3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
「1回のクリアで数回分のパスとコントロールの機会を失う」
 

  

私が所属する少年団の指導方針の柱の1つに、「とにかく選手にボールをキープさせて自分で状況を打破させる。」というものがある。それがたとえ自陣ゴール前であってもである。

 

この方針では、なかなか得点がとれず、試合に勝つのは難しい。パスをつないで得点を目指すタイプのチームとの対戦では特に。

 

でも、これは長い目でみたときに「それが子供たちの将来のためになる」という監督の理念に基づいている。

 

この監督の理念を裏付・後押しするような、世界トップレベルの指導者の言葉を見つけたので紹介します。(先日の記事で紹介した、指導者向け小冊子Technical news vol.37 より抜粋)

 

「クリア1回で、パスとコントロールの数回分を行う機会を失うことになる。」

-アンドレ・メレル(フランス クレールフォンテーヌ国立サッカー学院 校長)

 

お子さんが、自陣ゴール前でボールをキープしようとして、結果として「失点」になったとしても、決して叱らないであげてください。 

 

たとえ何回失敗しても、私たちの団では上記のような理由で、監督を筆頭に我々指導者は「できるようになるまで待つ」ようにしていますから。

 

 
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練習内容(2010/05/30) 親子サッカー
 

 

本日の練習は、先週雨で延期となった「親子サッカー」。

 

みんな楽しめたかな? 特に1年生は初めての「試合」だったのだけど、楽しめたかな。お父さんやおかあさんに勝てなかった学年は、次回は勝てるように頑張ろう!!!



 

ところで2年生と3年生には、「親子サッカー」の試合で、ドリブル中に「ルーレット」をするように伝えていたのだが、結果は・・・。試合中にできたのは3年生1人だけかな。う~ん。

 

できなかった理由を考えてみる。

 

ドリブルに精いっぱいだった。顔をあげたドリブルができなかった。試合に夢中で、「ルーレット」することを忘れていた。 というのもあると思う。

 

でも、一番の理由は、実戦的な練習をしていなかったから、だと考えている。

 

昨日の練習では、まず「身体でルーレットの動きを覚えてもらう。」ことを中心にしたメニューだけだった。コーンを「仮想敵(仮想相手選手)」だよとは説明したが、その仮想敵は「動かない」ものだった。

 

実際のゲームでは、「敵」は動くので、練習とはまったく感覚が異なったと思う。

 

次の練習では、「敵」役も設けて、より実戦に近い形でのルーレットの練習をしようと思う。そして、次回の親子サッカーでは、もっとたくさんの選手がルーレットをお父さんやお母さんの目の前で披露できるようにしたいなぁ・・・。

 

 

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練習内容(2010/05/29) U9 U8
 

 

本日の学年別メニューで、2年生(7名)と3年生(11名)の計18名を担当。

 

細かい練習内容は後日記事にする予定ですが、明日の「親子サッカー」で、「お父さん・お母さん達をびっくりさせよう!」ということで、マルセイユ・ルーレット(2010年4月10日の記事にジダン選手の映像があります)を徹底的に練習しました。

 

明日の親子サッカーの前にももう一度話をして、試合中に全選手(2年生と3年生)にチャレンジするように話をするつもりです。

 

果たして何人の選手がルーレットを披露してくれるでしょうか? 楽しみにしていてください。

 

---- 以上が速報として書いた記事

 

では、もう少し細かい練習内容。

 

本日の練習は、体育館。低学年(1~3年生)の全体練習は、監督が実施。2人組で、運動神経を刺激するメニューを中心に実施。腕や肘を使わずに、2人の背中だけでボールを挟んで座ったり立ち上がったり、その状態で更にカニ歩きしてボールを運んだりした。

 

最後に、ボールの持ち替えなどを実施して、低学年の全体練習は終了。

 

給水休憩後の1時50分頃から学年別メニューを実施。前述の通り、私の担当は2年生&3年生。

 

最初は、ボールタッチ系のメニューをしっかり実施。続いて2人組でボールを使ったメニュー。片方はスローイン、他方はボールを転がすという動作を同時に行うメニュー。スローインの方法をチェックしながらの実施。更に、ボールを減らしてパントキックの練習。

 

給水休憩後の2時50分からは、ドリブル系のメニューを実施。基本的には2年生と3年生の両方同じメニューなのだが、2年生には説明がたくさん必要なため、2年生と3年生を分けて実施。

 

それぞれの学年用にコーンを1本配置し、同じ距離の正対する位置からドリブルを開始し、コーンの横を同時に通過するように指示。

  

3年生には、私の笛の合図ではなく、ペアとなる前の人と呼吸を合わせて(アイコンタクトなどで)どんどんスタートするように指示。2年生には、どのようにコーンをかわしてドリブルするかの説明をしたのち、笛に合わせてスタートさせて練習。

 

いくつかのフェイントの方法を実施した後、マルセイユ・ルーレットをしてコーン横を通過する練習を実施。

 

今日は、このルーレットを何回も実施。明日の親子サッカーで使えるように・・・。2年生は3時からTコーチに引き渡して、3年生はもう少しルーレットの練習。最後に、ボール跨ぎからの連続でルーレットをするパターンも徹底的に練習。

 

給水休憩後の3時40分からミニゲーム(15分×2本)を実施して、練習終了。練習終了4時15分。

 

 

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手のファウル 
 

 

今年度、審判は「手のファウル」に今まで以上に厳しく対応することになった、というような記事を何回か書きました。今年の更新講習では、そのあたりを中心に説明がありそうな様子。

 

先日届いた、指導者資格保有者に隔月毎に送付される「Technical news」((財)日本サッカー協会技術委員会発行の小冊子)のvol.37(2010年5月21日発行)にも、JFAの松崎審判委員長の名前で記事が掲載されていました。

 

ところで、このブログを見てくださっている少年団の保護者審判の方の中には、「手のファウルって?」という方もいらっしゃるかもしれません。そこで、映像を紹介します。 

 



 

もちろん、この映像にあるのはほんの一例にすぎません。他にも様々なタイプ・パターンがありますが、とりあえず効率良く「手のファウル」を学習できるよい教材だと思いますので、ご紹介しておきます。

 

またどこかで良いサンプル集を見つけたら、このページにどんどんリンクを貼り付けていこうと思います。 

 

(2011.03.21 追記。残念ながら、NHKなどの申し立てにより(?)、YouTube のファイルが削除されてしまったようです。審判員にとっては、とてもよい教材だったのに・・・、残念です。)

 

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ゴールキーパーが退場になると・・・
 

 

前回および前々回でペナルティーマークからのキック(いわゆるPK戦)時のゴールキーパーの交代に関する記事を書きました。

 

また前回の記事では、2007年度の「通達」に関する文章を紹介しました。その通達の中で、例外規定として、

 

3.例外

GKの負傷退場などにより、緊急避難的にFPがGKに代わる場合については、他の競技者等と区別する色の服装であるならば、その競技者の番号等の表示を義務付けるものではない(通常の試合時間内および延長戦も同様)。


 

という文章があるのですが、この通達に関係する試合映像があるので、紹介します。

 

試合は、2009年1月3日に行われた、第87回全国高校サッカー選手権大会の3回戦。鹿児島城西vs宇都宮白楊 の試合です。

 

紹介する映像で、審判のレフェリングで見習うべきポイントが他にもあるので、それも合わせて紹介したいと思いますが、まずは、映像をご覧ください。


 

では最初に、今回の記事の目的の確認。

(以下、FP:フィールドプレーヤー、GK:ゴールキーパー、DF:ディフェンダー(守備的FP))

 



鹿児島城西が交代枠を使い切っているため、GKの退場に伴い、そのときピッチ内にいたFPがGKとして試合の残り時間をGKとしてプレーすることになったのですが、「通達」の通り、自分の背番号とは違うゴールキーパー用のユニフォームを着用させて試合を続行しています。

 

ちなみに、もし、鹿児島城西の交代枠が残っていれば、ピッチ内に残っていたFPと控えのGKを交代させて、PKからプレーさせることが可能でした。(GKが退場になった場合は、即座にプレーは再開されないため。) 

 

さて、次にその他のレフェリングのポイント。

 

1)GKの反則行為をきちんと確認していた

2)反則行為は確認していたが、直ちに笛を吹いて試合を停止するということをせず、アドバンテージを採用していた

 

が、挙げられると思います。

 

1)GKは、自陣ペナルティーエリア内であれば、味方チームからのバックパスされた場合以外のボールに手で触れることは可能です。よって、相手競技者と同じタイミングでボールに接近し、ボールに触れようとした一連の動作のなかで、相手競技者と接触して倒してしまったとしても、反則とはなりません。

 

