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3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
スタンピング(stomping/jumping on the opponent)は一発レッド ・・・ 2010 Referee Week in Review - Week 24 clip3 より


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まずは、下の映像をご覧ください。

◆Clip3

◆◆



西村さんが、2010年の南アフリカワールドカップでレッドカードを提示したのが、この反則でした。



サッカーをしたことがある人なら、相手競技者に足を踏まれて多少痛い思いをしたことがあると思います。
 


偶発的に相手競技者の足を踏んでしまった場合は、ファウルとは認定しないというか認定できないのですが、相手競技者の足や身体の一部を踏んでしまうことを回避できる状況にあるにも関わらず、意図的に(悪意を持って)踏んでしまうと、「過剰な力」を用いたという理由で、「レッドカード」になります。



スタンピング(stomping/jumping on the opponent)という言葉自体は、直接フリーキックとなる10のファウルには含まれていませんが、広義の意味で「ける(キッキング)」あるいは「とびかかる(ジャンピングアット)」に含まれている、という感じでしょうか。



ま、偶発的に倒れた選手に、相手競技者が近づいた場合は、故意に反則的な行為が行われないかどうかを監視する必要がありますね。(場合によってはボールの行方よりも優先する必要もあるかも。そのあたりは試合の雰囲気などを感じて対応するしかないですね。)


米国サッカー協会の見解は、
http://www.ussoccer.com/stories/2014/03/17/12/20/2010-referee-week-in-review-24
で確認できます。


☆ 関連記事 ☆

「直接フリーキックになる10の反則を英語で言うと」

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AFCアジアカップ オーストラリア2015( vs ヨルダン代表 2015.01.20)の試合から


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Referee
RAVSHAN IRMATOV (UZBEKISTAN)

Assistant Referees
ABDUKHAMIDULLO RASULOV (UZBEKISTAN)
BAKHADYR KOCHKAROV (KYRGYZSTAN)


アジアカップの公式HP内のヨルダン戦のページはこちら


主審は、アジアNo.1レフェリーのイルマトフ氏。



イルマトフ主審が提示したイエローカード4枚は、すべてラフプレー。それほど難しくないと思いますので、今日はイエローカードのところは簡単な解説にしておきます。



(前半10分33秒付近) ヨルダン代表5番(TAREQ KHATTAB選手)がスパイクの裏を長谷部選手のほうに向けてタックルを行い、長谷部選手のすねを「無謀に」蹴ったため。レッドカードでもおかしくないかもしれませんが、足(スパイクが)やや上から下りてきている形になった分、イエローになったかな、という感じ。スパイクが直接長谷部選手の方向に「強く」向かっていっていたら、「過剰な力」とみなされ、間違いなくレッドカードになっていたと思われます。



(前半37分20秒付近) ヨルダン代表23番(YOUSEF AHMAD MOHAMMAD選手)が先に落下点に入っている森重選手のところに飛び込んでヘディングし、ボールをプレーし終えた森重選手の身体にジャンピングアットを喰らわせた形になったため、YOUSEF AHMAD MOHAMMAD選手が「無謀に」ジャンピングアットを行った、という判断。



(後半0分9秒付近) 日本代表9番(岡崎選手)が手でボールをセービングしようとしているヨルダン代表のGKの安全を考慮せず、危険な方法でプレーし、結果としてヨルダン代表GKの安全を脅かしたため。(「危険な方法でプレー」した結果、身体的な接触を行い不正行為を犯した。)先にボールに触れてはいるものの、GKの安全に配慮していない方法でプレーしたため。



(後半2分55秒付近) ヨルダン代表11番(ODAY ZAHRAN選手)が左にいなして抜けようとしたところ、日本代表18番(乾選手)が右足でODAY ZAHRAN選手の両足を引っ掛ける形になってしまったため、「無謀な」足の出し方をして、相手選手をトリップさせたという判断だと思います。(ちょっと厳しい気がします。この時めずらしくイルマトフさん、ちょっと離れた場所からプレーを見ているんですよねぇ・・・。他のファウルは説得力のあるポジション(ほとんど目の前)で見てジャッジされているのですが。)



