FC2ブログ
3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
審判記録(2012/06/24) 副審 × 1.0 + 主審 × 1.0 (その2)
  

 

昨日の記事のつづきです。

 

主審を担当したときのお話。

 

時々参加させてもらっている上級審判員の方との合同トレーニングで、1級審判員の方々からアドバイスを頂いたりしていることもあり、手の不正な使用にについては、他の審判員の基準にくらべて私のファウル基準は厳しいと思う。

 

言葉で基準を正確に表現することはできないが、特に相手選手の後方からアプローチした際に手や体を使って相手選手を抑えたり押したりして相手選手のバランスを崩してからボールを奪おうとするのは、正当なチャージングとはいえない。

 

もちろん単純に相手のコントロール下にあるボールを蹴り出そうと相手の後方からアプローチする場合や、自分の身体を相手選手とボールの間に割り込ませようとする場合において、自分の体のバランスを保つための手が相手選手に触れることはあるが、その場合の手と、初めから相手の選手を押そうとしている手の動きは全く違う。

 

試合が進んでいく中で、選手自身がファウルをとられて気がついたり、あるいはハーフタイム中にベンチ指導者から「この主審は手の不正な使用について厳しいから、手の使い方に気をつけろ」というような指示が出ているようで、通常、後半は前半に比べて手の不正な使用の反則をとるケースが少なくなる。

 

今回もいつもと同じ基準で試合を進行していたのだが、片方のチームのコーチ(恐らく顧問の先生ではなく外部から招へいしていると思われる方)が、選手たちに「後ろから手で触れたら全部ファウルなんだから」というような表現を用いたコーチングをし始めた。主審である私に対し、ファウル基準に対する皮肉を込めたのだろう。

 

内心「おぃおぃ、きちんと手の使い方を見極めて判断しているよ。」と思ったものの、あからさまな異議ではなかったので、放っておいた。

 

すると、何人かの選手達が相手選手の手が味方選手に触れる度に、「押してる」とか「手を使っている」とアピールするようになった。

 

コーチの主審に対する態度が選手に伝染してしまったような感じ。

 

そのまま放っておくと、いつか「異議」で選手にイエローカードを出さなければならなくなる事態になりそうだったので、アウトオブプレーのタイミングで、ちょっときつめに

「選手からのファウルアピールは要らない!」

と一蹴した。

 

その後選手からのファウルアピールはなくなったが、先のコーチが相手チームの選手やベンチを刺激するような指示の出し方を継続しているので、ハーフタイム時に「相手チームを(カリカリさせるような)刺激するような表現」は慎んでもらうように注意をした。

 

反対側のチームもそのコーチに呼応するような気配があったので、落ち着いて行動してもらうように注意を促した。

 

本来なら第四の審判員(4審)がいたので、ヒートアップする前に当事者である私ではなく4審がベンチコントロールしてくれたら良かったのだけれど、4審の方は4級でベンチコントロールに慣れていない様子だったし、試合前の打合せで私からもあまりベンチコントロールについて細かく依頼をしていなかったこともあって、ハーフタイム時に私自身で対応することにした。

 

後半は、私の基準でファウルとなる手の不正な使用はほとんどなくなって(まったく無くなった訳ではないが)、ファウルでプレーが停止する回数が前半に比べて極端に減った。

 

また、通常、試合の終盤で脚が動かなくなってきた頃、安易に手を使って相手選手を止めるというようなプレーが増えてくるのだけれど、そういう事もほとんど無かった。

  

ただ、自分で言うのもなんだけど、後半は選手達がほとんどファウルを犯すことがなくなって、主審である私がピッチの中で目立たなく(笛を吹く必要がなく)なり、保護者を中心とする観客の多くが選手のプレーだけを見守っている時間が増えたと自負している。(もちろん、ハーフタイム中に両チームのベンチで「傾向と対策」が練られたとは思います。)

 

両チームのベンチはそのことに気がついてくれたのだろうか。

 

私自身は試合の主役になるつもりはなく、あくまで黒子として、選手達のフェアでタフな素晴らしいプレーをたくさん引き出してあげられれば、と思ってレフェリングしているつもり。

 

ま、「それは主審(私)の自己満足だろ!」と言われてしまえばそれまでの話なんだけど・・・。 

 

>>続きを読む

☆ 関連するタグ ☆

スポンサーサイト