3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
(問題)コーナーキックのインプレー要件


 

滅多におきないとは思うのですが、万一試合中に下のようなシーンに出くわした場合、主審あるいは副審を担当していた貴方はどうしますか?

 

(問題)攻撃側チームの選手がA1側(副審1に近い方)のコーナーからコーナーキックを行うため、タッチラインとコーナーアークの交点(ゴールラインから最も離れた位置)に手でボールをセットし、2~3歩ボールから離れて助走を開始しました。ところがゴール前の味方選手と連携がとれなかったからキックを中断しようとしたのか、それとももともとキックフェイントを行うつもりだったのかは不明なのですが、キッカーの意図に反して足がボールに当たってしまい、フィールドにはまったく入ることなく、力なくゴールラインを越えました。(下図参照。コーナーアーク内から直接ゴールラインを越えた状態。)

キッカーは、ボールをセットし直して、コーナーキックをやり直そうとしています。主審であるあなたはどうしますか?

corner_kick_001.jpg


1)コーナーキックのやり直しを認める。

2)守備側チームのゴールキックを命じる。

 

さて、どっち?

  

またまたブログパーツのアンケート機能を使って、回答を調査してみたいと思います。

 
 

 

 

審判員資格をお持ちの方も、お持ちでない方も、お気軽に回答を入力ください。

 

 

 

  

にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← クリックのご協力も。

 

 

 

 

(回答入力前に解説が見えないよう、改行をいれてあります。)

 

 

 

 

問題は、表題にある通りコーナーキックのインプレー要件が満たされたのか、満たされなかったのか、ということになります。コーナーキックの進め方のところを省略せずに全文掲示しておきます。

 

競技規則 第17条 コーナーキック

進め方

●ボールは、ゴールラインを越えた地点に最も近い方のコーナーアークの中に置かなければならない。
●コーナーフラッグポストを動かしてはならない。
●相手競技者は、ボールがインプレーになるまで、コーナーアークから9.15m(10ヤード)以上離れなければならない。
●攻撃側チームの競技者がボールをけらなければならない。
●ボールは、けられて移動したときにインプレーとなる。
●他の競技者がボールに触れるまで、キッカーは再びボールをプレーしてはならない。


 

となっていて、ボールがコーナーアークから出ることは、インプレーの条件にはなっていないことが解ります。実は、ガイドライン側にはもっと明確に書かれています。(ちなみに、ゴールキックはボールがペナルティーエリアから出ることがインプレー要件になっています。)

 

競技規則 ガイドライン 第17条 コーナーキック

進め方 - 違反

(中略)

ボールはコーナーアーク内に置かれなければならず、キックされたときにインプレーとなるので、インプレーになるためにコーナーアークから出る必要はない。 

(後略)


 

ということで、意図しない形でもボールが足に当たっている以上、「ボールがけられて移動した = キックが行われた」 とするのが妥当かなぁ、と。 

 

3級レフェリースクールでは、キッカーがボールをセットしたら、次の争点となるゴール前をしっかり監視するように指導されます。

 

アシスタントサイドのコーナーキックであれば、副審がキックが行われる瞬間を監視できるのですが、レフェリーサイドのコーナーキックの場合、キックが行われる時には主審はゴール前の監視のほうが重要になるので、事実上このようなキックミスを監視するのは無理なんですけどね~。

 

余談ですが、ボールセットを足で行っている最中に、足で触れられたボールがラインを越えたりしたら・・・、さぁ、どうしましょう???

 

ま、あまり杓子定規に考える必要はないのかもしれませんね。常識の範囲で判断、といったところでしょうか。(ボールセットが完了した時点を見極める。) 

 



 
にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← すみませんが、クリックのご協力を。
  

☆このブログの上手(?)な使い方

少年団を含むサッカーチームのホームページ管理者の方へ
⇒ブログ右側に「チーム・リンク!!」の欄を作りました。こちらの記事に、申請の方法を掲載させていただきましたので、ぜひどうぞ。 

★競技規則に関する知識を増やしたい方
⇒ブログ右のサイドバーにある「まとめ系記事集」の中にある、各年度ごとの◆競技規則系の過去記事をご覧になると、効率的です。また、米国サッカー協会の Referee Week in Review を元に作成している記事集も、将来2級以上の審判員になることを目指される方にはお薦めです。   

審判グッズをお探しの方   
⇒別館 「サッカーの審判グッズを紹介するページ」 をぜひどうぞご利用ください。 

★私が指導のお手伝いをしている団の保護者の方
⇒ブログ右上のカレンダーの部分を利用してください。私が指導を担当した日をクリックしていただくと、その日の練習内容などが表示されます。練習終了後、できるだけ早く記事をUPするようにしていますが、都合によりUPが深夜になってしまう場合もありますので、ご了承ください。


にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ ジュニアユース・中学サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ
どのバナーでも結構ですので、1日1回のご協力をお願いいたします。


← よろしければこちらのクリックのご協力も。


☆ 関連するタグ ☆

スポンサーサイト
息抜き映像 PART2
  

まずは、下記の映像(3分50秒)をご覧ください。 


YouTube: 【サッカー】一瞬、意味が分からないゴール集



   

映像の中に、明らかに得点が認められないケースが含まれていましたが、気がつきましたか?(ボールがゴールラインを越えたかどうか映像からは判断できない、というものを除きます。)

 

では、その得点が認められないケースの再開方法がすぐ頭に浮かびますか? 

 

更に、その得点が認められない理由が競技規則の第何条のどこに書かれているかが頭に浮かびますか?

