3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
審判記録(2011/01/30) 主審 × 2.0
 

 

本日は二男の帯同で招待試合の帯同審判。U-12カテゴリーの招待試合に全員U-11の選手で参加。

 

次の試合または前の試合の対戦チームから2名づつの審判を出し合い、主審&第四審判または、副審2名を担当する方式。

 

主審を2本担当。15-5-15分ゲーム。11人制。

 

基本的に担当する試合の開始数分前に副審を担当してくださる方が判明するので、本当に簡単な打ち合わせしかできない。

 

ということで、今回も「1)オフサイドラインキープと、オフサイドのフラグアップを私(主審)が見落とした場合はずっとフラグを上げ続けてもらう 2)ラインアウト判定は、あらかじめ私の方で小さく合図を出しておくので、アイコンタクトをとってもらい、明らかに私(主審)が間違っている場合は、首を振りながら「逆」を指してもらう という2つの項目だけ確認。

 

この2)をお願いをすると、だいたい皆さんしっかりアイコンタクトをとってくださるので、ほとんど指し違い(※)はなくなることが多い(と、思う。思い込みかもしれませんが・・・。)

 

(※指し違い・・・主審と副審がそれぞれ逆のチームのスローインであることを合図してしまうこと。(タッチラインのラインアウトの場合の例) )

 

 

今日は、特に大きなミスはなかったと思う。

 

息子達の試合で、他のチームの方が主審を担当されていたときに、2つの再開方法などの誤りがあったので、紹介しておきます。

 

まず、最初のケース。

 

キックオフして最初にボールがタッチラインを割ったとき、いきなり試合が中断。どうも、副審(A2)が、ユニフォームの色が似ていて、朝日の方向と重なったときに区別がつきにくいということらしい。

 

本来なら試合開始前に解決しておくべき問題なんだけど・・・。フィールド上でコイントスしてどちらがユニフォームを変更するか決めている。思いっきり試合のスケジュールがズレ込みそう・・・。

 

息子達のチームがコイントスに勝って、相手チームがユニフォームを変えることになった様子。幸い、ベンチに背番号入りのビブスを用意しているチームだったので、ビブスを被って試合再開。(もし、息子達のチームがコイントスに負けていたら、アウェー用のユニフォームに着替えるしかなかったので、再開が5分以上遅れることになっていたと思う。)

 

コイントスに勝ってよかった、と思いながら試合の再開を待っていると、もう一度「キックオフ」から始めている。

 

「えっ~!?」。(折角息子達のチームが、相手陣地の深いところで、スローインすることができたハズだったのに~~~~~~~~~っ。)

 

一旦試合が始まって、なんらかの事情により試合を一時的に中断した場合は、中断したところから再開すべきです。(大会規定などにより「再試合」となったような場合は除きます。)

 

試合を一旦開始したにもかかわらず、ユニフォームを変更するという部分についは、審判団が予見されるミスを最小限に留めるためで、それが選手達のためになるということから「まぁ仕方がないか」となりますが、キックオフからやり直しという部分はいただけないですねぇ。

 

と思っていたら、また再開方法(場所)の誤りが・・・。

 

息子達のゴール前で、相手チームの選手が足を抑えてうずくまっていることに第四の審判が気がついた。(私が観客席から見ている限り、明らかなファウルというようなものはなかった。)そこで第四の審判はインプレー中に「主審~!」と声をかけた。

 

足を抑えてうずくまっているので、アウトオブプレーのタイミングで声をかければいいんだけどねぇ~、と思いながら見ていると、ちょうどボールがルーズボールになって、A1(副審)側のタッチラインを割りそうになった。

 

ちょうどスローインから再開できるなぁ、と思った瞬間、主審が笛を吹いた。「げっ、あと3mボールが転がるのを待てばいいのに・・・、ま、吹いちゃったものは仕方がないか。」と思って見ていると、負傷した選手はフィールド外に出るわけでもなく、そのままプレーに復帰する様子。(やっぱり、大したことはないよねぇ~。)

 

じゃぁ、A1側のタッチライン近くで試合再開だなぁ~と思って見ていると、主審は選手が倒れていた場所でドロップボールしようとしている。「げ~~っ、なんで~」と思わず叫んでしまった。

  

結局、相手チームの選手が自主的にドロップボールに参加しなかったのか、主審が参加させなかったのかは不明だけど、息子達のチームの選手が先にボールに触れた。しかし、相手チームの選手が寄ってきて、すぐピンチになった。(結果としてはそのドロップボールからの失点にはならなかったけど・・・。)

 

負傷者がいる場合は、緊急性を判断して、試合を停止しましょう。緊急性がない場合は、次のアウトオブプレーのタイミングで笛を吹いて試合を停止するか、ボールが限りなくEVENな状況(※)になるのを待って、試合を停止しましょう。

 

(※EVENな状況・・・ボールが、ハーフウェーライン付近で、どちらのチームの選手のコントロール下にもないような状況。)

 

そしてやむを得ずインプレー中に笛を吹いて試合を停止した場合は、笛を吹いた時にボールがあった場所から「ドロップボール」で再開になります。(負傷した選手が倒れていた場所ではありませんので、ご注意を。競技規則 第8条 参照。)

 
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練習内容(2010/01/29) U8 
 

 

本日は、監督がお休みのため、低学年の全体練習は私が担当。

 

いつもなら、2チームに分けて鬼ごっこ系のメニューをするのだけど、毎回同じでは脳がないので、先週、体育館で2&3年生の学年別メニューで実施した、笛の数と同じ人数の組を素早く作るというメニューを低学年全体メニューで実施。(元を正せば審判のトレーニングで教えていただいたウォーミングアップのアレンジ。)

 

1~3年生にボールをグリッド内の比較的狭いスペースでドリブルさせて、笛が鳴ったらボールを手で拾い、笛が鳴った数と同じ人数の組をつくって、座る。

 

笛が3回鳴ったら3人組、5回鳴ったら5人組という要領。

 

組から漏れてしまった人は罰ゲーム。(ジャンプ1回)

 

ドリブルの状態からすぐボールを拾い、周りの状況を素早く判断して、いかに罰ゲームを回避するか。周囲の状況を判断して行動をおこすという練習。

  

本当は先週のように、ドリブルのパターンをいろいろ途中で変化させたかったが、今日は1年生がいるので、単純なドリブルのみ。

 

数回実施して、次は笛の数だけ他人とボールを交換し、指定された回数のボール交換を終えたら座る、というパターンに変更。つまり笛が4回なら、ドリブルの状態からボールを拾い、4人とボールを交換して座る。

 

早く交換する人を見つけないと制限時間オーバーになって、罰ゲームになるよ~。

 

続いて、ボール出し。ドリブルしながら他の人のボールをグリッド内からはじき出せ、というゲーム。

 

最後は学年別の対抗戦。まず、3年生がボールをグリッド内でドリブル。1&2年生はボールを持たずに、3年生のボールをグリッドの外に出す。

 

2年生がドリブルのとき、1&3年生がボールを外に出せるのは、グリッドの2面(2辺)のみ。1年生がドリブルのとき、2&3年生がボールを外に出せるのは、グリッドの1面(1辺)のみ、というようなハンデをつけて実施。

 

トータル約30分間。

 

給水休憩後の1時35分からは、2年生を担当。(2時までは3年生も一緒に担当。)

 

今日は、5年生が公式戦で不在で、ゴールが使える部分を使用できたので、たまにはということで、シュートだけの練習。(普段は滅多にシュートだけの練習というのはしないのだけど・・・。)

 

基本的には単純なシュート練習だけのつもりだったのだど、途中からは球出しをバウンドボールにして、バウンドに足を合わせる練習を中心に実施。

 

やっぱりみんなバウンドに合わせるのがはっきり言って下手。野球系の遊びをたくさんすれば、ショートバウンドをたくさん経験できるので、バウンドに合わせるのがうまくなると思うのだけど・・・。

 

バウンドに足を合わせる練習を、ときどき実施したほうがよさそうだなぁ。

 

約30分実施。ここで3年生はTコーチに任せて、2時10分からは2年生のみを担当。

 

練習終了時刻(3時30分)を伝え、ミニゲームの開始予定時刻(3時)と、このあとの練習内容を伝える。(要するに、効率よく練習しないとミニゲームの時間がどんどん減るよ、ということ。)

 

コーンを中央に1本立てて、約10ヤード離れた両サイドからドリブルを開始し、同じタイミングでコーンの横を通過するように指示。

 

このタイプの練習は2年生にとって初めてもしくは久しぶりだと思うので、スタートは笛の合図で実施。将来的には笛なしで、前の人とアイコンタクトをとって自動的にスタートできるようになるのが目標。

 

最初は単純にドリブルして、同じタイミングでコーンに対してお互い右側を抜けるとか、左側を抜ける、というメニュー。

 

続いて、右足跨ぎ左足アウトサイドでコーンの左側抜け。その逆も。そして、マルセイユ・ルーレット抜けなども実施。

 

3年生と一緒に練習した時に、マルセイユ・ルーレットを見せているので、ほとんどの選手はマルセイユ・ルーレットができている。もちろん、まだ粗削りの状態だけど。2名ほどターンする方向が逆になっていたので、一応手取り足とり教えたけど、ほとんど問題なし。

 

とりあえず、この程度できていればいいか、ということで2年生から要望のあったシュート練習を、ミニゲーム前の給水休憩までの約15分間おまけで実施。

 

3時に最後の給水休憩をとる。給水休憩後に、ミニゲーム用のゴール(コーン)の移動などを手伝った選手は1名のみ。その他は、指示されていないシュート練習(遊び)をしている。

 

ミニゲームを開始できる状態になったのは3時10分。遊ばずにゴール(コーン)移動などをみんなで手伝えばもう少し早くミニゲームが開始できて、その分長くミニゲームができたのにねぇ、と伝える。

 

次から何人ミニゲームの準備を手伝えるかなぁ・・・。

 

事前に約束した通り、3時30分まで10分ハーフ × 2本のミニゲームを実施して本日の練習を終了。

 

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◆ 競技規則系の過去記事のまとめ (2010年度3Q分)
 

 

2011年になって約1ヶ月経ってしまいました。ということで、2010年10月~12月分の競技規則系の記事をまとめておきます。(33本の記事があります。)

 

  

2010.10.01 「ボールアウトオブプレー」

2010.10.04 「<問題> このプレーのあとの再開方法は?」

2010.10.06 「ボールがアウトオブプレーのときの主審の位置」

2010.10.07 「ボールがインプレー中の主審の位置」

2010.10.08 「このレッドカードが出された理由は?」

2010.10.12 「スローインがやり直しになるのは」 

2010.10.13 「ゴールキーパーのハンドリング」 

2010.10.14 「相手競技者の進行を妨げる(オブストラクション)」 

2010.10.18 「得点の喜び」

2010.10.19 「カードを提示するまでプレーを再開させない」 

2010.10.20 「あまり見習いたくないカード提示」 

2010.10.21 「ゴールキーパーのハンドリングの記事のおまけ」

2010.10.22 「16枚のイエローカード」

2010.10.24 「練習内容(2010/10/24) 親子サッカーと審判勉強会」

2010.10.25 「ボールがボールにあたる」

2010.10.26 「昨日の記事のおまけ(関係者がフィールドに入ったら)」

2010.11.02 「両足を揃えてスライディングしたら」 

2010.11.05 「サッカー用競技フィールドの名称と距離など」

2010.11.08 「インプレー前に壁の選手が飛び出したらイエローカード&キックのやり直し」

2010.11.09 「ストライキング(相手競技者を打つ、または打とうとする)」

2010.11.13 「昔と大きくルールが変わっているところ」

2010.11.16 「8人制サッカーの競技規則と1人審判法 (JFA 審判TV)」

2010.11.17 「2010 FIFA ワールドカップ南アフリカ Referee Workshop」

2010.11.19 「任意のフラッグポストと任意のマーク」

2010.11.26 「ネックウォーマーは着用できない」

2010.12.01 「ゴールエリア内で攻撃側の間接フリーキックとなる反則が起きたら」

2010.12.02 「ゴールキーパー(GK)へのチャレンジについて」

2010.12.03 「直接ボールがゴールに入っても得点が認められないケース」

2010.12.12 「困ったときの米国サッカー協会」

2010.12.20 「イエローカード提示後にドロップボールで再開となる稀なケース」

2010.12.22 「「オフサイドの適用に関する新たな指示(2005年改正)」という通達」

2010.12.24 「スローアーの目の前でピョンピョン跳ねたら・・・」

2010.12.30 「FIFA のオフサイド解説アニメーション(もちろん英語)」

 

 

記事ネタを探すのが、大変になってきました。今後は過去記事と重複するような記事もたくさん出てくると思われますが、ご容赦を。

 


 

 
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アジアカップ日本代表戦(2011.01.25) の2つのPKシーンについて
 

 

ペナルティーキック(以下、PKと表記)を決められて先制したあと、左サイドから崩して追いついてPKで勝ち越し、勝てると思ったら追いつかれて、見ているほうは非常に疲れる試合でした。

 

今日の記事では、この試合中の2つの「PKになったシーン」について、記事にしたいと思います。(ちょっと長めの文章になっています。)

 

くれぐれもお断りしておきますが、以下の文章は、インストラクター資格をもっていない、単なる3級審判員である私の見解です。

 

 

まずは前半22分の今野選手のプレーについて。

 

今野選手自身は、「肩を使った正当なチャージング」である、とアピールしていたようですが、主審は「不用意な方法で相手競技者をチャージすることで、相手競技者の進行を妨げた」ということで、直接フリーキックまたはペナルティーキックとなる反則を犯した、という判断をしたのだと私は思います。

 

言いかえると「進路妨害(オブストラクション)の仕方が強すぎてファウルチャージを取られた」という感想です。

 

ゴール裏からのリプレイ映像で見るとよく判るのですが、今野選手の目線は上空のボールを見て落下点を予測したあと、韓国の7番の選手をチャージングするという意識が強すぎて、自分がボールをプレーするという意識はほとんど感じられません。

 

落下点のポジション取りというには、チャージングが強すぎて進路妨害の要素が非常に強いと判断されたように思われます。

 

これ、普段私が主審を担当する四種(小学生)や三種(中学生)の試合でもたまに見かけるプレーです。いつも正直どうしようかな、と悩みます。ただ、とるとPKになるのでファウルとせず、かなり守備側に甘い基準でみていることが多いのですが・・・。

  

競技規則を確認します。

 

競技規則 第12条 ファウルと不正行為

間接フリーキック

(中略)
競技者が次のことを行ったと主審が判断した場合も、間接フリーキックが相手チームに与えられる。
(中略)
●相手競技者の進行を妨げる
(後略)


 

ガイドライン側で、相手競技者の進行を妨げることについて、もう少し詳しく書かれています。

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

相手競技者の進行を妨げる

相手競技者の進行を妨げるとは、ボールが競技者のプレーできる範囲にないとき、相手競技者の進路に入り込み、その進行を妨げる、ブロックする、スピードを落とさせる、進行方向の変更を余儀なくさせることである。

すべての競技者は、フィールド上においてそれぞれ自分のポジションをとることができる。ただ、相手競技者の進路上にいることは、相手の競技者の進路に入り込むこととは同じでない。

体を相手競技者とボールの間に置くことは、許される。戦術的な理由で相手競技者とボールの間に自らを置くことは、ボールがプレーできる範囲にあり、相手競技者を手や体で抑えていない限り、反則ではない。ボールがプレーできる範囲にある場合、その競技者は正しい方法で相手競技者によりチャージされることがある。


 

今野選手のプレーは、ボールがプレーできない状況で、相手競技者の進路を変更させたということですね。

 

ただ進行を妨げただけなら、間接フリーキックによる再開になるのですが、次の部分とも関係してきます。

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

相手競技者をチャージする 

チャージングとは、スペースを確保するべく、ボールがプレーできる範囲内で、腕やひじを用いず、身体的接触を用いて挑むことである。 

次の方法で相手競技者をチャージすることは、反則である。
●不用意な方法で
●無謀な方法で
●過剰な力で


 

ボールがプレーできる範囲内であればある程度のチャージができますが、今野選手はボールがプレーできる範囲にない時に「不用意な方法で」チャージしているという主審の判断だと思います。

 

(相手選手にチャージできる権利がない状況で、さらに反則となる「不用意な方法」でチャージしているという違反が重複している状況。なお、「無謀な方法」ならイエローカードで、「過剰な力」ならレッドカードの対象となります。詳しくは「不用意な、無謀な、過剰な力で」の記事参照。)

 

ちなみに現在の競技規則には掲載されていませんが、2006/2007年度版の競技規則のQ&Aには今回のプレーについてきちんと載っています。(現行の競技規則ではありませんが、青文字にしておきます。)

 

競技規則に関する質問と回答(通称:Q&A) 2006

第12条 ファウルと不正行為

Q.24 ボールがプレーできる範囲にない時競技者がチャージされた。主審のとるべき処置は何か?

A.24 主審は相手競技者へのチャージが不用意であると判断した場合、直接フリーキックまたはペナルティーキックを与える。

 

Q.25 競技者が身体を接触させ相手競技者の前進を妨げた。主審のとるべき処置は何か?

