3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
審判記録(2013/12/08) 主審 × 1.0 
 

本日は、所属する地区の協会から派遣されて、3種(U13カテゴリー)の公式戦の主審を担当。試合時間は25-5-25。

 

副審は、派遣要請元の学校(チーム)の保護者の方々で、お二人とも4級。試合開始よりも少し前に本部のところに来てくださったので、簡単に試合前の打ち合わせをすることができた。

 

基本的には、いつもの通り指し違いの防止とオフサイドに関するところを中心に。

 

 

試合の内容を反省を交えて少々。

 

ファウルは手の不正な使用を中心に、かなりたくさんあった。できるだけプレーオン(アドバンテージ)を適用して、笛で試合が止まることを避けようとはしたのだけれど、かなり試合はブツギリになった感じがする。選手交代も多かったし・・・。 

 

以下、とったファウルに関する主な内容など。

  

ペナルティーエリアの境界(すぐ外側)でディフェンスファウルをとったのが2~3回。いづれもクイックスタートの権利を保証するために、少し離れた位置から守備側選手に対してボールから離れるように指示したが、指示中にキッカーから「壁が近い」あるいは「壁を離してほしい」という要請がすぐに入ったので、改めて笛を吹いて試合を完全に停止してから壁の操作を実施。(壁の操作に関しては、過去記事 「フリーキック時の壁の操作 (その2)」 参照。) 

 

  

イエローカードは1枚。内容は「繰り返し競技規則に違反」。

 

DFの選手が、FWの選手を後方から押したり、FWの選手が抜け出ようとするところを手を使って抑えているのを試合開始からほどなく3回ファウル認定した。

 

3回目のファウルの時に、笛を吹き直して当該の選手を近くに呼び、先ほど2回目にファウル認定した場所付近を指差し、「さっきもあそこで手を使って相手選手を抑えたよね。2回目(本当は3回目だけど2回目ということにしてあげようという感じ)だよ。次はカードだよ。」と注意を与えた。

 

で、しばらくしてまたすぐに手を使ったファウル。ボールに反応して動きだそうとしている相手選手を手で抑えておいて、自分が優位な位置になるようにしている。

 

内心「どうするかなぁ。本当ならイエローカード(理由:繰り返し競技規則に違反)なんだけど、1年生の大会だし、もう一回注意で済ませるかなぁ・・・」と考えながら、再び笛を吹き直して試合を停止し、当該の選手に対してもう一度近くに来るように指示をした。

 

すると、不満そうに何かブツブツ言いながら、一向にこちらに来る気配を見せない。もう一度笛を「ピピッ」と吹き直して、少し強い口調で「〇〇番、(こちらに)来なさい!」と手のジェスチャーも交えながら呼んだのだけれど、やっぱり来る気配を見せない。

 

仕方がないので、こちらから近づいて行って、「注意で済ませる」という選択肢を破棄してイエローカードを提示。う~ん、できるだけカードを出さなくて済むようにしたかったのだけれどね~。残念。

 

 

ドロップボールを1回。 

 

ペナルティーエリアの手前付近で、攻撃側選手が1名倒れていた。アウトオブプレーになったタイミングでその選手をケアするつもりだったのだけれど、ゴールキーパーがボールを手で捕球したので、そのタイミングで笛を吹いて試合を止め、レフェリーズボール(=ドロップボールによる再開)にすることにした。

 

倒れていた選手を確認したところ、出血はなく、立ちあがることができた。足を少し痛めた様子。アウトオブプレーのタイミングではなくインプレー中に試合を止めてレフェリーズボールにした手前、その選手に対し「インプレー中でも呼んでくれたらピッチに戻してあげるから」と伝えて一旦ピッチの外(本部側)に出るように促し、ゴールキーパーの所に戻って、ボールをドロップして再開。(出血がある場合は、主審による止血の確認が必要になるので、アウトオブプレーのタイミングでしか戻せません。)

 

ボールをドロップする前にゴールキーパーに対して、

「ドロップされたボールは、そのまま手で捕球できるよ。ただ、捕球後、キックを2~3秒待ってもらえると(私がポジションにつけるので)助かるなぁ~。」

と伝えておいたこともあり、ゴールキーパーがパントキックを気持ちゆっくり実施してくれたので、かなり目標としていたポジションの近くまで移動できたし、ピッチ外に出した選手もパントキックと同じタイミングで復帰させることができた。感謝。感謝。

