3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
審判記録(2012/06/30) 主審 × 1.0 + 副審 × 1.0
  

 

本日は二男の帯同で、U-15カテゴリーの審判を担当。試合時間は25-5-25。

 

第一試合の主審の割り当てだったため、フィールドチェックもしっかり実施。(といっても人工芝グランドだったのだけれど。)

 

最初は主審。

 

試合中の出来事。

 

ミドルシュートをゴールポストの付近でセービングしたゴールキーパーが、人工芝で足を取られて滑り、ボールを保持したままその場(ゴールエリア内)に崩れた。

 

ちょっとヤバそうな崩れ方だったので、とりあえず笛を吹いてレフェリーズボール(ドロップボール)にして、ゴールキーパーの状態を確認しにいった。

 

いつもの通り、「大丈夫?痛みが激しいなら、アイシングするなどの時間をあげるよ。」と声を掛けたところ、「大丈夫です。」という返事。

 

内心、「かなりヤバそうな足の滑らせ方だったし、崩れ方も激痛を感じたような崩れ方だったのだけど・・・。」と思ったものの、顔から血の気が失せているような感じもなかったので、処置することなく試合を再開することにした。

 

さて、ドロップボールをどのようにしようか。

 

ドロップしてそのままゴールキーパーに取らせる? すぐにパントキックされてカウンター攻撃されようものなら、絶対に追いつけないので、それは避けた方がよさそう。(4種ならその方法も場合によっては「あり」かもしれませんが。)

 

ゴールキーパーの状態をチェックするという特典を受けたので、少しくらいは不利になっても文句はないでしょう、ということでプレースキック(ゴールキック)にしよう、と。

 

ゴールキックにするためには、相手チームの選手に協力をしてもらわなければなりません。

 

相手チームの選手を1人呼び、「悪いんだけど、ゴールキックになるように(私が)ドロップしたボールを蹴ってくれる?」とお願いしたところ、快く「いいですよ」という返事をもらうことができた。

 

で、話が少し逸れて、余談になりますが、このドロップボールに関して、2012年度に競技規則の改正が行われています。

 

後日記事にしますが、「ドロップされたボールがけられて直接ゴールに入っても得点にはならい」ということになりました。

 

ですので、万一、相手チームの選手が私のお願いを「裏切って」ボールをゴールに蹴り入れても、得点にはならないので、今日は安心してドロップボールをすることができました。(注、厳密には改正の適用開始は、7月1日以降なので、今日の試合では、ドロップボール直後のゴールは得点を認めなければなりませんでした。コメントくださった K.AKI さん、ありがとうございます。)

 

ちなみに、ドロップボールは必ずしも両チームから1名づつの選手を参加させなければならない訳ではありません。(詳しくは過去記事 「ドロップボールのやり方」 を参照ください。)

 

話を戻します。

 

私がドロップしたボールを、相手チームの選手がゴールラインの外に蹴り出してくれて、無事試合を再開することができたのですが、ちょっとしたミスをした可能性があります。(実際にはミスをしていなかった可能性もあるありますが、しっかり競技規則に則って実施した、という記憶がない以上、ミスをしたのと同じです。反省。)

 

私が何のことを気にしているのか予想できた人は、GOOD JOB! です。(正解していたらの話ですが。)

 

 

ここまでの文章を読んで、気になったことはありますか?

   

 

答えが見えないように、少しスクロールを入れておきます。

 

 

ヒントは、

 

ゴールキーパーの倒れた場所 & ドロップボール

 

です。

 

 

もうお解りですね。そう、ボールがゴールエリア内にあった時に笛を吹いているので、ボールをドロップする位置に注意をしなければならなかったのに、あまり意識せずにドロップしてしまった、ということです。

 

ゴールエリア内でドロップボールすることになったら、ドロップする位置は、「ボールがあった地点に最も近いゴールラインと平行なゴールエリアのライン上」になります。(過去記事 「ゴールエリア内でドロップボールすることになったら・・・。」 参照。)

 

 

再び話を戻します。

 

ゴールキックで再開となり、数プレーあったあとボールがタッチラインを割ったところで、ドロップボールに協力してくれたチームの選手が「そのまま続けて(スローインして)いいですか?」と聞いてきたので、先のゴールキーパーに目をやると、四つん這いになって固まっている。

 

「ほら、やっぱりダメなんじゃん。」と思いながら、笛で試合を停止して、ゴールキーパーの所に駆け寄る。

 

「大丈夫」と言って強がっていた選手が「やっぱ無理」と言っているということは、選手交代したほうが良いんだろうなぁ、と思って本部のほうを見ると、既に控えのゴールキーパーが本部に交代申請をしているのが見えた。

 

ゴールキーパーにゆっくりで良いからゴールラインの外に出るように促し、ゴールラインの外に出たことを確認して、控えのゴールキーパーの入場を許可。

 

4審の方が用具チェックをしていない(チェックする前に私が入場の許可を出してしまった?)ということで、控えのゴールキーパーの用具をフィールド上でチェックして、試合再開。(もちろん用具のチェックは、本来フィールドに入る前に済まされていなければなりません。)

 

あと、ベンチコントロールが少々。

 

午後に副審を1本。

 

主審は協会派遣で何度かペアを組ませていただいたことのあるYさん(3級)。反対側の副審はSさん(4級)で、4月に私が協会から派遣されて3種の試合の主審を担当したときに、副審を担当されていた方。

 

特に大きな問題はなかったと思う。

 

私のサイドでオフサイドのフラグアップは2本。最初の1本は戻りオフサイド。2本目は主審のYさんの確認が遅れたが、試合前の打合せ通り、「フラグアップ継続」を実施し、問題なし。

  

☆ 関連記事 ☆

「ドロップボールのやり方」

「ゴールエリア内でドロップボールすることになったら・・・。」

 

 ← 本日(2012年6月30日)現在、送料込で1,041円。かなり値段が下がってきました。ひざに不安を抱えている方はぜひお試しされてはいかがでしょう? ちなみに、私は半年近く愛用させてもらいましたが、おかげさまで最近はサポーターの力を借りなくて済んでいます。(常にバッグの中には入っていますが。)

 



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★再々掲示 サッカー用の帽子(MIZUNO ソーラーカット ジュニアキャップ)


沖縄県以外はまだまだ梅雨明けになっていませんが、梅雨が明ければ完全に夏モードになります。

 

指導者ネタの記事で、夏場は熱中症予防のために、お子さんのサッカーの練習時に帽子をかぶらせてください、というお願いをしています。

 

過去に2度、ブログの記事で紹介していますが、再度サッカー用の帽子を紹介しておきます。

   

以下、過去記事の焼き直しです。(ご了承ください。)

 

   

昨年(2011年)7月に、mizuno からサッカー用の帽子(ジュニア用)が発売されました。

  

一般的な帽子(キャップ)との大きな違いは 

1)つばの部分が柔らかい素材でできているので、帽子をかぶったままヘディングができる。

2)頭頂部に止め金具がないので、万一ボールが頭頂部に当たっても痛くない。 

です。

 

繊維の通気性が良いとか紫外線カットとかメーカーの商品発表の資料にはありますが、訴求ポイントとしては「かぶったままヘディングができる」ということがメインになると思いますよ、メーカーさん。(あと、洗濯機で洗えるのか洗えないのかという情報もあったほうが良い。)

 

本当は「ヘディングしても痛くない!」というようなキャッチコピーをつけたいところですが、小学生にとってはヘディング自体が痛い行為なので、「痛くない」という言葉は語弊があって使えませんね。

 

メーカーのニュースリリースによると、この帽子のカラーは、ホワイト、アイスグレー、アイスブルーの3種類のようです。


  

 

夏場に一番怖いのは熱中症なので、この帽子でなくても結構ですから、お子さんに必ず帽子をかぶらせるようにお願いいたします。(指導者の立場でのお話) 

 

ミズノのニュースリリース

http://www.mizuno.co.jp/whatsnew/news/nr110719/nr110719.html 

もご参考に。 

  

 

日本サッカー協会としては、公式戦の試合時においては、4種(小学生)カテゴリーにおいても、日差しがきつい場合のゴールキーパー以外は、帽子の着用を認めないというのが現在のスタンスのようです。(私が所属する地区の審判委員会にも確認しました。) 

 

一応、競技規則を確認しておきます。

 

競技規則 第4条 競技者の用具

安全

競技者は、自分自身または他の競技者に危険な用具を用いる、あるいはその他のものを身につけてはならない(あらゆる装身具を含む)。

  

続いて、ガイドライン側も確認です。

  

競技規則 ガイドライン 第4条 競技者の用具 

その他の用具

競技者は、身体を保護するだけの目的のもので、かつ、自らを、また他の競技者を傷つけないものであれば、基本的な用具以外の用具を用いることができる。

基本的な用具以外の用具または衣服はすべて主審によって検査され、危険ではないと判断されていなければならない。

ヘッドギア、フェイスマスク、また膝や腕のプロテクターなど最新の保護用具は柔らかく、軽いパッドが入ったものでできており危険であるとみなされないので、身につけることができる。

最新の技術によりスポーツめがねが着用者のみならず他の競技者に対しても格段に安全になったことを考えると、主審はこのめがねの使用、特に若い競技者が使用することに対して寛容になるべきである。

衣服や用具が試合の始まるときに検査され危険でないと判断されたが、試合中に危険になる、または危険な方法で使用された場合、その後の使用は認められない。

(後略)


 

ヘディング時の競り合いで、帽子のつばの部分が、相手競技者の目などに入る恐れがあるためNG、ということのようです。

 

ということで、試合では着用できませんが、練習時は着用できますし、練習や試合会場への往復時にもどうぞ。

 

夏場の練習や試合時には、必ずお子さんに帽子を被らせることをお忘れなく。

 

次に帽子を購入することを検討している場合は、ソーラーカットキャップ(サッカー・ジュニア用)がお薦めです。

 

サッカー・ジュニア用ではないソーラーカットキャップもありますが、そちらは頭頂部に止め金具がついていますので、ご注意を。

 
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同時にたくさんの選手交代を行う方法(第4の審判員ネタ)
  

 

表題の件については、過去記事 「審判勉強会に参加した時のメモから抜粋」 で簡単に紹介しているのですが、なでしこJAPAN対アメリカ戦(スウェーデン招待)の試合における同時に複数人の選手交代を行なう方法を見て、私達が普段行う試合とは選手交代できる数やアディショナルタイムの考え方が違う場合があるので、あまり参考にしないほうが良いですよ、というお話を書きます。