 

それでは、答えです。

 

まず、ゴールが認められないのは、映像の先頭から1分10秒付近(スロー映像は1分27秒付近)のプレーです。

 

ゴールラインを越えそうになったボールが、ゴールの後方(?)からピッチ方向に弾んできたボールと接触して軌道が変化し、ゴールに入ってしまいました。

 

再開方法は、ドロップボールになるのですが、試合球と試合球以外のボールが接触したのが、ゴールエリア内であるため、その地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアラインのライン上が再開場所となります。

 

競技規則のガイドライン側の第5条に書かれています。ちなみに、2010年度以前は、ガイドラインの第2条に書かれていました。そうです、昨年(2011年)の改正に絡んでいるところです。

 

競技規則 ガイドライン 第5条 主審

職権と任務

(中略)

試合中、試合球以外のボール、その他の物、または動物がフィールドに入り、プレーの邪魔になった場合に限り、主審は試合を停止しなければならない。プレーは、試合が停止されたとき、試合球があった位置からドロップボールにより再開されなければならない。ただし、ゴールエリア内でプレーが停止された場合は、主審はプレーを停止したときにボールがあった地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上でボールをドロップする。


 

競技規則に書かれている通り、ボールに限りません。過去記事 「試合球に風船やビーチボールがあたったら・・・」 の記事を参照ください。

 

ちなみに、試合球以外のボールやその他の物がピッチ内に入ったからといって、すぐに試合を停止する必要はありません。試合を停止するのは、あくまでプレーに影響した、またはプレーに影響する可能性が出てきた場合です。 

 

先の競技規則の続きに、 

試合中、試合球以外のボール、その他の物、または動物がフィールドに入ったがプレーの邪魔にならなかった場合、主審はできるだけ早い機会に排除させなければならない。 

と書かれているので、慌てず対応しましょう。

 
 
 
 ↑ 型番が違いますが、どちらも同じ商品だと思われます。

 

☆ 関連記事 ☆

「試合中のボールに、試合に関係のないボールが当たると・・・」 

「試合球に風船やビーチボールがあたったら・・・」 

 
>>続きを読む

☆ 関連するタグ ☆

FINTA のレフリー4点セット

finta_referee_ware.jpg
 

(005)ブラック  レフリー4点セット 
(半袖シャツ・長袖シャツ・パンツ・ストッキング)
¥8,925(本体¥8,500)サイズ M・L・O・XO ポリエステル100%
付属のバッグにすべて収納できます。

 

上記はすべてFINTA JAPAN のHPの画像および情報です。

FINTA は、ブラジルのサッカーブランドです。

 

amazon 上で、レフェリーウェアがセットになっている商品を見かけた記憶がなかったのですが、いつのまにか FINTA のレフェリーウェアの上記のセットの取り扱いが始まっていました。

 

これ ↓ です。



 
8,500円(定価、税抜き)で、半袖シャツ・長袖シャツ・パンツ・ストッキングの4点がセットになっていて、しかも収納用のバッグがついているので、あまりお金をかけずにレフェリーウェアを揃えたいという方には、お薦めのセットだと思います。

 

貸し出し用の審判服を、予算内でできるだけ多く購入したい少年団などの担当者の方にもお薦めですね。あるいは卒団の記念品として団に寄贈するというのも良いかもしれません。

  

我が団の貸し出し用のレフェリーウェアも、次からこのセットにしちゃおうかな。(って、今年は私は審判部長じゃありませんでした。) 

 
>>続きを読む

☆ 関連するタグ ☆

コイントス時の身体の向きを意識していますか?
 

コイントスのやり方については、過去記事 「コイントスの方法・やり方」 に詳しく書きました。が、その記事に書いていないことを思い出しました。

 

それは、コイントスを実施する時の主審(審判団)の身体の向きです。

 

コイントスに関して、競技規則には、 

競技規則 第8条 プレーの開始および再開

進め方

試合および延長戦開始時のキックオフ前
●コインをトスし、勝ったチームが試合の前半に攻めるゴールを決める。
●他方のチームが試合開始のキックオフを行う。
●トスに勝ったチームは、試合の後半開始のキックオフを行う。
●試合の後半には、両チームはエンドを替え、反対のゴールを攻める。


 

としか書かれていませんので、競技規則上は別に細かく規定されている訳ではありません。

 

しかし、通常は、フィールド内で、主審自身が「本部・ベンチ」のほうを向いて、本部と両チームのキャプテンを挟むようにして、コイントスをするのが一般的です。

 

どうしてかって?

 

主審(審判団)が本部やベンチに背を向けて両チームのキャプテンとコイントスをすると、主審(審判団)の身体に隠れて、本部やベンチからは「コソコソ何をしているのだろう?」と思われてしまいます。

 

別にコソコソしているのではなく、単にコイントスをして攻める向きとキックオフをするチームを決めているだけなのですから、それがしっかり分かるように、本部のほうを向いてコイントスをしましょう。

 

意識をしていないと、本部にお尻を向けてコイントスをしてしまいます。(時々見かけます。)

 

両チームの選手と握手を終えて、残るように指示していた両チームのキャプテンが、握手ですれ違う選手の妨げにならないように、審判団の後で待っているケースがあります。

 

そこで、両チームのキャプテンのいるほうを向いてしまうと、本部にお尻を向けてコイントスをしてしまうことになります。

 

両チームの選手と握手を終えて、両チームのキャプテンが後ろで待機していた場合は、自分の身体の向きは変えず、上半身だけ振り返って、「では、もう一度前に来てください。こちらでコイントスを行います。」と、両チームのキャプテンに動いてもらいましょう。(もちろん、審判団が動いても構わないのですが、両チームのキャプテンに動いてもらったほうが、スマートに見えます。) 