しかし、今回の場合は、相手競技者が先にボールに触れたため、抜かれることを阻止するために、GKが手で相手選手のゴールに向かう動きを阻止しようとする意図が見えます。(映像の開始から44秒付近のリプレー画像が判りやすい。) 

 

ちなみにこの場合、ホールディング(相手競技者を押さえる)、あるいはプッシング(相手競技者を押す)、またはファウルタックル(相手競技者にタックルする)などの、フリーキックまたはペナルティーキックの対象となる反則に該当します。 

 

よって、競技規則の第12条 で規定されている「退場」となります。

 

競技規則 第12条 ファウルと不正行為

退場となる反則

競技者、交代要員または交代して退いた競技者は、次の7項目の反則を犯した場合、退場を命じられる。

(中略)

●フリーキックまたはペナルティーキックとなる反則で、ゴールに向かっている相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する

(中略)


 

瞬間的なプレーでしたが、主審はGKのとっさの左手の動作に、「相手競技者の決定的な得点の機会の阻止」する意図を感じ取り、退場を命じたわけですね。

  

2)のアドバンテージ採用について。(試合の映像では、主審がアドバンテージを採用しているポーズ(アクション)が確認できないのですが、笛のタイミングから考えると、アドバンテージを採用していると思われます。)

 

GKのファウルの直後、ボールがゴールに向かっていたので(最終的にはDFがクリアしたが)、もしボールがそのままゴールに入っていれば、宇都宮白楊の最大の利益である「得点」となるため、主審はアドバンテージを採用しています。

 

これは、競技規則の第5条 主審 のところで規定されています。

 

競技規則 第5条 主審

職権と任務

主審は、

(中略)

●反則されたチームがアドバンテージによって利益を受けそうなときは、プレーを続けさせる。しかし、予期したアドバンテージがそのときに実現しなかった場合は、そのもととなった反則を罰する。

(中略)


 

今回の場合、主審が予測した利益(ボールがゴールにそのまま入って得点となること)が得られなかったということが確定した地点で、主審は「笛を吹いて」試合を停止し、GKの反則に対する懲罰「退場」とペナルティーキックを命じた訳ですね。

 

ちなみに、もし、ボールがゴールに入り、宇都宮白楊の得点となっていた場合は、GKを「退場」ではなく、「警告」にしなければなりません。これは、競技規則のガイドラインに規定されています。

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

得点、または得点の機会の阻止

(中略)

決定的な得点の機会があり、相手競技者がボールを手で扱い、また相手競技者にファウルしたにもかかわらず、主審がアドバンテージを適用し、その後、直接得点となった場合、その競技者は退場を命じられないが、警告されることがある。

(中略)


 

整理すると、決定的な得点の機会をファウルで阻止した場合、アドバンテージを適用して「得点」となった場合は、ファウルした選手に「警告」。アドバンテージを適用したが得点とならなかった場合は、フリーキックまたはペナルティーキックを与え、ファウルした選手を「退場」。

 

つまりファウルで決定的なチャンスを阻止した場合、

「得点」+「警告」   か   「PKまたはFK」+「退場」

のどちらかになります。

 

ただし、退場を命じる場合は、

・反則とゴールの距離
・プレーの方向
・守備側競技者の位置と数

など、そのファウルがなければ「本当に決定的なチャンス」になっていたのかどうかをしっかり見極める必要があります。

 

これらを見極めるためには、主審はしっかりゴール前まで走りこんでレフェリングしないと大変なことになります。 

 

 

☆ 関連記事 ☆

「ゴールキーパーの反則」

「ゴールキーパーの珍プレー」

「ゴールキーパーのハンドリング」

「ゴールキーパーのハンドリングの記事のおまけ」

「◆ ゴールキーパーに関係するこのブログ内の記事を集めた記事」 

 

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PK戦のゴールキーパーのユニフォームについて
 

昨日の記事に関係する内容。

 

競技規則に

「試合またはホームアンドアウェーの対戦の勝者を決定する方法」

の項目として、  

ペナルティーマークからのキック

進め方

(中略) 

資格のある競技者は、ペナルティーマークからのキックの進行中にいつでもゴールキーパーと入れ替わることができる。 

(中略)

他に規定されていない限り、競技規則または国際評議会の決定の関係諸条項がペナルティーマークからのキックが行われるときにも適用される。

(後略)


  

これだけなら、話は簡単なのですが、次の条文・規定との整合性が問題になります。

 

