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3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
『少年スポーツ ダメな指導者 バカな親』 という本
  

大阪市立桜宮高校(バスケットボール部の顧問)、全日本女子柔道(ナショナルチーム監督)と、このところ指導者関係の報道が続いています。

  

私たちのようなボランティアのコーチが、勝って結果を残すことが使命となっている指導者の方々が背負っている背景や抱えている問題を理解/把握せずに偉そうなことを言ってよいのか解りませんが、「恐怖」で選手(こども)をコントロールしようとするのは、もう「古い考え方」ですね。 

 

スポーツジャーナリストの永井洋一氏は、

「少年スポーツ ダメな指導者 バカな親」

という2007年に出版された著書の中で、警鐘を鳴らされています。

 

一部抜粋して紹介します。

 

『 ある学校関係者から驚くべき事を聞きました。教師にとって、部活の実績が校長や教頭などに向けた昇進の材料になるというのです。 ・・・(中略)・・・ 汚い言葉で生徒を罵り、非科学的なトレーニングでしごき、時には暴力を振るった人物が、「実績」をあげたということで教育の世界で地位を獲得していけるということが事実であるならば、大いに問題があるのではないでしょうか。
(その指導は『暴行罪』だ より)』


  

何回言っても(指導しても)同じ過ちというか同じミスをする選手に対して、つい指導の口調がきつくなってしまうことはあります。

 

でもね、永井さんに言わせると、それは指導力の無さの表れなんだそうです。

『「何やっているんだ」は、そのまま、その指導者の不適切な指導内容への疑問です。「何度言ったらわかるんだ」も、何度も不適切な指導を繰り返してきている証拠です。冷静に適切な言葉で指示が出せないからこそ、「ばかやろう」「やめちまえ」と叫ぶのです。指導者がどのような言葉を発しているかは、そのまま、その指導者の能力と、日常の指導内容を表しています。子供を罵倒するしかできない指導者は、己の指導力の低さを棚に上げ、プレーが上手くいかない責任を子供たちになすりつけるという、もっとも質の悪い指導者です。
(子供を脅す指導者たち より)』


 

 

別に、媚びたり甘やかす必要はないけれど、指導者が選手(こども)からなめられてしまってもいけません。そこが少し難しいところ。

 

人を肉体的あるいは精神的に傷つける行為など、人としてやってはいけないようなことをしたような場合は、指導者がしっかりと状況を把握したうえで、きちんと叱る必要があると思います。でも、指導者の場合、そこで暴力は必要ないですね。(時には指導者自身の膝を折って、目の高さをそのこどもと同じ位置まで合わせた上で、諭すことも必要でしょう。)

 

 

この本、少年スポーツの指導者はもちろん、スポーツをしているお子さんをお持ちの保護者の方にもぜひ読んでいただきたい本ですので、記事化して紹介しておきます。(ブログの左側のサイドバーにはず~っと前からamazon のリンクを貼ってありましたが・・・。)

 

 

我が団では数年前(2008年だったかな?)の総会において、私のほうで一度紹介したことがあるのですが、また来年(じゃなくてもう今年だ)の総会で忘れなかったら紹介することにしよう、っと。

 

私の個人的なこの本の評価、5(★★★★★)   
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