 

基本的には、第4の審判員の任務(交代手続きの援助)に関するお話ですが、第4の審判員を配置せず、持ち回りによる本部担当チームとして交代手続きの援助をする人もいると思いますので、紹介しておきます。

 

まず、先日行われたなでしこJAPANの試合でのシーンの説明から。 

 

アメリカ代表の4番が日本代表の17番を後方からスライディングタックルし、「ファウルタックルが不用意に行なわれた(=カード無し)」として、後半22分37秒にプレーを停止する笛を主審が吹きました。 

 

(なでしこJAPAN側がクイックスタートする気配がなかったので、) 

後半22分42秒に選手交代のために試合を停止する笛。  



交代ボードを使い1人づつ3人の選手交代を丁寧に実施し、すべての交代手続きを終えて後半23分34秒で試合再開の笛。

 

選手交代のために試合が停止されてから再開するまで52秒。

 

ちなみに選手交代に要した時間は、空費された時間としてアディショナルタイムに加算されなければならない、ということが競技規則で明記されています。(4種の試合などで、試合スケジュールの関係で「基本ランニングタイムで」という場合は加算しないケースもあります。)

 

ちなみに、選手交代の時にきちんと時計を止めても構いませんが、時計を再始動させるのをよく忘れるという人(実は私なんですが)は、

 

「選手交代1回につき 概ね15秒 加算」

 

と覚えておきましょう。

 

あるインストラクターから教わりました。ですので、両チーム合わせて後半に4回の選手交代が行われたら、少なくとも1分の加算が必要になります。

 

ちなみに、これからの季節特有の「飲水(給水)タイム」もアディショナルタイムに加算しなければならないことが通達にきちんと記載されています。(こちらは30秒~1分)

 

通達 「暑熱下でのユース以下の試合での飲水」 より抜粋

5) 30秒ないし1分程度ですばやく飲水させ、選手にポジションにつくよう指示して、なるべく早く試合を再開する。飲水に要した時間は、「その他の理由」により空費された時間として、前、後半それぞれに時間を追加する。

 

この通達は、日本サッカー協会のHPにはUPされていないので、いつも利用させてもらっている、(社)青森県サッカー協会審判委員会 のHPのアドレスを紹介しておきます。こちら

http://www.geocities.jp/arbitro1116/pdf/2011/11_notice_drinking_No2_youth.pdf 

 
 

話を元に戻します。

 

先日のなでしこJAPANの試合は、普通の国際Aマッチなので競技規則に書かれている通り、最大6人までの選手交代が認められていました。(ワールドカップは3人まで)

  

私達が担当する3種や4種の試合などでは、リエントリーを含む自由な選手交代であることが多く、一度に大量の選手交代が行われることもしばしば起こります。

 

そんな時に、OUTになる選手の番号を覚えておき、アウトオブプレーのタイミングを見計らって主審に声をかけたのは良いのだけれど、なかなかアウトオブプレーにならなかったので「あれっ、OUTになる選手は何番だったっけ?」となったことはありませんか?

 

試合を止めてから本部の交代管理表を見直しに行ったり、あるいは IN する選手にもう一度聞いて伝え直したりしていては、「円滑な交代手続きの援助」ではなくなってしまいます。

 

そうならないようにする上手い方法があります。

 

それは、

「INする選手に自分の代わりにOUTとなる選手の番号をそれぞれコールさせる」

です。

 

IN する選手にOUTする選手の番号を叫ばせて構わないそうです。(これもインストラクターから教わったものです。)

 

この時主審のほうで気をつけなければならないのは、OUTする選手がそれぞれいろんな場所からフィールドの外に出ると、人数の管理がややこしくなるので、本部前に大勢の交代要員の姿が確認できた場合は、

 

「全員ハーフウェーラインのところから(フィールドの)外に出ましょう!」

 

と声をかけて、自分が管理しやすいように仕向けると同時に、自分も IN/OUTがしっかり確認できるように、できれば本部前まで足を運ぶほうが良いでしょう。 

 

そして第4の審判員と協力して、OUTになる選手を全員フィールドの外に出してから INになる選手を一斉にフィールドに入れれば、人数の把握/管理が容易になります。(バラバラに動かれると、スローインするためや飲水するために一時的にフィールドの外に出た選手の動きと重なった場合に訳が分からなくなりますので。)

 

もちろん、しっかり交代管理ができるのであれば、どんなやり方でも構わないのですが、こういうやり方もありますよ、ということで。

 

ちなみに、選手交代をするタイミングですが、スローイン/ゴールキック/コーナーキックの場合は、あまり神経質になる必要はないと思います。しかし、ファウルでプレーが停止した場合、ファウルされたほうのチームのクイックスタートする権利(チャンス)をファウルした側の選手交代で潰してしまわないよう、第4の審判員は少し配慮しなければなりません。

 

 

☆ 関連記事 ☆

「審判勉強会に参加した時のメモから抜粋」 

「飲水(給水)タイムのとりかた(の例)」

「飲水(給水)タイムの際に選手交代は可能」 

「飲水タイムや選手交代などオフィシャル系の試合停止後は、笛の合図で再開しましょう」

「審判時の積極的な給水と、給水タイム中の監視項目など」



 

 
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コーナーキックから直接得点することができる
 

 

