3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
審判記録 主審 × 2.0 + 副審 × 4.0
 
  

 

先週末、所属する地区の協会から派遣されて、2日間で主審2本と副審4本の計6本を担当。6本といっても、ある企業というか団体の内部のイベントで行われたサッカーの大会だったため、ハーフ時間は短めのものだった。

 

主審担当時に、オフサイドのフラグアップに気づくのが遅れたのが2回あり、そのうち1回は、笛が遅れたために、GKがオフサイドポジションにいたFWと交錯というようなものではないが、接触するという事態を招いてしまった。幸い両者とも怪我はなかったのだけれど・・・。 

 

反省。 

 

副審のほうは、守備側競技者によって蹴られたボールが攻撃側競技者に当たってはね返り、その攻撃側競技者に当たった瞬間にオフサイドポジションにいた別の攻撃側競技者がボールに触れたタイミングでフラグアップするという、なかなかオフサイドとして気づかれにくいオフサイドもきちんととることができた。

 

オフサイドポジションにいてオフサイドと判定された攻撃側選手は、味方からパスを受け取ったのではなく、こぼれ球を拾っただけだけなのになぜオフサイドになるんだ?というような感じで不満げな表情をしていたが、主審も守備側競技者が蹴ったボールが攻撃側競技者に当たってオフサイドポジションにいた攻撃側選手につながったことをしっかり把握してくれていて、フラグアップを採用してくれた。

 

これは、競技規則的には「(オフサイドポジションにいる選手が)その位置にいることで、利益を得た」にあたるパターン。

 

守備側競技者が単独でコントロールをミスしたようなケースをオフサイドポジションにいた選手がインターセプトしてもオフサイドにはならないのだけれど、守備側競技者がコントロールをミスしたボールに攻撃側競技者が触れた直後にオフサイドポジションにいた攻撃側競技者が触れたらオフサイドになります。

 

詳しくは過去記事 「関係者が誰も気がつかなかったオフサイドほか … 2011 Referee Week in Review - Week 19 (米国サッカー協会)より」 参照。

 

ただ、副審としてPK戦を担当したとき、微妙なプレーが。

 

ゴールキーパーがキッカーが蹴るよりほんの少し前に、ゴールラインから離れてしまった。結果によってはフラグアップして主審に伝えなければ、と考え、

1つめのパターン:ゴールキーパーがボールを弾いてボールがゴールに入らない
→ シークレットサインで主審にゴールキーパーの動きだしが早かったことを知らせる(やり直すかどうかの最終決定は主審が決定する)

 

2つめのパターン:ボールがそのままゴールに入る
→ 何もせず、そのままキックの成功を認める

 

ゴールキーパーの動きだし(ゴールラインからの離脱)が若干早いと感じた瞬間、頭の中に上記の2つのケースを準備していたところ、

 

3つめのパターン:ボールがゴールキーパーが触れることなく大きくゴールから外れる

 

というパターンになって、プチパニック。このケースを頭の中に準備していなかった。なので、主審にゴールキーパーの動きだしが早いと感じた、ということを伝えるシークレットサインを出し損ねてしまった。

 

ま、副審の私がゴールキーパーの動き出しが「許容範囲」だと感じてシークレットシグナルを送らなくても、主審は独自に判断できるのだけれど。主審もゴールキーパーの動き出しが若干早いとはお感じになったものの、許容範囲ということで、そのままスルーされた。

 

でも、今から考えるとやっぱりちょっとゴールラインから離れるのが早かった(シークレットでサインを送るべきだった)かなぁ・・・。

 

う~ん、まだまだ精進が足りません。

 

※ゴールキーパーの飛び出しが早かったと副審が判断した場合に、フラグアップして主審に伝えるのか、シークレットサインを使って主審に伝えるのかは、主審に依ります。試合前の打ち合わせで確認をしておきましょう!

 

(ちなみに2級以上の審判員の方は、後者方法を選択されるケースが多いようです。というのは、副審がフラグアップしてしまうと、主審は許容範囲だと判断していた場合に、収拾がつかなくなってしまう、ということを避けるためです。)

 

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「関係者が誰も気がつかなかったオフサイドほか … 2011 Referee Week in Review - Week 19 (米国サッカー協会)より」

 
 
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No title
いつも勉強させてもらってます。

ブラジルW杯が終幕しました。

今大会は開幕戦から審判が目立つ試合が

ところどころであって、審判の仕事の難しさを

改めて思い知らされました。

そのブラジルW杯の一戦でのことです。

(どの試合かは忘れてしまいました。)

ゴールキーパーからのロングボールが繋がり

カウンター攻撃をします。そこで、よく見ると

副審がフィールド内に入って、ライン

を追っていました。

これは、競技規則上、可とされるもの

ですか?私自身では、副審がフィールド内に入るのは、

いけないんではないかなぁ、と思うのですが。
2014/07/15(火) 18:38:46 | URL | Masa #79D/WHSg [ 編集 ]
No title
 
Masa さん、コメントありがとうございます。
 
映像を見ていないので、なんとも言えませんが、「偶発的にフィールド内に入った」だけでは?
 
通常、用がなければ副審はフィールド内に立ち入らないのが基本ですから。(ボールがフィールド内にいる副審に当たった場合、本来アウトオブプレーとなるべきボールがインプレーとなってしまうので。)
 
私なんか、向こう側(レフェリーサイド側)の長い縦パスを追っかけている時にしょっちゅうラインの中を走ってますよ。もちろん、気がついたらすぐにラインの外側に出ますけどね。
 
アシスタントサイド側の縦パスの場合は、選手の邪魔にならないように、意識して少しラインから離れて並走するので、ラインの中を走ることはありませんが。
 
要は、ラインの中を走らないように意識することと、オフサイドライン・キープのどちらが大切か、ということだと思いますが・・・。
 
2014/07/15(火) 23:34:58 | URL | TOM3 #79D/WHSg [ 編集 ]
No title
ご回答ありがとうございました。

競技者のプレーか競技規則の適用か、という

ことですね。審判は選手たちのサポートをする

役目なので、競技者のことを第一に考えなければいけませんね。

まだまだ未熟ですいません。

大変勉強になりました。今後とも引き続き

よろしくお願いします。
2014/07/16(水) 20:19:20 | URL | Masa #79D/WHSg [ 編集 ]
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