3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
キリンチャレンジカップ2014 (2014.10.10 日本代表 vs ジャマイカ代表) の公式記録ほか
 

 

この試合の公式記録PDFは、こちら。 

http://www.jfa.jp/national_team/samuraiblue/20141010/schedule_result/pdf/m01.pdf

   

中国の審判団。

主審:馬 寧 氏
副審1:王 徳馨 氏
副審2:施 翔 氏
(第4の審判員:木村 博之 氏) 

 

カードが出されたプレーを中心に。

イエローカード4枚。(反スポーツ3、異議1)

 

前半4分25秒付近。

日本代表9番(岡崎選手)が長友選手からのパスを受けて、DFの裏であるペナルティーエリア内に侵入しようとしたところを、ジャマイカ代表4番(ウェストリー・モーガン選手)が手で押さえて止めたため、反スポーツ的行為。

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

反スポーツ的行為に対する警告

(中略)
●相手競技者をボールから遠ざける、またはボールに向かうのを妨げるという戦術的な目的で相手競技者を押さえる。 
(後略)

 

前半23分55秒付近。 

センターサークル付近でフリーでボールを受けた岡崎選手の後方から、ジャマイカ代表16番(ジャマー・ロザ選手)が「無謀に」チャージングした、という判断だと思います。(ぱっと見、チャンス芽潰しの反スポか?と思ったのですが、DFの枚数は十分足りている状態でした。)

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

反スポーツ的行為に対する警告

(中略)
●直接フリーキックとなる7項目の反則を無謀に行う。 
(後略)


 

後半30分50秒付近。

ジャマイカ代表15番(ジェボーン・ワトソン選手)が、無理な体勢で脚を地面に対して水平にしてボールをキック。ルーズボールに対して日本代表13番(細貝選手)もアプローチしにきていることが明白な状態だったので、危険な方法でプレーすることで不正行為(キッキング)も同時に犯したという判断だと思います。(「無謀な」キッキング。) 

 

競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

危険な方法でのプレー

(中略)

危険な方法でのプレーには、競技者間の身体的接触がない。身体的接触があった場合、直接フリーキックやペナルティーキックで罰せられる反則となる。身体的接触がある場合、主審は不正行為も犯される可能性が高いことを十分考慮しなければならない。

懲戒の罰則
●(中略)その行為により明らかに負傷を引き起こす可能性がある場合、主審は競技者を警告する。
(後略)


 

それから、試合終了後に、「異議」でジャマイカ6番(ジャーメイン・テイラー)にイエローカードが提示されています。

 

あくまで私個人の想像ですが、後半32分52秒付近で、日本代表19番(小林選手)に思いっきり手を使われて全く前を向くことができず、苦し紛れにタッチラインに沿って相手陣地側に送ったボールをインターセプトされてしまい、しばらくジャマイカチームにとってピンチが続いたので、そのあたりのことについて一言文句を言ったのではないか、と思われます。

 

ただ、そのあとジャマイカの選手が手のファウルをしているのですが、笛が吹かれてないんですけどねぇ。最たるものが、後半34分20秒付近のプレーです。ジャマイカ代表15番(ジェボーン・ワトソン選手)の無謀に振った腕が塩谷選手の顔面に入っているのに、ラフプレーとしてのイエローカードはおろか、ファウル認定すらされてません。 

 

主審の判定で気になったのはそのくらいですが、副審(A2)側でオンサイドのプレーが2回ほどオフサイドと判定されていたような気がします。

 

前半33分25秒付近。

ジャマイカ代表15番がオフサイドと判定されたシーン。ジャマイカ代表のフリーキックのボールに触れているのは、ジャマイカ代表16番ではなくて、日本代表の3番(細貝選手)。フリーキックが行われた時点で考えると、ジャマイカ代表15番の選手はオンサイドにいたと思われるので、オフサイドという判定はミスジャッジかな、という気がします。

 

それから、

後半27分46秒付近。

日本代表19番(小林選手)のオフサイドと判定されたシーン。

2014_10_10_001.jpg
 

ジャマイカ代表6番の選手の右肩と小林選手の右ひざがほぼ同じレベルにあるような気が・・・。っていうか、副審の位置がズレてる。その位置で正しい判定は無理でしょ!(当然、小林選手のほうが前に出ているように見えるはず)という気が・・・。

 

と、批判っぽいことを書きましたが、私より遥かに上級の国際審判員の方の判定について批判するものではありませんので、あしからず。

 

ま、とにかくオフサイドライン・キープが重要であるということですね。

 

 

以下、おまけ。 

 

試合前のFIFAランキング

http://www.fifa.com/worldranking/rankingtable/index.html

で、ランキング100位のジャマイカに対し、オウンゴールの1点で辛勝というのは、ちょっと決定力が足りなさすぎるような・・・。(日本は48位)。

 



 

☆ 関連するタグ ☆

 
 
にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← すみませんが、クリックのご協力を。
  

☆このブログの上手(?)な使い方

少年団を含むサッカーチームのホームページ管理者の方へ
⇒ブログ右側に「チーム・リンク!!」の欄を作りました。こちらの記事に、申請の方法を掲載させていただきましたので、ぜひどうぞ。 

★競技規則に関する知識を増やしたい方
⇒ブログ右のサイドバーにある「まとめ系記事集」の中にある、各年度ごとの◆競技規則系の過去記事をご覧になると、効率的です。また、米国サッカー協会の Referee Week in Review を元に作成している記事集も、将来2級以上の審判員になることを目指される方にはお薦めです。   

審判グッズをお探しの方   
⇒別館 「サッカーの審判グッズを紹介するページ」 をぜひどうぞご利用ください。 

★私が指導のお手伝いをしている団の保護者の方
⇒ブログ右上のカレンダーの部分を利用してください。私が指導を担当した日をクリックしていただくと、その日の練習内容などが表示されます。練習終了後、できるだけ早く記事をUPするようにしていますが、都合によりUPが深夜になってしまう場合もありますので、ご了承ください。


にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ ジュニアユース・中学サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ
どのバナーでも結構ですので、1日1回のご協力をお願いいたします。


← よろしければこちらのクリックのご協力も。



スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://tom3kyu.blog.fc2.com/tb.php/1690-11add15e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック