3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
2013シーズンスタンダード(判定基準)
 

テクニカル・ニュース(Vol.54)のコラム「審判員と指導者、ともに手を取り合って・・・」に岡田正義(トップレフェリーインストラクター)が寄稿された文章より。

 

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 JFA審判委員会は、毎年Jリーグ開催前にルール講習会を行っている。今年は審判インストラクターとJリーグ担当主審(主にプロフェッショナルレフェリー)がセットで講師を務め、Jリーグの全40クラブを訪問した。毎年恒例ということもあり、ベテラン選手から若い選手、監督やコーチからも積極的な意見や要望が出ていた。また、トレーニングキャンプ地でルール講習会を行う場合、練習試合を設定して講師が主審を担当することもあり、実際にフィールド上でルールを学ぶ機会になることもある。 

 ルール講習会を開催する目的は、選手やクラブ関係者の競技規則の解釈と判定基準の理解を高めるため、また、選手やクラブ関係者が考えている審判サイドへの意見や要望を得るためのものでもある。講習会で使用するスタンダードDVDは、Jリーグ技術委員会とJFA技術委員会の協力を得て、昨シーズンにおけるJリーグの試合で実際に起きた事例に、FIFAの競技規則に基づく解説を加えて構成されている。

 

 今年のルール講習会で主として伝えたい事項は、次の通りである。

①フィジカルチャレンジ
 認められる正しいチャレンジ(ノーマルフットボールコンタクト)と反則となるチャレンジの違いを理解する。また、危険なタックルや腕・肘の不正使用を根絶する。

②フェアプレーの尊重
 タフなプレーを助長する、シミュレーション、ホールディング、審判員の判定に対する異議を根絶する。

③スピーディーなプレーを目指す
 クイックフリーキックの保障と遅延行為を根絶する。

④リスペクト溢れるすがすがしいサッカーを創造する。

 

 昨シーズンのデータを振り返ると、J1リーグは警告につながる不正な行為数が残念ながら増加してしまった。しかし、J2リーグは1試合当たりの警告数は減少した。その中でラフプレーによる警告はJ1・J2両リーグ共に増加しており、今年は相手選手の安全についてもう一度徹底させたい。また、J1リーグでは減少傾向にあった相手選手を押える行為(ホールディング)が再び増加したため、課題の一つとして取り上げた。一方タフなプレーは随所で見られるようになってきたが、いまだにシミュレーションにより主審をだまそうとする行為が見受けられる。育成年代でも起きているシミュレーションの根絶は、サッカー界の発展のために欠かせないことであり、今年の重要なテーマの一つとして考えている。

 

 Jリーグの選手のタフなプレーに魅せられ、育成年代の大会においてもタフなプレーが多くみられるようになってきた。タフなプレーとは、ファウルに至らない些細(ささい)な接触で倒れない。またファウルされても大勢を立て直し、プレーを続けゴールを目指すたくましさである。その姿勢や強い気持ちはサッカーの醍醐味(だいごみ)につながり、見ている人を堪能させる。また、プレーを続けようとする選手の強い意志のもと、アドバンテージから多くのチャンスやゴールが生まれている。審判員も接触の程度や意図など、その状況や試合の流れを考えた上で、的確かつ積極的なアドバンテージを適用していきたい。

 

 国際サッカー連盟(FIFA)は、主催する大会において競技がスタートする前にインストラクターを参加チームに派遣し、Jリーグと同様のルール説明を行っている。これは、競技規則の正しい解釈とフェアプレーへの意識を高めるためであるが、他国のリーグでシーズンシーズン前に全クラブを訪問してルールを講習会を行っている国はまれで、このような取り組みに積極的な日本が、FIFAの大会でフェアプレー賞を多く獲得しているのも理解できる。

 

 ルール講習会は、Jクラブ関係者のみならず、Jリーグを担当する審判員、審判指導者、さらには、メディアの方々にも行われている。これにより選手、クラブ関係者、審判員、その他Jリーグに関係する多くの人々が正しい競技規則の解釈や適用について同一の理解が得られることになる。ひいては、日本のサッカーが世界のトップのものと同様、フェアで、スピーディーに、タフにプレーされ、多くのサッカーを愛する人が感動を得られるようになることを期待している。

 

 今後もルール講習会を充実させて、審判員、選手、チーム関係者はお互いにリスペクトし、サポーター、メディアを含む全てのサッカー関係者にもリスペクトの輪を大きく広げ、日本のサッカーをより発展させていくことを目指していきたい。

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当初は、岡田さんが今年のルール講習会で主として伝えたいこととして挙げられた4つの項目の部分を中心に抜粋(引用)して掲載するつもりでしたが、「日本のサッカーをより発展させていく」、という最後の文章を鑑みて、部分的な引用ではなくむしろ「全文」を掲載したほうが良いだろう、という判断をいたしました。

 

(ちなみに、本来なら転載許可をとるべきなのですが、テクニカル・ニュースにはメールでの問い合わせ先が掲載されていないんですよねぇ・・・。岡田さ~ん、転載許可くださ~い!

代表番号(JFAハウスの)は掲載されていますが、最終的に「許可を出せる人」にたどり着くまでに(電話口に出てくる人に)何度も同じ話を繰り返し話さなければならないと思うと、想像しただけで「ぞっ」とするので・・・。電話する気にはなりません。 

ということで、万一(公財)日本サッカー協会からクレームが入ったら、この記事は即刻削除しますので、ご了承ください。)


  

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