3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
フリーキックが行われるときボールは停止していなければならない
 

 

またまたかつーさんのところの記事を拝借させてもらいます。

2014J1第28節F東京@大宮 クイックリスタート 

 

かつーさんのところでなぜかGIFファイルがUPできない、ということらしいのでこちらでUPしておきます。

restart_new.gif
 
 

競技規則 第13条 フリーキック

進め方

直接フリーキック、間接フリーキック、いずれの場合もキックが行われるときボールは静止していなければならず、キッカーは、他の競技者がボールに触れるまでボールに再び触れてはならない。
 

 

フリーキックの前にボールを完全に静止させたとは言えないので、かつーさんが書かれている通り、本来ならフリーキックをやり直しさせるべきだとは思います。

 

ただ、「ファウルされてフリーキック権利を与えられたチームの『早くプレーを再開したい』という気持ち(権利)」をできるだけ保障してあげる、ということも主審には求められるので、そのバランスが難しいところだと思います。(得点差や試合の残り時間なども考慮しなければなりません。)

 

 

フリーキックは「正しい再開場所からボールが静止した状態」で行われなければならないという大原則を踏まえた上で、私が3級になって間もないころインストラクターから受けた指導を紹介します。(もしかしたら、3級スクール中だったかも・・・。)

 

3種の試合で、負けているチームが相手チームのオフサイドによって得た間接フリーキックで再開することになりました。

 

試合前の打ち合わせで、副審の方には「オフサイドからの再開の際、正しい再開場所から再開となるようにボールを誘導」してくれるように依頼し、選手には「副審が旗を下げるところまでボールを移動させ(て再開し)ましょう!」と声をかけました。

 

副審の方が、私が依頼した通り丁寧にボールを誘導してくださったので、再開に少し時間がかかりました。

 

試合後の反省会で、インストラクターから、

「3種や4種の場合、教育的な観点から、選手に正しい再開場所からスタートさせる、ということを教えるのは重要なことなのだけれど、負けているチームの『早く試合を再開させ(て追いつき)たい』という気持ち(権利)も保障してあげることも大切。

まったく違う場所から再開させてしまうのはいけないが、オフサイドの(再開の)場合、再開場所を(細かく)修正するということと、早くプレーを再開させてあげることのバランスを考えましょう。」

というような感じのアドバイスを受けました。

 

(ちょっと語弊があるかも知れませんが、フリーキックの位置が相手ゴールから遠くなればなるほど、正しい再開場所の許容範囲を大目に見てあげてもよいのかも。)

 

なので、それ以来、試合前の打ち合わせで副審の方には、

「オフサイドの再開時に、選手には副審が旗を下げるところまでボールを移動させるように指示するので、正しい再開場所にボールを誘導して、旗を下げてください。ただ、私のほうで得点の状況や残り時間を考慮して、早く試合を再開させたほうが良い、と判断した場合に『そこからいきましょう~!』と声を出します。その時には正しい再開場所までボールを誘導できていなくても旗を下げちゃってください。」

というようなことを打ち合わせするようにしています。

 

 

あと、フリーキック時にボールをきちんと止めずに再開しそうな雰囲気を感じたら、「(ボールを)しっかり止めましょう!」とか「ボール止めて!」というような声掛けをして未然に防ぐようにしていますが、試合の最初の2~3回のフリーキック時に、ピッチ全体に聞こえるような音量で声掛けをしておくと、比較的選手が【このレフェリーはボールの静止にうるさい】と思ってもらえるようです。

 

でも、今までに何度か(2、3回くらい?)試合の中盤や終盤に「レフェリー、いま(の相手チームのフリーキック)のボール、きちんと止まってなかったよ!(=やり直しさせろよ!)」と選手からお叱りを受けたことがあります。

 

そのほとんどが、守備側チームの自陣ゴール近くからのフリーキックの時で、ロングフィードのキックに備えるべく早く次の争点の近くに移動しようとボールから目を切って少しダッシュして、「そろそろ蹴るかな?」と思って振り返ったら、ショートだった、というケースなのだけれど、やっぱり見ていなかった私がいけないので、

「ごめん。次からきちんと見ておくよ。申し訳ない。」

って謝って、その試合で同じミスをしないよう意識してボールから目を切ってしまわないように心掛けます。

 

ただ、ボールを見ながらのバックステップだと短い時間に距離を稼げないし、かといってボールを見ながら背走すると、他方向から走って移動してくる選手と交錯する可能性が高くなるので、どうしても次の争点が現在位置よりも離れた場所になる可能性の高い守備側チームの自陣深い位置からのフリーキックは、ボールの静止にあまり注意が払えないんですよねぇ・・・。

 

 

話が少し逸れましたが、ファウルされた側が素早くリスタートさせたいという権利としっかりボールを止めさせなければならない、というバランスをどうするか。

 

はてさて、上田主審はボールが静止しなかったことが確認できなかったからやり直しさせなかったのか、バランスを考えて「許容範囲」としたのか。どっちなんでしょうねぇ。(そして、その上田主審の判断を上川審判委員長はどう評価するのでしょうか。協会としての見解がわかると我々アマチュアレフェリーの勉強になるのですが・・・。)

 





 
 
にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← すみませんが、クリックのご協力を。
  

☆このブログの上手(?)な使い方

少年団を含むサッカーチームのホームページ管理者の方へ
⇒ブログ右側に「チーム・リンク!!」の欄を作りました。こちらの記事に、申請の方法を掲載させていただきましたので、ぜひどうぞ。 

★競技規則に関する知識を増やしたい方
⇒ブログ右のサイドバーにある「まとめ系記事集」の中にある、各年度ごとの◆競技規則系の過去記事をご覧になると、効率的です。また、米国サッカー協会の Referee Week in Review を元に作成している記事集も、将来2級以上の審判員になることを目指される方にはお薦めです。   

審判グッズをお探しの方   
⇒別館 「サッカーの審判グッズを紹介するページ」 をぜひどうぞご利用ください。 

★私が指導のお手伝いをしている団の保護者の方
⇒ブログ右上のカレンダーの部分を利用してください。私が指導を担当した日をクリックしていただくと、その日の練習内容などが表示されます。練習終了後、できるだけ早く記事をUPするようにしていますが、都合によりUPが深夜になってしまう場合もありますので、ご了承ください。


にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ ジュニアユース・中学サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ
どのバナーでも結構ですので、1日1回のご協力をお願いいたします。


← よろしければこちらのクリックのご協力も。





スポンサーサイト

☆ 関連するタグ ☆

コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://tom3kyu.blog.fc2.com/tb.php/1770-5ccee840
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック