3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
リスタート者がインプレー後に続けてボールに触れてしまったら・・・
 

 

昨日の記事でちょっと触れたので・・・。

 

実は、同じような内容の記事を、昨年の10月2日付の記事で書いているのですが、とっても雑に書いているので、今回は競技規則の文章を載せて丁寧に書こうと思います。その分、記事はとっても長くなりそうですが・・・。

 

ちなみに競技規則の中では、表題にある「リスタート」という表現はありません。しかし、競技規則を説明する上で便利なので、このブログ上では使わせてもらいます。

 

サッカーの競技規則では、「リスタート」をかけた選手が続けてボールに触れると「反則」となります。基本的には、「間接フリーキック」。

 

ちなみに「リスタート者」が手で触れた場合は、原則として「直接フリーキックまたはペナルティーキック」。しかし、「リスタート者」がゴールキーパーで自陣ペナルティーエリア内でボールを手で触れた場合は、「間接フリーキック」のまま。

 

記事が長くなるため、手で扱った場合や、リスタート者がゴールキーパーだった場合などの競技規則部分は省略させていただきますので、各自で競技規則をご確認ください。

 

さて、サッカーで「リスタート」というと、大きく分けて3つあります。

1)ボールがフィールドの外に出て、プレーを再開する場合

2)主審が笛を吹いて試合を停止した場合(フリーキック/ペナルティーキック)

3)得点後のキックオフ 

 

それぞれの場合を競技規則で確認してみましょう。

 

1)ボールがフィールドの外に出て、プレーを再開する場合

これは、ボールの出た場所と出した選手(チーム)に応じて3種類あり、再開方法は「スローイン」「ゴールキック」「コーナーキック」が存在。

 

まずは「スローイン」から。

第15条 スローイン 

進め方

ボールを投げたのち、スローアーは他の競技者が触れるまで再びボールに触れてはならない。

違反と罰則

ゴールキーパー以外の競技者によるスローイン

ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にスローアーがボールに再び触れた場合(手による場合を除く)、
違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。 

(後略)


 

続いて、ゴールキック。

第16条ゴールキック 

進め方

(中略)

●他の競技者がボールに触れるまで、キッカーはボールを再びプレーしてはならない。 

(中略)

ゴールキーパー以外の競技者によるゴールキック
ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にキッカーがボールに再び触れた場合(手による場合を除く)、
●違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。

(中略)

ゴールキーパーによるゴールキック
ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にゴールキーパーがボールに再び触れた場合(手による場合を除く)、
●違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。 

(中略)


 

この時、「ボールがインプレーになって」という文章に注意。

 

ペナルティーエリア内から開始される守備側チームのフリーキック(ゴールキックも同様)は、ペナルティーエリア外に蹴り出された時点でインプレーとなります。

 

従って、守備側チームのキッカーがミスキックをしてペナルティーエリア内で(足で)再度触れても「やりなおし」となり、違反(反則)にはならないので、注意が必要です。

 

では、「コーナーキック」。

第17条 コーナーキック

進め方

(中略)

●他の競技者がボールに触れるまで、キッカーは再びボールをプレーしてはならない。 

(中略)

違反と罰則

ゴールキーパー以外の競技者によるコーナーキック
ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にキッカーがボールに再び触れた場合(手による場合を除く)、
●違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。 

(中略)


 

次は、 

2)主審が笛を吹いて試合を停止した場合(フリーキック/ペナルティーキック)

を確認します。

 

第13条 フリーキック

進め方

直接フリーキック、間接フリーキック、いずれの場合もキックが行われるときボールは静止していなければならなく、キッカーは、他の競技者がボールに触れるまでボールに再び触れてはならない。

(中略)

ゴールキーパー以外の競技者によるフリーキック
ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前に、キッカーがボールに再び触れた場合(手による場合を除く)、
●違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。 

 

ゴールキーパーによるフリーキック
ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前に、ゴールキーパーがボールに再び触れた場合(手による場合を除く)、
●違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。

(中略)

 



ペナルティーキックについては、5月5日の記事にも載せましたが、再掲示します。

競技規則 第14条 ペナルティーキック

進め方

(中略)
●他の競技者がボールに触れるまで、キッカーは再びボールをプレーしてはならない。
(中略)

違反と罰則

ペナルティーキックが行われたのちに、

他の競技者がボールに触れる前に、キッカーがボールに再び触れる(手による場合を除く)。
●違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。


 

なお、主審が笛を吹いて試合を停止した場合で、ドロップボールで再開する場合は、リスタート者は主審なので、該当しません。

 

最後に、

3)得点後のキックオフ

について確認します。もちろん、試合の前後半開始時も含まれます。

 

第8 条 プレーの開始および再開 

キックオフ

(中略)

進め方

(中略)
●キッカーは、他の競技者がボールに触れるまで、ボールに再び触れてはならない。 

 

ということで、まとめ。

 

すべての「リスタート」で、ボールがインプレーになった後、「リスタート者」が他の競技者が触れる前に手以外の部分でボールに再び触れた場合は、「相手チームの間接フリーキック」で再開。

 

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