A.25 反則した競技者は相手競技者を抑えたことにより直接フリーキックまたはペナルティーキックで罰せられる。


 

間接フリーキックとなるオブストラクション(進路妨害)を、直接フリーキックとなるファウルチャージで行った場合は、より重大な反則のほうの罰則である直接フリーキックで罰せられる、ということですね。

 

今回主審は、上記のQ.24またはQ.25の状況だったという判断をしたのだと思われます。

 

ただ見ているほうとしては、「これでPKを取られるのは厳しいなぁ・・・。まさか公平な基準じゃない審判なのか?」 と勘繰ってしまいそうになりましたが、延長前半6分、やはり韓国の3番の選手が岡崎選手に対して行ったプレーが、同じようなファウルチャージによるオブストラクションでPKとなっているので、主審の基準はブレていない公平なものだったと思われます。

 

なお、上のQ.25にある通り、身体を接触させて相手競技者の前進を妨げることは、競技規則上、「相手競技者を抑える」とみなされます。

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

相手競技者を押さえる

手、腕、または体を用いて相手競技者の進行や動きを阻止することは、相手競技者を押さえることである。

(中略)
守備側競技者がペナルティーエリアの外で相手競技者を押さえ、そのままペナルティーエリア内でも押さえていた場合、主審はペナルティーキックを与えなければならない。
(後略)


 

韓国の3番の選手が身体を接触させて岡崎選手の選手の前進を妨げたのは、確かに最初はペナルティーエリアの外側だったが、ペナルティーエリア内に入っても身体を接触させたままだったという副審(A1)の判断を、主審が採用したようです。(最初からペナルティーエリアの中という認識だった可能性もありますが・・・。)

 

当初、主審はペナルティーエリアの外側か内側の判断がつかなかったようで、最初はペナルティーエリアの外を指しています。しかし次の瞬間副審(A1)がペナルティーエリアの中まで継続したファウルであった(またはファウルがペナルティーエリア内で犯された)というサポートをしたようで、PKの合図に変更しています。

 

そして、「よくペナルティーエリアの内側であることを見切ってくれた。グッジョブ!」ということで主審は左手を上げて副審に「GOOD JOB サイン」を送っています。(画面左上の時計で、延長前半5分46秒を表示している時に国際映像で映っていますので、録画していた方は確認してみてください。)

 

といったところが、今日の記事のメインの内容です。 

 

 

ついでに、同じ試合の他に気になったところや感想などについても書いておきます。

 

日本の2点目の本田選手PK時に、細貝選手のペナルティーエリア内の侵入がほんの少しインプレー前のような気がしたので、スロー再生して確認してみたところ、厳密には両チームの選手がインプレー前に侵入しているようです。(両チームの選手が侵入しているので、本来ならPKの結果にかかわらず「やり直し」になりますが・・・。)

  

また、PK戦の韓国の1人目と3人目のキックの際、川島選手がボールが蹴られるよりもほんの少し前のタイミングでゴールラインから離れて前方に動いているように見えますが、見逃してくれています。(キックのやり直しになっていても、文句が言えないプレーだと思います。) 

 

最後に、試合全般を通して主審はしっかり走ってましたね。特に日本の1点目の時は、ゴールライン付近でしっかりボールの真横でゴールを確認していますし、延長後半つまり120分の同点になって、両チームがそれぞれ縦パスを放り込み始めたときも、展開を先読みして、きちんと両ゴールエリアまでしっかり走り込んでいます。

 

ま、いろんな見方があると思いますが、上記が私の率直な感想です。(急いで書き上げたので、後日表現などを含めて文章を訂正する可能性が大いにあります。ご了承ください。)

 


 


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審判のトレーニング (その8)
 

 

所属する都道府県協会の1・2級の方々が合同で行っている自主トレーニングに、参加させてもらった。今回の参加は通算8回目の参加。

 

今回の練習はフィジカルトレーニング系の練習とプラクティカル系の練習の2本立て。

 

フィジカル系トレーニングの最初は、全員でのウォーミングアップ。(練習開始前に、各自で軽くウォーミングアップは済ませてある。)トレーニングリーダーはMさん。

 

約15m四方の四隅にマーカーを置き、その中でリーダーの笛のあとの指示で走り方を変える。基本はジョグ。サイドステップ、バックステップ、スキップ、ツーステップスキップ(前&後ろ)、3歩ダッシュなど様々なメニューを組み込んで実施。

 

一通り実施のあと、今度はジョグ中にリーダーの笛の数と同じ人数のチームをつくるという作業。笛が2回なら2人組になって座る。笛が3回なら3人組というふうに。指定された人数の組が作れなかった人は罰ゲーム。

 

これ、低学年のウォーミングアップや全体練習で使える。今度使わせてもらおうっと。

 

2人組を作って、アジリティー系および2人で協力してストレッチ系のメニューなども実施。

 

最後に、上記の要領で5人組を作って次のメニューへ。

 

5人組を2チーム、計10人。15m四方のグリッドの外側1mを縁取るように別のマーカーを配置。この外周1mの幅が主審役が動ける範囲。

 

2チームから1名づつ選出し、主審役とフリーマン役を任命。

 

2チーム(残りの4名づつ)は攻撃側と守備側に分かれ、攻撃側はグリッド内でパス回しをする。守備側は攻撃側選手がボールを触れた瞬間またはドリブルしている最中を狙って、ボディータッチをする。 

 

主審役は、15m四方のグリッドの外周を動いてプレーを監視し、ボディータッチが成立したと判断した場合は笛を吹いてグリッド内のそのボディータッチが成立したところにダッシュで移動。

 

ボディータッチされた選手の味方選手(攻撃側)の残りの選手は、主審と同時に同じ場所にダッシュして集合し、集合後主審が示すマーカー(グリッドの外側)にチーム全員(4名で)ダッシュ。ダッシュが終了したら、守備側に回る。(攻守交代。)