以上が、イエローカードに関して。



で、ちょっと解説が必要だと思われるところなどを少し丁寧に書いておきます。



後半21分20秒付近の長友選手へのファウルに対してアドバンテージが適用されて、そのあとすぐオフサイドになったところに関して。



まず、ヨルダン代表21番(MOHAMMAD AL DMEIRI選手)が長友選手の斜め後方というかほぼ真後ろからスライディングタックルをして長友選手を倒しますが、ボールがフリーな状況にいた香川選手の前に転がったため、イルマトフ主審はアドバンテージを適用します。



香川選手が余裕をもってボールをプレーできたので、この時点で「ファウルされた側が有利な状況」となり、ロールバックの可能性は消滅しています。もし、ヨルダンの選手が素早い寄せをしていて、香川選手が無理な体勢でのプレーを強いられていたならば、香川選手から離れたボールの行方を見てからロールバックするかどうかを判断したと思います。



しかし、香川選手が余裕をもってダイレクトパスという選択をしたので、そのパスが通らなくてもそれは香川選手のパスミスであるため、ロールバックの判断には影響しません。(今回は、別にオフサイドポジションにいた遠藤選手にボールを送らない選択肢も選べる状況だったので、遠藤選手をターゲットにしたのは香川選手のミス。)



ということで、選手(や松木氏)がいくらロールバックして日本側のフリーキックではないか?とアピールしても認められませんね。



ところがそのロールバック云々の話は置いておいて、イルマトフ主審がここで大きなミスを犯しているのです。

20140120_001.jpg

微妙ですが、一応遠藤選手はオフサイドポジションにいるものとしましょう。



20140120_002.jpg

ヨルダン代表8番(ODAI AL SAIFY選手)が香川選手のクロスをヘディングで「意図的にプレー」しているので、この時点で遠藤選手のオフサイドポジションはクリアされます。(いわゆる 2013年の新解釈の部分です。過去記事 「オフサイドの定義文章が見直されました!(2013/2014版 競技規則)」 参照。)



20140120_003.jpg

あれっ、なんで副審フラグアップしてる? あれっ、イルマトフさん副審のフラグキャンセルすべきじゃない?


という感じです。



ついでに言うと、オフサイドにしちゃったものは仕方ないとして、ここのタイミングで長友選手の後ろからスライディングをしたヨルダン代表21番(MOHAMMAD AL DMEIRI選手)を「警告」すべきだったんじゃないのかなぁ。乾選手のプレーをイエローとするなら、という感じです。




以下、おまけのイメージショット。

20140120_004.jpg

後半12分26秒付近の本田選手がオフサイドになったシーン。


う~ん、本田選手の右肩が、ヨルダン代表3番(TAREQ KHATTAB選手)の左肩より少しだけ前に出ているかなぁ・・・。ただ、A2のBAKHADYR KOCHKAROV副審の位置が、少しずれているので、あまり説得力がないんですよねぇ・・・。
(国際副審の方なので、オフサイドポジションにいた岡崎選手のほうにボールが出たので思わずフラグアップしてしまった、というようなことは無い、とは思いますが・・・。)



それから、これはダメ。

20140120_005.jpg
ペットボールを持ったままコーナーキックを行って

20140120_006.jpg
インプレー中に、ピッチ内で飲水。

拡大。
20140120_007.jpg


競技規則に明確な規定はありませんが、過去記事 「インプレー中に水分をとることはできない」 で紹介した通り、2011年7月23日に発行された「テクニカルニュース」のVol.44のコラムに松崎委員長(当時)が、「認められない」と書かれています。

--- これより 転載 ---

(前略)

ボールがインプレーになっているにもかかわらず、飲水している選手も見かけられるが、それは認められていない。飲水にかこつけて、時間を稼いでいる選手も見かけられるが、これも認められない。

(後略)


--- 転載 ここまで --- 

審判員と指導者、ともに手を取り合って・・・飲水について 松崎康弘(JFA 審判委員会委員長)



ちなみに、ペットボトルを持って「飲水するフリ」をして相手競技者(や審判員)を欺き有利な状況を作り出そうとした、と見なされれば、「反スポーツ的行為」として警告される恐れがあります。


競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

反スポーツ的行為

(中略)
●サッカー競技に対して敬意を払わない態度で行動する。
(中略)
●プレー中、または再開のときに言葉で相手競技者を惑わす。
(後略)


