3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
『親子でおぼえる サッカー教室』という本
 

昨日の記事の最後で、4種年代のサッカー少年のお父さんやお母さんには、お子さんとのボール遊びの際に「ボールを使ったヘディング練習は、脳へのダメージが懸念されるので、勇気をもってやめましょう」という内容を書きました。

 

ついでに、もう少し。(昨日、今日と団の練習がなかったので、団の保護者の方向けのお話として。)

 

我が団の保護者の方に限らず、少年団などのサッカーチームに所属しているお子さんをお持ちのお父さんはたくさんいらっしゃると思います。

 

「サッカーの練習に関しては、所属しているチームの指導者・コーチ陣に一切任せている。」

 

というスタンスであれば、それはそれで構いません。

 

でも、チームでの練習以外の時間に、サッカーの練習をしたがるお子さんとボールを持って公園や広場に来たけれど、「どうすればいいの?」と悩むお父さんやお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

サッカー経験のあるお父さんお母さんなら、お子さんの学年に合った親子で楽しめるメニューが思いつくかも知れません。(『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』の著者である池上正さんによると、実はそういう中途半端にサッカーをやっていた人が、『一番危ない』ということのようなのですが・・・。過去記事 「『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』という本」 参照。) 

 

しかし、サッカー経験の全くない方には、学年にあった練習メニューなんて思い浮かびませんよね。

 

別に、そんなに難しいことをする必要はないので、

 

「チームの練習で、どんなメニューをやっているの?」

 

という感じでコミュニケーションをとってもらって、



「そのメニューをおとうさん(おかあさん)に教えて。」 とか
「じゃぁ一緒に、やってみよう。」

 

というのでじゅうぶんだと思います。

 

とはいうものの、チームの練習と同じ内容ではお子さんがすぐ飽きてしまう、という場合や、お子さんと2人でできるメニューがあまりない、という場合に参考になる本を紹介しておきます。

 ← 「親子でおぼえるサッカー教室」(吉田 康弘/高畑 好秀 共著)

 

ちょっと古い(2006年の出版)本で、もう書店にはないかもしれません。 amazon でも新刊の扱いはなく、中古品のみの扱いになっているようです。(定価は1,400円 +税。)

 

著者の紹介

吉田 康弘 氏・・・元Jリーガー(明治大学出身、鹿島→清水→広島)。

高畑 好秀 氏・・・早稲田大学人間科学部スポーツ科学科スポーツ心理学専攻卒。日本心理学会認定心理士。スポーツ・メンタルトレーナー。著書多数。

 

各学年毎にメインのテーマがあり、そのテーマに沿った練習メニューが紹介されています。

 

一年生・・・「遊ぶ(ボールに慣れる)」
二年生・・・「送る(パス)」
三年生・・・「止める(トラップ)」
四年生・・・「運ぶ(ドリブル)」
五年生・・・「決める(シュート)」
六年生・・・「鍛える(応用編)」

 

それぞれの練習メニューには、動作のポイントが写真およびサッカー経験者でなくても理解できる簡単な言葉で書かれています。(ちなみに写真はモノクロです。)

 

そして、これらのメニューよりもむしろ、HR(ホームルーム)という形で10ページに渡って書かれている部分のほうが大事なような気がしますので、その部分を簡単に紹介しておきます。

 

「親子が一緒に楽しむための心得
子供にサッカーを教える前におぼえておきたい 十カ条」


第一条 感情的にならず冷静に対処する
第二条 プラスの言葉使いを心がける
第三条 まずは親が充分に楽しもう
第四条 根をつめすぎないように注意
第五条 子供のつくウソに上手にだまされてあげる
第六条 YOU-MESSAGE から I-MESSAGE に変えていく
第七条 子供の心のハードル設定は適切に
第八条 スキンシップを第一に
第九条 イメージトレーニングの重要性
第十条 自己評価を大切にしてあげる

 

各条文に対して、解説がされています。興味をもたれた方は、著書でご確認を。(あまり引用が多すぎると、著作権の侵害になってしまう恐れがあるので、これくらいにしておきます。)

 

本の中で紹介されいる練習内容・メニューについては、連続写真が多数挿入されていて、非常に分かりやすいです。 

 

昨日の記事に関係しますが、3年生を対象にした「ボールを止める」の中に、「両ヒザをクッションのように使って頭で浮いたボールを止めよう」というものとその応用になる「リフティングの中で頭を使ってみよう」という程度のものはありますが、ボールを頭で強くはじき返す、というようなメニューは含まれていませんので、ご安心(?)を。

 

「サッカー経験のないお父さん/お母さんのために、非常に丁寧に書かれている本」で、お子さんと一緒に、楽しみながらサッカーの「基礎的な動作を学びたい、学ばせたい」という方には本当にお薦めの本だと思います。


  

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「『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』という本」

  

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