競技規則 第17条 コーナーキック

コーナーキックは、プレーを再開する方法のひとつである。

(中略)
相手チームのゴールに限り、コーナーキックから直接得点することができる。
(後略)


 

とあるように、自分のゴールに直接入った場合は、得点(失点)が認められず相手チームのコーナーキックになりますが、相手チームのゴールに直接入った場合は得点が認められます。

 

このルールを知らない人は少ないと思われますが、念のため記事にしておきます。

 

ちなみに、youtube 上にもいくつか例がありましたので、その紹介です。

 

最初はJリーグ(J2)の映像から。恐らく狙ったゴール。ゴールに向かう理想的な軌道。


YouTube: 【アビスパ福岡】2010.03.28 #011 鈴木惇①


 

ベッカム選手も。こちらは、いろいろな偶然が重なり、誰もボールに触れることなくゴールに吸い込まれました。 


YouTube: David Beckham scores goal off of a corner kick


 

最後は、ロベルトカルロス選手の映像。プレースキックでアウトサイドを使ってここまでコントロールされたボールを蹴れるものなのですねぇ・・・。お見事としか言えません。


YouTube: ロベカル、コーナーキックをアウトサイドで直接ゴール!


 

コーナーキックのボールが直接相手チームのゴールに入った場合は、躊躇することなくゴールを認めて大丈夫です。 

 

では、スローインのボールが直接相手チームのゴールに入ったらどうしますか?自分のゴールの場合は?

 

答えは過去記事 「スローインのボールが直接ゴールに入ってしまったら・・・。」 でご確認ください。

 


  

☆ 関連記事 ☆

「スローインのボールが直接ゴールに入ってしまったら・・・。」

「直接ボールがゴールに入っても得点が認められないケース」

 
 
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審判記録(2012/06/24) 副審 × 1.0 + 主審 × 1.0 (その2)
  

 

昨日の記事のつづきです。

 

主審を担当したときのお話。

 

時々参加させてもらっている上級審判員の方との合同トレーニングで、1級審判員の方々からアドバイスを頂いたりしていることもあり、手の不正な使用にについては、他の審判員の基準にくらべて私のファウル基準は厳しいと思う。

 

言葉で基準を正確に表現することはできないが、特に相手選手の後方からアプローチした際に手や体を使って相手選手を抑えたり押したりして相手選手のバランスを崩してからボールを奪おうとするのは、正当なチャージングとはいえない。

 

もちろん単純に相手のコントロール下にあるボールを蹴り出そうと相手の後方からアプローチする場合や、自分の身体を相手選手とボールの間に割り込ませようとする場合において、自分の体のバランスを保つための手が相手選手に触れることはあるが、その場合の手と、初めから相手の選手を押そうとしている手の動きは全く違う。

 

試合が進んでいく中で、選手自身がファウルをとられて気がついたり、あるいはハーフタイム中にベンチ指導者から「この主審は手の不正な使用について厳しいから、手の使い方に気をつけろ」というような指示が出ているようで、通常、後半は前半に比べて手の不正な使用の反則をとるケースが少なくなる。

 

今回もいつもと同じ基準で試合を進行していたのだが、片方のチームのコーチ(恐らく顧問の先生ではなく外部から招へいしていると思われる方)が、選手たちに「後ろから手で触れたら全部ファウルなんだから」というような表現を用いたコーチングをし始めた。主審である私に対し、ファウル基準に対する皮肉を込めたのだろう。

 

内心「おぃおぃ、きちんと手の使い方を見極めて判断しているよ。」と思ったものの、あからさまな異議ではなかったので、放っておいた。

 

すると、何人かの選手達が相手選手の手が味方選手に触れる度に、「押してる」とか「手を使っている」とアピールするようになった。

 

コーチの主審に対する態度が選手に伝染してしまったような感じ。

 

そのまま放っておくと、いつか「異議」で選手にイエローカードを出さなければならなくなる事態になりそうだったので、アウトオブプレーのタイミングで、ちょっときつめに

「選手からのファウルアピールは要らない!」

と一蹴した。

 

その後選手からのファウルアピールはなくなったが、先のコーチが相手チームの選手やベンチを刺激するような指示の出し方を継続しているので、ハーフタイム時に「相手チームを(カリカリさせるような)刺激するような表現」は慎んでもらうように注意をした。

 

反対側のチームもそのコーチに呼応するような気配があったので、落ち着いて行動してもらうように注意を促した。

 

本来なら第四の審判員(4審)がいたので、ヒートアップする前に当事者である私ではなく4審がベンチコントロールしてくれたら良かったのだけれど、4審の方は4級でベンチコントロールに慣れていない様子だったし、試合前の打合せで私からもあまりベンチコントロールについて細かく依頼をしていなかったこともあって、ハーフタイム時に私自身で対応することにした。

 

後半は、私の基準でファウルとなる手の不正な使用はほとんどなくなって(まったく無くなった訳ではないが)、ファウルでプレーが停止する回数が前半に比べて極端に減った。

 

また、通常、試合の終盤で脚が動かなくなってきた頃、安易に手を使って相手選手を止めるというようなプレーが増えてくるのだけれど、そういう事もほとんど無かった。

  

