3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
KIRIN CHALLENGE CUP 2014 (2014/11/14 日本代表 vs ホンジュラス代表)の公式記録ほか
 
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キリンチャレンジカップ2014 日本代表 vs ホンジュラス代表の試合。

この試合の公式記録PDFは、こちら
http://www.jfa.jp/national_team/samuraiblue/20141114/schedule_result/pdf/m01.pdf



ライブでTV観戦できなかったので、主審によってカードが出されたところを中心に録画を確認して、記事にしておきます。


ポーランドの審判団。

主審:バルトシュ・フランコフスキ 氏
副審1:ラファウ・ロストコフスキ 氏
副審2:マルチン・ボルコフスキ 氏
第4の審判員:パベル・ギル 氏

 
4人ともポーランドの方なので、オーストラリア戦は主審と四審が入れ替わって担当なのかもしれません。




前半24分08秒付近のノーファウルの判定について。

日本代表9番(岡崎 慎司選手)の顔にホンジュラス代表3番(マイノル・フィゲロア選手)の手が当たって岡崎選手が倒れたシーン。



主審からの視野では、ホンジュラス代表19番(ルイス・ガリド選手)がブラインドになってしまい、ファウルが確認できなかった可能性がありますが、その場合副審がファウルサポートするはず。副審もファウルサポートしていない、ということはやはり岡崎選手の手の使い方がちょっと審判団の心証を悪くしているのかも。



最初にハンドオフしている(ボールを受け取る前に、ホンジュラス代表19番を軽く押して、自分が優位な位置でボールを受けようとしている)のと、ボールが足元に入ってからは後ろ手でホンジュラス代表19番の動きを封じようとする手の意図を見られた可能性。先に岡崎選手が手を使っている状態を流しているので、ホンジュラス代表19番の多少の手のファウルは流さざるを得なかったのかもしれません。(試合全体の手のファウルに対する基準を調べていないので、なんとも言えないのですが・・・。)



前半34分39秒付近。

日本代表7番(遠藤 保仁選手)に出されたイエローカードは「ラフプレー」。ホンジュラス代表8番(フアンホスエ・ロドリゲス選手)の横からのタックルが、フアンホスエ選手が危険にさらされることをまったく無視して、無謀に行われた、という判断。アプローチの方法も無謀だったし、結果的にも遠藤選手のスパイクの裏がフアンホスエ選手のスパイクに当たっているので、イエローカードを提示されても仕方ないと思います。



後半9分05秒付近のタッチジャッジミス。

バルトシュ・フランコフスキ主審自身は、ホンジュラス代表2番(ウィルメル・クリサント選手)に当たってアウトオブプレーになったと感じたために、日本代表のクイックリスタート(スローイン)に備えて、ホンジュラスゴール方向にダッシュを開始しています。しかし、ラファウ・ロストコフスキ副審には乾選手がブラインドになってウィルメル選手に当たったことがまったく見えなかったようで、自信をもってホンジュラスボールのシグナルを出してしまっていたため、主審は敢えてオーバーコールしなかったものと思われます。



(副審が自信もって間違えると、主審は「ん、俺の見間違いか?」という状態に陥ります。副審の技量を疑ってかかっている場合は、自分の目を信じると思うのですが、この審判団は、それぞれトップクラスのレフェリーなのでお互いの技量を熟知したうえで、信頼していると思われますのでね。)



後半9分26秒付近。

日本代表3番(酒井 高徳選手)がパスを出したあとに、ホンジュラス代表5番(ビクトル・ベルナルデス選手)にスパイクで踏まれて転倒したシーン。



ビクトル・ベルナルデス選手は、間に合わない(ボールに触れることができない)のが明白な状態で、無謀に足を出して酒井選手をトリップさせた(実際には、限りなくスタンピングに近いような感じですが・・・)、いわゆるアフタータックルというところです。



主審は最初、ボールが遠藤選手のところに収まったので、アドバンテージを適用しかけるのですが、やっぱり笛を吹き直して、プレーを止めましたねぇ。なんでだろう・・・。


 
ビクトル・ベルナルデス選手は1枚目のイエローカードだったので、次のアウトオブプレーまで待ってビクトル・ベルナルデス選手を警告することもできたはず。だけどそうしなかった。恐らく遠藤選手がすぐにボールを前線に送ってカウンターになったら日本代表の大きなチャンスになるけれど、遠藤選手のところでボールが少し停滞し、酒井選手が倒れたままになっていて、日本代表側がボールをタッチラインの外に出す可能性が出てきたので、「それじゃぁ切っちゃえ」という感じかな。
 
 

(このあたり、トップレフェリーはどう考えて、プレーを切ることにしたのか、というところが聞けるといいのだけれどなぁ・・・。)



後半37分19秒付近。

日本代表11番(豊田 陽平選手)にだされたカードもラフプレー。ホンジュラス代表15番(ウィルフレド・バラオナ選手)の斜め後方から、ボールに届かないのが明らかな状況で無謀にタックルをしかけ、ウィルフレド・バラオナ選手の足をひっかけて倒してしまったため。



このカード提示のあと、ホンジュラス代表が主審の笛を待たずにフリーキックを行いますが、主審は「(カード提示しているから)笛がないと再開できないよ~。」ってな感じでフリーキックのやり直しを命じています。


 
後半38分48秒付近。

日本代表4番(本田 圭佑選手)が倒されたシーン。ホンジュラス代表6番(アルノルド・ペラルタ選手)に出されたイエローカードの理由は、「反スポーツ的行為」には間違いはないのだけれど、「戦術的な目的で、相手競技者を押さえて、ボールから遠ざける、またはボールに向かうのを妨げる。」という理由でとったのか、肘が本田選手の顔付近に当たっているので、「無謀に相手競技者を打った(ストライキング)」という理由のどちらか。多分、前者。



後半43分36秒付近。

ホンジュラス代表12番(マルビン・チャベス選手)に出されたカードもラフプレー。

ボールを出し終えた日本代表8番(乾 貴士選手)に遅れて突進。ファウルチャージ。いわゆるアフターチャージ。(過去記事 「だからアフターチャージなどアフター系のファウルは厳しく取り締まられる」 参照。)しかもカニばさみにして乾選手の身体の逃げ場所をなくしてしまう形になったので、非常に危険なチャージング。

 

以上、「イエローカードが提示されたところと、その部分を探している最中に、たまたま見かけたところ」 について記事にしておきます。

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 「だからアフターチャージなどアフター系のファウルは厳しく取り締まられる」


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コメント
コメント
アドバンテージを取ることによって利益を得るとは考えにくい状態でした。ボールもマイナスにいってましたし…
さらに、警告に値するファール、特にラフプレーなどは荒れないようにするためわざとアドバンテージをとらない場合があり
やみくもにアドバンテージを取るとコントロールできなくなります。
2014/11/15(土) 07:21:51 | URL | ⭐︎ #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし

?? さん、コメントありがとうございます。

参考にさせていただきます。



2014/11/15(土) 23:53:01 | URL | tom3 #JU5/Lso2 [ 編集 ]
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