3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
基本的に試合後に対戦チームの関係者とジャッジに関する話はしないほうが無難です

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↑ 2015年度版が発売になったようです。


日刊スポーツの記事、

大黒様の説法にW杯西村主審「勉強に」 (日刊スポーツ)

によると、大黒選手の所属する京都と讃岐の練習試合の主審を西村さんが務めた様子。



この時期は、プロフェッショナル・レフェリーが各クラブを訪問し、2015年度の判定基準(スタンダード)を伝えるべく、ルール勉強会が行われているはず(過去記事 「2013シーズンスタンダード(判定基準)」 参照)なので、その活動の一環として西村さんが主審を担当されたのかもしれません。(あくまで私個人の勝手な推測です。)



で、その練習試合の後半アディショナルタイムに、コーナーキックからのボールを大黒選手が頭で捉えた直後、讃岐のDFの選手の手に当たったが、西村主審はハンド認定しなかったことに対し、試合後大黒選手が西村主審に歩み寄り、約15分間対話がおこなわれた様子。



通常の公式戦なら大黒選手の行為は認められるものではなく、規律委員会(懲罰委員会)から何かしら処分(出場停止など)が出る可能性のある行為です。



余談ですが、試合終了の笛を吹いていったんフィールドを離れたあと、主審はカード類(イエローカード&レッドカード)を提示することはできませんが、試合終了の笛の後に起きた出来事に対しては、審判報告書の「特記事項」の欄に記入して、関係各所に報告する義務が生じます。(2015年2月20日、文章を一部加筆・修正しました。文末参照。)



さて、我々が担当する試合の話しに落とし込みましょう。



練習試合の主審を担当した場合などであれば、ご自身のレフェリングを向上させるために、あえて対戦チームのベンチ指導者を含む関係者の方と、判定に対する議論をしても問題はないと思います。



しかし、公式戦の場合は、たとえ知り合いの方であっても、判定に関する話は一切しないほうが無難です。試合直後は、お互い気持が高ぶっており、冷静さを欠いて感情的な話し合いになってしまう危険性があるので。(挨拶を含めた会話をするな、という意味ではありませんのでご注意を。)



もし、試合後に選手が試合中の判定について異議を唱えてきた場合、「はい、はい。」と言って軽く受け流すのが最善策だと思います。



あまりにしつこく言ってくるようなら、
「それ以上言うと、審判報告書に記載※することになり、規律委員会から処分を受けることになりますよ。試合が終了しているため、あなたのこの異議に対し、主審である私はイエローカードもレッドカードも提示することできないので、規律委員会への報告しかできませんので。」
というような感じのことを伝え牽制しましょう。

※審判報告書を提出しない試合の場合は、本部にある大会の運営書などに記載すればOK。



では、ベンチの指導者が判定に対して「何か」言ってきたらどうするか。



人によっては、その方のレフェリングがもっとよくなるようにということで、アドバイスをくださる方がいらっしゃるかも知れません。感情的なものではなく、純粋にアドバイスをくださっているようなら、「アドバイスありがとうございます。今後の参考にさせていただきます。」と返答すれば良いと思いますが、明らかな異議・抗議の場合は、先ほどと同様、「それ以上の抗議は審判報告書に記載し、規律委員会へ報告することになりますよ。」というような牽制をしましょう。



でもその前に、そういう事態にならないよう、レフェリーウェアなど身だしなみをしっかり整えて審判を務め、試合中はしっかりボールの近くでプレーを監視した上でジャッジを下し、審判を担当する姿勢をしっかりしておきましょう。



レフェリーウェアの裾を出したまま、ストッキングが下がったまま、ネックウォーマーを着用したまま、ボールをしっかり追わず、センターサークル付近からほとんど動かず試合を担当していた、というようなことが規律委員会の席上で報告されてしまったら、『抗議自体は許されるものではないが、主審も試合に対する姿勢や選手に対するリスペクトが著しく欠如していた』な~んていう結論が出て、関係各所に回覧されたら恥ずかしいですからね。



おまけ。

前述のハンドに関して詳しい内容は、

西村主審がPKを取らず流したシーン図解 (日刊スポーツ)

をどうぞ。


西村さんは、手は不必要な位置にあったとはいえず、至近距離からのボールで手がボールのほうに動いたのではなく、ボールが手の方向に動いたので、ハンドリングではない、という判断をしたという旨の回答をしているようなのですが、図には書かれていませんが、一般的なコーナーキック時のレフェリーのポジション(立ち位置)から考えると、讃岐のDFの選手の手の動きおよびボールが手に当たったという事象はかなり確認し辛かったものと思われます。

 

(2月20日追記。

試合終了後、主審がフィールドを離れる前であれば、イエローカードやレッドカードが提示できます。「一旦試合終了の笛を吹いてしまった後に試合中の出来事(試合終了直前のプレー)に対して、カード類は提示できない。」というお話と混同してしまっていたので、記事の文章を一部修正いたしました。コメント欄でご指摘くださった皆様、ありがとうございました。)



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☆ 関連記事 ☆

「2013シーズンスタンダード(判定基準)」

「ハンドリング(ボールを手で扱う)とは」


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コメント
コメント
いつも拝見しております
このブログで勉強させていただき、3級を取得することができました
ありがとうございました
今後も参考にさせていただきます

さて、試合終了後のカード提示についてですが、ガイドラインの5条には「ハーフタイムまたは試合終了後、同様に延長戦やPKが行われている間でも、試合は主審の管轄したにあるのであるから、主審はイエローカードやレッドカードを示す職権を持つ」とあるので、「試合終了の笛を吹いたあと、主審はカード類(イエローカード&レッドカード)を提示することはできませんが」のコメントは誤りではないでしょうか

試合終了後、選手がお互いのベンチにあいさつし、詩文のベンチに戻るまでの間、審判団がフィールド内にとどまっているのは、たがいにあいさつし終えた後すれ違った時にケンカなどが起きた時の対応が取れるようにと教わった記憶があるのですが、、、
いかがでしょうか?
2015/02/19(木) 22:38:16 | URL | たつきち #- [ 編集 ]
主審の職権と任務
試合終了後でもカードを出すことは可能です。
試合終了後カードを出せないのは、試合中(終了の笛の前)に起きた事象に対してです。
ガイドライン第5条主審の職権と任務を確認していただければと思います。

ちなみにカードを出せなくなる、つまり職権がなくなるのはフィールドを離れた後であり、その後はカードを出せないので報告書に記入するしかなくなります。
2015/02/20(金) 01:03:31 | URL | うら #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし
たつきち さん、コメントありがとうございます。そして3級昇級おめでとうございます!!

カード提示に関しては、ご指摘の通りです。ちょっと頭の中で話を混同してしまった状態で記事を書いてしまいました。
記事本文を修正させていただきました。ありがとうございました。
今後も記事中に誤りを見つけた場合にご連絡・ご指摘ください。
よろしくお願いいたします。

2015/02/20(金) 03:04:58 | URL | tom3 #- [ 編集 ]
Re: 主審の職権と任務

うら さん、コメントありがとうございます。

ご指摘の通りです。頭の中で混同したまま記事を書いてしまいました。
今後も記事中に誤りを見つけた場合にご連絡・ご指摘ください。

よろしくお願いいたします。


2015/02/20(金) 03:05:24 | URL | tom3 #JU5/Lso2 [ 編集 ]
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