 

パス回し中にボールアウトしてしまった場合も攻守交代。

 

主審はグリッドの外側を回りながら実際のレフェリング同様、最適なポジションを探しながらジャッジする。

 

プログラムリーダーのMさんが一定の時間を計測して、タイムアップ時にボールを支配できていなかった(守備側だった)チームは、罰ゲーム。この罰ゲームが結構きつい。

 

主審とフリーマンが交代して更に実施。(フリーマンの役目については話がややこしくなるので省略。)

 

更に参加者全員が主審役を担当するまで、10セット実施。きつい。

 

給水休憩後、今度はプラクティカル系メニュー。プログラムリーダーはYさん。

 

まずは、4人組でウォーミングアップ。3名が移動しながら3角形をつくる。残る1名は主審役として、3人が作る3角形の中心(重心)に位置取りする。試合中に首を振って複数の争点を意識しながらポジショニングするためのプラクティカルメニュー。

 

4人なので4セット実施。

 

続いて今度は、周囲の3人がボールを回しながら同じように実施。主審役はボールを跨いだりボールに当たらないようにしながら3角形の中心(J重心)のポジション取りを行う。時間内にボールを跨いだりボールに当たってしまった回数だけ、終了後に罰ゲーム。 

 

プラクティカルメニューの最後は、より実践的なメニュー。

 

オフェンス役、ディフェンス役、レフェリー(主審&副審)役の3チームに分かれての実施。 

 

試合中のイメージとしては、ハーフウェーを少し過ぎたあたりのタッチライン沿い付近で、オフェンス役の中盤の選手3名がボールを回している。そこからペナルティーエリア付近で張っているオフェンス側のフォワードの選手にパスが出る。このフォワードの選手とディフェンス側のセンターバックの選手間の手の不正な使用の反則を、副審役と主審役が協力して見極めるという練習。

 

主審役は、現在の争点と次の争点(となると思われる場所)の両方が視野に入る場所を意識して、身体の向きも考えてポジショニングし、手の不正な使用の反則を見極める。

 

練習の最後の方には、より実践的なものとして、パスが出る場所でのアフター系のファウルや次の争点の場所でのオフサイド判定なども組み込んで練習。

 

私の主審役の練習のときに、上級審判員の方からアドバイスいただいたことを書いておきます。

 

次の争点側(ペナルティーエリアの手前)でディフェンス側のファウルを取った際、笛を吹いたあともう少し早く(要するにダッシュで)再開ポイントまで移動したほうが良い、というアドバイスをいただいた。

 

オフェンス側ファウルならば、リスタート後の争点は現在自分がいる位置の方向になるし、すぐ得点となる可能性は少ないが、ディフェンス側のファウルの場合は、ゴールが直接狙える位置からのリスタートになるので、注意すべき項目がたくさんある。そのためにも素早くボールに寄っておく必要があるという訳ですね。

 

大原則の「次の争点を意識したポジショニング」を、ということですね。

 

給水休憩後、参加者全員でミニゲームを実施して本日のトレーニングは終了。

 

 

☆ 関連記事 ☆

「◆ 審判のトレーニング・勉強会などに参加した際のメモを集めた記事」

 

 
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審判記録(2011/01/23) 主審 × 1.0
 

 

本日は、長男の所属する部活のお手伝いで、主審を担当。お手伝い、というのは長男は3年生で既に引退しているので・・・。会場は3級レフリースクール生時代に、よく利用させてもらったO中学校。

 

試合時間は25-5-25。

 

副審は前回の新人戦のときと同じく、顧問の先生(3級)と2年生の保護者の方。

 

さて、本日担当した試合での出来事。

 

副審にメンバーチェック&用具チェックをお願いしていたが、一応私の方でもざっと確認しておこうと思い、両チームの選手を見渡すと、ひざ付近から出血している選手を発見。

 

選手とベンチに止血が確認できなければ出場できない旨を伝え、その選手を除いてセレモニーを開始。

 

ベンチがバタバタ慌てていて(ドクターバッグを探しているような雰囲気)、キックオフまでに選手がフィールドに戻ってこれないかも・・・。顧問の先生が不在で、副顧問の先生が引率していたことも影響しているのかな。

 

ちなみに、そのチームは先週の3級レフリースクールの手伝いをしたときの練習試合を主催していた学校のチームだし、不在の顧問の先生は3級スクールでご一緒した方。

 

試合開始をあまり遅らせると、インストラクター(後述)から言われるかなぁ、と思っていたら、なんとかキックオフには間に合った。

 

ちなみに、試合中にもやはりひざから出血している選手を見つけたので、ベンチと選手本人に止血するよう指示して、フィールドの外に出した。ちなみに、先ほどとは反対側のチーム。出血していた選手がフィールドに復帰するときには、しっかり主審である私のほうで止血を確認しなくちゃ、と思っていたら、出血した選手が退いて、他の選手が交代で入ってきた。

  

あとは、後半に1枚イエローカードを出した。

 

ちょっとラフなプレーをしている選手がいた。ストライキング系だったので、試合を完全に止めてその選手を近くに呼び「ちょっとプレーがラフだなぁ、次はカードがでるから注意しよう」と注意を与えた。

 

しばらくして、また手を使ったストライキング系のファウルをした。折角カードを出さないゲームコントロールをしようとしているのに、なんだかなぁ・・・、である。

 

ということで、ラフプレーということでイエローカード。でもよく考えるとラフプレーというよりも「繰り返し」かな。

 

試合中に、審判のトレーニングに参加させてもらった際に練習のあった、自分の足元を通過するようなボールに対し、跨がずにしっかり身体の向きを作って、ボールの出所と行き先の両方が視野に入るような動きができたことは良かった。(自己評価)

 