 

これも、競技規則や「サッカーレフェリーズ」の本には記載されていない内容です。知らなかった、意識していなかったという方は、明日からの審判活動でぜひ意識して実行してみてください。

 

審判団の後で待機していた両チームのキャプテンを、スマートに自分の前に移動させてコイントスができると、分かる人には「おっ」と思ってもらえます。

 

 

以下、「コイントスの方法・やり方」 の記事で紹介した、1級審判員の皆さんのコイントス時の映像のリンクを再度貼っておきます。

 

にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← クリックのご協力をお願いいたします。

 

 

すべて、審判団の後方にセンターサークルが映っている(=本部のほうを向いてコイントスをしている)のが確認できます。 


YouTube: 20110226ゼロックススーパーカップ西村主審のコイントス

 



YouTube: 20110101天皇杯決勝鹿島VS清水・家本主審のコイントス@国立

 



YouTube: 20100918浦和VS清水 村上主審のコイントス



 


YouTube: 第90回天皇杯 2回戦 FC岐阜vs栃木SC コイントスやりなおし



   

実は、3級スクール時代に、インストラクターから「なぜ本部にお尻を向けてコソコソコイントスをしているのですかっ!」と指導されたんですよね~。

 

競技規則に「本部のほうを向いてコイントスしなさい」って書かれていないから、普通、誰かから教わるまでは知らないよねぇ・・・。 


☆ 関連記事 ☆

「『サッカーレフェリーズ』 という本」

「『サッカーレフェリーズ』という本(その2)」

「サッカーのルールを自分で学習する方法」

「コイントスの方法・やり方」

「主審時の持ち物 パート4 (トス用コイン)」

「審判の持ち物関係の Amazon のHTMLリンクを集めた記事」


adidas(アディダス) レフェリートスコイン Z1330
adidas(アディダス)
売り上げランキング: 5,826

  
molten(モルテン) サッカー審判用 トス用コイン CNF
molten(モルテン) (2011-11-21)
売り上げランキング: 78,543

  

にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← すみませんが、クリックのご協力を。
  

☆このブログの上手(?)な使い方

少年団を含むサッカーチームのホームページ管理者の方へ
⇒ブログ右側に「チーム・リンク!!」の欄を作りました。こちらの記事に、申請の方法を掲載させていただきましたので、ぜひどうぞ。 

★競技規則に関する知識を増やしたい方
⇒ブログ右のサイドバーにある「まとめ系記事集」の中にある、各年度ごとの◆競技規則系の過去記事をご覧になると、効率的です。また、米国サッカー協会の Referee Week in Review を元に作成している記事集も、将来2級以上の審判員になることを目指される方にはお薦めです。   

審判グッズをお探しの方   
⇒別館 「サッカーの審判グッズを紹介するページ」 をぜひどうぞご利用ください。 

★私が指導のお手伝いをしている団の保護者の方
⇒ブログ右上のカレンダーの部分を利用してください。私が指導を担当した日をクリックしていただくと、その日の練習内容などが表示されます。練習終了後、できるだけ早く記事をUPするようにしていますが、都合によりUPが深夜になってしまう場合もありますので、ご了承ください。


にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ ジュニアユース・中学サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ
どのバナーでも結構ですので、1日1回のご協力をお願いいたします。


← よろしければこちらのクリックのご協力も。



☆ 関連するタグ ☆

アディショナルタイムのベンチへの通知は正規の時間が満了してから

先々週末、8人制の都道府県大会での出来事を書きましたが、その時に書き忘れた内容を。

 

予備審判を担当していたときのこと。

 

ベンチに入れるチーム役員が大会規定により最大4名と定められていました。チーム役員が2名というチームが多かったような気がしますが、MAXの4名というチームもありました。

  

幸い(?)なことに、私とペアを組んだUさん(2級)の下す判定に対して、異議っぽい反応を示す方はおられませんでした。正直、私の位置からはオフサイドに見えなかったオフサイドの判定に対しても、まったく動じない。素晴らしい。(私なら、「え~っ」とか「う~ん」とか異議にはならない程度の反応はしてしまいそうなプレーだったのだけれど。)

 

なので、難しいベンチコントロールはなかったものの、やはり複数人のチーム役員がベンチに入っていると、どうしても「声」がかぶる時がある。あんまり厳しく言うつもりはないのだけれど、大会会場を巡回しているインストラクターから指摘されても困るし・・・。

 

ということで、前半終了時点で、選手達がベンチに戻ってくる前に、「戦術的指示を出せるのは【都度1人】ですので、お願いいたしますね~。」と笑顔で両チームベンチに軽く注意を入れておいた。

 

競技規則には、

●その都度ただ1人の役員のみが戦術的指示を伝えることができる。

と書かれているので、明らかな戦術的指示を複数の役員(指導者)が同時に行っていた場合は、予備審判として注意をしなければならないわけです。

 
 

続いて本題。

 

大きなミスではないのだけれど、ちょっとミスしたことを書いておきます。

 

それは、アディショナルタイムのベンチへの通知のタイミングを間違えた、というお話です。

 

試合前の打ち合わせで、ペアを組む主審のUさん(2級)から、アディショナルタイムの通知(主審→予備審判)を受け取ったら、負けているチーム側のベンチから通知をしてください、という要請を受けていた。

 

最初の試合の前半終了2分前に、主審からアディショナルタイムが0分(=なし)という通知が来た。慣れていない私は、すぐさま負けている側のチームに伝え、そのあと勝っているほうのチームに伝えた瞬間、「あ、ベンチへの通知は正規の時間が満了してからだった。」と気がついた。