あたりに抵触する可能性が高い行為です。
選手の皆さんは、絶対にまねをなさいませんように。






☆ 関連記事 

「オフサイドの定義文章が見直されました!(2013/2014版 競技規則)」

「インプレー中に水分をとることはできない」

 
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審判記録(2015/01/12) 主審 × 1.0 + 副審 × 1.0

 
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先週末は3種の公式戦を担当したのですが、その記事をUPする前に、まだUPしていなかった先々週の4種の試合を担当した分の記事をUPしておきます。




最初は主審を担当。副審は地元の高校サッカー部の1年生の選手たちが担当してくれました。試合前に簡単な打ち合わせを実施。

オフサイドライン・キープをしてもらうこと、
ボールがゴールラインを越えた時はきちんとゴールラインまで走ってからシグナルしてもらうこと、
ジャッジについては私があらかじめ小さくシグナルしておくのでアイコンタクトをとってシグナルを合わせる(私が間違えていると感じた場合は首を振りながら逆を差してくれれば私がそのシグナルに合わせる)こと、
オフサイドポジションにいた選手が確実にボールに触れてからオフサイドのフラグアップをすること、
いったんフラグアップした場合は私が笛を吹いてプレーを停止するか、
フラグアップをキャンセル(不採用)の合図をするまでは上げ続けてもらう、

というようなことを簡単に確認。



ちょこちょこと手のファウル系のファウルがあったので、アドバンテージが適用できるところはアドバンテージを適用し、できるだけ試合がぶつ切りにならないように気をつけながら、レフェリング。



今日は審判報告書を書いて提出しなければならないので、記入が面倒(?)になるからイエローカードは出さなくて済ませたいなぁ、と思っていたら、試合終了1分前にラフプレーが。あぁぁぁぁ。



スパイクの裏を向けて相手選手に突進し、ボールをコントロールし終えた相手競技者の足にスパイクをヒットさせたため。



軸足が地面についていれば、警告しなかったかもしれないのだけれど、少しジャンプするような形での突進で、完全に軸足で踏み切った形だったので、警告。



その後、その会場での決勝の副審を担当。



副審時の内容については、特になし。
オフサイドも戻りオフサイドが1回くらいだったと思う。



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だから国際マッチには国際基準というファウル基準が存在しているんだってっば。

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2015年1月12日付けの記事 「AFCアジアカップ オーストラリア2015( vs パレスチナ代表 2015.01.12)の試合から」 の記事において、



『私が気になったのは、長友選手のファウル。日本人選手では最多の4回。しかも審判からみると心証の悪いファウルが多い。そのうち「繰り返し」でイエローが出るのではないか、とヒヤヒヤしてました。なんだかセリエAのファウル基準のまま国際マッチを戦っているような感じがします。気のせいかもしれませんが。』



と書いたのですが、同じくセリエAでプレーする本田選手が、この試合のカタールのAbdulrahman Moh Hussain 主審の判定に関して、試合後の海外メディアの取材に対し、「まるでバスケットボールのようだった」という表現をしたために審判批判とみなされ、アジアサッカー連盟から5,000ドルの罰金を課されたようです。


審判批判の本田に罰金5000ドル (ゲキサカ)

AFC、審判批判発言の本田圭佑に罰金5000ドル…試合で警告の今野や清武にも (サッカーキング)



「(自分が)審判の判定基準を把握するのに苦労した。」くらいの表現に留めておけば罰金にはならなかったのではないか、と思われます。



また、「AFCアジアカップ オーストラリア2015( vs イラク代表 2015.01.16)の試合から」の記事では、



『ALIREZA FAGHANI 主審の印象・・・手のファウルにとっても厳しい。PKのシーン、清武選手、今野選手にイエローカードが提示されたシーンの他に、相手選手を背負っている状態で手を後ろに回して相手競技者を押さえようとする意図が見られた後半30分の岡崎選手の手の使い方などはしっかりファウルを取っている印象でした。(他にも日本人選手が後ろに回した手で相手選手を押さえたプレーをファウル認定されていたと思うのですが、メモをとっていなかったので・・・。)』



と書いたのですが、かつーさんもやはり手のファウルについて厳しいという印象を持たれた様子

2015アジア杯GL第2節 イラク対日本 ・・・いつも通りたくさんのキャプチャ画像入りでレビュー記事を書かれていらっしゃいます。皆さん、ぜひご一読を。(かつーさん、リンクありがとうございます。御礼申し上げます!)



