FC2ブログ
3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
審判のトレーニング (その13)
 

 

所属する都道府県の1・2級の審判員の方々が中心になって行なっている自主トレーニングに、今回も参加させてもらった。このトレーニングは毎月行なわれているが、私の場合、自宅近くの球技場(天然芝)で開催される時だけ参加させてもらっている。

 

本日のトレーニングも、フィジカルトレーニングとプラクティカルトレーニングの2部構成。

 

第1部は、フィジカルトレーニング。トレーニングリーダーは、Kさん。

 

最初は4人組でウォーミングアップ&ストレッチ。続いて、ステップワーク系のトレーニング。4人組のうちの1人が3人の中央に立ち、常に3人がつくる3角形の重心に位置取りするようにサイドステップやバックステップを使って移動する。

 

試合中、ボール近くの争点で選手達に巻き込まれそうになったときに、上手く争点から逃げたり、争点から離れすぎた時に適正なポジションを探し出して移動するイメージでのトレーニング。

 

まわりの3人(3角形)もしっかり動くので、インターバルを挟みながら全員が中央でのトレーニングが済むまでローテーションして実施。

 

次は、体幹(腹筋)系のトレーニング。

 

給水を挟んでプラクティカルトレーニング。トレーニングリーダーはOさん。

 

今日のテーマは、「決定機の阻止」について。

  

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

得点、または得点の機会の阻止

相手競技者の決定的な得点の機会の阻止で退場となる反則は2種類あるが、ペナルティーエリア内で発生するものだけが対象となっているのではない。

決定的な得点の機会があり、相手競技者がボールを手で扱い、また相手競技者にファウルしたにもかかわらず、主審がアドバンテージを適用し、その後、直接得点となった場合、その競技者は退場を命じられないが、警告されることがある。

主審と副審は、得点または決定的な得点の機会の阻止で競技者に退場を命じるとき、次の状況を考慮に入れなければならない。

●反則とゴールとの距離
●ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性
●プレーの方向
●守備側競技者の位置と数
●相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する反則が直接フリーキックまたは間接フリーキックとなるものであること。


  

少し表現が難しいのですが、この最後の5項目のすべてが満たされて初めて「1発レッド」となり、1つでも条件を満たさなければ、「イエローカード」あるいは「カードなし」となります。

 

シーンとしては、ペナルティーアーク付近で中央からの縦パスを受けた「オフェンス役」がターンしながらゴールに向かう。「ディフェンス役」は意図的にファウルをして、「主審役」がファウルを見極め、「レッドカード」または「イエローカード」を提示する。

 

その判断を見て、上級審判員を含む参加者全員でディスカッション。

 

ファウルの場所によっては「PK」を宣告しなければならないし、レッドカードの場合は選手達に取り囲まれてしまわないように、ゴールライン側に自身の体を移動させ、主審を取り囲もうとする選手を排除・牽制しつつ、カード対象者を呼んで「カード提示」する、というような実際にカードを提示する際の注意事項などもアドバイスいただいた。

 

今回のプラクティカルメニューの設定は、オフェンス役もディフェンス役も1名(他にGK役もいましたが)、つまり1対1の状況なので、「守備側競技者の位置と数」は考えなくても条件を満たしていることになっている。

 

従って、主審役は4つの項目 

●反則とゴールとの距離 ●ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性 ●プレーの方向 ●(相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する)反則が直接フリーキックまたは間接フリーキックとなるものであること。

だけを判断すれば良い。

 

今まで実際の試合で、中央突破や中央の縦パスで1対1の状況になり、「守備側がファウルしたら、カードを出すことを考えなければ」と予測しながらボールを追った経験はたくさんあるものの、「幸い(?)」にして、そのような状況で明らかにレッドカードを出さなければならない状況になったことがない。(と、思っている。)

 

今日のプラクティカルで、

 

ゴールとの距離を考えながら、攻撃側選手がボールをキープあるいはコントロールできる可能性を判断し、プレーがゴール方向に向かっていて、本当に「決定的な得点の機会」になった可能性があるのかどうか、他に守備側競技者がケアできる可能性が残っていなかったのかどうか、反則はペナルティーエリアの内側なのか外側なのか、などいろんな判断を瞬時に求められ、実際にレッドカードを提示するまでに本当にたくさんのことを頭の中で整理して判断しなければならないということがよ~く解った。

 

担当する試合で実際にそのようなシーンがないのが望ましいのだけれど、実際に起きてしまった場合には、今回のプラクティカルメニューの経験を活かして、毅然とした態度でカード提示および選手の退場指示までを実施したい。

 

参加者全員がそれぞれ2回程度の「審判役」を経験して、練習終了。

 

最後に参加者全員でミニゲームを実施して、トレーニング終了。 

 

 

☆ 関連記事 ☆

◆ 審判のトレーニング・勉強会などに参加した際のメモを集めた記事 

 
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反スポーツ的行為とラフプレーの関係
 

先日のオーストラリア戦に関する記事の中で、何回か「反スポーツ的行為(=ラフプレー)」というような表現を使いました。

 

詳しく説明することなくそのような表現を使っていたので、遅まきながら補足説明をしておきます。

 

競技規則の中でいろんなところで「〇〇したとき、競技者は反スポーツ的行為で警告される」というようなことが書かれています。

 

それらをまとめたものが、ガイドライン側の第12条 ファウルと不正行為 のところにあります。

 

