3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
審判記録(2014/10/04) 主審 × 1.0  イエローカード1枚

 

本日は、所属する地区の協会から派遣されて、U15カテゴリーの公式戦(トーナメント)の主審を担当。

 

試合時間は、35-10-35。試合結果によっては、延長戦、PK戦のオプションがつく可能性があったのだけれど、オプションはつかなかった。

 

副審はKさんとNさんで、いずれも3級。Kさんとはよくご一緒させていただくが、普段は私がサポートする側で、サポートしていただくのは初めてだと思う。Nさんは、今年昇級されたそうで、初めてご一緒させていただいく方。でも、三男のリーグ会場でお会いしたことのある方でした。

 

試合前にお二人にサポートしてもらいたいことを優先順に、そして入念に打ち合わせ。 

 

試合中の出来事など。

 

前半の比較的早い段階に、私が完全に勘違いをして、指し違いというか、A1を担当してくださっていたKさんは正しくシグナルしてくださっていたのに、完全に勘違いしてしまっていた私は、笛を吹いてKさんのシグナルをオーバーコールをして逆シグナルをしてしまった。で、シグナルしたチームの選手がボールを拾いにいった瞬間、「あ゛、間違った。」と気がついた。

 

私の場合、間違ってシグナルしてしまったことに気がついた場合の対応としては、

1)間違っていた、ということで再度シグナルを訂正する

2)ごめんなさい、シグナル間違ったかもしれないのだけれど、(副審のシグナルを取り消してまで)シグナルをしてしまったので(そのシグナルを再び取り消すことはしないので)申し訳ないのだけれど、そのままシグナルに従ってください、と選手に詫びを入れて試合を再開する

のどちらかになるのだけれど、試合の比較的早い段階だったので、2)のほうを選択。

 

正誤で判断すれば、1)を選択すべきなのだけれど、1)を選択した場合、選手・ベンチ指導者・観客の主審に対する不信感は一気に増大する。

 

2)は瞬間的に選手の主審(私)への不信感はMAXになるのだけれど、きちんと選手に詫びを入れれば、選手は比較的すぐ留飲を下げてくれることが多い(ような気がします)。私が勝手に思っているだけかもしれませんが。

 

これについては、経験豊富なKさんから、私が誤ってスローインの権利を与えたチームが、相手陣地内の深い位置からのスローインだったので、1)のほうが良かったのでは?というアドバイスをハーフタイムの時に頂いた。

 

確かに、もしそのスローインから直接ゴールになっていれば、かなり後味の悪いことになっていただろうなぁ・・・。

    

差し違いはその1回のみ。

 

それからハーフタイム中に、やはりKさんから、セットプレー(ゴールが直接狙える位置からのフリーキック)の際、選手同士がポジション取りで小競り合いをしているので、少し介入したほうがよいかも、というアドバイスを頂いていたにもかかわらず、後半開始早々のフリーキック時に、しっかりチェックするのを忘れてしまっていて、キックが蹴られた瞬間思い出した。

 

ということで、次のフリーキックの時(もしかしたら、アシスタントサイドからのコーナーキック時だったかも)に、少し介入。

 

そのあと、この試合の最初の得点があった直後で、負けているチームが相手ゴール前で獲得したフリーキックの際にもキック前に笛で試合を止めて介入。

 

「インプレー前に相手(競技者の身体)を押えないようにねぇ~。」と笑顔で当該の両選手に注意をして牽制。

  

その後は、注意してみていたけれど、インプレー前のポジション取りで介入しなければならないようなことはなかった。 

 

イエローカードは、反スポーツ的行為で1枚提示。

 

右のセンターバックの選手が、左サイドの鋭い縦パスを受け取って抜け出そうとした相手左FWのユニフォームを引っ張って完全にその選手の勢い(スピード)を殺してしまった。そのためそのFWの選手は追いつた右サイドバックの選手にボールをカット(クリア)されてしまった。

 

クリアされてアドバンテージが適用できる可能性がなくなった時点で強めの笛を吹き、更に「ピピッ」と笛を吹いて、右センターバックの選手に近くに来るように指示して、イエローカードを提示。

 

で、いつもイエローカードを入れているパンツの右後ろのポケットに手をやった瞬間、「あ゛、今日、ここにイエローカードを入れるの忘れてる・・・(汗)」 

 

ということで、左胸のポケットの中のカードケースからイエローカードを取り出して、イエローカードを提示。

  

間違いではないのですが、カードは試合前にカードケースから取り出して、単独でポケットに収納するようにしましょう、とイントラクターから指導を受けたことがあります。

 

というのは、カードケースとカードの隙間が少ないので、カードがスムーズに取り出せないことがありますよ~、という理由です。特に、夏場に大汗をかいた状態だと、カードが汗などの湿気でカードケースに密着してしまい、本当に取り出しにくくてもたつく時があります。(スマートじゃない、というだけの理由なのですが。)

 

私の場合、いつもカードケース内にカードを2セット挟んでいて、試合前に1セットは単独でそれぞれ別ポケットに収納し、1セットは予備としてカードケース内に挟んだままにしておくのですが、今日はポケットに収納するセットを、カバン(レフェリーバック)内に残したままになっていました。

 

う~ん、普段、主審ではなく副審を担当するときにも、きちんとポケットに収納しているのに、なんでだろう・・・。 

 

話が逸れました。

 

カード提示の理由は、

反スポーツ的行為」の
●相手の大きなチャンスとなる攻撃のじゃまをする、または阻止をするという戦術的な目的でファウルを犯す。
です。

 
みなさん、この日本語版の文章、昨年度版までと少しだけ変わったのをご存じですよね?
 