過去記事 「フェアでタフなプレーを目指して」 で紹介した通り、当時審判委員長だった松崎康弘氏が、テクニカル・ニュース(JFAが指導者に隔月で発行している小冊子)で

『世界のサッカーに手のファウルがないということではない。あるからこそ、FIFAもその対応は重点項目の一つとしている。』

と述べられています。



FIFAの目指しているサッカーを仮に「標準語」とするならば、各国のリーグで行われているサッカーは「方言」と言えるのかもしれません。(Jリーグを頂点とする日本国内のリーグは、松崎前委員長や現在の上川委員長が、できるだけ「標準語」に近づけるように努力されている、という感じがします。)



自分が使っている「方言」を「標準語」だと勝手に勘違いしたまま使い続けず、そこには微妙な差が存在することを把握し、上手に使い分ける器用さが必要なのではないでしょうかねぇ・・・。



そうそう、かつーさんのところの記事で、清武選手に出されたイエローカードはC4(繰り返し競技規則に違反する)じゃないか、と書かれていますが、主審のカードの出し方に、「繰り返し」で出す時の雰囲気がありません。



で、アジアカップの公式HP
http://opta.mc.cloud.opta.net/sportscentre/?mc=asiancup&timezone=11&page=match&season=2014&competition=379&match=749161
を確認したところ、清武選手のSTATUSが、

2015_01_16_kiyotake_001.jpg

という表示です。イエローカードの理由がFoul。



もし「繰り返し」なら、UAE戦のバーレーンの7番の選手の

presistent_infringement_001.jpg

のSTATUSのように、「persistent infringement of the Laws of the Game」の略である「persistent infringement」と表示されているはずじゃないかなぁ、と思います。



アジアカップの公式HPの表示が間違っている可能性もあります。試合を録画されていた方でお時間のある方は、ぜひ清武選手が途中出場した後半18分から、イエローカードが出される後半28分までの10分間を見直してみて、どっち(「反スポーツ的行為」or「繰り返し競技規則に違反する」)の理由で出されたイエローカードかを考えてみてください。きっと良い審判のトレーニングになると思いますよ~。


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練習内容(2015/01/17) U8 U7 U10

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本日の低学年の全体練習は監督が実施。(私は少し遅れて参加。)



コーン鬼のあとボールを使った運動神経刺激系メニュー。



1時30分からの学年別メニューでは、Aコーチが担当している2&1年生(合計14名)のサポートに回る。2&1年生の最初のメニューは、コーンをドリブルで周回するメニュー。2人組で交錯するコースをドリブル。最初はとりあえず周回する形だけれど、後半は2人でタイミングを合わせるような形でも実施。



給水休憩後の2時30分からは、スローインの練習。まずは2人組で向き合って、ファウルスローにならずきちんと投げることを確認。その後、スローアーは走ってくるペア(味方選手)が受け取れるように投げ、受け取るペアは素早くボールを足元に収めてドリブルする練習。



3時30分頃からミニゲーム。



ミニゲームの途中で監督が担当していた5&4年生(計20名)のシュート練習が始まったので、私はここで2&1年生の練習を抜けて、5年生の練習のGK役に。



GK役に入るのは、シュート練習を試合での感覚に近づけるため。しっかりGKの正面を外して狙うことを意識してもらう。(もちろん狙いすぎてゴールの枠を外してしまうのは論外なのだけれど。)
 


それから事故(怪我)の防止も。シュートしてゴール内に留まったボールを回収するときに、後ろの選手が放った強烈なシュートに当たるリスクを少しでも軽減するため。



4時15分から、4チーム(5名)に分け、30m×40mのピッチを2面使ってミニゲーム。練習終了、4時45分、





 
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AFCアジアカップ オーストラリア2015( vs イラク代表 2015.01.16)の試合から

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Referee
ALIREZA FAGHANI (IR. IRAN)

Assistant Referees
REZA SOKHANDAN (IR. IRAN)
MOHAMMADREZA ABOLFAZLI (IR. IRAN)

Fourth Official
CRISHANTHA DILAN PERERA (SRI LANKA)