ただ、自分で言うのもなんだけど、後半は選手達がほとんどファウルを犯すことがなくなって、主審である私がピッチの中で目立たなく(笛を吹く必要がなく)なり、保護者を中心とする観客の多くが選手のプレーだけを見守っている時間が増えたと自負している。(もちろん、ハーフタイム中に両チームのベンチで「傾向と対策」が練られたとは思います。)

 

両チームのベンチはそのことに気がついてくれたのだろうか。

 

私自身は試合の主役になるつもりはなく、あくまで黒子として、選手達のフェアでタフな素晴らしいプレーをたくさん引き出してあげられれば、と思ってレフェリングしているつもり。

 

ま、「それは主審(私)の自己満足だろ!」と言われてしまえばそれまでの話なんだけど・・・。 

 

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審判記録(2012/06/24) 副審 × 1.0 + 主審 × 1.0 (その1)
  

 

本日は、二男の帯同で、U-15カテゴリーの公式戦の審判を担当。試合時間は25-5-25。

 

最初は副審。

 

前半私のサイドだったチームは、オフサイドトラップというほど極端なものではないが、DFが最終ラインをしっかりあげてくるので、際どいプレーを見極めなければならず、非常に疲れた。

 

後半のチームは、ゴールキックをDFが蹴ったり、GKが蹴ったりというチームだったので、毎回誰が蹴るのか確認して、ボールセット後にどこで待機するかを毎回意識して考えなければならなかった。

 

DFがゴールキックを行なう場合

1)ゴールエリア内またはゴールエリアラインにボールがかかっていることを確認(ボールセット時)

2)ペナルティーエリアラインの境界に移動

3)キックが行なわれてペナルティーエリアからボールがでたことを確認

4)オフサイドラインとなるゴールキックを行なった選手の真横に移動(ゴール側に戻る)

 

GKがゴールキックを行なう場合

1)ゴールエリア内またはゴールエリアラインにボールがかかっていることを確認(ボールセット時)

2)ペナルティーエリアラインの境界に移動(場合に応じて省略し、3に進む場合あり)

3)オフサイドラインとなるDFの最終ラインに移動

 

と、それぞれの場合で副審の動き方が変化します。

 

 

キック力があるゴールキーパーの場合、DFの最終ラインはハーフウェーライン付近まで上がっていることがあり、2)の位置でボールがペナルティーエリアから出たことを確認してから3)の位置にダッシュしても間に合いません。ですので、そのような場合副審はボールセットを確認してからGKがキックを完了するまでの間にハーフウェーライン付近のオフサイドラインまで予めダッシュで移動する場合もあります。(この辺りは「GKのキック力の見極め」が必要で、過去記事 「副審の任務と位置取り (その3、ゴールキック)」 にもう少し細かく書いていますので、そちらもご覧ください。) 

 

今回、GKとDFのどちらがキックを行なうのか、しっかり集中して間違わないようにしなければなりませんでした。

 

DFがキックするのに勘違いをしてハーフウェーライン付近までのダッシュを完了して、「あっ、いっけねぇ~、キッカーがGKじゃなくてDFじゃん。この位置は正しいオフサイドラインではなく、ゴールラインから数えて3人目の位置じゃん!」な~んてことになってしまったら、正しいオフサイド判定はできなくなるし、すみやかにオフサイドラインキープの状態に戻すために無駄なダッシュをしなければならなくなります。

 

ハーフウェー付近の長い縦パスの際、際どいオフサイド判定を要求され、(オフサイドがなくて)ボールを追うために長い距離ダッシュをして、最終的にゴールキックになったので、やれやれ、と思って「ふっ」と気を抜いた状態になり、そのままなんとな~くボールセットを確認し、そのままなんとな~く自分では合っていると思っている立ち位置にいて、「ふっ」と我に返って、「あっ、この位置は違う!」と気が付き、ダッシュでポジションを移動(修正)する、ということがごく稀にありますが、今日はそのようなミスはしませんでした。

 

そういう意味では、集中できていたと思います。

 

ゴールキック時の副審の動き(位置取りを含む)は競技規則のガイドラインにきちんと書かれているのですが、4級審判員の方で競技規則通りに励行されている方は少ないです。

 

先述の過去記事 「副審の任務と位置取り (その3、ゴールキック)」 に競技規則の図と私の解説を入れてありますので、審判初心者の方および、これから3級審判員を目指すという方は、ぜひチェックを。

 

副審のあと、主審も担当しましたが、長くなったので明日更新予定の記事にします。(つづく)

 

☆ 関連記事 ☆

「副審の任務と位置取り (その3、ゴールキック)」

 
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審判記録(2012/06/23) 主審 × 1.0
  

 

本日は、二男の帯同でU-15カテゴリーの公式戦の主審を担当。

 

試合時間は25-5-25。審判は4人制の後審判方式で、1つ前の試合の対戦チームから2名づつ出し合う方式(1試合目は違います)。

 

第四の審判員もいるので、非常にやりやすいのだけれど、アディショナルタイムの通知を忘れないようにしないと。

 

副審の1人は、同じ中学校の保護者の方だけれど、他の2名の方は初めてペアを組む方だった。ただ、試合の30分前に集まっていただくことができたので、比較的細かいところまで打合せすることができた。

 

ただ、副審はお二人とも4級の方だったので、あまり高度(?)な要求はしませんでしたが。

 