  

他の審判員の方が犯したミスとして、以前インストラクターから聞いていたのに、おんなじミスをしてしまった。でも、自分で気がついたので、その日のそのあとのアディショナルタイムのベンチへの通達は、すべて正規の時間が満了してから伝えるようにしました。

 

Jリーグの試合などでは、45分(ハーフの時間)がちょうど満了したタイミングで、第4の審判員がアディショナルタイムの目安となる時間をボードを使って両チームベンチおよび場内に表示しています。(なかなかTVの映像には映りませんが。)

 

ちなみに、正規の時間が満了するタイミングで選手交代が入った場合は、先に選手交代の手続きを済ませてから、そのあとでアディショナルタイムの表示を行います。

 

これは競技規則には書かれていないし、「サッカーレフェリーズ」の本にも掲載されていません。

 

知らなかったよ~、という方はぜひ頭の片隅に置いておいてくださいませ。


サッカーレフェリーズ〈2014/2015〉
浅見 俊雄 日本サッカー審判協会
アドスリー
売り上げランキング: 143,336





 
にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← すみませんが、クリックのご協力を。
  

☆このブログの上手(?)な使い方

少年団を含むサッカーチームのホームページ管理者の方へ
⇒ブログ右側に「チーム・リンク!!」の欄を作りました。こちらの記事に、申請の方法を掲載させていただきましたので、ぜひどうぞ。 

★競技規則に関する知識を増やしたい方
⇒ブログ右のサイドバーにある「まとめ系記事集」の中にある、各年度ごとの◆競技規則系の過去記事をご覧になると、効率的です。また、米国サッカー協会の Referee Week in Review を元に作成している記事集も、将来2級以上の審判員になることを目指される方にはお薦めです。   

審判グッズをお探しの方   
⇒別館 「サッカーの審判グッズを紹介するページ」 をぜひどうぞご利用ください。 

★私が指導のお手伝いをしている団の保護者の方
⇒ブログ右上のカレンダーの部分を利用してください。私が指導を担当した日をクリックしていただくと、その日の練習内容などが表示されます。練習終了後、できるだけ早く記事をUPするようにしていますが、都合によりUPが深夜になってしまう場合もありますので、ご了承ください。


にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ ジュニアユース・中学サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ
どのバナーでも結構ですので、1日1回のご協力をお願いいたします。


← よろしければこちらのクリックのご協力も。



☆ 関連するタグ ☆

練習内容(2012/11/25) U9
 

本日の練習は体育館。監督が6年生の試合の引率で不在のため、低学年の全体練習は私が担当。4年生も招待試合だったため、練習に参加できる指導者は私1人。

 

ということで、5年生の練習は中止にして、1~3年生のみの練習となった。本日の参加は、1年生2名、2年生4人、3年生11名。3連休の最終日ということもあり、参加は少なめ。

 

全体練習の最初は、コーン倒し。全体を2つのチームに分けて対抗戦。体育館全体にコーンを配置して、攻撃(コーンを倒す)側と守備(倒されたコーンを起こす)側に分かれて、笛が鳴った時に倒したコーンが多いほうのチームの勝ち。

 

攻守を入れ替えて、数回実施。 

 

続いて、コーンの中にボールを隠し、隠されたすべてのボールを所定の位置に集めるのにかかる時間の早さを競うゲーム。(ボールを隠している間、探すほうのチームは体育館の外で待機。)

  

次に、全員のボールを体育館の中央に集め、笛の合図で体育館の端の両チームのゾーンから取りに行き、より多くのボールを自分たちのチームのゾーンに集めてきたほうの勝ち、というゲームを実施。

 

最初は「条件」というか「縛り」をあまりつけずに実施するつもりで、要領良くボールを運ぶ(別の言い方をすれば、ずるがしこくボールを運ぶ)ことを考えさせるつもりだったのだが、笛を吹く前に選手達が「足で運んでも良いのか?」とか、「1人2個運んでもいいのか?」とか質問が飛んできてきてしまい、質問された以上は回答する形で条件がついてしまった。

 

本当は、徐々に「縛り」をつけて行きたかったのだけれど、ま、いっか。

 

全体練習の最後は、ボールを使った運動神経刺激系メニュー。

 

給水休憩後の2時からは、予定が不明だったNコーチが来てくださったので、1年生&2年生の指導をNコーチにお願いして、私は3年生15名の練習を担当。

 

最初は、ラダーを使って、俊敏性を鍛えるメニューを少し。練習が中止になったものの、練習の様子を見に来た5年生のO君に、普段練習で行っているラダーのメニューをデモンストレーションしてもらって実施。

 

中には複雑なステップのものもあり、3年生には少し難しかった様子。ま、高学年になったらできるようになるでしょう。ラダーを使った練習は約30分で終了。

 

給水休憩後の2時30分頃からは、体育館の横の幅の距離をドリブルで往復するメニュー。グランドでの練習の際、10ヤード四方の四隅にコーンを立てて周回するドリブルの練習は行っているが、昨日の試合で、全体的に長い距離を早くドリブルすることが若干弱いように感じていたので、その部分を強化するメニュー。

 

2人組による対抗戦で、全員が全員と対戦するまで実施。約30分間。負けた方は、腕立て伏せ1回という罰ゲーム制。

  

3時からは、ミニゲーム。

 

最初は体育館の半分の広さで、4人ずつの3チームに分けて5分ハーフの試合を3試合実施。その後、1、2年生の練習が終了したので、チームを2チームに分け直して、体育館の全体を使って紅白戦。15分ハーフ × 2本。