その文章がこちら ↓ 。

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

反スポーツ的行為に対する警告

次の反則を行った場合など、競技者が反スポーツ的行為で警告されなければならない状況は様々である。
●直接フリーキックとなる7 項目の反則を無謀に行う。
●戦術的な目的で、相手競技者に干渉する、また大きなチャンスとなる攻撃の芽を摘むファウルを犯す。
●相手競技者を抑えて、戦術的な目的で、ボールから遠ざける、またボールに向かうのを妨げる。
●ボールを手または腕で扱って、相手競技者がボールを受け取るのを妨げる、また攻撃の展開を防ぐ(ゴールキーパーが自分のペナルティーエリアにあるボールを扱う場合を除く)。
●ボールを手または腕で扱って得点をしようと試みる(その試みが成功しようとしまいと)。
●負傷を装って、またファウルをされたふりをして(シミュレーション)、主審を騙そうとする。
●プレー中、また主審の承認を得ずにゴールキーパーと入れ替わる。
●サッカー競技に対して敬意を払わない態度で行動する。
●フィールドから離れる承認を得たのち、歩いてフィールドから出る途中ボールをプレーする。
●プレー中、また再開のときに言葉で相手競技者を惑わす。
●フィールドに認められないマークを描く。
●ボールがインプレー中、競技者が競技規則の裏をかき、意図的に策略を用いて味方のゴールキーパーに頭や胸、膝などでボールをパスする。ゴールキーパーがボールに手または腕で触れたか否かは関係しない。競技者は、第12条の条文とその精神に反した策略を試みるという反則を犯したのである。プレーは、間接フリーキックで再開される。
●フリーキックを行うとき、競技者が競技規則の裏をかき、意図的に策略を用いて味方のゴールキーパーにボールをパスする(競技者が警告されたのち、フリーキックが再び行われなければならない)。


 

「競技者が反スポーツ的行為で警告されなければならない状況は様々である。」 とある通り、ここに書かれているものだけではないのですが、基本的には上記のようなプレーや行為を競技者が行った場合に、「反スポーツ的行為で警告」となる訳です。

 

じゃぁ、「ラフプレー」って何ぞや、というと

上記の直接フリーキックとなる7 項目の反則を無謀に行う。」 こと

を一般的に「ラフプレー」と呼んでいる訳です。

 

つまり、上記のように、警告となる「反スポーツ的行為」はたくさんの種類があるのですが、そのうちの1つが「ラフプレー」ということです。

 

「反スポーツ的行為」という大きな集団の中の1つの要素が「ラフプレー」。



数学の記号(集合)で表すとすれば、 

「反スポーツ的行為」 ⊃ 「ラフプレー」  

という感じ。

 

さて、「直接フリーキックとなる7項目」を何も見ずに言えますか?

 

競技規則 第12条 ファウルと不正行為

直接フリーキック

競技者が次の7 項目の反則を不用意に、無謀にまたは過剰な力で犯したと主審が判断した場合、直接フリーキックが相手チームに与えられる。

●相手競技者をける、またはけろうとする。
●相手競技者をつまずかせる、またはつまずかせようとする。
●相手競技者に飛びかかる。
●相手競技者をチャージする。
●相手競技者を打つ、または打とうとする。
●相手競技者を押す。
●相手競技者にタックルする。

(後略)
 

 
この7項目をしっかり覚えていなければなりません。

 

では次に、「不用意に」「無謀に」「過剰な力で」の違いを説明できますか?(過去記事 「不用意な、無謀な、過剰な力で」 参照。)

 

また、直接フリーキックとなる反則は全部で10項目、つまりあと3項目ありますが、すべて言えますか?更にその10項目の反則を全て英語で言えますか? (過去記事 「直接フリーキックになる10の反則を英語で言うと」 参照。)

 

一応、カタカナで羅列すると

先述の7項目は、

キッキング、トリッピング、ジャンピングアット、ファウルチャージ、ストライキング、プッシング、ファウルタックル。

残り3項目は、

ホールディング、スピッティング、ハンドリング。

 

これらのカタカナは、「わかりやすいサッカーのルール(高田静夫監修、2003年10月発行)」 からの引用で、過去記事 「直接フリーキックになる10の反則を英語で言うと」 には、FIFAの原文ではどのように書かれているかということも載せていますので、ご参考に。

 

 

話を元に戻します。

 

審判報告書では、ラフプレーと(その他の)反スポーツ的行為を区別して記入しなければなりません。

   

また、「競技者が反スポーツ的行為で警告されなければならない状況は様々である。」と競技規則には書かれてはいますが、「審判報告書」にイエローカードの理由を記入する際、基本的に前述の条文に則した形で記入しないと、「『そのような警告の理由は競技規則に記載されていない』とダメ出し」される場合があるようです。 

 

審判報告書を提出しなければならない方は、ご注意ください。

  

 

☆ 関連記事 ☆

「不用意な、無謀な、過剰な力で」 

「直接フリーキックになる10の反則を英語で言うと」  

「審判報告書は2日以内に提出しなければならない」

  

 
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栗原選手の2枚目のイエローカード時の別角度からの映像
 

6月15日付の記事で、

「オフサイドかどうかが解って、栗原選手とALEX BROSQUE選手がどのように接触したのかがわかる映像を見てみたいですねぇ~。(じゃないと、なんとも言えません。)」 

と書いたところ、コメント欄に下記の映像の情報をいただきました。

 

このファイルの先頭から2分14秒付近の映像をご確認ください。


YouTube: Australia vs Japan 2012 World Cup Qualifying Highlights


  

以下、6月15日付の記事のコメント欄に書かせてもらった内容とほぼ同じなのですが、少し修正してUPしておきます。 (あくまで、上記の映像を見る限りの私の見解です。)

 

酒井選手が手をあげて「オフサイドをアピール」していますが、酒井選手自身がオフサイドトラップをかけそこなっているように見えます。(副審2の Abdul AL KATHIRI 氏は酒井選手の位置に合わせて立っているように見えますし、オフサイドフラッグを上げる気配は微塵も感じられません。)

 

となると、やはり栗原選手が自身の体をアレックス選手の体に当てることで、『相手競技者を抑えて、戦術的な目的で、ボールから遠ざける、またボールに向かうのを妨げた』とみなされても仕方がないのかもしれませんねぇ・・・。

 

動線が交錯したことによるアクシデント(=反則ではない)とみなしてもらいたいところではありますが・・・。 

 

☆ 関連記事 ☆

「フリーキック時のオフサイドトラップの映像」

 
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フリーキックのために時間は追加されないが、ペナルティーキックの場合は時間が追加される


 