1stファウルは手のファウル。守備側選手が味方から縦パスを受けた相手選手を手を使って押している。前は向かせちゃいけないのだけれど、その時に手は使っちゃいけない。

 

そのあとしばらくして、笛を吹くか流すか一瞬迷ったプレーが1つ。

 

ボールをキャッチしたゴールキーパーにボールをプレーしようと突っ込んでいった攻撃側選手が軽く接触。

 

ゴールキーパーが手で捕球してパントキックできる状態だったし、ラフプレーとして警告するほどのアフターファウルではなかったのだが、試合開始早々だったこともあり、安易にゴールキーパーに突っ込むようなことを試合中に繰り返されても困るので、やはり笛を吹いて「注意」を与えることにした。(もちろん、その選手の番号も頭の中にインプット。)

 

オフサイドは後半に2本ほどだったと思う。2本ともA2サイド。1本目は事前の打ちわせ通り、オフサイドポジションにいた選手がボールに触れるまで待ってくれてのフラグアップだった。(GOOD JOB!)

 

2本目は、明らかにオフサイドポジションにいた選手しかボールを追っていない状況だったので、早めのフラグアップだったが、全く問題なし。(これも、事前の打合せ通り。)

 

プレーオンの採用は3回。うち2回ロールバック。成功率は33%とちょっと低め。

 

最初のロールバックは、ディフェンスファウル(ホールディング)でプレーオンをかけようとしたところで、オフェンスファウルが発生してしまったが、そのままディフェンスファウルがあったというコール(プレーオン)をして、笛を吹き直してオフェンス側のフリーキックで再開することにした。

 

じゃないと、周囲が「なんでオフェンスファウルなのに、オフェンス側のフリーキックなの?」と思われると感じたから。

 

で、ディフェンスファウルを犯した選手には、「君の手のファウルが先だったから、相手チームのフリーキックになったよ。」ということと、オフェンスファウルを犯した選手には、「ファウルされたことに対する報復行為ととられかねないプレーだったよ。ファウルはきちんと見て反則を取るから報復のファウルはしないように。」と、お互いがヒートアップしないように少し時間をとってから、プレーを再開。

 

2つめのロールバックは、小柄なFWの選手が2人の守備側選手に囲まれながら頑張っていた時。守備側選手が手を使って押しているが、FWの選手はなんとか頑張っている。プレーオンをかけておこうと思ってコールした瞬間、体が押されたことでバランスを崩したFWの選手の足がボールをタッチラインの外に押し出してしまったので、ロールバックしてFKで再開。

 

あとは、相手選手を派手に押した選手に対して、注意を与えた。

 

その直前にもその選手に対し、「後方から押した」ということで反則をとっていたし、今回のほうが先ほどよりも「強い押し」だったので、「2回目だよね。次にファウルを犯した場合は『警告』になるよ。」と、強めの注意を与えた。

 

幸い、その選手が試合終了前までに反則を犯すことがなかったので、イエローカードは出さずに済んだ。

 

曇り空だったが、やはり気温があがってきているので、正直後半は少しバテ気味だった。ちょっと走り込みが足りないのだと思う。5月末に3試合の主審/日をこなすことができたので、油断してなまけていた。やはり夏場はしっかり走り込まないといけないなぁ。

 

カウンターは意識してしっかり追うようにしたのだけれど、本当はもう少しアシスタントサイドに寄らなければいけないところを寄せきれていないところがあった。

 

インストラクターが見ていたら、バッチリ見抜かれただろうなぁ、「走り込みが足りないから、後半バテてアシスタントサイドを寄り切れていなかった。」と。

 

このところ走り込みをサボり気味だったことを大きく反省。

 

それから、アディショナルタイムの通知(前半0分、後半1分)はそれぞれ忘れずにできたのだけれど、後半の3回の選手交代時に、すべて「主審~」と4審からコールされてしまった。

 

試合中に4審のほうをあまりケアできていなかった。(副審の方に、選手交代がある場合に、フラグでのサポートを依頼しなかった、ということもありますが・・・。)

 

折角4審がいる試合なので、もう少し試合中に4審のほうも見るようにしなくては。

  
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練習内容(2012/06/23) U9
 

 

本日は、午前中に二男の帯同でU-15カテゴリーの主審を担当していたため、練習には約40分遅れて参加。

 

低学年の全体練習はKコーチが担当だったらしい。

 

1時45分からの学年別メニューで、3年生を担当。本日の3年生の参加は17名。最初はいつもの通りボールタッチ系メニュー。普段、あまりボールを移動させないボールタッチ系のメニューを実施するのだけれど、今日は少しボールを移動させながらのボールタッチ系メニューも実施。

 

(普段、移動しながらのボールタッチ系メニューは、10ヤード四方のグリッドで、チーム対抗で行うので・・・)

 

2時30分からは、ドッジボール。なぜか知らないのだけれど、私が到着した瞬間にほぼ全員がドッジボールを希望していたので・・・。普段は選手の希望を聞いてメニューを決定することはないのだけれど、たまには普段と違うメニューをやってみよう、ということで。ボールをどれくらい投げられるのか、ということも見たかったし・・・。

 

チーム分けは選手達で話し合って決定。選手達の希望するドッジボールをする条件としては、揉めたり拗ねたりするような選手が出ないことが条件。みんなで楽しむということをテーマにするよう伝えて実施。

