴールポストをよじ登る(利用する)のは、「反スポーツ的行為」として警告が必要かもしれませんね。
追記、ここまで。)
  

では、すね当てを使って(当てて)シュートを防いだらどうなるか。これは次の記事で。

 

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