第4条 競技者の用具



(中略)

それぞれのゴールキーパーは、他の競技者、主審、副審と区別のつく色の服装をしなければならない。


 

それから、以下の規定も絡んできます

 

(財)日本サッカー協会ユニフォーム規程

第6条[ユニフォームへの表示]

ユニフォームにはチーム名・選手番号を必ず表示するものとする。

(後略)


 

ということで、2007年9月13日付で、以下の文章が「通達」として発表されています。(全文は、(財)日本サッカー協会のホームページ参照。) 

 

1.ペナルティー方式時にGKの着用する服装は、次の二つの要件を満たすものとなる。

① 他の競技者、主審および副審と区別のつく色のもの

② その競技者の番号が明確に表示されるもの

2.適用例

ゴールキーピングが得意なフィールドの競技者(以下、「FP」という。)にGKを務めさせるなど戦術的な理由でGKとFPが交代する場合、

・FPは、他の競技者や審判員と区別された色で、その競技者の番号が表示された服装を着用し、GKとなる。

3.例外

GKの負傷退場などにより、緊急避難的にFPがGKに代わる場合については、他の競技者等と区別する色の服装であるならば、その競技者の番号等の表示を義務付けるものではない(通常の試合時間内および延長戦も同様)。


 

ということで、まとめ。

 

PK戦では、PK戦の進行中いつでもFPがGKと入れ替わることが可能だが、その選手の背番号が入った、他の競技者と区別できるユニフォームが必要。ただし、GKが負傷退場などで緊急避難的に交代する場合は、他の競技者と区別できるユニフォームであれば背番号は違っても構わない。

 

しっかり覚えておこうと思う。次回、同じような依頼があった場合には、「言葉(説明)が足りない」ようなことがないようにしたい。 

 


 
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審判記録(2010/05/22) 主審×1.0
 

 

所属する都道府県のサッカー協会から派遣されて、主審を担当した。会場は、N競技場(天然芝)。カテゴリーは、シニアの50歳以上のカテゴリー(実際にはもっと上の68歳以上。ここまで書いたら、匿名の意味がないかも・・・)。

 

副審は、Kさん(3級)とHさん(2級)。Kさんとは3回目かな。過去2回は、Kさんが主審で私が副審。Hさんとは初めてご一緒させていただいた。ちなみに年齢的には大先輩。 

 

今日担当する試合は、50歳以上のカテゴリーなので、選手の安全面を考慮して、「スライディングタックル」と「過度・激しいショルダーチャージ」は反則で、相手チームの直接FKという規定になっている。

 

ちなみに、通常、相手競技者の足元にあるボールにスライディングする行為は、相手競技者に触れる前にボールに触れれば、反則ではないが、このカテゴリーでは反則となる。

 

最初のうちは、それほど反則はなかったのだが、1-1で迎えた後半は、みなさん熱くなられたようで、結構ファウルがあった。キッキング(相手競技者を蹴る)、ホールディング(相手競技者を抑える)、プッシング(相手競技者を押す)、はもちろんこのカテゴリーでは禁止されている、相手競技者にスライディングタックルする選手も。(68歳以上のお歳でこのプレーができるのは、凄いと思うが・・・。)

 

試合は結局、1-1のまま前後半を終了し、3人制のPK戦となった。3人では決着がつかず、8人めで決着がつき、結果は7-6。

  

私の反省としては、スローイン時にスローインする権利があるチームの選手がスローンしようとしているのに、逆のチームの選手がスローインしようとしていると思い、「違いますよ」という意味の笛を吹いてしまった。ごめんなさい。

 

それと、もう一つ。PK戦の最中に、片方のチームから、フィールドプレーヤー(以下FPと表記)がゴールキーパー(以下GKと表記)と交代したいとの申し出があった。FPのユニフォームのまま交代しようとしていたので、「GKの負傷などの理由がないと認められないですよ」と言って交代は認めなかったのだが、言葉がちょっと足りなかった。

 

「交代するためには、FPは、他の競技者や審判員と区別された色で、その競技者の番号が表示された服装を着用する必要があります。」 「GKの負傷退場などにより、緊急避難的にFPがGKに代わる場合については、他の競技者等と区別する色の服装であれば背番号は違ってもOKですが」と言わなければならなかった。

 

これが、今回の大きな反省点。 

 

この問題、ちょっと複雑なので、別の記事にまとめておこうと思う。

 

 
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練習内容(2010/05/22) U9
 

 