しかし、巻き込まれる前に争点になりそうな場所からバックステップで逃げようとした際、しりもちをついてしまった。しかも後半に2回も。2回目なんかは近くにいた選手に「大丈夫ですか?」と声を掛けられてしまった。恥ずかし~。

 

 

さて、私が担当する1つ前の試合は、担当になった学校が協会に派遣を要請していたようで、審判は3人とも存じ上げている方。しかも副審の2名はいずれもインストラクター資格の保有者。

 

前半だけだけど、私のレフェリングをチェックしてくださっていて、ハーフタイム時に指摘をしていただいたので、それを載せておきます。

  

指摘された内容は2つ。

  

前半の負傷者のケアについて。痛んでいる選手に対しての寄りが遅いのと、試合の再開に時間がかかったことを指摘された。

 

私としてはそれほど重症であるとは思わなかったし、選手が続けてプレーをする意思を持っていたので、いったんフィールドの外に出すとベンチの指導者に選手交代させられてしまうことになってはかわいそうだ、という思いがあったため少し時間をかけたのだが、インストラクターからすれば時間がかかり過ぎ、ということのようだ。

 

う~ん、次回同じような場合には、もう少し速やかな再開になるように、意識してみようと思う。

 

もうひとつは、足をあげてプレーした選手に対しての危機感についても指摘された。イエローの対象となるプレーだったのではないのか、というご指摘。

 

その時、私はファウルはとったらしいのだけど、記憶がない。なんでだ~?(多分そんなに危険な行為だとは感じていなかったのだと思う。ポジショニングが悪かったのか?)

 

指摘された場所とは反対側で、高く足をあげてプレーした選手に対しては、危険な方法でのプレーということで、間接FKの反則(接触がなかったので)をとったのは、しっかり記憶が残っているのだけど・・・。

 
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試合観戦記録(2011/01/23) U9&U7
 

 

本日は、朝から3年生の公式戦、午後からは1年生の練習試合があった。本来なら、どちらかもしくは両方を引率するのだが、長男の中学校の部活の審判割り当てがあり、両方とも他の指導者の方に引率をお願いした。

 

中学校の審判割り当てはちょうどお昼の時間帯だったので、朝から三年生の試合を1試合だけ見て、夕方1年生の試合も1試合だけみることができたので、その感想をメモとして残しておきます。

 

まず、U9(3年生)の試合から。

 

前回もそうだったのだけど、朝1番の動きがいまいち。Kコーチのウォーミングアップが軽めだったのかな?

 

試合後のKコーチの試合前後のコメントも、ほぼ私が言いたかったことと同じ。(というか、表現が少しだけ違うだけで、基本的には前回の試合のときに私が言ったことと同じ。)

 

ボールをコントロール(ドリブル)している味方選手に対して、自分がどの位置にいると良いのかを考えたポジショニングがあまりできていなかった。いる位置が悪いので、ほとんど相手チームの選手にルーズボールを支配されてしまい、対応が後手後手になっている。

 

また、相手チームに寄せの早い選手がいて、こちらのチャンスをことごとくつぶされてしまっている状態。逆にこちらのチームの選手は身体が眠っているのか、1歩めの動きだしが悪い(遅い)。

 

私が見ることができなかった2試合目は大勝だったようなので、やっぱり朝1の試合は勝率が悪いような気がするなぁ・・・。

 

続いて、午後のU7(1年生)の試合。

 

こちらは2戦のうち、2試合目のみ見ることができた。

 

結果から先に書くと、1試合目は勝ったようなのだけど、2試合目は点をとることができず、負け。 

 

まずは1人1人に試合中もっと「ドリブルする」という意識をもってもらいたいなぁ~。まだ足だけ出しているシーンが多い。もちろん、足を出さないより出した方がいいのだけど、自分のボールにするにはどうするか、ということをもう少し考えられると良いのだけどねぇ・・・。

 

つまり、今の状況からどのようにすれば自分が長くドリブルできる状況に変えられるか、ということを。

 

ボールの前に2人も3人も相手選手がいる状況で、自分がボールをコントロール出来た瞬間、相手選手の間をすり抜けようとするのか、それとも大きく回り込んでから相手ゴールまで行こうと試みるのかなどを考えながらプレーしてほしいなぁ・・・。

 

多分、天才プレーヤーはそんなことを考える前に身体が勝手に動いているのかもしれないけどね・・・。

 

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練習内容(2011/01/22) U8&U9
 

 

本日の練習は、全学年体育館での練習。低学年の全体練習は、監督が実施。私は所用で20分遅れての参加。

 

1時30分からの学年別メニューでは、2年生8人と3年生12人の合計20人を担当。

 

全体練習をほとんど見ていない状態だったので、学年別メニューに入ってすぐ、子どもたちから全体練習の内容をヒアリング。

 

内容的には、2人組でボールを使った運動神経刺激系のメニューだった様子。最初は、1人が抱えたボールをもう一人が奪うという内容。

 

2つめが、2人で背中合わせになってボールを背中で挟み、監督の合図で振り向いてどちらが先にボールを奪ったほうが勝ち。(このメニューは家庭でもできるものです。)

 

最後はやはり2人組で、ボールを使わず反射神経を刺激するメニュー。ちょっと言葉で説明するのは難しいので、省略させてもらいますが・・・。

 

ヒアリングして全体練習の内容がわかったので、今日のメニューを考える。体育館とはいえ、肌寒いので、体温を上げることを考える。

 

まだ記事をUPしていないのだけど、先日の審判のトレーニングで教えてもらったウォーミングアップメニューを、少し低学年用にアレンジして実施。

 

まず最初は、体育館1/4のスペースで、他の人にぶつからないように軽くJOG。笛が1回の合図の場合は、その笛のあとで指示されるバックステップ、サイドステップ、スキップ、ツーステップスキップ、3歩ダッシュなどの指示された走り方をする。

 