オーストラリア戦で本田選手がフリーキックを蹴る前に、主審によって試合終了の笛が吹かれてしまったことに関するお話です。

 

速報版でも書きましたが、「少し意地悪」だけど、競技規則の適用誤りということはありません。そのあたりを検証します。

 

フリーキックの場合、仮にセレモニー形式での再開となっても、壁を下げたりするためにプレーを停止していた時間を、空費された時間として追加する/追加しないについては、明確に規定されていません。

 

競技規則 第7条 試合時間

空費された時間の追加

次のことで時間が空費された場合、前、後半それぞれ時間を追加する。
●競技者の交代
●競技者の負傷の程度の判断
●負傷した競技者の治療のためのフィールドからの退出
●時間の浪費
●その他の理由

空費された時間をどれだけ追加するかは主審の裁量である。
 

 

ですので、あくまで主審の裁量になります。「壁を下げるのに要した時間」が「時間の浪費」や「その他の理由」にあたる、と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、選手(競技者)の交代のように明記されていない以上、主審の裁量に委ねられると思います。

 

この記述に続いて第7条には下の文章が記載されています。

 

ペナルティーキック

ペナルティーキックまたはそのやり直しが行われなければならない場合、ペナルティーキックが完了するまで前、後半の時間を延長する。


 

この部分に関する内容が、第14条 ペナルティーキックのところにも記載されています。

 

競技規則 第14条 ペナルティーキック

(前略)

前、後半の終了時および延長戦の前、後半の終了時に行うペナルティーキックのために、時間が追加される。

(後略) 


 
そして、第13条 フリーキック のところには、上記のような記載はありません。 

  

従って、ペナルティーキックは試合(または前半など)がタイムアップとなっても、自動的に延長されることが競技規則でしっかり規定されているので、ペナルティーキックをけらせないというのは競技規則の適用誤りとなり問題となりますが、フリーキックの場合は主審の裁量となり、けらせなくても競技規則の適用誤りにはなりません。

  

さて、それでは主審の動きを確認してみます。

 

後半48分03秒  (主審が)左手の腕時計で時間を確認する。

後半48分06秒  (主審が)右手に持っていた笛を口にくわえる。(おそらく試合終了の笛を吹くタイミングを探っていたが、日本代表側がバイタルエリア付近でボールを回していたため、日本代表側がシュートをうつまたは、ボールがラインを割る、またはオーストラリア代表がボールをコントロール下に置く状態になるのを待っていた節があります。)

 

そんな中、

後半48分24秒  (本田選手が、ペナルティーエリアの約5m手前で倒されたため)日本代表のFKをコールします。(試合終了の笛を吹くつもりが、吹けなくなってしまった、という感じです。主審の中では気持ち的に、「もう既にタイムアップだ」という意識が強いと思います。でも、日本代表に「本当に最後のチャンス」をあげようと。)

 

ボールが再開場所から大きく離れてしまったため、主審が再開場所を指示しに行くのですが、TV画面はリプレイ映像が流れ、その後の主審の動きが全く見えません。(涙)

 

セレモニー形式なので、壁の操作のため試合を停止していたと思われるのですが、ファウルの笛はあったものの、壁の操作のために試合を停止する旨の笛はありませんでした。(しかし、競技規則に定められている「既定の距離を下げたときのフリーキックを再開させるための笛」はきちんと吹いています。)

 

壁の操作前に試合を停止する笛を吹けという明確な規定はありません。「一時的に試合を中断する場合は笛が必要」とは書かれていますが。

 

私は壁の操作は「一時的に試合を中断する」に該当するのではないか、ということと、守備側(特にGK)にフリーキックが笛で再開されるということを明示的に知らせるために、壁の操作をする場合は、ファウルの笛とは別にもう一度笛をタンギングしながら吹くようにしていますが・・・。

 

話を戻します。

 

試合が停止しているという明確な笛はなかったものの、笛を目の高さまで上げたのか、口頭で伝えたのかは不明ですが、選手とはコミュニケーションが取れていたようで、両チームともセレモニー形式のフリーキックとなることを認識・了解していた様子です。

 

後半48分54秒  (主審が)壁の操作を終え、壁を監視しながらバックステップで壁から離れます。

後半48分55秒  (主審が)日本代表側にフリーキックを開始して良いという合図の笛を吹きます。(このタイミングで止まっていた試合が再開されました。)

後半49分08秒  (主審は)試合終了の長い笛を吹きました。

 

恐らく、笛を吹く前に本田選手が助走を開始していれば、もうワンプレー待っていたと思いますが・・・。

 

フリーキックで再開して良いという合図の笛から試合終了の笛まで約13秒。

 

「既にタイムアップ」を意識していた主審にとって、ファウルの時点でタイムアップでもよかったのですが、直接ゴールを狙える位置だったので、ファウルされたことに対する対価としてフリーキックの権利を日本代表側に与えよう、と。

 

フリーキックが行える環境を整えて笛を吹いて約10秒待ったけど、日本代表側が速やかにその権利を行使しなかったので、

 

「な~んだ、折角ファウルに対する対価をあげたのに、速やかに行使しないんだ。それじゃぁ、時間も過ぎているので試合終了ね。」

 

ってな心境だったのはないですかねぇ~。(あくまで私個人の勝手な推測です。) 

 


 
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練習内容(2012/06/16) U9
 

 

本日は全学年体育館での練習。低学年の全体練習は、監督が実施。

 

監督の指定する人数の組を素早く作ったり、ボールを使った運動神経刺激系メニュー。

 

1時45分からの学年別メニューでは、3年生14名を担当。

 

最初はいつもの通り、ボールタッチ&ストレッチ系メニューを約15分。続いて、ラダーを使ってアジリティー系のメニュー。

 

この学年でラダーを使ってのトレーニングするのは初めてなので、ごく基礎的なものを中心に実施。 

 

全員ラダーなしならキャリオカ・ステップをきれいにできるけど、ラダーのマスに合わせてステップさせると、ラダーを踏むのはまだしも、ラダーから思いっきり足がはみ出ている選手も。はぁ。ま、繰り返し練習するしかないねぇ・・・。