本日は、協会から派遣されて審判をしてきたため、遅れて練習に参加。

 

2時10分からの学年別メニューより参加。本日の私の担当は3年生(13名)。

 

まずは、本日予定しているメニューを3年生に説明。メニューの説明後、練習の終了予定時刻を告げて、「しっかり練習をしないと、ミニゲームの時間(30分)が減るよ」と話し、練習に対する集中力を高めるように誘導。

 

まずは、9.15m四方のグリッドの四隅にコーンを置き、いつものドリブル系メニューを実施。ランニング、ドリブル、ボールタッチ、マルセイユルーレットなどを組み合わせて、数種類実施。2時50分まで。

 

給水休憩後は、ボールをトラップして、ドリブルしてシュートする練習。これは、相手チームのゴールキックをカット(インターセプト)してゴールを狙うというプレーを想定したメニュー。

 

相手のゴールキックを、いかに相手選手より早くボールを自分の支配下に置けるかがミソ。

 

とりあえず、やってみた。ボールをトラップした後、ゴール前までドリブルして、シュートすること、とだけ指示して実施。

 

何にも教えていないので、うまく足のインサイドを使える子もいれば、すねでトラップしようとする子も。そこで、インサイドトラップの方法を伝授。

 

で、またやってみた。

 

インサイドを使ってトラップしようとしているが、足を強くボールに当ててしまい、トラップしようとしたボールが大きく跳ね返ってしまう子がいる。うまく、トラップできる子も何人かはいるが・・・。そこで、ボールが当たる瞬間に、足をほんの少しだけ後ろに引いてみよう、とアドバイス。

 

で、またまたやってみた。

 

う~ん、上手くできる子もいるが、まだまだトラップしたボールが大きく跳ね返ってしまう子が多い。これは、何回も練習を繰り返して身体で覚えてもらうしかないかな。

 

本当は、次のステップとして、2種類のトラップ方法(クッションコントロールとエッジコントロール)の2種類を使い分けてもらう練習をしたかったのだが、今日は2種類のトラップの方法があるよ、とだけ紹介。

 

続いて、実践に近い形で練習。そう、ディフェンス役の選手を配置。ディフェンス約は随時交替で。

 

第一段階として、ディフェンス役時には、ボールを奪おうとせず、あくまでシュートの邪魔だけするように指示。第二段階で、ガチンコ勝負。特に、ディフェンス役には、オフェンスの選手のトラップの瞬間を狙ってボールを奪いにいくよう指示して練習。

 

オフェンス役には、どうすればディフェンス役の選手をかわしてシュートできる体勢に持ち込めるか考えてみて、とだけ話して実施。考えて練習してくれたかなぁ・・・。ディフェンスの選手の動きに応じたトラップをしてもらいたかったのだけど・・・。まだ、トラップが安定していないから、そこまではいかないか。

 

あっというまに、当初のミニゲーム開始予定時刻(3時30分)を過ぎてしまったが、選手達のトラップの技術が練習開始時に比べアップしてきたので、私が出すボールの強さなどに変化をつけたパターンに変えて、ちょっと練習を延長。

 

給水休憩後、3時50分からミニゲーム開始。15分×2本。約束通り、ミニゲームの時間を30分。4時20分、練習終了。

 

 

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危険な方法でのプレー
 

2ヶ月前(3月22日)の記事で、競技規則に「危険な方法でのプレーは反則」というルールがある、ということを書きました。

 

では、「危険な方法でのプレー」って何?となるのですが、ルールブックには、具体的なプレーについての解説は一部記載されているものの、全てを記載している訳ではありません。というのも、同じプレーでも、相手競技者との位置関係により反則とならない場合もあるためですね。

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

危険な方法でのプレー

(中略)

主審が相手競技者に対して危険でないと判断した場合、シザースキック、バイシクルキックは行うことができる。

(後略)


 

という規定はあります。シザースキック、バイシクルキックの言葉やその違いが気になる方は、ネットで検索していただくとして、日本では、「オーバーヘッドキック」といった表現のほうが判りやすいかもしれません。

 

つまり、ジャンプして足を高く上げて、自分の頭の位置よりも高い位置でボールを蹴るキックのこと。

 

このキックを行う際、付近に相手競技者がいなければ、素晴らしいキックとなります。しかし、相手競技者がヘディングでクリアしようとしているボールを、オーバーヘッドキックした場合は、「危険な方法でのプレー」となり、反則(相手側チームの間接フリーキック)となります。

