FC2ブログ
3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
『平常心 サッカーの審判という仕事』 という本
 

松崎康弘、前・審判委員長が書かれた2冊の本については、

 

「「審判目線」(松崎康弘、前・審判委員長著)の本の紹介(その1)」 

「「審判目線」(松崎康弘、前・審判委員長著)の本の紹介(その2)」

 

「「サッカーを100倍楽しむための審判入門」(松崎康弘、前・審判委員長著)の本の紹介」

 

といった記事で過去に紹介しました。

 

今日は、上川徹、現・審判委員長が現役(もちろん審判として)を引退された翌年である2007年に書かれた(出版された)本の紹介です。

 ← ちょっと古いので、amazon では中古品の取り扱いのみとなっているようですが・・・。

 

本の構成としては、最初の1、2章で、上川さんが審判として活躍された、2006年のドイツワールドカップのお話。上川さんが経験された2度目のワールドカップを、追体験させてもらえます。

 

オリヴァー・カーン選手、デイヴィット・ベッカム選手といった、2006年のワールドカップで活躍した選手との試合におけるエピソードも読んでいて非常に楽しいです。

 

第3章は、小学校3年生からはじめたサッカーを1992年にJSLのフジタ(現・湘南ベルマーレ)の選手として現役を引退するまでのことが書かれています。

 

この章では、セルジオ越後氏、宮澤ミシェル氏といった、現在TVなどで解説されている方のお名前がちらっと出てきます。

 

第4章から第7章は、選手を引退されて審判として活躍されていく過程が書かれています。3級審判員から始まり、1級、さらには国際審判となる過程などが詳細に書かれています。

 

余談ですが、前述の松崎・前審判員長の「サッカーを100倍楽しむための審判入門」のほうが、国際審判員になる方法が詳しく書かれています。(過去記事 「日本人の審判員としてワールドカップで主審として笛を吹くためには」 参照。)

 

これから上級の審判員資格取得を目指す方にとっては、 

第8章 審判とは
第9章 審判の世界

の2つの章は、非常に参考になると思います。

 

少し抜粋して紹介します。

 

「 ・・・勝負を左右するような決定的なシーンでも勇気を持って、迷わず吹くことが大事だ。見たことに「ピッ」と吹けばいい。プレーを止める勇気を持つこと。見て見ぬふりは許されない。また、見えていないものに対して、試合の雰囲気や選手のリアクションに影響を受けて笛を吹くようなことも決してしてはいけない。見えたものは吹く。見えていないものは吹かない。
 ミスを犯したときも同じだ。ミスをしても、それを取り繕うようなことをしてはいけない。ミスにミスを重ねることになり、やはり選手からの信頼を失う。

・・・

勇気も、そこに平常心がなければただの無謀となってしまう可能性もある。私も若い頃、「選手と戦う」という気持ちでフィールドに入っていた。このとき、平常心がなければ喧嘩になってしまうのだ。試合中、過去の経験から対処法を引っ張り出すことがある。このとき、平常心でなければ冷静に引き出しを開けることができない。
 こうした心を鍛えるためのメンタルトレーニングも受けておくべきだろう。

・・・

審判がより成長していくためには、優秀な指導者に出会うことと同時に、たくさんの試合を経験し、それを次に生かしていくことだ。」

 

まだまだ紹介したい文章がたくさんあるのですが、引用の域を越えてしまいそうなので、このくらいにしておきます。 

 
 
 

☆ 関連記事 ☆

「日本人の審判員としてワールドカップで主審として笛を吹くためには」  

「1級審判員になるためには」 

「「審判目線」(松崎康弘、前・審判委員長著)の本の紹介(その1)」 

「「審判目線」(松崎康弘、前・審判委員長著)の本の紹介(その2)」 

「「サッカーを100倍楽しむための審判入門」(松崎康弘、前・審判委員長著)の本の紹介」

 
>>続きを読む

☆ 関連するタグ ☆

スポンサーサイト