 

2時30分からは、手書きの番号を書いたやわらかいボールを使って、ボールの落下点に入る練習。

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 ↑ このボールに番号を書いて使用。

  

最初は、12m程度離れた所から、体育館の天井付近の高さまで投げ上げられたボールをキャッチする練習。キャッチするまでにボールに書かれた「番号」を読み取りコールする。今日はピンク色の1~4番のボールを使用。

 

番号をコールさせるのは、ボールから目を離さないようにさせるため。(1人3回程度。)続いて3m程度の距離から少し高めにボールをトスし、今度はヘディングする練習。やはりヘディングするまでにボールに書かれた番号をコール。これも1人3回。

 

このボールを使った最後のメニューは、私が「普通に」投げるボールをキャッチ。速いボールなので、番号の読み取りはなし。速いボールに対して怖がらずに手を出す練習。1順目は軽め。2順目から希望者には「やや速い」ボール。3順目は「かなり速い」ボール。

 

3順目で「おしまい」にするつもりだったのだけれど、もう一回チャレンジしたいという声が多数だったので、4順目に「思いっきり速い」ボールで練習。もちろん希望しない選手には「普通」の速さで実施。

 

4順目を終えて終わろうとしたら、「もう1回」の声が多数。次が本当に最後という約束をして、5順目を実施。う~ん、明日腕上がるかなぁ。協会から派遣されて70分ゲームの副審をしなければならないのだけれど・・・。

 

続いて2人組で、足元にスローインで投げられたボールをトラップする練習。5回づつ実施して、投げるほうとトラップするほうを入れ替えて実施。ペアを数回ローテーションして実施。

 

あまり丁寧に解説しなかったので、なんだか雑なトラップをしている選手多数。今日はあまり時間がなかったので、次の機会にしっかりチェックしようと思う。忘れないようにしなくては。

 

3時10分から、3チームに分けてミニゲームを実施。1チームあたり5分ハーフ×4本。計6本実施して、練習終了3時45分。

 

 

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W杯最終予選(2012.06.12 日本代表 vs オーストラリア代表)の公式記録ほか(その2)
 


昨日の記事の続きです。長文ですので、覚悟(?)してお読みください。
 
 

オーストラリア戦でアル・ガムディ・カリム・イブラヒム主審が出したイエローカードについてその理由を考察します。

 

ちなみに、カードが正しい/正しくないという批判をするものではなく、自分が審判団の一員、例えば第4の審判員で、ベンチコントロールを任されていたとして、興奮するベンチ役員などに対し、主審の判断をどう伝えるだろう、という観点で考察しています。

 

審判団はチームなので、主審の決定に対し他の審判員(副審と第4の審判員)もその意図を汲み取る必要があります。

 

主審の決定に対し、第4の審判員が対戦チームのベンチに、「いまの主審の決定(カード提示)はおかしい」などと、ベンチの怒りの火に油を注ぐような言動はできません。

 

もちろん、主審から助言を求められたり、明らかなルール適用の誤り(同一選手に2枚目の警告を行なったことに主審が気がついていない場合など)があった場合は、主審に助言する場合もありますが、基本的には主審の決定を支持しなければ、チームとして機能しません。

 

基本的には、そういうスタンスでの解説ですので、くれぐれもご了承ください。

 

 

さて、1枚目。

  

前半21分34秒付近。

日本代表の16番(栗原勇蔵選手)が、ゴール前からのクリアボールに反応したオーストラリア代表4番(TIM CAHILL選手)をセンターサークル付近において右手で押えていたシーン。

 

主審はオーストラリアのゴール前で争点を監視していたため、画面には映っておらず、なんとも言えないのですが、おそらくアドバンテージを採用していたと思われます。日本代表の15番(今野泰幸選手)が追いついてクリアした時点で、笛。

 

栗原選手がTIM CAHILL選手を抑えていなければ、今野選手よりも先にボールに触れてシュートまで行けた可能性があったため、「大きなチャンスとなる攻撃の芽を摘むファウルを犯した」ということで、警告。

 

(ちなみに、今野選手がいなければ、「得点、または得点の機会の阻止」でレッドカードが提示されていたと思われます。)

 

どちらが先に手を使い始めたのかは、TV放送の映像だけではチェックできないのですが、TIM CAHILL選手の手は主審から見て栗原選手で見えない(要するに主審の死角で行なわれている)ので、TIM CAHILL選手のほうが1枚上手です。

 

前半24分02秒付近。

日本代表の4番(本田圭佑選手)が、センターサークルを越えて更にドリブルで突破していこうとしているところに、オーストラリア代表の3番(MARK MILLIGAN選手)にトリッピングされた(足を引っ掛けられて転倒した)シーン。 

 

ファウルして本田選手を止めたMARK MILLIGAN選手よりゴールライン側には、まだ2人のセンターバックの選手が残っていましたが、オフサイドラインを意識しながら左サイドを一緒に駆け上がっていた日本代表の18番(前田遼一選手)にパスが通っていれば、大きなチャンスになっていたハズなので、ラフプレーでのイエローカードではなく、やはり先の栗原選手と同じ、「大きなチャンスとなる攻撃の芽を摘むファウルを犯した」という理由だと思います。

 

前半28分40秒付近。

日本代表の17番(長谷部誠選手)のパスミスをオーストラリア代表の20番(ALEX BROSQUE選手)にインターセプトされ、そのフォローに入った日本代表の15番(今野泰幸選手)がALEX BROSQUE選手をトリップしてしまったシーン。

 

日本代表側は、17番(長谷部誠選手)と16番(栗原勇蔵選手)の2選手がまだALEX BROSQUE選手を止めた今野選手よりもゴールライン側にいましたが、長谷部選手はパスミスから戻ってきている最中でやや遅れており、ALEX BROSQUE選手を完全にケアできる状態にあったのは、栗原勇蔵選手だったと言えます。

 

ということで、やはりこれも、「大きなチャンスとなる攻撃の芽を摘むファウルを犯した」という理由ですね。

 