 

 

その他の「危険な方法でのプレー」については、競技規則に詳しい記載がないものを中心に、例を挙げてみます。あくまで私個人の見解ということで・・・。

 

「足を高くあげてプレーする」

よく見かけるプレーとして、頭付近のボールを足(スパイク)でコントロールしようとするプレー。これは、周りに誰もいなければ反則とはならりませんが、相手競技者が頭や胸でコントロールしようとしていた場合は、反則となります。

 

再開方法は、相手チームの「間接フリーキック」。但し、足が相手の身体に触れた場合は、「キッキング」(相手競技者を蹴る)となり、相手チームの「直接フリーキック」となります。

 

「低い位置にあるボールを頭でコントロールしようとする」

ダイビングヘッドは、決まればスーパープレーとなりますが、相手競技者が足でコントロールしようとしている低い位置に、頭を投げだすようなプレーは、自らを危険にさらすプレーとなり、反則となります。 

再開方法は、相手チームの「間接フリーキック」。 

 

腰の位置あたりのボールの場合、相手の足が高いのか、ダイビングヘッドした選手が自らを危険にさらしたプレーなのか、判断が非常に難しい。(だから、競技規則で規定できないと思われます。)

あくまで主審がどう感じるかが肝ですね。

  

「四つん這いになった状態でプレーを続ける」

実は、これはいままで私のなかであまり危険な方法としての意識がありませんでした。私よりも上級の審判員とお話をする機会があり、その時に「そうか、なるほど!」と思ったので、ブログに書いておきます。

 

ファウルされたわけではなく、競技者がボールをコントロール中に倒れ、すぐ立ち上がらずに四つん這い状態のまま、相手競技者にボールを奪われないように、腹部や胸部付近でボールをキープしつづけた場合、自らを危険にさらすプレーとなります。 

  

また、相手競技者がボールをコントロールしようと足を出した際、頭部や腹部に足があたる可能性があることは容易に想像できるため、相手競技者が満足にプレーできません。従って、2つの理由(自らを危険に晒す&相手競技者が満足にプレーできない)から、四つん這いのままプレーを続けることは、反則とみなされます。 

 

よって、選手が倒れ、主審がファウルによる転倒と認めない時は、その選手に対して速やかに立ちあがるよう指示をしなければならりません。(その為には、主審は適正なポジションでプレーを見極めてあげなければなりません。)

 

上記のようなところが、「危険な方法でのプレー」になると思われます。 

 
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レフェリー座談会 という番組
 

 

Jリーグの試合がテレビで中継されても、審判団については名前が字幕などで紹介される程度で、対戦するチームの選手のように顔写真が静止画で紹介されるなんてことはない。

 

審判の顔がある程度大きくテレビに映るとしたら、試合中にカードが提示されるときくらいである。何か、Jリーグの試合を担当している1級審判員の方の顔と名前を紹介しているものはないか、とネットで検索してみたら、映像があった。

 

どうも、スカパーで、Jリーグの審判が座談会をしている番組があった様子。検索の結果からは、2009年度もあったようだが、YouTube に2010年度版のものがいくつかUPされていたので、リンクを貼り付けておきます。


 



 



 



 



 



 

とりあえず、本日現在で YouTube にUPされている映像は、この4本。全部あわせて30分弱。1時間の番組だったようで、UPされていない部分もかなりありそう。

 

PR(Professional Referee)を含むレフェリーがこんなに多数出演しているのだから、JFA(日本サッカー協会)も内容を承認している番組だと思われる。

 

我々、下級の審判員からみると、雲の上の神様のような審判員の方々が、「日頃の試合に対してどのように取り組んでいるか」などの、貴重な体験を話されているのに、それが審判員に広く知れ渡っていないことが残念である。

 

我が家では残念ながら、スカパーは視聴できない。ネット上で偶然見つけたから、ここに記事として書けるのだが・・・。

 

JFAが承認しているのであれば、来年以降同じような番組をスカパーなどで放送する場合、スカパーが再放送している間(約1ヶ月?)は無理だとしても、リーグが開幕してスカパーの再放送がなくなったあたりからは、JFAのホームページで見ることができるようにしたり、せめてKickOff(JFAのWeb登録サイト)の「審判」向け各種サービスの中で見ることができるような契約を、ぜひスカパー側と結んでいただきたいなぁ・・・。

 



 
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