 

練習終了(4時)。



☆ 関連するタグ ☆

U9 試合引率記録(2012/11/24)
 

本日はU9カテゴリーの公式戦を引率。現在、3年生は19人いるため、8人制の公式戦は2チーム(9人&10人)でエントリー。

 

我が団の場合、2チームでエントリーする場合、基本的に戦力に極端な偏りが生じないよう、均等に分けてエントリーする。例年、背番号の偶数・奇数で分けるとだいたい同じくらいの戦力になるので、そのように分けることが多いのだけれど、今年の場合その分け方をすると、女の子が片方のチームに偏ってしまうので、例年とは違うちょっと変則的な分け方。

 

選手どうしの相性や、組み合わせることである程度期待できることなどをイメージしながら、ある程度チーム分け。

 

その後、審判資格を持っているお父さんたちが片方のチームに偏ってしまっていないかどうかとか、配車の関係などもチェックし、最終的に監督の承認をもらって決定。

 

考えなければならないことや、調整しないといけないことが増えるけれど、人数が多いことは非常に嬉しいこと。(2年生&1年生ももう少し人数が増えるといいのになぁ・・・。3年生ほどとは言わないから。)

 

2チームエントリーということで、片方のチームを丸々他のコーチに任せることも考えたのだけれど、そうすると任せっぱなしになってしまうので、どうしても対応できない場合以外は、すべて私のほうで対応することにした。

 

なので今日一日、Aコーチには試合を行っていないほうのチームのお世話をずっとしていただく形になった。要するに裏方の仕事をすべて押しつけてしまった格好。でも、そのおかげで両方のチームの選手に対してベンチからたくさん声をかけることが出来たので、Aコーチに感謝。

 

両チーム2試合づつ、合計4試合。ベンチから選手にたくさん声をかけたので、家に帰ってきたら声が枯れていた。

 

選手のプレーに対して、できるだけ否定的な言葉を使わず、よかったプレー(その選手の成長を感じるプレー)をたくさん褒めたつもり。

 

うまくいかなかったプレーに対しては同じ失敗をしないためにはどうするか、ということを、直接的な解決方法をすぐに指導するのではなく、できるだけまず選手達自身に考えさせる、ということを本当は実施したかったのだけれど、2チームともベンチに入るようにしたため時間的な余裕がなくって、試合中にかなり直接的な解決方法を指導することもあった。

 

ただ、いくつかの項目につては両チームともに試合がなかった時間帯にマグネット付きの人形を使って、少しは選手達に考えてもらう時間がとれたと思うのだけれど・・・。

 

戦績については、片方のチームは2戦2勝。もう片方のチームは2戦2敗。

 

対戦相手がまったく違うので、2敗したものの内容は悪くなかった。ただ、今の我が団の3年生の弱い部分を徹底的に突かれた格好なので、今後の練習時に少し対策を考えたいと思います。

 

ということで、メモを残しておきます。

 

1試合目は、パスサッカーでかつキック力のある選手がミドルシュートをバンバン放ってくるチーム。寄せが遅れると、好きなようにやられてしまう。

 

アプローチ(寄せ)とシュートコースを消す作業。近くにいる選手が、しっかりその作業を実施すれば、もう少し失点は防げるハズ。

 

2試合目のチームもパスサッカーのチーム。オフサイドもしっかり教育されていて、オフサイドにならないハーフウェー手前で待っているFWに正確にパスを通され、そこからカウンター攻撃を受けての失点。 

 

首を振って周囲の状況を把握し、相手チームがパスをするのがミエミエの状況の時、どのように味方選手とコミュニケーションをとって対応するか。

 

「気づき」とそれに対応する「アクション」。そこに「連携」が生まれると、強くなる。守備面だけじゃなくって攻撃面でもこれができると最強になると思うんだけどなぁ・・・。

 

 

さて、3年生の保護者の皆様へ。

 

子供たちは試合の中で「たくさんのもの」を見ています。その見たものが試合の中で必要な情報なのか必要でない情報なのか。見ているはずなのに必要な情報としてとらえられていないケースがあるかも知れません。見ているものを情報として捉える能力を伸ばしてあげてください。

 

具体的には、お子さんが今日の試合の中で見えていたものをたくさん聞き出してあげてください。

 

否定的な言葉を使わず、「へぇ~そうなんだ。」「すげ~、そんなことが見えてたんだ。」とたくさん驚いてあげて、たくさん思い出させてあげてください。(試合の応援に来られた方も、来られなかった方も。)

 

「そんなことは試合中に見ていなくて良いんだよ」って、勝手に決めつけないであげてください。(保護者の皆さんが必要だとは思わないことでも、サッカー選手にとっては必要で重要なことがあるかも知れません。)内容に拘らず、とにかく見えていたものをたくさん聞き出してあげてください。

  

見えていたはずなのに情報として捉えられていないのが一番困るのです。

 

選手にはたくさんのものが見えていて、それをどれだけ情報として認識できるかで一流になれるかどうかが変わってくると思います。(要するに周りを見渡すだけじゃなくて、そこからどれだけの情報を目からの情報として認識して自分のプレーや動きに繋げられるかということ。)

 

もちろん、情報力だけではダメで、そこに技術力が備わっていないといけないのですが。

 

ただ単に「首を振る」だけじゃだめで、「首を振って目からどんな情報を得るか」ということが大切なのです。もちろん、目だけじゃなくって耳から得られる情報もあります。

 

「僕がシュートした時に、〇〇君がどこどこにいた。」とか「僕がドリブルしてゴール前に行ったとき、ゴールキーパーが前に出てくるのが見えた。」とか、「僕が相手選手のボールを奪った時に、味方の△△君が、僕の左側で『パス』って言ったのが聞こえた。」とか、「僕がスローインしようとしたら、〇〇君の前に相手選手が走り込んできて、ボールを奪われてしまった。」とか、そんな単純なもので構わないのです。

 

どんな聞き方でも構いませんから、お子さんが見ていたもの、見えていたものをたくさん聞き出してあげてください。お願いいたします。 

   



☆ 関連するタグ ☆

自転車(MTB)のリアタイヤ交換
 

 

雨天およびグランドコンディション不良のため、本日の練習は中止に。

 

今日の記事は、サッカーと関係ありません。自分用のメモのようなものですので、ご了承を。(一応、読んでくださる方がいらっしゃるかもしれませんので、そのつもりで書いていますが・・・。)

 

3週間ほど前、二男と三男がそれぞれパンクした2台の自転車を修理してもらうため、片道15分かけて自転車屋まで自転車を押して行ったのですが、祭日で休みだったということで、自転車を押して戻ってきました。(事前に営業しているかどうか、電話して確認すればよかったんだよねぇ~。)

 

それじゃぁ、ということで、ホームセンターに行ってパンク修理セット

これ ↓ 

 

  

を購入してきて、2台のパンクを私が修理することにしました。

 

(amazon のリンクはメーカー名がSAGISAKA になっていますが、修理セット自体は「マルニ工業株式会社」という会社が販売元のようです。SAGISAKA はセットに入っているゴムのりやタイヤレバーなどの製造元のようです。)

 

で、このセットには、「自転車パンク修理マニュアル」が入っていて、このマニュアルに書かれている手順に従ってパンクを修理。

 

この「マルニ工業株式会社」のHPには、マニュアルはもちろん、修理した後で知ったのですが、パンク修理手順の映像もUPされていました。( 元の映像は youtube にありましたので、リンクを貼っておきます。) 


YouTube: 自転車用チューブタイヤのパンク修理手順(チューブ)



 

で、三男のパンクはいわゆる普通のパンクでしたが、二男のほうはタイヤがバーストし、その結果チューブにも穴があいてパンクしたものでした。

 

幸い、チューブへのダメージは少なく、パッチを当てて修復できるものでしたが、タイヤは直径5mmほどの穴が空いていて、タイヤは交換するしかない状態ということが判明。

 

その日は、2台のパンク修理のみ実施して、タイヤ交換は後日改めて行うことに。

 

 

ネットで二男のMTBのタイヤ(サイズ 26 × 1.75)と同じサイズで安いタイヤを探してみたものの、手頃な価格のものが見当たらない。少し幅の太い(サイズ 26 × 1.95)ならたくさんあるのだけれど・・・。

 

ということで、朝からホームセンター2件と自転車専門店をはしごして探したものの、やはり手頃なものが見つからない。

 

仕方がないので、私用の現在使っていないサビサビの自転車(MTB)のフロントタイヤ(サイズ 26 × 1.95)をとりあえず転用することに。 

 

ちなみに、二男のバーストしたタイヤはリアタイヤ。そう、ギアおよびブレーキがあるためタイヤ交換が非常に厄介なリア側。 

 

しかも、二男のタイヤに入っていたタイヤチューブは、適応するタイヤサイズが(26 × 1.50-1.75)となっていて、幅1.95のタイヤには使用できないので、タイヤだけでなく、タイヤチューブも一緒に入れ替える必要があった。(ま、これは大して大きな問題ではなかったが。)

 

あらかじめネットで、チェーンのテンションを弱めるために、タイヤを外す前にギアをトップ(小さいギア、重くてスピートが出るほう)側に寄せておくのかぁ・・・、という情報を得ていたにもかかわらず、外しかけた段階で、ギアがロー(大きいギア、軽くてスピードが出ないほう)側にあることに気がついた。

 

このままタイヤを外してしまうと、タイヤをはめるときにきっと苦労することになるんだろうなぁ、ということで、外したナット類をもう一度つけ直して、ギアの位置を修正。(時間をロスしましたが、タイヤ交換後に比較的簡単にタイヤをはめ直すことができました。)

 

ディスクブレーキとの接続系のところのビス&ナット類を何気なく外してしまい、タイヤ交換後に接続しようとしたら、「あれっ?この部品どの方向についていたっけ?」と悩んでしまった。(外す時は、悩むようなら自分の自転車の状態を見ればいいや、と思っていたのだけれど、自分の自転車の後輪はディスクブレーキではなく、リムブレーキだった。全く別物のブレーキじゃん!)

 

「ああでもない」「こうでもない」と格闘しながらなんとか元の状態に戻せましたが。

 

ということで、反省を2点。(もし、また次に作業する場合に備えて。)

 

1)リアタイヤを外す場合、タイヤはもちろんナット類を外す前に変速ギアをトップ(小さいギア、重くてスピートが出るほう)側に寄せておく。

 

2)ブレーキ系のナットやビスを外す前に面倒でも写真を撮影しておく。(撮影していないと「微妙な位置」の割り出しに時間がかかるし、一瞬「あれ?」どうだったっけと悩むことになる。)

 

とりあえずの暫定措置は無事終了。

 

そのうち前後のタイヤを新しくしてやるかなぁ・・・。もちろん、新しくするといってもネットでいちばん安い下の商品あたりになると思うけど。

 ← タイヤ径26、タイヤ幅1.95。

 

 ← タイヤ径26、タイヤ幅の対応は1.625から2.10まで。

 

 