いよいよ後半に入ります。

後半9分37秒付近。

オーストラリア代表の8番(LUKE WILKSHIRE選手)がゴール前に上げたクロスを、日本代表の6番(内田篤人選手)がヘディングでクリアした直後に、オーストラリア代表の3番(MARK MILLIGAN選手)がシザースキック(日本語ではジャンピングボレーといったほうがメジャーな表現かな?)気味に内田選手の胸部を蹴ってしまったシーン。

 

シザースキックは、付近に相手競技者がいない場合のみ許されています。そして、シザースキックで相手競技者に接触してしまった場合は、警告となることが競技規則で定められています。

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

危険な方法でのプレー

危険な方法でプレーするとは、ボールをプレーしようとするとき、(自分を含む)競技者を負傷させることになるすべての行為である。この反則は、近くにいる相手競技者が負傷を恐れてプレーできないようにすることである。

主審が相手競技者に対して危険でないと判断した場合、シザーズキック、バイシクルキックは行うことができる。

危険な方法でのプレーには、競技者間の身体的接触がない。身体的接触があった場合、直接フリーキックやペナルティーキックで罰せられる反則となる。身体的接触がある場合、主審は不正行為も犯される可能性が高いことを十分考慮しなければならない。

懲戒の罰則

●競技者が危険ではあるが〝通常の方法〞で相手に挑んだ場合、主審は懲戒的措置を取るべきでない。その行為により明らかに負傷を引き起こす可能性がある場合、主審は競技者を警告する。 

(後略)
 

 

前半2回ほどオーストラリアの選手が足を高く上げてプレーした際は、身体的な接触がなかったので、「間接フリーキック」での再開のみで警告はありませんでしたが、今回はシザースキックが内田選手に当たっているので、「直接フリーキック」での再開+「警告」となりました。

 

警告の理由としては、「無謀に(=ラフプレー)」キッキング(相手選手をける、またはけろうとする。)の反則を行なった、ということになります。 

 

このイエローカードを出した瞬間、アル・ガムディ・カリム・イブラヒム主審は、オーストラリア代表の3番(MARK MILLIGAN選手)がこの試合2枚目のイエローカードであるということを理解していなかったようで、通常はイエローカードに続けてレッドカードを提示するのですが、レッドカードの提示のタイミングが遅れます。

 

レッドカードが提示されないままプレーが再開されていれば問題ですが、プレーが再開される前にレッドカードが提示されているので、全く問題はありません。(主審が累積2枚によるレッドカードを提示し忘れていた場合、第4の審判員や副審が助言/サポートすることがあります。試合前の事前の打合せでサポートしてくれるようにお願いしておくことが多いです。)

 

この「遅れ」から、主審が累積2枚となることをしっかり把握していなかったとはけしからん、という批判の声もあるようですが、裏を返せば、主審の中ではイエローカードの提示基準がブレておらず、累積2枚かどうかで出すか出さないかを判断しなかった、とも言えます。

 

このプレーの直後、日本代表の9番(岡崎選手)が、MARK MILLIGAN選手に歩み寄りながら、右手の人差指を振りながら「今のは危険なプレーだよ。」と冷静に話しかけています。

 

恐らくイエローカードが出ていなければ、日本代表ベンチは「ラフプレーだろっ!」「イエローだろっ!」としばらく激高していたかもしれません。

 

もちろん、競技規則に照らし合わせれば、イエローカードを提示するのは間違いではないのですが、敢えてこのファウルに対してイエローカードを出さないゲームマネジメントもあったのかなぁ、とも思います。 (日本の3級審判員が国際審判員の方に向かってアドバイス的なことをいうのはおこがましいのですが・・・。)

 

後半23分20秒付近。

オーストラリア代表の左サイドからのコーナーキック時、ボールがけられてインプレーになった直後、日本代表の6番(内田篤人選手)がオーストラリア代表の20番(ALEX BROSQUE選手)を両手でホールドして、ALEX BROSQUE選手がボールにアプローチするのを阻止してしまったため、PKを宣告し、「反スポーツ的行為」として、警告。 

 

理由は先日の記事に転載した通り、 

 

競技規則 ガイドライン 第12 条 ファウルと不正行為 

相手競技者を押さえる

手、腕、または体を用いて相手競技者の進行や動きを阻止することは、相手競技者を押さえることである。

特にコーナーキックやフリーキックのときのペナルティーエリア内の相手競技者を押さえる反則に対して、早めに介入し、毅然とした対応をすることに留意する。

これらの状況に対して、
●主審は、ボールがインプレーになる前に、相手競技者を押さえる競技者に注意しなければならない。
●ボールがインプレーになる前に、引き続き相手競技者を押さえる競技者を警告する。
●ボールがインプレーになったのちにこの反則が犯された場合、直接フリーキックまたはペナルティーキックを与えると共に反則した競技者を警告する。

(後略)

 

と競技規則に書かれているからです。 

 

日本が得点する直前のコーナーキック時(後半18分40秒付近)に、栗原選手とLUCAS NEILL選手のポジション争いでいざこざ(栗原選手がLUCAS NEILL選手の顔面に張り手を喰らわせています)を起しており、その時は注意だけで済ませているものの、主審自身はセットプレー時のポジション争いにかなり神経を使っていたと思われます。

 

そんな中、インプレーになったタイミングで内田選手ががっちり手でホールドしてALEX BROSQUE選手がヘディングできなかったのが見えてしまったらねぇ・・・。 

 

笛を吹きながらペナルティーマークに向かって走って移動しつつペナルティーマークを指し、そのあとゴールラインを背負う場所に移動しながら内田選手にイエローカードを提示していて、この一連の主審の動きには全く問題がありません。

 

主審がゴールラインを背負う場所に移動するのは、できるだけ選手に取り囲まれてしまうのを避けるためで、ゴール前でのカード提示時の基本中の基本の動作です。(選手は許可なくフィールドの外に出ることができないので、ゴールラインを背負うことで、主審は自動的に『ワンサイドカット』ができる訳です。)

 