イランの審判団。




ALIREZA FAGHANI 主審によって提示されたイエローカードを中心に。



(前半21分25秒付近) 日本代表4番(本田 圭佑選手)がPKを得たシーン。
ぱっと見、本田選手が2人の相手競技者に身体を入れられて、行き場がなくなって倒れただけ(ノーファウル)なんじゃないのか?と思ったのですが、イラク代表6番(アリ・アドナン・カディム選手)が左手で本田選手を押さえているのをとったのかなぁ、という感じです。というのも本田選手の上半身だけが不自然に後ろに残っていますので。(でも正直、私なら多分これでPKはとれないかも。)



(後半5分20秒付近) イラク代表17番に出されたイエローカードはラフプレー。ボールを蹴り終えた本田選手に遅れて突進(タックル)したことが、「無謀な」ファウルタックルという判断。もしかすると、スパイクの裏を本田選手に向けているほうをとっている可能性もありますが、いづれにしても「ラフプレー(反スポーツ的行為の1つ)」であることに変わりありません。



(後半15分01秒付近) イラク代表14番に出されたイエローカードもラフプレー。「無謀な」キッキング。足を高くあげて危険な方法でプレーすることで、岡崎選手の頭を蹴ってしまったために、不正行為が行われた、という判断。岡崎選手がヘディングするのが見えたはずで、ボールを足で扱うアプローチを中断すべきでした。




(後半27分50秒付近) 日本代表8番(清武選手)に出されたイエローカードは反スポーツ的行為。左手でイラク代表5番のシャツの奥襟付近を露骨に掴んでプレーさせなかったことが、「相手競技者を押さえる」反則に該当。


競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

相手競技者を押さえる

手、腕、または体を用いて相手競技者の進行や動きを阻止することは、相手競技者を押さえることである。
(中略)

懲戒の罰則
●相手競技者を押さえて、相手競技者がボールを保持することを妨げる、または有利な位置を得ようとするのを阻止する競技者は反スポーツ的行為で警告されなければならない。

(後略)



ちょっと押さえた、ちょっと引っ張ったくらいなら、イエローカードで警告されなかったと思われますが、奥襟を露骨に掴んでいるので、悪質なファウルと判断されて、警告されたのだと思います。



(後半31分38秒付近) 清武選手のシュートがイラク代表23番の手に当たった件。

至近距離からのシュートで、手がボールの方向に動いたのではなく、また不必要な位置にある手(当たることを期待して広げられた手)でもなかった、という判断だと思います。



(後半46分35秒付近) 日本代表15番(今野選手)に出されたイエローカードも清武選手と同じく相手競技者を押さえたことによる反スポーツ的行為。チャンス潰しというより、手の使い方が悪質という感じだと思います。



ALIREZA FAGHANI 主審の印象・・・手のファウルにとっても厳しい。PKのシーン、清武選手、今野選手にイエローカードが提示されたシーンの他に、相手選手を背負っている状態で手を後ろに回して相手競技者を押さえようとする意図が見られた後半30分の岡崎選手の手の使い方などはしっかりファウルを取っている印象でした。(他にも日本人選手が後ろに回した手で相手選手を押さえたプレーをファウル認定されていたと思うのですが、メモをとっていなかったので・・・。)




↑ 上の写真では見えませんが、足の甲の部分とヒール部分に長い一本線(オレンジ色)があります。

 
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国際主審より国際副審のほうがダッシュ力を求められます

 
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本日の記事は、日本サッカー協会の「指導者・審判」の過去のトピックス
http://www.jfa.or.jp/coach_referee/topics/2014/5.html
の画像を拝借します。


スプリント・テスト

slide3.gif

体力テスト合格基準
男子国際主審/Jリーグ担当主審6.2秒6本
国際副審/Jリーグ担当副審6.0秒6本
1級6.4秒6本
女子国際主審6.6秒6本
国際副審6.4秒6本
1級6.8秒6本


国際副審の場合、90秒のインターバルで6本連続※で40mを6.0秒で走れないと、合格になりません。(※予備走1本を含めて7本走って、1本ミスまでは許されているようです。)


それに対し、国際主審は6.2秒なので、ほんの少しだけクリア基準が甘いです。

20140115_01.jpg



助走区間が1.5m設けられていますが、スタートとゴールは電光管でしっかり計測され、0.01秒の遅れも許されません。


ま、スプリント・テストのほうは副審のほうが難しい基準になっているのですが、インターバル・テストは主審のほうが難しい基準になっています。


インターバル・テスト

slide3.gif


体力テスト合格基準
カテゴリー150m走50m歩回数
男子国際主審/Jリーグ担当主審30.0秒35.0秒20
国際副審/Jリーグ担当副審30.0秒40.0秒20
1級30.0秒40.0秒20
女子国際主審35.0秒40.0秒20
国際副審35.0秒45.0秒20
1級35.0秒45.0秒20
(2級~4級の基準は異なります)

150m走の部分を30秒以内で走らなければならないのは、国際主審も国際副審も一緒なのですが、50m歩の部分は国際副審が40秒であるのに対し、国際主審は35秒になっています。



150m走ったあとに、再び150m走るまでの歩いて体力の回復に費やせる時間が5秒違います(国際主審が短い)。




つまり、国際主審は瞬発力よりも持久力に比重が置かれ、国際副審は持久力より瞬発力に比重が置かれている形です。主審・副審の任務からすれば、当然といえば当然ですね。







 
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超速攻カウンターの場合は副審のサポートが必須 ・・・ 2010 REFEREE WEEK IN REVIEW WEEK 24 CLIP1 より



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ご自分ならどういう判断をするか、ということを考えながら、映像をご覧ください。
◆Clip2

◆◆


超速攻カウンターです。主審は完全に置いてけぼりにされています。副審は、若干遅れながらもプレーについていっています。そんななか、ペナルティーエリア内で守備側競技者が肩でドリブルしていた攻撃側競技者の背中を押して倒してしまいます。



主審は完全に置いてけぼりを喰らっているので、副審のほうが近い位置でプレーを監視していたという状況ですが、ファウルサポートはなく、ファウルは見過ごされてしまう形になってしまいました。



このようなケース(主審が遅れてプレーを監視できていないケース)は副審がアシスト(=ファウルサポート)する必要がある(のにアシストしなかった)というのが米国サッカー協会の見解です。



ちなみに、ファウル自体は、「careless foul 」(軽微なファウル)、いわゆる不用意レベルではあるものの、「相手の大きなチャンスとなる攻撃のじゃまをする、または阻止するという戦術的な目的でファウルを犯す。」という、反スポーツ的行為に該当するので、

「PK+イエローカード」

というのが、米国サッカー協会の見解です。



米国サッカー協会の見解は、
http://www.ussoccer.com/stories/2014/03/17/12/20/2010-referee-week-in-review-24
で確認できます。



余談ですが、国際副審は、国際主審よりもスプリント・テストのクリア基準が厳しい(難しい)、ってご存知ですか?(この件については、明日の記事で紹介する予定です。)


 
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決定機の阻止かどうか(第93回全国高等学校サッカー選手権大会決勝の試合から)

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第93回全国高等学校サッカー選手権大会決勝戦
前橋育英 (群馬) vs 星稜 (石川)  


この試合の公式記録PDFはこちら
http://www.jfa.jp/match/alljapan_highschool_2014/match_report/m47.pdf



前半9分27秒付近の出来事。(下の映像の先頭から7秒付近~をご確認ください。)




GIF化した画像はこちら ↓。

2015_01_12_high_school_soccer.gif



星稜の10番(大田 賢生選手)の倒れ方が、足を伸ばしてダイブしている感じなのでシミュレーションっぽく見えますが、前橋育英のGK(吉田 舜選手)の足が大田選手の足に間違いなく当たっているので、トリッピングの反則であることに間違いはありません。


じゃぁ、「決定機の阻止」にあたり、レッドカードではないのか?と思われる方がいらっしゃるかもしれないので、そのあたりを解説しておきます。



まず、主審が「決定機の阻止」にあたると判断し、レッドカードを提示するためには、実は競技規則で定められた「5つの項目全て」の条件が満たされている必要があります。(このブログでは既に紹介済みのお話なのですが・・・。関連記事 「今季のこれまでの決定機の阻止(Jリーグ)」 参照。)



競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

得点、または得点の機会の阻止

相手競技者の決定的な得点の機会の阻止で退場となる反則は2種類あるが、ペナルティーエリア内で発生するものだけが対象となっているのではない。

決定的な得点の機会があり、相手競技者がボールを手で扱い、また相手競技者にファウルしたにもかかわらず、主審がアドバンテージを適用し、その後、直接得点となった場合、その競技者は退場を命じられないが、警告されることがある。