そして、笛の回数が2回以上の場合は、笛の回数と同じ人数の組になる、というゲーム。指定された組になれなかった選手は罰ゲーム。(もちろん、簡単な罰ゲーム。)

 

3人組~7人組程度まで、様々な数の笛を吹いて実施。判断力と行動力を求める練習メニュー。自分が罰ゲームにならないようするには、仲間を裏切らなきゃいけない状況になることもあるし、自分が動けば仲間は助かる(罰ゲーム)にならずに済む場合もある。さぁ、どうすればいいんだろうねぇ・・・。

 

途中でわざと2人組になる笛を吹いて、2人組になった際は、2人組でストレッチなどの静的メニューを実施。

 

途中からは、JOGをドリブルに変えて実施。

 

ドリブルの場合は、1回の笛のあとの変更指示は、ボールタップ、ボール跨ぎ、足裏コントロール(左、右)、マルセイユ・ルーレット、ボールタッチ(前進)など。

 

これも、ストレッチ&柔軟運動系のメニューを挟みながら、トータル40分ほどじっくり実施。

  

給水休憩後の2時20分頃からは、ワンバウンドのリフティングのあと、2人組でスローインのチェック。

 

本日最後のメニューは、スローインの練習と同じ距離で、パントキックする練習。体育館で練習場所が狭いので、短い距離を丁寧に狙って蹴る練習。

 

笛の合図に合わせてペアで10回連続キックミス&キャッチミスしないでできるかどうか。ペアをローテーションしながら、何回も実施。

 

相手が捕りやすいボールを蹴らないとペアの記録が伸びないので、結構丁寧に蹴ってくれます。

 

給水休憩後の3時頃から、6人 × 3チームでミニゲームを実施。勝ち残り方式。どんどん交代になるようにゴールを広くとって実施。

 

途中で1年生の練習が終了したので、体育館の1/2の広さに変更して実施。

 

3時30分から約5分間は全員を2チームに分け、全員でミニゲーム。(練習終了3時40分)

 

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ゴールキーパーのパントキックは、オフサイドの対象です
 

 

昨日の記事で、ゴールキーパーのパントキックのときに、オフサイドがあったということを書きました。

 

以前、「オフサイドの例外」という記事で、フィールドの外に出たボールをフィールド内に戻す3つの動作の場合に限って、オフサイドポジションにいる選手が味方選手から直接ボールを受け取ってもオフサイドの反則とはならない、という記事を書きました。

 

フィールドの外に出たボールをフィールド内に戻す3つの動作とは、

1)ゴールキック  2)スローイン  3)コーナーキック

ですね。

 

もう一度、簡単に競技規則を確認しておきます。

 

競技規則 第11条 オフサイド

オフサイドポジション

オフサイドポジションにいること自体は、反則ではない。
(中略)

反則

ボールが味方競技者によって触れられるかプレーされた瞬間にオフサイドポジションにいる競技者は、次のいずれかによってそのときのプレーにかかわっていると主審が判断した場合にのみ罰せられる。
●プレーに干渉する。または
●相手競技者に干渉する。または
●その位置にいることによって利益を得る。

反則ではない

競技者が次のことからボールを直接受けたときはオフサイドの反則ではない。
●ゴールキック
●スローイン
●コーナーキック


 

ということで、ゴールキーパーが手で捕球したあとのパントキックはオフサイドの対象になります。

 

四種(小学生)の11人制の場合は、ゴールキーパーのパントキック時にオフサイドになるケースは少ないです。まったくない訳ではありませんが。

 

三種(中学生)以上の場合は、ゴールキーパーのキック力がかなり強くなってくるのと、ディフェンスラインの上げ下げをしっかり実施してくるので、副審はパントキック時に自分の反対サイドにボールがあるからといって気を抜いていると、オフサイドを見落とすことになり、注意が必要です。

 

余談ですが、日本サッカー協会が進めようとしているU-12以下の試合が全て8人制になると、ピッチサイズが小さくなるので、ゴールキーパーのパントキックが簡単にハーフウェーラインを越えます。8人なのでディフェンスラインも11人で戦う場合に比べて相当上がることになるため、1人制の審判ではオフサイドの見極めに注意が必要になります。

 

ゴールキーパーへのアフター系のチャージングなどをケアしながら、パントキックのオフサイドを1人の審判で見る(監視する)のはかなり厳しいと思います。

 

8人制は「オフサイド無し」にしてしまえばいいのに・・・。そうすればディフェンスラインを下げざるをえないので、カウンター勝負で得点を狙うようなバターンが減って、日本サッカー協会が狙う1人あたりのボールタッチ数をもっと増やせると思うのだけど・・・。

 

11人から8人にすれば、当然3人の選手の出場機会が減ってしまうのだから、1人あたりのタッチ数は増えるのは当たり前で、3人の選手の出場機会を無くしてまで1人あたりのタッチ数を増やしたいなら、オフサイドを無しにして、更にゴールキックおよびパントキックはダイレクトでハーフウェーラインを越えちゃいけない、というようなルールにしてしまえば、1対1の勝負が増えてタッチ数が飛躍的に増えると思うのだけど・・・。

 

(ちなみに、ダイレクトでハーフウェーを越えた場合は、ボールがハーフウェーを越えて落ちた(または競技者が触れた)ところから、反対チームの間接FKで再開。相手競技者の位置に関係なく、ボールがハーフウェーラインをダイレクトに越えたか越えないかなら、予備審判/補助審判のほうでサポートできるし・・・。) 

 

そうすれば、お父さん審判たちもオフサイドの判定でクレームをつけられないかどうか心配する、という精神的な負担から解放されるのにねぇ・・・。

 

パントキックがオフサイドの対象になるというお話が、かなり逸れてしまいました。 

 
 