昨年度版までは、 
●戦術的な目的で、相手競技者に干渉する、また大きなチャンスとなる攻撃の芽を摘むファウルを犯す。
という文章でした。
 

「攻撃の芽を摘む」という表現はなくなっていますので、審判報告書に記入するときは、ご注意を。
 

ということで、本日提出した審判報告書には、きちんと現行の競技規則に文章に照らし、
「〇〇番の選手が、相手△△番の選手のユニフォームを引っ張って、相手チームの大きなチャンスとなる攻撃のじゃまをしたため」
と記載。


 

(2014.10.06 追記。

コメント欄で、ご指摘いただきました。

イエローカード提示に関して、カード提示自体については問題ないのですが、その理由について、誤った理由を記載してしまいました。

 

●相手競技者をボールから遠ざける、またはボールに向かうのを妨げるという戦術的な目的で相手競技者を押える。 

 

が正しいカード提示理由になります。

 

従って、「〇〇番の選手が、戦術的に相手△△番の選手のユニフォームを張ってボールから遠ざけたため。」

と記載するべきでした。

追記ここまで。) 


 

またまた話が逸れたので戻します。

  

試合がブツ切りにならないように、できるだけアドバンテージを適用しようと心掛けたのだけれど、アドバンテージが適用できたのは、2回ほどだったと思う。(アドバンテージを適用したほうがよかったのに、笛でプレーを止めてしまった、というのはなかったと思います。)

  

といったところが、本日の主な内容。

 

強豪チーム同士が対戦する好カードということで、少し気合いが空回りしてしまったのか、ところどころでおかしなミスをしていた感じです。ま、大きなファウルの見逃しとか、ルールの適用誤りなどといった重大なミスはしていない、と思います。




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コメント
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初めまして。いつも拝見させて頂いております。
私事ではありますが、このブログでたくさん勉強させて頂いたお陰もあり、この度S3に昇級する事が出来ました。
一言お礼を、と思いましてコメントさせて頂いた次第です。
ありがとうございました。
また、今回の内容は自分もよくやってしまう(あまり良くないですね)事象なので、いつも以上に勉強になりました。
今後、より一層精進し、主役の選手達が気持ち良く感じる事が出来る様に試合をコントロールして行けたらと思っています。
これからも素晴らしいブログを期待しております。
長文失礼致しました。
2014/10/05(日) 04:05:31 | URL | nin0S3 #79D/WHSg [ 編集 ]
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nin0S3 さん、はじめまして&コメントありがとうございます。
 
そして、3級昇級おめでとうございます!!!

>このブログでたくさん勉強させて頂いたお陰もあり

このブログが少しでもお役に立てたのなら、非常にうれしく思います。

nin0S3 さんの今後のご活躍をお祈りしております。

これからも一緒に精進していきましょう!
 
2014/10/05(日) 12:56:31 | URL | TOM3 #79D/WHSg [ 編集 ]
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いつも更新を楽しみにしています。
今回の反スポでの警告理由についてですが、影響のあるブログですのであえて意見をさせて下さい。

事象をイメージする場合には、実際の状況と相違がある場合がありますが、今回の事象は「引っ張った」と言う事ですのでファウルの種類としてはホールディングとなりますよね。ファウルの起きた状況としては、味方からパスを受けてボールを保持し、攻撃に移ろうとしたところで、と言う状況と想像します。
反スポでの警告そのものは問題ありませんが、「理由」には不備があります。

●相手の大きなチャンスとなる攻撃のじゃまをする、または阻止をするという戦術的な目的でファウルを犯す。

上記の理由を採用していますが、上記の理由を採用するファウルは、10種類あるファウルの内、上段7種類のファウルにのみ採用されます。下段3種類については、その程度などは考慮せずにその行為そのものが罰せられるファウルとして分けられます。
今回の警告理由としては、ボールを保持している状況をホールディングで潰した訳ですので、ボールを保持るる事を妨げたケースになります。競技規則、ガイドラインの相手競技者を押さえるの項目をご確認下さい。
チャンスを潰す、妨げる、確かにそうですが前述したようにこれにはホールディングは含まれません。
お付き合いのある1級、2級上位者にご確認下さい。
すでに更新講習会でレクチャーを受けていますので。
今後もブログアップを楽しみにしています。長文失礼しました。
2014/10/06(月) 08:14:30 | URL | qaz #79D/WHSg [ 編集 ]
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qaz さん、いつもコメントありがとうございます。

ご指摘の通りですね。

大急ぎでこの記事を修正するとともに、訂正記事をUPしたいと思います。
ありがとうございました。

う~ん、どんな形で修正しよう・・・。
2014/10/06(月) 21:34:25 | URL | TOM3 #79D/WHSg [ 編集 ]
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nin03Sさんと同じくこの度S3級に合格しました。このブログのおかげで特に改めて競技規則の勉強をせずとも、筆記テストは余裕のクリアでした。具体的な事例を交えての解説の数々、知らず知らずのうちに頭に叩き込まれいたようです。新米三級にとっては欠かせないバイブルです。これからも楽しみにしておりますので、更新よろしくお願いします(^^)
2014/10/11(土) 01:34:26 | URL | 新米三級 #79D/WHSg [ 編集 ]
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新米三級 さん、はじめまして&コメントありがとうございます。
 
3級昇級おめでとうございます。

>知らず知らずのうちに頭に叩き込まれ

おぉ、素晴らしい。もしお近くの3級昇級を目指される方に、当ブログをご紹介してあげてくださいませ。
 
今後のご活躍をお祈りしております。

これからも、当ブログの応援をよろしくお願いいたします。
 

 
2014/10/11(土) 02:56:11 | URL | TOM3 #79D/WHSg [ 編集 ]
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