主審と副審は、得点または決定的な得点の機会の阻止で競技者に退場を命じるとき、次の状況を考慮に入れなければならない。

●反則とゴールとの距離
●ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性
●プレーの方向
●守備側競技者の位置と数
●相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する反則が直接フリーキックまたは間接フリーキックとなるものであること。



5項目を細かくチェックしてみたいと思います。

●反則とゴールとの距離 
・・・ ペナルティーエリア内の反則で、ゴールとの距離はまったく問題なし(該当)。

●ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性 
・・・ GKに足を引っ掛けられていなければ、間違いなくボールをコントロールできていたと思われるのでこの項目も問題なし(該当)。

●プレーの方向 
・・・ ボールはゴールマウスから大きく逸れた方向に流れていて、大田選手が完全にコントロール下に置いたボールとなっていた訳ではないので、プレー(ボール)の進行方向は、問題あり(該当しない)。


5項目のうち、1つでも該当しない項目があれば、その時点でレッドカードは否定されるのですが、一応残り2つの項目も確認しておきます。


●守備側競技者の位置と数 
・・・ パスミスをした守備側選手がゴールに戻ってきてはいますが、状況的にはほぼGKとの1対1でした。なので、これも問題なし(該当)。


●相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する反則が直接フリーキックまたは間接フリーキックとなるものであること。
・・・ 足で相手競技者の足を引っ掛けてつまづかせている(トリッピングしている)ので、直接フリーキックとなる反則ですから、問題なし(該当)。



ということで、レッドカードは否定されたのですが、
●相手の大きなチャンスとなる攻撃のじゃまをする、または阻止するという戦術的な目的でファウルを犯す。
には該当する状況だったので、反スポーツ的行為としてイエローカードが提示されました。



ボールがイレギュラーバウンドしてGKがキックミスするリスクをヘッジするため、GKへのバックパス時は、ゴールマウスを外した方向に蹴るのがセオリーなのですが、もしそのセオリーに背いてゴール方向にボールが蹴られていた場合、ゴールキーパーは一発レッドになっていた可能性がありますね。(もちろん、そうならなかった可能性もじゅうぶんありますが。)



ちなみに、上級審判員の方たちとの合同トレーニングで、このトレーニングメニューを受けたことがあります。(過去記事 「審判のトレーニング (その13)」 参照。)



レフェリーカレッジの卒業生である岡部 拓人主審も、おそらく何度となくこういったトレーニングを受けていたことでしょう。決して空気を読んで「レッド」を「イエロー」にした訳ではないと思いますよ~。



余談ですが、私はこういうようなケース(GKが1対1の状況で相手競技者を倒してしまったケース)で、GKにイエローカードを出し忘れた経験があります。その時もボールはゴール方向から逸れた方向に流れたものでした。次に同じようなケースに遭遇した場合は、絶対に出し忘れないようにしなくては、と改めて思い知らされるシーンでした。


☆ 関連記事 ☆

「今季のこれまでの決定機の阻止(Jリーグ)」

「審判のトレーニング (その13)」

 


 
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AFCアジアカップ オーストラリア2015( vs パレスチナ代表 2015.01.12)の試合から



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いつもの通り、主審によって提示されたイエローカードのその理由を解説しておきます。


その前に、関連ページのご紹介。

日本語サイトのページ
http://www.asahi.com/sports/soccer/afc/asiancup/schedule/15011201/



AFCのオリジナルページ
http://opta.mc.cloud.opta.net/sportscentre/?mc=asiancup&timezone=11&page=match&season=2014&competition=379&match=749158
詳しくは、記事のうしろで紹介します。



FIFAのアジアカップのページ
http://www.fifa.com/world-match-centre/asiancup/matches/match=japan-palestine-300276835/index.html


主審のAbdulrahman Moh Hussain さんによって出されたイエローカードは5枚。レッドカードはイエローカードの累積による1枚。


(前半41分33秒付近)パレスチナ代表の7番アシュラフ・アルファワグラ選手に出されたイエローカードは、異議(Dissent)。


TVの映像は、本田選手がペナルティーマークのところでボールを抱えて待っている状態が長く映されていたときに、副審2のAL NAEMI Ramzan Saeed M A氏が、ポケットから審判カードを取り出して何やら記入しているのが見えるので、その時にアシュラフ・アルファワグラ選手が主審に執拗な異議を唱えたために、イエローカードで警告されたものと思われます。



