3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
ゴールインのシグナルはどちらの手で行うのが正しい?・・・2010 Referee Week In Review Week 13 のclip3 より


 

ボールがゴールに入って得点を認めようと思った時、

 

1)どちらの手でもゴールインのシグナルをすれば良い

2)左手でゴールインのシグナルをするのが望ましい

3)右手でゴールインのシグナルをするのが望ましい

 

正解は絶対に「これ」、というような設問ではないため、アンケート機能を使った正答率の確認はしませんが、一応、答えは3)の「右手でゴールインのシグナルをするのが望ましい」です。

 

 

ボールがゴールに入って自分(主審)ではゴールを認めることができると思ったあとに確認すべきなのは、副審が何か異常があったことを知らせようとしていないかどうかです。

 

副審もゴールインを認める動作(主審とのアイコンタクト後、タッチライン上をハーフウェーライン方向に20mほど走る)をしていた場合は、主審がゴールインの合図を実施しても、まず大丈夫でしょう。

 

第4審判員が配置されている試合であれば、ゴールインの合図の前に第4審判員のほうも確認しても良いと思いますが、ボールがゴールに入ってから主審のゴールインの合図が時間が立ち過ぎて間延びしてしまうと、選手・ベンチ・観客から不審に思われ、不信感を生む原因にもなりかねないので、副審もゴールインを認めいているならば、主審もゴールインのシグナルをして良いと思います。

 

もし、第4の審判員が異常(例えば、ボールがゴールに入った瞬間に、得点した側のチームの関係者がピッチ内に侵入していて、ゴールを認めてはいけないような場合)を知らせてきた場合は、得点後のキックオフを開始しない限り、ゴールインを取り消して正しい再開方法で試合を再開させればOKです。

 

競技規則 ガイドライン 第3条

得点があったときにフィールド上に部外者がいた場合

得点があったのちでプレーが再開される前に、主審が、得点があったときにフィールド上に部外者がいたことに気がついた場合、

●主審は、次の場合、得点を認めてはならない。
 -部外者が外的要因であり、プレーに干渉していた。
 -部外者が得点したチームの競技者、交代要員、交代して退いた競技者またはチーム役員であった。
●主審は、次の場合、得点を認めなければならない。
 -部外者が外的要因であったが、プレーに干渉していなかった。
 -部外者が得点されたチームの競技者、交代要員、交代して退いた競技者またはチーム役員であった。 


 

少し話が逸れました。

 

ボールがゴールに入って得点を認めると判断したときには、ボールが入ったほうのサイドにいる副審とアイコンタクトをとって、副審も得点を認めるという合図をしているかどうかを確認するために、副審のほうに身体を向ける必要があります。

 

そうすると、そのまま次にゴールのシグナルをしようとすれば、右手側にセンターマークがあるので、ゴールの合図である「センターマークを示す」のは右手で行うのが自然です。

 

現行版(2013/2014年度版)の競技規則の日本語版付録のところでも、西村さんが右手でセンターマーク方向を指しています。これは、副審とアイコンタクトをとったあとシグナルすると右手でシグナルするのが自然だから、そういう形にしているのだと思います。

 

ただ、8人制の1人審判の場合は、副審がいないし、対角線審判法は用いないので、得点時は身体の向きに応じて自然なほうの手でセンターマークを示せば良いと思います。(余裕があれば、補助審判員がいるほうに身体を向け、補助審判員が特になにか知らせてきていないことを確認した上で、その身体の向きに応じて、センターマークがあるほうの腕でセンターマークを示せば良いと思いますが。) 

 

ということを理解した上で、米国サッカー協会の2010 Referee Week In Review Week 13 のclip3をご覧ください。

2010 Referee Week In Review Week 13 clip3

  

主審がゴールのシグナルをするのが早過ぎですよね。身体も副審に背を向けているし・・・(もちろん、シグナル後副審を確認していますけど。) 



ちなみに、副審もハンドリングの反則を確認できなかったので、最終的に得点を認めているのですが、米国サッカー協会は、審判団のチームワークに苦言を呈しています。詳しくは

http://www.ussoccer.com/stories/2014/03/17/12/08/2010-referee-week-in-review-13

でご確認ください。

 

ちょっと難しい話になるので、この映像から我々が学ぶ材料としては、上の程度でいいんじゃないかなぁ、ということでそんな記事にしてみました。

 

将来、もっと上級の審判員や国際審判員を目指される方は、ぜひ原文のほうもご確認を。 
 

  
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