以下、おまけ。

 

自分で自転車のパンク修理やタイヤ交換をしようと思われる方へ

1)パンク修理セット(キット)は、タイヤレバー(タイヤをリムから外すための道具)が2本以上入っているものがお薦めです。タイヤレバーなしでの作業は非常に困難です。上で紹介したセットには3本入っていますが、慣れてしまえば2本でじゅうぶんです。)

 

2)スプレータイプのタイヤ修理剤は、小さな穴のパンクには有効なようですが、ある程度の穴になると修復不可能な場合(穴を塞ぎきれない)があるようですので、購入するにはじゅうぶん注意が必要です。

 

3)タイヤ交換によってタイヤの幅を変える場合は、中のチューブが適応するかどうかの確認を。(タイヤチューブに、適応するタイヤの径と幅が書かれています。)

  

4)リアタイヤの着脱は自転車のタイプによっては相当の覚悟が必要です。

 

5)作業前に、あらかじめ youtube を含むネットでしっかり情報収集をしておきましょう! 

 

 
 
にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← すみませんが、クリックのご協力を。
  

☆このブログの上手(?)な使い方

少年団を含むサッカーチームのホームページ管理者の方へ
⇒ブログ右側に「チーム・リンク!!」の欄を作りました。こちらの記事に、申請の方法を掲載させていただきましたので、ぜひどうぞ。 

★競技規則に関する知識を増やしたい方
⇒ブログ右のサイドバーにある「まとめ系記事集」の中にある、各年度ごとの◆競技規則系の過去記事をご覧になると、効率的です。また、米国サッカー協会の Referee Week in Review を元に作成している記事集も、将来2級以上の審判員になることを目指される方にはお薦めです。   

審判グッズをお探しの方   
⇒別館 「サッカーの審判グッズを紹介するページ」 をぜひどうぞご利用ください。 

★私が指導のお手伝いをしている団の保護者の方
⇒ブログ右上のカレンダーの部分を利用してください。私が指導を担当した日をクリックしていただくと、その日の練習内容などが表示されます。練習終了後、できるだけ早く記事をUPするようにしていますが、都合によりUPが深夜になってしまう場合もありますので、ご了承ください。


にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ ジュニアユース・中学サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ
どのバナーでも結構ですので、1日1回のご協力をお願いいたします。


← よろしければこちらのクリックのご協力も。



 

☆ 関連するタグ ☆

足を相手選手の頭に当ててしまっても反則にはならないケース
 

先日の記事 「W杯最終予選( 2012.11.14 対オマーン代表戦 )の試合から その1」 のおまけです。

 

オマーン戦の前半38分、オマーン代表20番(AMAD ALI SULAIMAN AL HOSNI 選手)がバイシクルキック(オーバーヘッドキック)をした際、日本代表15番(今野 泰幸選手)の頭を蹴ってしまったので、危険な方法でプレーしたという反則になった、ということを書きました。

 

危険な方法でプレーして身体的接触があったパターンのため、直接フリーキックでの再開となるということも競技規則で確認しました。

  

試合を見逃したという方のために、youtube の映像へのリンクを貼っておきます。下記の映像ファイルの先頭から3分3秒~の部分をご確認ください。


YouTube: 11/14日本VSオマーン ハイライト集 アジア最終予選第5戦

 

実は、この3日前の11月11日のJ2最終節(第42節)の京都サンガF.C. vs ヴァンフォーレ甲府の試合において、足を頭に当てているにも関わらず、反則にはならなかったシーンがありますので、紹介しておきます。

 

下記の映像ファイルの先頭から1分40秒~の映像をご覧ください。


YouTube: 2012 J2第42節 京都サンガFCvsヴァンフォーレ甲府


 

京都14番(長沢 駿選手)がヘディングでゴール前に落としたボールを同23番(中村 充孝選手)が頭で合わせに行った(ダイビングヘッドした)ところ、ほぼ同時にボールをクリアしようとした甲府の17番(津田 琢磨選手)の足にあたります。

 

ボールが中村選手の頭に当たったあと、津田選手の足が中村選手の頭に当たっているので、PKではないのか?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、このケースの場合は、甲府の津田選手が足でコントロールするのが自明な位置にあるボールに対して、中村選手のほうが無謀な方法でアプローチして自らを危険に晒しているので、足を当てた津田選手の反則にはなりません。

 

危険な方法でプレーするという反則には大きく分けて2つのパターンがあります。

 

1つは、今野選手が顔を蹴られたシーンのように、正常なプレーをしようとしている相手競技者の安全を脅かすプレー。もう1つは、自らを危険に晒すプレーです。なぜ自らを危険に晒すプレーがいけないのかというと、そのプレーによって相手競技者が満足のいくプレーを実施できなくなる可能性が出てくるからです。

 

「相手競技者にじゅうぶん満足のいくプレーをさせない」ということが、反スポーツ的行為となるわけですね。 

 

では、自らを危険に晒した中村選手の反則か?というと、ゴール前の場合は正直微妙です。もしこれが中盤(フィールドの中央)付近で行われたプレーであれば、間違いなく中村選手の反則になっていたと思いますが。

  

この試合をきちんと見ていた訳ではないので、正確なところはわからないのですが、この試合を裁いた高山啓義主審は中村選手の反則にはしていないような感じです。(そのまま流している感じがします。即ち、中村選手の負傷は、アクシデントという扱い。)

 

ちなみに、過去記事に書いているのですが、倒れたまま四つん這い状態で、他の選手がボールを蹴ることができないようにボールに覆いかぶさったり、股の下にボールを挟んだまま飛び跳ねて移動したりという状態をある程度継続して行って、他の選手がその選手を怪我させることを恐れて満足なプレーができないと主審が判断した時点で、反則となります。

 

私の場合、選手に「立って!」とか「立ってプレーしよう!」という言葉をかけて、その選手がすぐ立ち上がろうとするかどうかを見極めてから笛を吹くようにしていますが、ロンドンオリンピックを裁いていた国際審判員の方々は、比較的早い段階で反則の笛を吹いていたような気がします。 

 

くどいようですが、もう一度競技規則を載せておきます。4級審判員の方に比較的見逃されやすい、「自らを危険に晒すプレー」も危険な方法でのプレーに該当します。再開方法を含めてぜひ覚えておいてください。

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

危険な方法でのプレー

危険な方法でプレーするとは、ボールをプレーしようとするとき、(自分を含む)競技者を負傷させることになるすべての行為である。この反則は、近くにいる相手競技者が負傷を恐れてプレーできないようにすることである。

主審が相手競技者に対して危険でないと判断した場合、シザーズキック、バイシクルキックは行うことができる。

危険な方法でのプレーには、競技者間の身体的接触がない。身体的接触があった場合、直接フリーキックやペナルティーキックで罰せられる反則となる。身体的接触がある場合、主審は不正行為も犯される可能性が高いことを十分考慮しなければならない。

懲戒の罰則

●競技者が危険ではあるが〝通常の方法〟で相手に挑んだ場合、主審は懲戒的措置を取るべきでない。その行為により明らかに負傷を引き起こす可能性がある場合、主審は競技者を警告する。

●競技者が危険な方法でプレーすることにより、(相手競技者の)決定的な得点の機会を阻止した場合、主審は、その競技者に退場を命じる。



☆ 関連記事 ☆

「危険な方法でのプレー」

「四つん這いのままプレーを続けたら・・・。」

「W杯最終予選( 2012.11.14 対オマーン代表戦 )の試合から その1」 

 





 
にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← すみませんが、クリックのご協力を。
  

☆このブログの上手(?)な使い方

少年団を含むサッカーチームのホームページ管理者の方へ
⇒ブログ右側に「チーム・リンク!!」の欄を作りました。こちらの記事に、申請の方法を掲載させていただきましたので、ぜひどうぞ。 

★競技規則に関する知識を増やしたい方
⇒ブログ右のサイドバーにある「まとめ系記事集」の中にある、各年度ごとの◆競技規則系の過去記事をご覧になると、効率的です。また、米国サッカー協会の Referee Week in Review を元に作成している記事集も、将来2級以上の審判員になることを目指される方にはお薦めです。   

審判グッズをお探しの方   
⇒別館 「サッカーの審判グッズを紹介するページ」 をぜひどうぞご利用ください。 

★私が指導のお手伝いをしている団の保護者の方
⇒ブログ右上のカレンダーの部分を利用してください。私が指導を担当した日をクリックしていただくと、その日の練習内容などが表示されます。練習終了後、できるだけ早く記事をUPするようにしていますが、都合によりUPが深夜になってしまう場合もありますので、ご了承ください。


にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ ジュニアユース・中学サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ
どのバナーでも結構ですので、1日1回のご協力をお願いいたします。


← よろしければこちらのクリックのご協力も。


☆ 関連するタグ ☆

モルテンの「バルキーン」という笛
 

  

一昨日の記事で、知り合いの3級審判員の中で「バルキーン」の普及・使用率がUPしてきた、ということを書いて、過去に書いた関連記事をいくつか紹介しました。

 

その際、youtube 上にある、バルキーンを開発された方を取材したTVの映像へのリンクを貼った記事があるはず、と思ってブログの編集画面で自分の過去記事の検索をかけたのですが、記事が引っ掛かってこない。

 

ってことは、この映像はまだ紹介していなかったのかなぁ・・・。 


YouTube: 20100610 モルテンが開発した、サッカー審判用のホイッスル「バルキーン」



   

 ←フリップグリップのついたプロセットの場合、送料を含めると約4,500円とちょっと高めです。ただ、スポーツ用品店では「取り寄せ」になっているケースが多く、あまり割引されて販売されないようなので、ネットのほうが安く入手できるかもしれません。

 

下の映像は、ドルフィンプロの紹介記事で紹介済みですが、FOX40 、ドルフィンプロ、バルキーンの音色の違いがよく分かるので、再度紹介しておきます。(ドルフィンプロとバルキーンはかなり近い音色だと思います。)



YouTube: サッカー審判用ホイッスル比較



  

下図はモルテンのカタログ

http://www.molten.co.jp/sports/jp/catalog/sogo/index.html?directPage=170
より。

molten_whistle.jpg


バルキーンの価格が判りにくいですが、カタログ上ではプロセットが5,250円、単体が4,200円になっています。 

 

ついでなので、西村さんが使っている金色のバルキーンはこちら。
valkeen_gold.jpg



JFAコモンズ内の「審判TV」「サッカー競技規則と実践的審判法Ver.4.0 ②試合前」

http://commons.jfa.or.jp/refereetv/index.html?CategoryID=33&MovieID=572

より。

※審判TVをご覧になるためには、審判員資格およびJFAコモンズへの登録が必要です。

 

 

以下、ドルフィンプロ、FOX40 のHTMLリンクです。お得感のあるものをピックアップしてみました。

  

 


☆ 関連記事 ☆

「金色のバルキーンが正解でした!」

「ドルフィンプロのゴールド(限定色)みっけ。(笛のHTMLリンク集)」   

 
>>続きを読む

☆ 関連するタグ ☆