ただかなり日本チームの選手に囲まれてしまったので、本来なら内田選手以外の選手に「No.6の選手以外は、私(主審)から離れなさい。近づくと異議を唱えたとみなし、警告対象とします。No.6の選手はこちらに来なさい。」と言って、内田選手だけを近くに呼んでイエローカードを提示していると、毅然とした態度に見えたと思うのですけどね。

 

これ、言うのは簡単なのですが、周囲の選手が興奮しているのが手に取るようにわかる状況なので、実際の現場で主審自身が落ち着いて教科書通りのパフォーマンスをすることはなかなか難しいです。(大きな試合だと観客も興奮していますし。)

 

ちなみに、主審がPKの宣告をする笛を吹いた直後、ALEX BROSQUE選手は、自分が内田選手にホールドされていたことを主審が認めたとは理解していなかったと思われます。

 

ALEX BROSQUE選手自身は、コーナーキックを直接GKの川島選手がパンチングでクリアしたことを見届け、ファウルされたというアピールもなく自陣側に戻ろうとしていましたから。(大げさにファウルされたことをアピールし過ぎる選手もいますが・・・。) 

 

ま、本当にファウルされておらず、主審のジャッジミスだというのであれば、オーストラリア代表の選手は、過去記事「ペナルティーキックを宣告したのに本人がファウルされていないと選手が言ったらどう対応しますか?」で紹介した映像のように、Fair Play (PK宣告を主審に取り消させて、ドロップボールで試合を再開させた)で主審のミスジャッジを帳消しにしてあげたらよかった/格好良かったのに、と思います。

 

試合が終わってから会見で「内田はファウルしていない」とコメントするのは、審判に対してFair じゃない、と思うのは私だけですかね。(日本代表側が「主審の決定に対し異議を唱えることが出来ないのは承知している。それでもPKとなった内田のファウル判定には納得がいかない。」というコメントを出すならまだ理解できますが・・・。)

 

話が逸れました。元に戻します。

  

後半36分51秒付近。

オーストラリアのカウンター攻撃に対応した本田選手が、ドリブルしているオーストラリア代表の4番(TIM CAHILL選手)を肩で押して倒してしまったシーン。

 

先日の記事(6月13日付の記事)で書いた通りの正当なショルダーチャージのように見えて、正直、このファウル認定とイエローカードが唯一、微妙な判定かなぁと感じていました。

 

後方からプレーを監視していた主審には、本田選手の腕の使い方が反則のように見えたのかとも思ったのですが、今日改めて録画したTV映像を確認したところ、本田選手の肩がTIM CAHILL選手の胸部に当たっているようにも見えます。ですので、肩対肩のチャージングではなかったということで、反則を取られてしまったのかもしれません。

 

折角相手選手より前に(ボール側に)体を入れることが出来ていたのに、非常にもったいない、というか残念。

 

後半43分21秒付近

日本代表の16番(栗原勇蔵選手)が、縦のロングパスに反応したオーストラリア代表の20番(ALEX BROSQUE選手)を倒して止めてしまったシーン。

 

どのような方法で倒したのかは、リプレイ映像などがないので、定かではないのですが、お互いの体が接触していることは間違いありません。

 

もし、ALEX BROSQUE選手がオフサイドポジションにいてボールに反応し、ボールをプレーしようとした栗原選手と接触したのであれば、「相手競技者に干渉」したことになり、オフサイドの反則が成立します。

 

その直後に栗原選手がファウルでALEX BROSQUE選手を止めていても、オフサイドの反則が成立した時点でアウトオブプレーとなるため、先のオフサイドの反則が罰せられます。(ただし、「著しく不正なファウルプレー」ではなく「乱暴な行為」があった場合は別です。過去記事 「著しく不正なファウルプレー と 乱暴な行為 の違い」 参照。) 

 

ただ、今回は残念ながら副審の動きをみる限り、ALEX BROSQUE選手にオフサイドの反則はなかったようです。(追記。コメント欄にいただいた情報では ALEX BROSQUE選手がオフサイドポジションにいたことが解る映像(画像?)があるようですが・・・。)

 

恐らくオフサイドの反則がなかったという判断で、栗原選手がALEX BROSQUE選手が有利な位置を得ようとするのを体を用いて阻止したため、警告となってしまったと思われます。(フォ、フォローが苦しい・・・。) 

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

反スポーツ的行為に対する警告

(中略)
●相手競技者を抑えて、戦術的な目的で、ボールから遠ざける、またボールに向かうのを妨げる。
(後略) 


 

ここまでを既に書きあげていたのですが、また新たな情報をネットから入手しました。話が行ったり来たりになってしまうのですが、ご了承ください。

  

栗原選手が、「まずボールと全然関係ないし、オフサイドだったので、ファウルになった瞬間、びっくりしたんですけど、さらにカードまで出て2度びっくりして。」とコメントされているのを見つけてしまいました。(スポーツナビ)

 

注目したいのは、「ボールと全然関係ない」という表現ですね。

 

先にも書いた通り、オフサイドポジションにいた選手が、ボールにアプローチしようとしている守備側競技者に接触した場合は、明らかに「相手競技者に干渉した」となって、オフサイドが成立します。

 

しかし、「ボールと全然関係ない」位置にいたとなると、判断が難しいです。

 

競技規則 ガイドライン 第11条 オフサイド

定義

(中略)

●”相手競技者に干渉する”とは、明らかに相手競技者の視線を遮る、相手競技者の動きを妨げる、しぐさや動きで相手競技者を惑わす、または混乱させると主審が判断し、それによって相手競技者がボールをプレーするまたはプレーする可能性を妨げることを意味する。

(後略)

 

ALEX BROSQUE選手がボールをプレーしようとした今野選手に接触したのであれば、「相手競技者に干渉した」ことになり、オフサイド成立ですね。 

 

ところが、栗原選手自身の言葉により、ALEX BROSQUE選手はともに「ボールと全然関係がない」位置にいた栗原選手に倒されたと推測されます。

 

オフサイドポジションにいること自体は、反則ではない。(競技規則 第11条 オフサイド)

 

ALEX BROSQUE選手がオフサイドポジションにいて、直接ボールができる可能性がなかった栗原選手に”干渉”してもオフサイドは成立したとはいえない可能性が高いです。(栗原選手とボールとの距離が重要になってくると思います。)

 

そうなると、栗原選手がトリッピングあるいはホールディングの反則を犯したと判断されても仕方がないのかなぁ、と思います。

 

ただ、「ボールと全然関係がない」位置だったということは、ALEX BROSQUE選手がボールをコントロールできた可能性が低いので ●戦術的な目的で、相手競技者に干渉する、また大きなチャンスとなる攻撃の芽を摘むファウルを犯す。 あるいは ●相手競技者を抑えて、戦術的な目的で、ボールから遠ざける、またボールに向かうのを妨げる。 としてイエローカードで警告するには少し無理があるような気もします。あとは、無謀にトリップした(=ラフプレー)という可能性になりますが・・・。

 

 

オフサイドかどうかが解って、栗原選手とALEX BROSQUE選手がどのように接触したのかがわかる映像を見てみたいですねぇ~。(じゃないと、なんとも言えません。)

 

 

上記の見解は、あくまで、自分が審判団の一員で、主審の判定を支持しなければならない立場だったら、という前提での見解です。

 

日本代表を応援する立場では、本田選手と栗原選手の2枚目のイエローカードは「本当にカードの対象だったのですか?」と言いたいのですけれどね。

  

試合終了の笛に関しては、また後日の記事で。

 

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☆ 関連記事 ☆

「大きなチャンスとなる攻撃の芽を摘むファウルと得点の機会の阻止の「違い」 …  2011 Referee Week in Review - Week 26 (米国サッカー協会)より」

「ペナルティーキックを宣告したのに本人がファウルされていないと選手が言ったらどう対応しますか?」 




 
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W杯最終予選(2012.06.12 日本代表 vs オーストラリア代表)の公式記録ほか(その1)



日本代表の公式HP

http://www.samuraiblue.jp/timeline/2014fifawc_final_q/groupB/match_page/m5.html 

に、まだ日本語版の公式記録のPDFファイルへのリンクが用意されないのですが、いつもの通り、アル・ガムディ・カリム・イブラヒム主審(サウジアラビア)によって出されたイエローカードを時系列で確認していきたいと思いますが、その前に簡単に総括を。

 

アル・ガムディ・カリム・イブラヒム主審をはじめとする審判団の判定については、概ね公平だったと思います。

 

ファウルの基準がやや細かいような気がしなくもありませんが、基準自体は一定でどちらかのチームに有利になる判定が多い、というようなことはありませんでした。試合をブツギリにしてしまわないよう、アドバンテージが適用できそうなシーンでは、きちんとプレーオン(アドバンテージ)も適用されていました。

 

(アドバンテージが適用できるかどうかを見極めるため、笛がワンテンポ遅れることがありましたが、遅すぎて何の笛なのかわからないというようなものはなかったと思います。)

  

日本代表チームのファンの視点から見た場合には、とってもらいたいファウルがいくつか有りましたが、見逃してもらった(?)ファウルもいくつか有りました。

 

見逃してもらったファウルの例

前半30分17秒付近。ヘディング時の競り合いにおいて、栗原選手がアフターで相手選手に接触したが、ノーホイッスル(アドバンテージの採用なし)。

前半32分00秒付近。長友選手のスローインを受ける際、前田選手が相手選手を押しているが、ノーホイッスル(アドバンテージの採用なし)。

後半18分40秒付近。日本のコーナーキック時のポジション争い中に、挑発に乗ってしまった栗原選手が相手選手の顔面に張り手を喰らわせているのを、注意だけで済ませてもらっている。(日本代表に対して悪意をもったレフェリングをする気であれば、あのシーンで乱暴な行為として一発退場にもできたハズ。)

など。

また、後半20分20秒付近で、日本のペナルティーエリア内で今野選手とアレックス選手が接触し、アレックス選手が倒れましたが、今野選手のプレーにファウルがなかったことをしっかり見極めてくれています。(悪意があれば、あのシーンでもPKを宣告できたでしょう。)

 

なので、どちらかに有利な裁定を繰り返していた、ということはないと思います。

 

前半5分20秒付近をはじめ、主審が副審と争点(ボールの出所やボールの収まり場所)を挟みこまず、同じ方向から争点を見ているシーンが何度か発生します。

 

この副審と同じ方向から主審が争点を監視してしまうことを、審判用語で「串刺し」と表現し、一般的にはできるだけ「串刺し」にならないようレフェリーサイド側(副審がいない側)に回り込んで副審と争点を挟みこんで監視しましょう、と指導されます。(過去記事 「対角線式審判法」 参照。)

 

しかし、この試合の場合、オーストラリアがロングボール(長い縦パス)を多用し、主審がフィールドを斜めに横切ってレフェリーサイドに回り込んだ場合、他の選手との交錯が懸念されました。そして、なにより争点(ゴール前)への到達が遅れ、最も見極めなければならなくて起こり得るゴール前でのファウルを近くで監視できない、という事態になることを避けるため、あえてその位置(「串刺し」になってしまう位置)での監視を選択したのだと思います。

 

明日UPする予定の記事に書いているのですが、後半最初のオーストラリア代表の8番(LUKE WILKSHIRE選手)3番(MARK MILLIGAN選手)が行ったシザースキックが内田選手に当たったプレーを、ラフプレーとして警告したところが主審の評価を下げてしまうターニングポイントになってしまったような気がします。

 

競技規則に則っており、イエローカードを提示したことは「間違いではない」のですが、あのシーンでは両チームの選手を落ち着かせた上で、「厳重注意」で済ませる、という主審のゲームマネジメントも「あり」だったのではないのかなぁ、というのが私の個人的な意見です。

 

もちろん、あのラフプレーで警告しなければ、FIFAやAFCの審判部から「適切な対応ではない」という評価を受けることになったかもしれないし、返って試合自体も荒れる結果になっていたかもしれませんので、あくまで「たら、れば」のお話ですが。

 

それでは例によって、時系列に沿ってアル・ガムディ・カリム・イブラヒム主審が提示したイエローカードを確認していきたいと思いますが、7枚もあって記事が長くなったので、別記事にして明日UPします。

 

週末のお楽しみ、ということで。

 

(参考) 

FIFA版の公式記録は、こちら

AFC版の公式記録は、こちら

いずれも、イエローカードの理由までは記載されていません。日本語版の公式記録はUPされないのかなぁ~。

 

☆ 関連記事 ☆

「対角線式審判法」

「レフェリーサイドとアシスタントサイド」 

  


 
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正しいショルダーチャージ
 

オーストラリア戦の日本語版の公式記録がまだUPされていないようなので、オーストラリア戦についての記事は、明日以降になります。(っていうか、まだ書きあがっていません!)

