3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
(問題)この得点は認められる?認められない?


 

お子さんの関係で、今年度審判員資格を取得して、これから審判活動を本格化される方も多くいらっしゃると思います。

 

ということで、オフサイドに関する基本的な問題を1つGIF動画で作成しました。例によってブログパーツのアンケート機能を使って正解率を調査してみたいと思います。

 

まずは、下のGIF動画をご覧になり、その下の問題に回答ください。審判員資格をお持ちの方も、審判員資格をお持ちでない方も、ぜひどうぞ。(※動画GIF上で表示されているアドレスは、旧ブログのものですのでご注意ください。)

10_special.gif


(問題)上のGIF動画のようなプレーでボールがゴールに入った場合、主審であるあなたは

1)得点を認める
2)得点を認めない

さぁ、どっち? 



 

下の解説を読む前に、間違っていても結構ですから、回答を選択して「投票する」ボタンを押してください。

 

 

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解説が見えてしまわないように、わざと改行を入れてあります。

 

 

 

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回答(投票)は済みましたか?

 

それでは、解説です。

 

これ、「基本的な問題」と書きましたが、実は現場で4級審判員の方に、時々見落とされてしまうパターンです。

 

ドリブルで相手の最終DFの選手を突破した選手の味方選手が、そのドリブルをしている選手を追い越してしまうケースが時々あります。追い越すだけなら問題はないのですが、追い越した位置にいるときに、その選手に対してのパスが出て、そのパスを受け取ったらアウト(オフサイド)なんです。

 

「オフサイド」とは、相手陣地内で、味方からのボールを待ち伏せる行為を反則として取り締まるものです。

 

このブログでは何回も書いているのですが、競技規則の解りにくい文章を誤解を恐れず、オフサイドの大原則を簡単に書こうとすると、

 

相手陣地内にいる競技者が、ボールよりも相手ゴールラインに近い位置で味方競技者からのボール(パス)を受け取ると、オフサイドの反則になる。ただし、パスが出された瞬間に、パスを受けた選手がいた位置よりも、2名以上の相手競技者が相手ゴールライン側に存在する場合は、反則とはならない。」

 

となります。(詳しくは、過去記事 「オフサイド(あくまで審判初心者の方むけの解説です)」 参照。)

 

この文章を元に、GIF動画のプレーを検証すると、ゴール前でラストパスを受け取った選手は、味方競技者がパスを出した瞬間、ボールよりも相手ゴールラインに近い位置にいました。そして、その時、ラストパスを受け取った選手より相手ゴールライン側には、相手競技者が1名しかいなかったので、オフサイドの反則を犯したことになります。

 

ドリブルでゴールラインから数えて2人めの相手競技者を突破した瞬間から、オフサイドラインはボールの位置になります。オフサイドラインは消えて消滅するわけではありませんので、ご注意ください。

 

ボールの位置がオフサイドラインになる訳ですから、攻撃側選手がシュートを放ってボールがゴールラインを越えた瞬間、オフサイドライン・キープしなければならない副審は、ボールと同時にゴールラインまで走り切らなければならないのです。

 

現実問題は、シュートスピードが遥かに早いので、「ほぼ同時」というのは難しいのですが、遅れても構わないので、コーナーフラッグの近くまで副審はしっかり走っていってから、「ゴールキック」または「コーナーキック」のシグナルをしましょう。

 

(3級昇格試験で、ゴールラインまでしっかり走りきらず、途中でシグナルをしたり、ゴールラインまで緩慢な動きをしていたら、まず試験はパスできない、と思ってください。)

 

では、実際の競技規則の文章で確認しておきます。今回のシーンに関係する部分のみの抜粋ですので、ご了承ください。

 

競技規則 第11条 オフサイド

オフサイドポジション

(中略)
競技者は、次の場合オフサイドポジションにいることになる。
●競技者がボールおよび後方から2 人目の相手競技者より相手競技者のゴールラインに近い。 

(中略) 

反則

ボールが味方競技者によって触れられるかプレーされた瞬間にオフサイドポジションにいる競技者は、次のいずれかによってそのときのプレーにかかわっていると主審が判断した場合にのみ罰せられる。
●プレーに干渉する。または、

(後略)
  

  

なにはともあれ、

「相手陣地内で、ボールより相手ゴール側にいた選手が、味方競技者が触れたボールに触れたら、オフサイドを疑う!」 

ということをお忘れなく。

 

