FC2ブログ
3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
危険な方法でのプレー
 

2ヶ月前(3月22日)の記事で、競技規則に「危険な方法でのプレーは反則」というルールがある、ということを書きました。

 

では、「危険な方法でのプレー」って何?となるのですが、ルールブックには、具体的なプレーについての解説は一部記載されているものの、全てを記載している訳ではありません。というのも、同じプレーでも、相手競技者との位置関係により反則とならない場合もあるためですね。

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

危険な方法でのプレー

(中略)

主審が相手競技者に対して危険でないと判断した場合、シザースキック、バイシクルキックは行うことができる。

(後略)


 

という規定はあります。シザースキック、バイシクルキックの言葉やその違いが気になる方は、ネットで検索していただくとして、日本では、「オーバーヘッドキック」といった表現のほうが判りやすいかもしれません。

 

つまり、ジャンプして足を高く上げて、自分の頭の位置よりも高い位置でボールを蹴るキックのこと。

 

このキックを行う際、付近に相手競技者がいなければ、素晴らしいキックとなります。しかし、相手競技者がヘディングでクリアしようとしているボールを、オーバーヘッドキックした場合は、「危険な方法でのプレー」となり、反則(相手側チームの間接フリーキック)となります。

 

 

その他の「危険な方法でのプレー」については、競技規則に詳しい記載がないものを中心に、例を挙げてみます。あくまで私個人の見解ということで・・・。

 

「足を高くあげてプレーする」

よく見かけるプレーとして、頭付近のボールを足(スパイク)でコントロールしようとするプレー。これは、周りに誰もいなければ反則とはならりませんが、相手競技者が頭や胸でコントロールしようとしていた場合は、反則となります。

 

再開方法は、相手チームの「間接フリーキック」。但し、足が相手の身体に触れた場合は、「キッキング」(相手競技者を蹴る)となり、相手チームの「直接フリーキック」となります。

 

「低い位置にあるボールを頭でコントロールしようとする」

ダイビングヘッドは、決まればスーパープレーとなりますが、相手競技者が足でコントロールしようとしている低い位置に、頭を投げだすようなプレーは、自らを危険にさらすプレーとなり、反則となります。 

再開方法は、相手チームの「間接フリーキック」。 

 

腰の位置あたりのボールの場合、相手の足が高いのか、ダイビングヘッドした選手が自らを危険にさらしたプレーなのか、判断が非常に難しい。(だから、競技規則で規定できないと思われます。)

あくまで主審がどう感じるかが肝ですね。

  

「四つん這いになった状態でプレーを続ける」

実は、これはいままで私のなかであまり危険な方法としての意識がありませんでした。私よりも上級の審判員とお話をする機会があり、その時に「そうか、なるほど!」と思ったので、ブログに書いておきます。

 

ファウルされたわけではなく、競技者がボールをコントロール中に倒れ、すぐ立ち上がらずに四つん這い状態のまま、相手競技者にボールを奪われないように、腹部や胸部付近でボールをキープしつづけた場合、自らを危険にさらすプレーとなります。 

  

また、相手競技者がボールをコントロールしようと足を出した際、頭部や腹部に足があたる可能性があることは容易に想像できるため、相手競技者が満足にプレーできません。従って、2つの理由(自らを危険に晒す&相手競技者が満足にプレーできない)から、四つん這いのままプレーを続けることは、反則とみなされます。 

 

よって、選手が倒れ、主審がファウルによる転倒と認めない時は、その選手に対して速やかに立ちあがるよう指示をしなければならりません。(その為には、主審は適正なポジションでプレーを見極めてあげなければなりません。)

 

上記のようなところが、「危険な方法でのプレー」になると思われます。 

 
adidas(アディダス) レフリーカード カレッジレッド×サン  Z1328
adidas(アディダス)
売り上げランキング: 21,465


☆ 関連するタグ ☆

にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← すみませんが、クリックのご協力を。
  

☆このブログの上手(?)な使い方

少年団を含むサッカーチームのホームページ管理者の方へ
⇒ブログ右側に「チーム・リンク!!」の欄を作りました。こちらの記事に、申請の方法を掲載させていただきましたので、ぜひどうぞ。 

★競技規則に関する知識を増やしたい方
⇒ブログ右のサイドバーにある「まとめ系記事集」の中にある、各年度ごとの◆競技規則系の過去記事をご覧になると、効率的です。また、米国サッカー協会の Referee Week in Review を元に作成している記事集も、将来2級以上の審判員になることを目指される方にはお薦めです。   

審判グッズをお探しの方   
⇒別館 「サッカーの審判グッズを紹介するページ」 をぜひどうぞご利用ください。 

★私が指導のお手伝いをしている団の保護者の方
⇒ブログ右上のカレンダーの部分を利用してください。私が指導を担当した日をクリックしていただくと、その日の練習内容などが表示されます。練習終了後、できるだけ早く記事をUPするようにしていますが、都合によりUPが深夜になってしまう場合もありますので、ご了承ください。


にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ ジュニアユース・中学サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ
どのバナーでも結構ですので、1日1回のご協力をお願いいたします。


← よろしければこちらのクリックのご協力も。



スポンサーサイト



コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://tom3kyu.blog.fc2.com/tb.php/150-c8804760
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック