3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
ファウル?ノーファウル?シミュレーション?・・・2010 Referee Week In Review Week 8 より
 

まずは下の映像をご覧ください。下の映像では、ペナルティーエリア内での出来事に対し、主審の判断が求められます。あなたが主審だった場合に示す判断は?(映像時間約24秒)

2010 Referee Week In Review Week 8 Clip5


 

【選択肢】 

1)守備側競技者の反則で攻撃側チームにペナルティーキックを与える。(PKのみ)

2)守備側競技者を反スポーツ的行為で警告し、攻撃側チームにペナルティーキックを与える。(警告+PK)

3)攻撃側チームのコーナーキックで再開する。(ファウルなし)

4)攻撃側競技者をシミュレーションで警告し、守備側チームの間接フリーキックで再開する。(間接FK) 

 

今回もアンケート機能を利用して、ブログをご覧になっている皆さんの判断を調査してみたいと思います。審判員資格の有無に関わらず、回答の入力にご協力を。(いつもの通り、1週間程度経過したのちに、集計結果をフォローアップの記事としてUPします。) 

  

 

回答の入力が終わった方は、 

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下の解説を読まれる方は、

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それでは解説です。

 

 

 

結論から先に書きます。ファウルではありません。ノーファウルです。

 

見極め方というか、ノーファウルである理由などは以下の通りです。後ろで紹介する米国サッカー協会の見解の文章からキーワードをもらって解説します。(文章を細かく翻訳している訳ではありません。)

 

・ボールに対するスライディング

このブログでは、例え先にボールに触れても相手競技者が危険にさらされていることを無視したチャレンジ(スライディングタックル)は反則になりますよ、ということを紹介してきたのですが、それらとの違いは理解できますか? (分からないという方は、下の関連記事のところにある、過去記事へのリンクをクリックして、映像を見比べてみてください。)

 

・タックルしている角度

後方などボールをプレーしている選手の視野外から行われたタックルではありません。また、結果としてボールをプレーし終えた足に、攻撃側選手の足が引っ掛かってしまって、攻撃側選手を倒していますが、最初からボールと一緒に相手競技者を倒してしまおうという悪質さが見えるタックルではありませんし、スパイクの裏を相手競技者に向けて突進しているわけでもありません。

 

・足の位置とボールの位置

攻撃側競技者は、守備側競技者がボールを正当な方法でボールに触れようとすべく、足を伸ばしてくることが容易に想像できる位置関係にありました。

 

ということで、この守備側競技者のプレーはファウルではありません。

 

では、攻撃側競技者のシミュレーションかどうか。

 

ファウルではありませんが、明らかに守備側競技者の足が攻撃側競技者の足にかかったために転倒しているので、これをシミュレーションとして警告するには無理があります。 

 

従って、正解は、

3)攻撃側チームのコーナーキックで再開する。(ファウルなし)

となります。

 

米国サッカー協会の見解も

「Although the referee is well positioned, she does not recognize the characteristics of a fair challenge that should have resulted in the awarding of a corner kick instead of a penalty kick.」(主審はよい場所にいたけれど、ペナルティーキックではなくコーナーキックを与えるべき、フェアなチャレンジの特徴を認識していなかった。)

  

もう少し詳しい解説をご覧になりたい方は、映像の掲載元である米国サッカー協会の記事、

http://www.ussoccer.com/news/referee-programs/2010/05/2010-referee-week-in-review-week-8.aspx

をご確認ください。

 

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☆ 関連記事 ☆

「ファウルか否かの判断をする練習にもってこいの映像かな」

「テクニカルニュース Vol.58(2013年11月26日発行) より」

「両足を揃えてスライディングしたら」 

「ファウル(スライディング)タックル … 2011 Referee Week in Review - Week 2 (米国サッカー協会)より」 

「ボールに先に触れても反則(退場)となるケース … 2011 Referee Week in Review - Week 21 (米国サッカー協会)より」

「相手競技者が危険にさらされていることを無視したチャレンジ(1発レッド集) ・・・ 2010 Referee Week In Review Week 6 clip 1~4」 

 

 
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