3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
2015 J2 第5節 千葉 vs C大阪 の試合から


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2015 J2 第5節 千葉 vs C大阪

今日は、かつーさんのところの記事、
2015明治安田生命J2第5節 C大阪@千葉
にちょっとだけ補足させてもらいますので、先にかつーさんのところの記事をご覧ください。



スカパーの公式アカウントがUPしている映像だと、先頭から3分00秒付近のお話。





この得点シーンを現地で観戦されていた方がUPしている映像がこちら。





ボールがゴールラインを越えたのか、越えていないのか、ということを議論するつもりはありませんので、あしからず。


 
我々が協会から派遣されて試合を担当する場合、このようなボールがゴールに入ったものの、ボールの回転やバウンドの関係、あるいはゴールキーパーがかきだしたことで、ボールが依然インプレーのように見える場合の副審から主審への通知の仕方・手続きを、試合前の打ち合わせで確認します。



ちなみに、競技規則には、

競技規則 ガイドライン 第6条 副審

7.得点か得点でないかの状況

(中略)

得点があったが、ボールが依然インプレーのように見えるとき、副審は先ず旗を上げて主審の注意をひかなければならない。その後、通常の得点の手続きとして、25~30mタッチラインに沿いハーフウェーラインに向かってすばやく走る。

(後略)


と規定されています。



ま、試合前の打ち合わせでは、この合図に、プラスαのシークレットシグナルを追加したりします。



例えば、私が主審なら

「まずはボールがゴールの中でゴールラインを越えたということをフラグアップして知らせてください。その後、私(主審)とアイコンタクトがとれたら、フラグをもっていないほうの手で、(オフサイドのシグナルではないということが分かるように)小さくセンターサークル方向を指しながら、少しの距離スプリントしてください。」

というようなことを副審の方々に依頼&確認しておきます。



主審によっては、競技規則通りの動きだけで良い、という方もいれば、アイコンタクト後にフラグでセンターサークルを指せ、という方もいらっしゃいます。




さて、映像のほうの話に戻ります。

越智副審は、この競技規則の文章に基づいて、フラグアップして主審の注意をひきつけています。おそらく、フラグについているボタンも親指で押して、シグナル・ビープ(過去記事 「『シグナルビープ・システム』とは」 参照。) を鳴らしていると思われるし、もちろんインカムでゴールだということを伝えていると思われます。



で、家本主審とアイコンタクトがとれたので、フラグを下げてハーフウェーライン方向に移動をしかけますが、C大阪のチーム関係者がタッチライン上で進路をふさぐ形になっていたことと、家本主審が近寄ってきているのが見えたので、あまりハーフウェーライン方向に移動していません。(極端なスプリントを実施していない、という意味です。)



家本主審は、改めて越智副審にゴールインを確認して、当然予想される、千葉の選手たちが越智副審のところに詰め寄ることで起こり得る騒動・暴動を牽制するため、越智副審を背にした状態で千葉の選手にピッチ中央に戻るように指示しながら、選手の「異議」や「暴言」に目を光らせています。(選手の気持ちを考えながら、多少は大目に見ていると思いますが・・・。)



社会人の試合では、得点に絡む前に微妙なオフサイドの判断があると、何人か守備側の選手が副審を担当している私のほうに寄ってくることがあります。その時は、毅然とした態度で接するとともに、フラグを持っていない方の手で「待った!」のポーズをして、「それ以上近づくな!」という意志を示します。(主審が家本さんのようには副審である私を守ってくれないことが多いので、自衛しています。)




その気迫が通じているのかどうかはわかりませんが、これまでのところ、私の牽制にもめげず詰め寄ってきて、主審を呼ばなきゃいけない(主審の助けを借りなければならない)ような事態になったことはないですね。ま、今後もそういうことにならないようにと願ってますが。




そうそう、FIFAの競技規則で、得点時に副審がタッチライン上をハーフウェーライン方向に20~30mダッシュするような合図をすることになっているのは、ゴールライン付近に長く留まっていることで、副審が守備側チームの選手たちに取り囲まれてしまって、暴行を受けたりすることのないよう、少しでも第4の審判員のほうに近づいておく(第4の審判員の保護を受けられる)ことも念頭において考えられている、ということらしいです。(あくまで伝聞推量)



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☆ 関連記事 ☆
「『シグナルビープ・システム』とは」


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