ちなみに、異議(Dissent)は、AFCのページで確認できます。

samurai_blue_20150112_004.jpg


(前半45分13秒付近)パレスチナ代表4番アハメド・マハジナ選手に出されたイエローカードは反スポーツ的行為。

本田選手が右サイドを突破していこうとするところを「押して」本田選手の動きを阻止したため。
●相手の大きなチャンスとなる攻撃のじゃまをする、または阻止するという戦術的な目的でファウルを犯す。



(後半14分23秒付近)パレスチナ代表10番イスマイル・アルアムール選手に出されたイエローカードはラフプレー(反スポーツ的行為の1つ)。

日本代表14番武藤 嘉紀選手の腹部にスパイクの裏を当てたため。足を高く上げて危険な方法でプレーした結果、スパイクの裏を武藤選手に当ててしまい、明らかに負傷を引き起こす可能性があったために、不正行為(ラフプレー)認定。



競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

危険な方法でのプレー

危険な方法でプレーするとは、ボールをプレーしようとするとき、(自分を含む)競技者を負傷させることになるすべての行為である。この反則は、近くにいる相手競技者が負傷を恐れてプレーできないようにすることである。

(中略)

危険な方法でのプレーには、競技者間の身体的接触がない。身体的接触があった場合、直接フリーキックやペナルティーキックで罰せられる反則となる。身体的接触がある場合、主審は不正行為も犯される可能性が高いことを十分考慮しなければならない。

懲戒の罰則
●競技者が危険ではあるが ”通常の方法” で相手に挑んだ場合、主審は懲戒の罰則を与えるべきではない。その行為により明らかに負傷を引き起こす可能性がある場合、主審は競技者を警告する。

(後略)




(後半23分02秒付近)パレスチナ代表15番アブダルラティーフ・アルバフダリ選手に出されたイエローカードはラフプレー。

日本代表10番香川 真司選手がコントロールしているボールと一緒に香川選手の足をも掬ってしまおうという意図が感じ取れます。(それを解説の松木氏が「深いタックル」と表現しています。)まぁ、結果的に香川選手の足を完全に掬った形になっているので、妥当なイエローカードだと思います。



(後半27分25秒付近)パレスチナ代表4番アハメド・マハジナ選手に出されたイエローカードもラフプレー。

日本代表14番武藤 嘉紀選手の足元のボールではなく、それより遥か上の膝上の高さにタックルしていることが「無謀な」方法と判断されます。


2枚目のイエローカードだったために、レッドカードが提示されました。(ったく、TVが主審の提示するレッドカードを押さえていない。テレビ朝日の独自のカメラ映像なのか、現地の放送局が作成している国際映像かは知らないけれど、最初のイエローカードといい、このレッドカードといい、上手くないなぁ・・・。)




さて、AFCのページがかなり工夫されていたので、少し紹介しておきます。(個人的にはこんな工夫より、PDFのマッチレポートをUPしてよ、と言いたいのですが・・・。)


こちらの画面をクリックすると下のほうに

このような図↓が表示されます
samurai_blue_20150112_001.jpg
上の図では先発メンバーしか表示されていませんが、この図の下に控え選手の番号も掲載されています。



サイト上のこの図に描かれている背番号をクリックすると、先のアシュラフ・アルファワグラ選手のところで紹介した図が表示されます。


長友選手の情報を見てみると
samurai_blue_20150112_002.jpg
相手に与えたファウルは4回、被ファウルは3回。パスの精度は85%。トータルのタッチ数は63回。シュート数0(枠内に飛んだシュートも0)というような情報が表示されます。


私が気になったのは、長友選手のファウル。日本人選手では最多の4回。しかも審判からみると心証の悪いファウルが多い。そのうち「繰り返し」でイエローが出るのではないか、とヒヤヒヤしてました。なんだかセリエAのファウル基準のまま国際マッチを戦っているような感じがします。気のせいかもしれませんが。


累積2枚のイエローカードにより、レッドカードが示され退場となったアハメド・マハジナ選手の情報はこちら↓。
samurai_blue_20150112_003.jpg



試合を数字で分析したい方にとっては、なかなかよいページになっているようです。




 
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