  

ということで、ストックしていた記事をUPします。

 
 

先週、ファウルとなるショルダーチャージに関して記事をUPしました。

 

そこで、正しいショルダーチャージの判りやすいサンプルがどこかにないかなぁ、と youtube を中心に探してみました。

 

が、正しいショルダーチャージのサンプルとして「これだ!」というものは見つけることができませんでした。

 

ただ、多少参考になりそうな映像がありましたので、紹介しておきます。

 

解像度があまり高くないのですが、「青白のユニフォーム」の選手に注目してご覧ください。

 

カメラアングルがちょうど死角になっているので、少しわかりにくいのですが、緑のユニフォームの選手がキープしているボールを、ファウルすることなくちょうどカメラの真横を通り過ぎる付近でショルダーチャージして相手のバランスを崩し、最終的にボールと相手選手の前にボールを入れて、自分のものとしています。(最後に相手選手が触ったボールがゴールラインを割りそうなので、ボールと相手選手の間に体を入れておくだけにしていますが。)


YouTube: 体の入れ方


 

あと、試合中のシーンではなく、指導用のサンプル映像なのですが、基本となるフィジカルコンタクト(ショルダーチャージ)の映像も紹介しておきます。

 

映像にボールが映っていませんが、2人のちょうどまん前にボールがあるとイメージしてご覧ください。


YouTube: W-SPACK サッカー フィジカルコンタクトでの一例

 

元オリンピック日本代表監督の山本昌邦氏の「相手より低く、腰からあてがう」の言葉通りのショルダーチャージになっています。これなら反則にはなりません。(もちろん、マッチアップしている2人の目の前にボールがあるという前提ですが。) 

 

審判ネタというより指導ネタの記事になってしまいました。

 

 

オーストラリア戦の本田選手が警告を受けたシーンについては、TV映像を見る限りは正しいショルダーチャージ(肩対肩の接触で、あくまで自分がボールをコントロールするためのチャージング)に見えるのですが、プレーを真後ろで監視していた主審には、本田選手の腕の使い方がファウルに見えたのでしょうかねぇ・・・。

 


 

☆ 関連記事 ☆

「反則となってしまうショルダーチャージの悪い見本(第10節 仙台 vs 清水 の試合から)」 

 
 
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後半のカード4枚も全て「反スポーツ」
  

後半最初のオーストラリア代表のイエローの理由は「反スポーツ(ラフプレー)」。

 

内田選手も相手選手を両手でしっかりホールドしているのを主審に見られて「反スポーツ」。厳しいけれど、取られても仕方がない手の使い方。

●相手競技者を抑えて、相手競技者がボールを保持することを妨げる。または有利な位置を得ようとするのを阻止する競技者は反スポーツ的行為で警告されなければならない。

 

本田選手は「反スポーツ(ラフプレー)」

 

栗原選手(2枚目)は「反スポーツ」。理由は、内田選手と同じ。アレックス選手が有利な位置を得ようとするのを阻止した、という判断でしょう。

 

一時期、Jリーグが手の不正な使用を厳しく取り締まっていましたが、最近はまた元の日本独自の基準にもどりつつあるような気がします。今回は、国際標準での「手の不正な使用」に照らすとOUTなんだ、という意識をもっていないと、これからも大事なところで笛が吹き続けられてしまうのかもしれない。 

  

試合終了の笛は、直接FKを開始してよい、という合図の笛を主審が吹いてから10秒以上経過しているので、少し意地悪だけど、終了を宣告されても仕方がない。

 

本田選手が絡んだセレモニー形式のFKにおいて、FKによる再開の合図の笛のあと、実際にFKが行なわれるまで、少し時間がかかり過ぎていると思う。

 

「遅延行為」と判断されて、イエローカードにならなかっただけ、「マシ」と考えたほうが良いと思う。

 

日本代表にエールを込めて、あえて厳しいコメント。

 

ちなみに、主審は、アル・ガムディ・カリム・イブラヒム氏(サウジアラビア)で、3次予選のウズベキスタン戦(2011.09.06)も担当された方。

 

この記事も、速報ベースです。公式記録が発表されて、いつものようなきちんとした記事をUPしたら、消すと思いますので、ご了承を。

 

追記。

内田選手の反則→PKは、競技規則にしっかり書かれている反則です。

 

競技規則 ガイドライン 第12 条 ファウルと不正行為 

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これらの状況に対して、
●主審は、ボールがインプレーになる前に、相手競技者を押さえる競技者に注意しなければならない。
●ボールがインプレーになる前に、引き続き相手競技者を押さえる競技者を警告する。
●ボールがインプレーになったのちにこの反則が犯された場合、直接フリーキックまたはペナルティーキックを与えると共に反則した競技者を警告する。

(後略)


 

PKも警告も、典型的なパターンとして記載されている通りです。

  
>>続きを読む

☆ 関連するタグ ☆

速報。オーストラリア戦の前半のカード3枚は
 

恐らく3枚とも理由は全て「反スポーツ」。ラフプレーではなく、「大きなチャンスとなる攻撃の芽を摘むファウルを犯した」という理由だと思います。

 

あくまで速報なので、そのうちこの記事は消す可能性があります。

 
 
 
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