3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
合宿中の審判勉強会のお話。
  


合宿の初日(24日土曜日)の午後3時30分から、審判の勉強会を開催。今回は7名の保護者の方にご参加いただきました。
m(_ _)m

 

今回のテーマは、「オフサイドライン・キープのこつとフラグアップのタイミング」というもの。

 

実技メニューに入る前に、全員で下半身の筋肉を中心にストレッチ。サイドステップ中心で激しい運動にはならないと思うけれど、念のため。

 

最初は2対1の状況で、攻撃側選手が相手DFの裏に抜け出してパスを受け取った時、オンサイドだったのか、オフサイドだったのかを判断。

 

実際に副審の位置についてもらって、オフサイドライン・キープをしながら判断し、オフサイドだった場合には、フラグアップ。

 

AコーチにDF役をしてもらい、実際にDF裏に抜け出す役を我が家の二男(中2)にさせた。私は二男の動きを見て、DFの裏にボールを出す役をしながら、副審のオフサイドラインキープとフラグアップのタイミングなどをチェック。

 

1人につき2~3回程度、実際にロールプレイングで体験してもらいました。 



続いて、DFの裏に抜け出す選手役をもう1人追加(こちらは原則オンサイドから飛び出してもらうように依頼)して、オフサイドポジションにいた選手か、オンサイドポジションから飛び出した選手のどちらがボールに触れるかわからない、というパターンもロールプレイングで実施。

 

これも1人につき2~3回程度体験してもらいました。

 

自分が副審役でない場合も、副審役の後などからプレーを見極める練習をしていただいたので、1人あたりかなり多くの微妙なプレーの見極めを経験してもらえたのではないかぁ、と思います。(実際の試合では、試合によっては全く際どいシーンがない場合もあるので、かなり効率的に体験してもらえたと思います。) 

 

一応、今日のメインの目的であるロールプレイングを全員体験してもらうことができたので、その後は質疑応答の時間に。

 

その時に出た質問と回答の一部を紹介します。

  

質問)

2列目からの飛び出しがあって、オフサイドのフラグアップを保留したけれど、結局オフサイドポジションの選手がボールに触れた場合、どうすれば良いのか。

 

答え)

判断を保留している間は、そのままボール(またはゴールラインから数えて2人目の守備側競技者)の真横の位置をキープし、オフサイドポジションにいた選手がボールに触れた時点でフラグアップを実施。

 

その後、主審もオフサイドの反則があったと認め、オフサイドを知らせるための笛を吹いたのを確認後、副審は一旦フラグを下げて、パスが出た時にボールに触れた競技者がいた位置の真横までハーフウェーライン側に戻って、「(副審の位置から見て横方向の)遠い位置、中央付近、近い位置」のシグナルを出し直す。」ということを確認。

 

質問)

先日、招待試合でPK戦になったのだけれど、PK戦時の主審や副審の立ち位置がよくわからなかった。

 

答え)

主審は、キッカーを正面、ゴールキーパーを左手側に見える位置。(詳しくは過去記事 「ボールがアウトオブプレーのときの主審の位置」 参照。

副審の1人は、センターサークルでキッカーとなる選手の送り出し(背番号を控えて、同じキッカーが2度蹴ることがないように管理)とキッカー以外の選手をセンターサークル内に留めておくという任務を紹介。

(ちなみに、チーム全員が蹴り終えて、2順目突入した場合、1順目と同じ順番で蹴らなくても良い。

●それぞれのキックは異なる競技者によって行われ、資格あるすべての競技者がキックを行わなければならず、その後はいずれの競技者でも 2 本目のキックを行うことができる。(競技規則 試合またはホームアンドアウェーの対戦の勝者を決定する方法 より) )

 

もう1人の副審は、ゴールに向かって右側のゴールラインとゴールエリアラインの境界でキッカーによってボールが蹴られて前方に移動する前に、ゴールキーパーがゴールラインから離れて前方に移動しなかったかどうかを確認し、ボールがゴールに入らなかった場合のみ、主審に知らせる、ということを紹介。

 

(ゴールキーパーはボールが蹴られる前に、ゴールラインから離れて前方や後方には位置取りできないが、ゴールライン上であれば左右に動いていることは可能。 

●ゴールキーパーがゴールポスト間のゴールライン上にいて、キッカーに面している。(競技規則 ガイドライン 第14条 ペナルティーキック より) )

 

ゴールライン側に立つ副審の立ち位置については、過去記事 「副審の立ち位置の違い(ペナルティーキックとPK戦)」 参照。 

 

あとは、フラグテクニックのちょっとしたアドバイスなどをお話して、約1時間の勉強会を終了。

 

 

その日の夜は、宿泊先で選手達に行う「ルール勉強会」の講師も担当。

 

監督が用意してくれた、競技規則の第1条・第9条・第10条・第11条・第12条のコピーをもとにさっさっと説明し、オフサイドのところは少し時間をかけて説明。

 

最後に

「サッカー競技規則と実践的審判法Ver.4.0」 

のDVDからリッピングした「オフサイドとなる事例」と「オフサイドとならない事例」の部分の映像を再生して、終了。トータル1時間。

  
  


☆ 関連記事 ☆

「ボールがアウトオブプレーのときの主審の位置」

「副審の立ち位置の違い(ペナルティーキックとPK戦)」


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