 

約20分間ドッジボールを静観。学校のドッジボール用のボールを勝手に倉庫から出して使うわけにはいかないので、「軽量」のサッカーボールを使って実施。

 

普通の4号球だと突き指する可能性が高いので、「軽量」ボールでの実施。

 

それでもドッジボール専用のボールではなかったので、突き指する選手が出ないか心配だったのだけれど、一応、突き指のトラブルはなかった。

    

ボールを避けるのが上手い選手、捕球するのが上手い選手、強いボールを投げられる選手、周りを気にしてボールを投げていない人にボールを譲る選手。いろんな選手がいた。

 

もちろん、外野でちょっと醜いボール争いもしていたけど。

 

一旦終了して、もっと皆が楽しむためにはどんな案があるかを考えてもらった。ほんとうは皆の意見を聞いてあげたかったのだけれど、今日はあまり時間がなかったので、コーチ(私)が考える「もっと皆が楽しめるドッジボールのやり方」をいくつか紹介して、おまけの10分を実施。

 

私が考えたやり方は強制ではなく、おまけの10分を「さっきより皆が楽しめるように考えて」、とだけ伝えて、やはり静観。

 

う~ん、ちゃんと考えてくれたのかなぁ・・・。

 

給水休憩後の3時30分から、15分×2本のミニゲームを実施して終了。(練習終了4時20分)

 

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ゴールキーパーが手からボールを放すのを微妙な距離を保って妨げたら

  

昨日の記事で触れた、2012年6月18日に行われたなでしこJAPANの試合(対アメリカ代表)からもうひとつ競技規則に関係する内容を。

 

後半38分頃の出来事。

 

アメリカ代表GKのSOLO選手がペナルティーエリア内からパントキックをする際、なでしこJAPANの17番の永里優季選手が、微妙な距離(5~7m)を保ちながら、パントキックの邪魔をしたシーン。

   

以前の記事で、ゴールキーパーが手からボールを放すタイミングでボールを奪おうとしたら、非常に危険なのでイエローカードの対象になりますよ、というお話を書きました。(過去記事 「ゴールキーパーに対する反則」 参照。)

 

また、2008年3月に日本サッカー協会から出された 「ゴールキーパー(GK)へのチャレンジについて」 という通達も紹介しました。

 

昔(私が選手として活動していた頃)は、相手GKからフィードされたボールが相手チームのカウンター攻撃に繋がらないように、相手GKが手で捕球した瞬間、よくFW系の選手が1人、GKの前に立ちはだかってキックの邪魔をしていました。(5ステップルールの頃です。)

 

1人が邪魔をすることで、他の多くの味方選手が自陣に戻るための時間を作っていたわけです。

 

試合がGKのところで滞留しないよう、GKの5ステップルールが6秒制限に変更となって、このGKの前に立ちはだかる行為が反則となったようです。(推測ですが。)

 

私のように昔サッカー選手だったものの、しばらくサッカーから離れていて、お子さんの関係で審判や指導者の手伝いを始めたという方が、このあたりのルールが変っていることを知らずに、お子さんたちに「GKからのカウンター攻撃をさせないためにGKの前に立て」というような指導をしている可能性もあるかな、ということで改めて記事にしておきます。

 

今回の永里選手のプレーは、接触がなかったものの、前述の 「ゴールキーパー(GK)へのチャレンジについて」 の通達にある

「身体接触もなく、危険な方法でもないが、味方競技者にボールをフィードしようとしているGKのボールにプレーした場合、間接FKを相手チームに与える。(GKがボールを手から放すのを妨げる)」 

に該当する行為と判断されるものだった、ということです。

 

接触がなく、危険な方法というわけでもなかったので、「警告」にはならなかったようですが。(TVの映像は、間接FKで再開されたかどうかが、映っていないのでよく解らないのですが・・・。)

 

主審はパントキックに備えてGKや永里選手から遠く離れていたため、最終的に笛を吹いてプレーを停止しましたが、普段我々が担当するような場合であれば、

 

「〇〇番(GKから離れようとしない選手の番号)、ゴールキーパーから離れましょう!」

 

と大きな声で注意を与えて警告の対象となるような反則が行なわれることを防ぎ、それでも執拗にGKの前に立ちはだかってボールを放すことを妨害した場合は、「警告」+「間接FK」にすれば良いと思います。

 

反則が行なわれるのを待っていると、選手がけがをしてしまう可能性があるので、選手の安全を第一に考え、声掛けすることでけがを未然に防ぐことを優先しましょう。

 

とにかく、手でボールを保持しているGKに近づく相手選手の行動を、しっかり監視しましょう。(そのために主審は常にボールから目を離さないことが肝要です。)

 

☆ 関連記事 ☆

「ゴールキーパーに対する反則」

「ゴールキーパー(GK)へのチャレンジについて」

 

☆ おまけ ☆  

なでしこJAPANの試合(対アメリカ代表、2012年6月18日開催)について、それぞれの国のサッカー協会のマッチレポートなどの情報。

 

主催国(スウェーデン)サッカー協会版はこちら

米国サッカー協会版はこちら。 

日本サッカー協会版はこちら

 

最後に、この試合で唯一出されたイエローカード(前半24分)の理由はラフプレーです。後方からのスライディング(タックル)が「無謀に」行なわれた、という判断だと思います。