☆ 関連記事  ☆   ※印はサンプル映像があります

「オフサイド(あくまで審判初心者の方むけの解説です)」

「オフサイドを触るまで待つ理由」 ※

「一見オフサイドに見えて、オフサイドではない例」 ※

「オフサイドの例外」

「オフサイドフラッグは必ず右手で上げなければならない」

「ゴールキーパーのパントキックは、オフサイドの対象です」

「オフサイドの適用に関する新たな指示(2005年改正)」という通達」

「◆ オフサイドに関するこのブログ内の記事を集めた記事」
 

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審判記録(2011/01/15) 副審(A2) × 1.0
 

 

本日は、3級レフリースクールの手伝いで、中学生の練習試合の副審を担当。試合時間は30-5-30。会場はN中学校のグランド。

 

主審の I さんとA1のMさんはいずれも3級レフリースクール生の方。インストラクターを交えて試合前の打ち合わせをしっかり実施。

 

自分が指摘されたことではないので、ちょっと書きづらいのですが、インストラクターが主審にアドバイスしていた内容を少しだけ載せます。

 

打ち合わせの項目的には、試合中に予想されるシーンをほぼ網羅しているのだが、その際「貴方(主審)がそのようなシーンで副審にどうサポートしてほしいのか」ということを、もっと『具体的』に詰めておいたほうが良い、というようなアドバイスを受けていました。

 

私もスクール中によく言われたなぁ・・・。「貴方は副審に何をしてほしいのですか?それをしっかり試合前に伝えて打ち合わせしておきましょう」と。

  

試合の内容について。

 

今日の私のテーマは、スクール生の方の迷惑とならないようにすること。(昨年のスクールの手伝いで副審を担当した時には、ゴールの外側のネットに刺さったのに早とちりしてゴールの合図をしてしまうというミスをしているので・・・。)

 

主審とのアイコンタクトをたくさんとり、私のサイドでの指し違いゼロを目指す。幸い、アシスタントサイドのラインアウトは原則としてARに任せる、という打ち合わせ内容だったので、あとはレフェリーサイドのラインアウト時に、レフェリーに合わせることを意識。

 

ただ、レフェリーサイドのゴールライン割りの際、はっきり見えたものを2本ほど主審が指すより先に思わず指してしまった。もちろん、主審のほうを見ながら、主審と指し違えないようには注意したけど、もうちょっと主審の判断を待ってからのサポートでもよかったかなぁ・・・。

 

(事前の打ち合わせで、レフェリーサイドでも私(副審)のほうで、はっきり『見えた』場合、どうするかということを、うちょっと突っ込んで打ち合わせしておけばよかったなぁ・・・。) 

 

私のサイドでは、オフサイドが3本(前半2本、後半1本)。うち1本は、ゴールキーパーからのパントキック時のもの(後日別記事にします)。ファウルサポートはなし。基本的に主審の一定の基準で主審自身がジャッジしていて、私のサイドで主審の視野外でのファウル(サポートする必要があるファウル)は特になかった。

 

あと、ちょっとしたミスはあった。守備側が触ったボールがラインアウト寸前で、攻撃側の選手によるワンタッチがあったので、フラグを右手から左手に持ち替えてフラグアップすべきなのに、何を思ったのかフラグを持たずに左手で指してしまった。

 

こんなミスは初めて。ラインアウト判定が誤っていた訳ではなく、ただフラグを持っていなかっただけなので、大きな問題にはならなかったのだけど・・・。すぐに付近の選手達と主審にひとこと「ごめん!」と誤って、何事もなかったようにポジションについた。(顔から火が出そうな位恥ずかしかった。)

 

それからもう一つ。前半私のサイド(A2サイド)で最初のゴールキック時に、キッカーがゴールエリアの境界にボールをセットしたのだが、置き方が雑で完全に静止したかどうかが微妙だった。

 

ボールがゴールエリアの境界線から完全にはみ出ていたり、明らかにボールが止まっていないと判断できた場合はフラグアップして主審に合図して、ゴールキックをやり直しさせるのだが、今回は本当に微妙だった。

 

フラグアップをどうしようか一瞬悩んだが、もし次回きちんとボールが止まっていないということが明白だったら、フラグアップしようと思った瞬間、主審が笛を吹いてゴールキックのやり直しを命じました。(これも、私のミスといえばミスかなぁ・・・。ごめんなさ~い、私がフラグアップすべきでした。反省。)

 

 

試合後のインストラクターとの反省会でのお話も少し。

 

私の方で『問題あり』として特に指摘されるような内容はなかった。インストラクターの場所から見て、オフサイドラインキープに違和感も感じなかったし、主審としっかりアイコンタクトをとろうとする意志も伝わってきた、というコメントをいただいた。 

 

ただ、一点だけ指摘を受けた。

 

オフサイドポジションにいた選手がゴールキーパーと接触する可能性が出たので、フラグアップしたのだが、結果としてゴールキーパーがボールをキャッチしたので、その攻撃側選手はボールにもゴールキーパーにも触れなかった。

 

ゴールキーパーがキャッチしたあと、主審とアイコンタクトがとれたので、主審からの「フラグを下げて」という合図を待たずに、オフサイドフラッグを下げてしまった。

 

事前の打ち合わせで、主審がオフサイドフラッグを見落とした場合で、ボールがハーフウェーを越えて展開が大きく変わった場合には主審の合図なしで旗を下げてよい、ということを打ち合わせしていたが、ゴールキーパーが捕球した場合については、取り決めしていなかった。

 

従って、この場合は主審が「旗を下げて」という合図を出してくれるまで待つか、展開が大きく変化するまでは旗を下げてはいけない約束になっていたのだが、そのようにしなかったので、そのことを指摘された。

 

それくらいいいじゃん、と思われる方もおられるかもしれませんが、ダメなんですよねぇ。要するに、打ち合わせで決めたことはしっかり守りましょう、ということなんですね。

 

いや~、失敗したなぁ~。大きなミスはしていないけど、細かいミスが結構あったなぁ・・・。 

 
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