 

 

捕球後のゴールキーパーにアフターチャージ。

 

笛を吹き直して、完全に試合を止め、当該の選手を近くに呼んで「注意」のみ。接触はあったが、ラフプレーで警告しなければならないほど強いものではなかった。しかし、同じような突進を繰り返されると、いづれはゴールキーパーを怪我させてしまう可能性があるので、「今のは完全に遅れてキーパーにチャージしているよ。危険だから注意しよう。」という注意のみ。

 

今一度ゴールキーパーに声をかけて、ゴールキーパーがそのままプレーできる状態にあることを確認し、再開に備えてゴールキーパーに背を向けてダッシュで自分のポジションにつこうと思っていたら、ボールが動いている(キックされてしまっている)。

 

笛を吹き直して「笛で再開になるよ。」と伝えて、再度フリーキックをやり直しさせることになった。ゴールキーパーに声をかけた時に、「(選手に注意をするために笛を吹き直して試合を止めているので)笛で再開になるよ」と伝えておけば済む話だったのに、そうしなかったのは私のミス。(反省) 

 

出血した選手の対応。

 

試合の終盤、負けているほうのチームの選手の選手が倒れていたので、アウトオブプレーのタイミングでケアをしたところ、ひざを擦りむいていて、血が滲んでいたのが見えてしまった。見えてしまった以上、選手をピッチ内に留めておくことはできないなぁ、と。

 

A2側のタッチラインに近い位置だったのだけれど、その選手のベンチに向かって「出血しているので、選手を(ピッチ外に)出しま~す。」と伝え、敢えてピッチの中を横断させてベンチに戻した。(選手には、「早めのジョグ」で戻るように指示)

 

その間に、交代して入る選手の準備が整った(本当は別の選手と交代させる予定の選手?)ので、出血した選手がピッチに出たタイミングで代わりの選手をピッチ内に入れることができ、負けているほうのチームが人数的に不利になる時間を作らずに済んだ。(リエントリーOKの試合だったので、多分代わりの選手をピッチの中に送り込みたいだろうなぁ、とベンチの心理を読んでの対応。)

 

ゴールキーパーの負傷。

 

ボールをコントロールし終えた攻撃側選手の身体(肩?腕?手?)がゴールキーパーの顔面と接触したのか、ゴールキーパーが顔面を抑えてうずくまってしまった。(私の判断は、ファウル性なしで、ゴールキックでの再開。ゴールキーパーがアフターでチャージングを受けた訳ではない。)

 

すぐに起き上がる気配がなかったので、すぐにベンチ役員にピッチ内に入ってくるように指示し、そのままプレーさせるのか、代わりのゴールキーパーを入れるのかの判断をベンチ役員に委ねた(※)。

 

※時々、4種でレフェリー自身が選手の状態を判断して、当該選手のベンチに両腕で「〇」印のサインを送っているのを見かけますが、リスクマネジメントを考えるとレフェリーが勝手に判断すべきではありません。選手本人から、ベンチに対して自らプレー続行可能であることを伝えさせるか、今回の私のようにベンチ役員をピッチ内に入れて判断させるべきです。

 

ちなみに、フィールドプレーヤーにおける体幹部以外の負傷の場合で、自力または他の選手の協力を得てピッチ外に出られるようであれば、ピッチの外に出るように指示するのですが、今回はゴールキーパーだったので、すぐにチーム役員をピッチ内に招き入れました。

 

ゴールキーパーの負傷の場合に限っては、ピッチ内での処置が認められているためです。 

 

  

オフサイドは1回もなかったと思う。(ハーフ終了時および試合終了時に両サイドの副審に確認済み。)

 

今日は、何回か選手交代があったのだけれど、アウトオブプレーのタイミングで全て「レフェリー!」と叫ばれてしまった。(出血した選手の交代の際を除いて)

 

アウトオブプレーのタイミングなどでしっかり首を振って両ベンチや本部、両側の副審を含む周囲を見るようにしていたつもりだったのだけれど、まだまだ首を振り足りない、ということですね。(反省)

 

といったところが試合の主な出来事。

 


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