 
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競技者の装身具を試合中に発見したら(その2)
  

コメント欄に、2012年6月18日に行われた、なでしこJAPANの試合において試合中にアメリカの選手数人の襟元にネックレスが見えた、というような情報をいただきました。

 

ライブで見ておらず、時間があるときにゆっくり見るつもりで録画しておいたものを簡単にチェックしたところ、とりあえず後半13分30秒付近で、モーガン選手がネックレスをシャツの中に仕舞い込む映像がしっかり映っているのが確認できました。

 

審判団のミス、チェック漏れですね。

 

試合前の用具チェック時にきちんと外させて出場させるべきでした。

 

ちなみに、この装身具に関する内容については、過去に記事にしているのですが、私自身が勘違いしていたこともあり、非常に解りづらい内容になっているため、改めて記事を書き直しておきます。

 

なぜ「勘違い」したかというと、日本国内では、2008年度にFIFAの競技規則とは異なる日本サッカー協会独自の「通達」が出ていて、その「通達」のほうが優先されるからです。(もちろん、「通達」のほうが厳しい内容になっています。)

(2014年1月30日付けの通達で、通達は廃止になりました。) 

後ほど「通達」の全文を掲載しますが、試合中に選手の装身具を発見した場合の流れは、

 

(日本国内)

「装身具発見」→「アウトオブプレーのタイミングを待つ」→「その選手に即イエローカード提示」→「選手をフィールド外に出す」→「装身具を外したことを確認してフィールド内に戻す」 となります。

 

(FIFA版)

「装身具発見」→「装身具を外すよう選手に指示」→「選手が装身具を外すことを拒否」→「その選手にイエローカード提示」 となります。

 

 

通達は、日本サッカー協会のHPからアクセスできます。直アドレスはこちら。

http://www.jfa.or.jp/match/rules/pdf/law_soccer_080710_02[1].pdf 

 

一応、通達の内容を転載しておきます。(2014年1月30日付けの通達で、下記の通達は廃止になりました。)

  

審0807-M0003 号

2008 年7月10 日
関係各位
(財)日本サッカー協会審判委員会
委員長 松 崎 康 弘

 

競技者の用具(装身具)の着用について

競技者が指輪やブレスレットなどの装身具着用時の対応は、(財)日本サッカー協会傘下の試合において、下記のとおりとします。

 記

1.着用禁止装身具等
① ネックレス、指輪、イヤリング、ピアス、ミサンガなど皮革やゴムでできたバンド等、プレーに不必要なすべての装身具の着用は、認められない。
② 装身具をテープで覆うことは認められない。
③ 髪をとめるヘアピン等、負傷を誘発するものの着用は、認められない。他方、髪を束ねるためのヘアーバンドは原則認められるが、主審が材質、長さ、幅を確認し、安全でないと判断した場合、着用は認められない。

2.用具の検査
① 競技者については試合前に、交代要員ついては交代時に、装身具が外されているかどうか必ず検査される。
* 審判員は、競技者の用具検査を的確に実施しなければならない。
② 装身具着用が確認された場合、審判員によって取り外すよう指示される。
③ 装身具着用がない場合、また取り外された場合、試合への参加が承認される。

3.試合中に競技者の装身具着用が発見された場合の対応
① 主審は、次に競技が停止されるのを待つ。
② その競技者は警告され、イエローカードが示される。
③ その競技者は、装身具を取り外すため、フィールドから出るように指示される。
④ 装身具が取り外されたことが確認されたならば、ボールがアウトオブプレー中に復帰が認められる。

4.「審判員のための追加的指示およびガイドライン」との関係
この対応は、「審判員のための追加的指示およびガイドライン「審判員への追加的指示およびガイドライン(2008/09 年版からは、“競技規則の解釈と審判員のためのガイドライン”へと変更)」に示されたものとは異なる。しかし、装身具着用禁止が日本において十分に定着したことや既にJリーグが2005 年シーズンからこの対応を行い大きな問題も発生していないことから、日本協会傘下のすべての試合(地域、都道府県を含む)において、この方法により対応する。

5.過去の通達

2006 年2月1日付け(財)日本サッカー協会審判委員会発信「装身具着用の禁止(通達)―競技者の安全のために―」の対応を廃止する。

以上

<参考>

審判員のための追加的指示およびガイドライン

第4条 競技者の用具

懲戒の罰則

競技者は試合開始前に、交代要員はフィールドに入る前に検査される。プレー中に認められていない衣服や装身具を競技者が着用しているのを発見した場合、主審は、

● その競技者に問題となるものを外さなければならないと伝える。
● 外すことができない、またはそれを拒んだ場合、次に競技が停止されたとき、フィールドから離れるよう命ずる。
● 競技者が拒んだ場合やそのものを外すよう言われたにもかかわらず再び身に付けていることが発見された場合、競技者を警告する。

競技者を警告するためにプレーを停止した場合、プレーを停止したときにボールがあった場所から行われる間接フリーキックが相手チームに与えられる。

* 日本協会の対応はアンダーライン部分の対応と異なり、身に付けていることが確認された場合、拒む、拒まないにかかわらず、その競技者は警告されることになる。 


 

将来、国際審判員を目指す方は、日本国内版とFIFA版の両方をしっかり覚えておきましょう。

 

 
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