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3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
♪ あなたな~らどうする~ (パート3)

  

まずは下記のyoutube の映像の先頭から0分25秒付近をご覧ください。 


YouTube: Borussia Dortmund vs Wolfsburg (2-3) Bundesliga Highlights Official HD [8/12/12]

 

このシーン、TBS系列で昨夜放送された「スーパーサッカー」で見た時には、正直「えっ、これ、ハンドにするの?」と思いました。

 

シュメルツァー選手の左ひざ付近に当たったボールの軌道が変わり、同選手の右太もも付近に当たっているようです。その時手にも当たったという判断なのでしょうか。しかし、私には手がボールの方向に動いているようには見えないし、手が不必要な位置にあったとも感じないのですが・・・。

 

それにゴールライン上でハンドが行われたと判断した場合は、必然的に「決定的な得点機会の阻止」となってしまうため、一発レッド(=退場)になってしまうのに・・・。

 

では、競技規則のガイドラインの確認をしておきます。

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

ボールを手または腕で扱う

競技者が手や腕を用いて意図的にボールに触れる行為はボールを手で扱う反則である。
主審は、この反則を見極めるとき、次のことを考慮しなければならない。
●ボールが手や腕の方向に動いているのではなく、手や腕がボールの方向に動く。
●相手競技者とボールの距離(予期していないボール)。
●手や腕が不必要な位置にある場合は、反則である。
(後略)


 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

得点、または得点の機会の阻止

(中略)

決定的な得点の機会があり、相手競技者がボールを手で扱い、また相手競技者にファウルしたにもかかわらず、主審がアドバンテージを適用し、その後、直接得点となった場合、その競技者は退場を命じられないが、警告されることがある。

主審と副審は、得点または決定的な得点の機会の阻止で競技者に退場を命じるとき、次の状況を考慮に入れなければならない。

●反則とゴールとの距離
●ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性
●プレーの方向
●守備側競技者の位置と数
●相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する反則が直接フリーキックまたは間接フリーキックとなるものであること。


 

今回の場合、ボールが跳ね返って直接得点となっていないので、ハンド(ボールを手で扱った)という判断をするならば、一発レッドになります。  

 

番組(スパーサッカー)で見たので、記事で紹介するために youtube の映像を探していたら、この判定に関する記事を見つけてしまいました。

 

明日の記事で紹介したいと思います。 

 

☆ 関連記事 ☆

「♪ あなたな~らどうする~」

「♪ あなたな~らどうする~ (パート2)」

「ハンドリング(ボールを手で扱う)とは」

「「ボールを手で扱う」に該当する例 … 2011 Referee Week in Review - Week 17 (米国サッカー協会)より」

「ボールが手の方に動いたのならセーフ … 2011 Referee Week in Review - Week 30 (米国サッカー協会)より」

 
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コメント
コメント
なかなか厳しい判定ですねぇ。
このシーン、ハンドをとられたディフェンスの選手は、万が一にも手に当たらない様に後ろにまわすとかするべきだったと思います。
(そもそも当たっていない様にも見えますが)
咄嗟とはいえドジョウすくいの様に両手が揃って右足の方に動いている様に見えなくもありません。
主審とハンドをとられたディフェンスの間に、もう一人ディフェンスがいますね。
若干ブラインドになっていたのかもしれません。
その後の黄色がPKを獲得したシーンも気になります。
後方からのファウルチャージという事なのでしょうが、黄色の選手の倒れ方が大袈裟な気がします。
白の選手も頭でボールにプレーできている様にも見えます。
だとすれば、黄色の選手のシミュレーションという判定でもおかしくないかもしれませんね。
どちらも明らかな誤審というわけでも無く、現場の主審の判定が尊重されて良いシーンだと思います。
長文になってしまい、すいません。
2012/12/12(水) 08:34:51 | URL | K.AKI #79D/WHSg [ 編集 ]
 
手を後ろに回して、手にボールが当たらないように振舞っていれば、確かにハンドと判定される可能性は低かったのかもしれませんね。
 
でも、「動かされずに体の横に張り付いている手」にボールが当たった場合は、ハンドにしなくて良いのではないかと考えます。
 
また、体の横に張り付いていなくても「体幹部を守るための手」の動きについては寛容されるべきだとも思います。
 
今回は、今日UPした記事にある通り、「(ボールは手に当たっていなかったので)誤審だった」ということのようなのですけれど。 
 
2012/12/12(水) 23:25:34 | URL | TOM3 #79D/WHSg [ 編集 ]
もちろん基準としてはおっしゃる様な所で良いと思います。
実際自分が主審の時も、手に当たってもハンドリングはあまりとらないです。
先のコメントにも書かせて頂きましたが、手に当たった(と思われた)時、瞬間的にブラインドになっていたのかもと思いました。
見えなかった瞬間の前後から、その瞬間を頭の中で補正して判断してしまったのかと。
その様な事が起きない為にポジショニングが重要で、その為には良く言われる「気付き」が大切だと感じます。
言うは易し行うは難しですね。
2012/12/13(木) 08:12:49 | URL | K.AKI #79D/WHSg [ 編集 ]
 
>見えなかった瞬間の前後から、その瞬間を頭の中で補正して判断してしまったのかと。
可能性が高いですね。気になってハーフタイムもしくは試合直後にビデオで確認したら、「オー、手に当たってないじゃん!」状態だったのかもしれませんね。
 
ドルトムント(黄色)がPKを獲得したシーンといい、ちょっと主審のポジショニングが悪いというか裏目に出ることが多い試合だったのかな。
  
 
2012/12/13(木) 21:42:34 | URL | TOM3 #79D/WHSg [ 編集 ]
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