3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
国際親善試合(2013/11/16 日本代表 vs オランダ代表)の試合から
 

速報ベースです。(思いつくままに、追記を入れています。)

  

例によって、SAMURAI BLUE のサイトの簡易版のマッチレポートには、審判団の情報がありません。(放送中に紹介があったかどうかも不明です。)

 

なので、審判団の国籍や氏名は不明なのですが・・・。 

 

 

まずは、イエローカードの理由を確認しておきます。

 

81分(後半36分)。 

日本代表15番(今野泰幸選手)に出されたイエローカードは、反スポーツ的行為。

オランダ代表7番(イエレマイン・レンス選手)が長い縦パスに反応して抜け出そうとしたところを押えたため。

  

87分(後半42分)。

フラール選手に出されたイエローカードも反スポーツ的行為。

オランダ代表4番(ロン・フラール選手)へのパスをインターセプトした日本代表9番(岡崎慎司選手)がゴール方向に抜け出ようとしたところを押えたため。

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

相手競技者を押える

手、腕、または体を用いて相手競技者の進行や動きを阻止することは、相手競技者を押さえることである。

(中略)

懲戒の罰則

●相手競技者を押さえて、相手競技者がボールを保持することを妨げる、または有利な位置を得ようとするのを阻止する競技者は反スポーツ的行為で警告されなければならない。

(後略)


 

今野選手がレンス選手をファウルで倒した時、解説の松木氏がレッドカードの可能性を示唆していましたが、吉田選手も酒井高徳選手も今野選手とほぼ同じレベルで真横にいたのと、パスが若干長くてGKの西川選手が対応できていた可能性もありました。

 

決定機の阻止の際に考慮しなければならない5つの条件のうち、少なくとも2つの項目を満たしていなかったので、レッドカードが出る可能性はほぼ0でした。(下の5つの条件が全て揃っていないとレッドカードの可能性は低くなります。)

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

得点、または決定的な得点の機会の阻止

(中略)

主審と副審は、得点または決定的な得点の機会の阻止で競技者に退場を命じるとき、次の状況を考慮に入れなければならない。
●反則とゴールとの距離
●ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性
●プレーの方向
●守備側競技者の位置と数
●相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する反則が直接フリーキックまたは間接フリーキックとなるものであること 


 

「吉田選手と酒井高徳選手が中を絞っていない状態で、ボールがもう少し短くてレンス選手のところにしっかり納まったあとに押えて(引っ張って)倒していたなら、レッドカードが提示されていたかも知れません。」

 

ってなぐあいで、決定機の阻止(レッドカード)ではなく、イエローカード止まりだった理由が視聴者にわかるよう、上の5項目に照らし合わせて解説されると、「解説者」らしくなりますよ~>松木さん。

 

 

おまけのお話。

  

1分の本田選手のやり直しとなったフリーキックの際、オランダ代表6番(ナイジェル・デヨング選手)がインプレー前(本田選手が蹴る前)に思いっきり前に飛び出しているので、「距離違反」でイエローカードを出すと思われましたが、主審は出しませんでしたねぇ・・・。

 

他のところでも、FK時にボールの前に立つ行為や相手FKのボールをクイックスタートさせないために移動させるオランダ代表の選手の行為に対して懲戒罰はありませんでした。ま、「親善試合」ということもあっての判断なのかもしれませんが・・・。(FIFAレフェリーなので、アウェー側に厳しくホーム側に甘く、ということではないと思うのですが・・・。)

  
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☆ 関連記事 ☆

「大きなチャンスとなる攻撃の芽を摘むファウルと得点の機会の阻止の「違い」 …  2011 Referee Week in Review - Week 26 (米国サッカー協会)より」

「今季のこれまでの決定機の阻止(Jリーグ)」

 

 
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