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3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
試合中のボールに、試合に関係のないボールが当たると・・・
 

 

先日のU8カテゴリーの練習試合中に、滅多に起きない珍現象が起きた。

 

表題の通り、試合中に、隣のコートから転がってきたサッカーボールが、インプレー中のボールに当たった。

 

私の経験の中で、試合に関係のないボール(例えば、次の試合に備えてウォーミングアップしている選手が、誤ってボールをフィールド内に入れてしまった、など)が、フィールド内に入ることはしばしばあるが、そのボールがインプレー中のボールにヒットしたのを目撃したのは、たぶん初めてである。

 

今回、審判を担当してくれていた保護者の方は、まだ審判資格を持っていない方だったので、競技規則を知らないか、もしくは、しっていたけどU8カテゴリーで、しかも練習試合だったのであえて止めずに流したのかは不明だが、「試合に関係のないボールが当たった地点でドロップボールで再開」するのが正式なルールとなる。

 

ベンチにいた私は、その場では何も言わなかったのだけれど、今後も起こる可能性があるので、このブログには書いておきます。公式戦(特にカップ戦)で直後に得点があった場合、クレームがつく可能性があるので・・・。(一応、審判にクレームをつけてはいけないことになっていますが。)

 

このブログを読んでくださっている、我が団の審判活動にご協力くださっている保護者の皆様に知っておいていただくために。

 

ちなみに、競技規則には、以下のように記載されています。

  

競技規則 ガイドライン 第2条 ボール

「試合球以外のボールがフィールドに入った場合」

試合中、試合球以外のボールがフィールドに入り、プレーの邪魔になった場合、主審は試合を停止しなければならない。プレーは、試合が停止されたとき、試合球があった位置でドロップボールにより再開されなければならない。ただし、ゴールエリア内でプレーが停止された場合は、主審はプレーを停止したときにボールのあった地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上でボールをドロップする。

試合中、試合球以外のボールがフィールドに入ったがプレーの邪魔にならなかった場合、主審はできるだけ早い機会にそれを排除させなければならない。


 

(2014年8月12日 追記。
 
上記の条文は2011年度の改正で、第5条 主審 の「職権と任務」に移動となりました。


競技規則 ガイドライン 第5条 主審

職権と任務

(中略)

試合中、試合球以外のボール、その他の物、または動物がフィールドに入り、プレーの邪魔になった場合に限り、主審は試合を停止しなければならない。プレーは、試合が停止されたとき、試合球があった位置でドロップボールにより再開されなければならない。ただし、ゴールエリア内でプレーが停止された場合は、主審はプレーを停止したときにボールがあった地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上でボールをドロップする。

試合中、試合球以外のボール、その他の物、または動物ががフィールドに入ったがプレーの邪魔にならなかった場合、主審はできるだけ早い機会にそれを排除させなければならない。



追記 ここまで。)



ボール以外にも、応援に来ていた選手の幼い兄弟などが、フィールドに入ってしまった場合も基本的には同じ。 

これは別の条文で規定されている。

 

競技規則 ガイドライン 第3条 競技者の数

「外的要因」

競技者、交代要員またはチーム役員としてチームリストに記載されていない者は、外的要因とみなされる。退場を命じられた競技者も同様である。

外的要因がフィールドに入った場合、
●主審は、プレーを停止しなければならない(ただし、外的要因がプレーに干渉していなかった場合は、即座に停止しない)。
●主審は、その者をフィールドやその周囲から離れさせなければならない。
●主審がプレーを停止した場合は、試合が停止されたときにボールがあった位置でドロップボールによりプレーを再開させなければならない。ただし、ゴールエリア内でプレーが停止された場合は、主審はプレーを停止したときにボールのあった地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上でボールをドロップする。


 

小学校のグランドや、河川敷グランドでは、起きる可能性があります。起きた場合は慌てず対応しましょう。

 

簡単にまとめると、

「試合に関係ない『もの』が、プレーに干渉した場合は、ドロップボールで再開。干渉していない場合は、速やかに排除。」

と覚えておくとOKだと思います。




ただし、審判は試合に関係している「もの」なので、ボールが当たってもそのままプレー続行となります。これは、競技規則では、第9条に記述されています。

 

第9条 ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー

ボールアウトオブプレー

(中略)

ボールインプレー 

これ以外、ボールは、次の場合も含めてつねにインプレーである。
●ボールがゴールポスト、クロスバー、コーナーフラッグポストからはね返ってフィールド内にある。
ボールがフィールド内にいる主審または副審からはね返る。

 

ま、主審はできるだけインプレー中のボールに当たらないようにしましょう。(かといって、離れすぎるのはよくありませんので、あしからず。)

 


 

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