先ほどの文章をもう一度掲載しておきます。 

相手陣地内にいる競技者が、ボールよりも相手ゴールラインに近い位置で味方競技者からのボール(パス)を受け取ると、オフサイドの反則になる。ただし、パスが出された瞬間に、パスを受けた選手がいた位置よりも、2名以上の相手競技者が相手ゴールライン側に存在する場合は、反則とはならない。」

審判初心者の方は、ぜひこの文章を覚えておいてください。(将来的には、競技規則の文章をしっかり頭に入れていただく必要がありますが。)

 

最後に、先のGIF画像に、オフサイドラインと副審を表示すると、こうなります。
11_special.gif

 

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☆ 関連記事  ☆  ※印はサンプル映像があります

「オフサイド(あくまで審判初心者の方むけの解説です)」

「オフサイドを触るまで待つ理由」 ※

「一見オフサイドに見えて、オフサイドではない例」 ※

「オフサイドの例外」

「オフサイドフラッグは必ず右手で上げなければならない」 

「ゴールキーパーのパントキックは、オフサイドの対象です」

「オフサイドの適用に関する新たな指示(2005年改正)」という通達」

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コメント
コメント
No title
すみません。恥ずかしい質問なのですが、抜いた時キーパーと一対一になった時に横方向の味方へ出したパスもオフサイドでいいんですよね?いまさらながらちょっと頭が混乱してすみませんが、ご教授下さい。自分の解釈だとオフサイドなのですが…
2013/07/01(月) 00:56:02 | URL | ジュン #79D/WHSg [ 編集 ]
No title
 
あれっ、ジュン さんは3級に昇格されていたのではありませんでしたっけ?
 
競技規則の読み込みが足りませんねぇ~。
 
と、いじめるのはこれくらいにしておきましょう。
 
さて、
 
>抜いた時キーパーと一対一になった時に横方向の味方へ出したパス
 
「横方向」ってまた微妙な表現を使いますねぇ・・・。
 
オフサイドポジション
・競技者がボールおよび後方から2人目の相手競技者より相手競技者のゴールラインに近い。
 
と定義されているので、ボールが後方から2人目の相手競技者を越えた瞬間から「ボールの位置がオフサイドライン」となります。
 
従って、パスが出た時に「ボールより前」にいれば当然オフサイドですが、「ボールと同列または後方」であれば
オフサイドにはなりませんね。
 
詳しくは、
http://tom3.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/08/post_a6ea.html
をどうぞ。
2013/07/01(月) 23:12:59 | URL | TOM3 #79D/WHSg [ 編集 ]
No title
すみません。レスが大変遅くなってしまいました。本業のほうが忙しくなかなかこれませんでしたが、変な言い回しをしてしまってすみません。
あまりないシチュエーションかもしれませんが、実は以前に、自分がまだ三級を持っていない時に、会場で競技者がキーパーと一対一になる感じの場面で、オフサイドを意識して横方向の仲間へパスを出し(さすがに前には出さないでしょうから)、その時にフラグが上がらずに判定でもめていました。
自分は審判をしていたわけでもないのでラインキープをしていて見ていた訳ではないのですが、横方向だった感じでしたが、フラグアップが無く得点され、その後チームの監督が猛抗議をしていました。
(今思うと完全にあれは退席処分じゃないのか?と言う感じの抗議でした)
主審の方は顧問(4級)がやっており、副審は前方じゃないと判断してフラグアップせずにいたのに対し、その監督はオフサイドを主張していました。公式戦だったのと得点が絡んでしまったために、嫌な雰囲気になっていました。
その後数年して実技講習を受けてた時に思い出して質問したら、インストラクターの方が横方向の場合はだいたいがオフサイドになってしまう。ならないのは明らかに後方にパスを出した時だけ…のようなことを伺ったので、ここで質問してしまいました。これからも精進します!
2013/07/08(月) 01:26:46 | URL | ジュン #79D/WHSg [ 編集 ]
No title
 
私の場合、指導者としてベンチに入る場合は、「誤審も含めてサッカー」と思うようにしています。
 
しかし、自分が審判を担当する時は、可能な限り「誤審、特に得点に絡むような誤審」をしないように最大限の努力をするようにしていますが、実際のところはどうでしょうねぇ~。
 
 
2013/07/08(月) 23:16:55 | URL | TOM3 #79D/WHSg [ 編集 ]
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