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3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
審判記録(2013/07/07) 主審 × 1.0
  

二男の所属するチーム(学校)は、先週の予選リーグで敗退となりましたが、予選で敗退したチームが2次リーグの試合の主審を担当することになっていたため、本日もU15カテゴリーの公式戦の主審を担当。

 

会場は、海に近い人工芝のグランドで、試合時間は30-5-30。やや風が強く、セットしたはずのボールが時折動いてしまうくらい。

 

副審は私が担当する試合の次の試合で戦うチームの保護者の方。お二人とも4級の方だったが、お一人は過去にペアを組んだことがある方だった。(去年だったかな?それとも今年の春の試合だったかな?)

 

基本的には、指し違いの防止とオフサイドのフラグアップの見落とし時などの対応を簡単に説明&お願いを確認。

 

それから、負傷による一時的なピッチからの離脱要求があった場合に、選手をピッチ外に出す権限を委譲(次のアウトオブプレー時に連絡をしてもらうということを確認)。

 

そして、出血が伴わない負傷(例、足のつり、ホールが鳩尾に入ったetc)で離脱して復帰する場合については、インプレー中でも主審(私)の許可があればタッチライン側からに限って復帰できるということを確認し、試合展開などで早く戻りたがっている場合は、選手に対して主審の許可があれば戻れるということを伝えてもらっても構わない、というようなことを確認しておいた。

  

ただし、出血時と用具交換時については、主審(私)のチェックが必要になるので、アウトオブプレーまで待たせてください、ということや、チェックが必要のないケースでも、インプレー中にゴールライン側からは復帰できない、ということを確認した。

 

ま、基本的に選手をピッチから出すのは私が直接行うだろうなぁ、と思いながら・・・。

 

で、この打ち合わせをしておいてよかった。

 

というのも、試合開始早々、たて続けに2回、選手をゴールラインから離脱させることになった。

 

1人は、攻撃側のFWの選手。パンチングでボールをクリアした相手GKの着地先で、身体が接触し、運悪くGKのひざが彼のふとももにヒットしてしまったらしい。

 

当然、GKのファウルではなく、アクシデント。アウトオブプレーのタイミングで、FWの選手をゴールラインから離脱させ、タッチライン側に回ればインプレー中でも呼んでくれればフィールドに復帰させてあげられるよ、と声をかけておいた。

 

その選手の足の痛みが治まって、タッチライン側に回ったちょうどその時に、アウトオブプレーになったので、結局インプレー中の復帰にはならなかったのですが。

 

しばらくして、今度は守備側選手がゴール前で足の付近の故障のようで、チームメイトが付き添っている。

 

この選手に関しては負傷の理由がまったくわからなかった。味方同士で交錯したのだろうか?

 

とりあえず、この選手もゴールラインから離脱させ、出血は伴っていなかったので、先ほど同様、タッチイン側からであればインプレー中でも復帰させてあげられるよ、ということを伝えておいた。

 

しかしながら、次のアウトオブプレーのタイミングでこの選手の交代選手がピッチに送り込まれてきた。

 

 

第4の審判員は、二男のチームの顧問の先生(3級審判員)が務めてくださった。

 

正規のハーフ時間が満了する1分前(29分)に、ハーフウェーラインのところに立ってもらって私が通知するアディショナルタイムの数字を受け取ってもらうこと、正規の時間が満了してから両チーム(負けているほうのチームから先)にアナウンスしてもらうことなどを事前に確認した。

 

私から第4審判(顧問の先生)への通知方法は、先日の記事で紹介した、米国サッカー協会のビデオにあった「パンツ(ショーツ)を背景に指で通知」を使ってみた。顧問の先生は、私が指定してくるだろうと思われるアディショナルタイムの時間を、あらかじめ交代ボードの表裏で2パターン用意し、私の通知を受け取ったあと、その交代ボードの数字を足元で表示してくれて、その数字を見た私が頷いて返事することで、数字の受け取り間違いがないようにしてくださった。

 

さっすが~。

 

私のミス(?)に絡む、ちょっといい話を1つ。

 

私がFWの選手が触ってゴールラインを割ったと判断し、ゴールキックというコールとともにゴールキックのシグナルを出した次の瞬間、ゴールキーパーがボールをレフェリーサイドのコーナーアークのほうに転がした。

 

「へっ?」(内心「もしかして、やっちまった?本当はコーナーキックだったの?」の状態)

 

レフェリーサイドなので、副審の方も私のシグナルに合わせてくださっている。なので、もう一度笛を吹いて「ゴールキックだよ」とコール。(特に攻撃側から「マイボールだよ!」というような異議っぽい声は一切なかった。)

 

私の近くにいた攻撃側の10番の選手に、「ごめんなぁ、もしかしたら(私が)間違ったのかもしれない。」と小声でコミュニケーションをとった。

 

するとその10番の選手が、

「平気です。ぜんぜん気にしませんから。」

この返事に感動。

 

「もう二度と君たちに不利になるような判定ミスをしないように頑張るからね!」と心の中で呟いた。 

 

他の反省材料としては、完全にボールを跨いでしまったのが1回。時々参加させてもらっている審判のトレーニングでもウォーミングアップメニューとして行われていて、ボールを跨がない訓練は重ねているつもりだったのに・・・。

 

ボールを跨ぐということは、明らかにパスコースに入ってしまっていた、ということの表れで、完全にプレーの邪魔をしてしまったということ。これはしっかり反省しなくちゃ。(ミスキックされたボールに当たってしまった、というのとは全く違うので。)

 

プレーオンのロールバックが2回。これは、プレーオンを適用しようとチャレンジしたのだけれど、思ったほどファウルされた側の有利な状況につながらなかったという、積極的なチャレンジの結果なので、反省しなければならないというものではありませんが。

 

ちなみに、ロールバックしなかったプレーオンは2回位。それから、プレーオンを適用しようかと思ったけれど、多分有利な状況にならないだろうと判断し、プレーオンをかけずにワンテンポ笛を吹くタイミングを遅らせたものが1回。 

 

 

後半28分頃のカウンターはしっかりダッシュで追ったのだけれど、後半30分のカウンター(からの得点時)は、先のダッシュでスタミナが切れていてちょっと遅れた。スタミナ不足。要するに走り込みが足りてません。反省。

 

といったところが、本日の主な出来事&反省点。

 


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