3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
審判のトレーニング(その23)

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所属する都道府県の1・2級の審判員の方々が中心になって、自主的に行っているトレーニングに今回も参加させてもらった。このトレーニングは毎月行われているが、3級の私は、自宅から近い会場で開催される時のみ参加させてもらっている。 



本日のトレーニング・リーダーはSさん。


最初は、ピッチ全体を使った、ランニング系のトレーニング。



続いて、4人組みでヘディングの競り合い時におけるファウルの見極め。


主審役、オフェンス役、ディフェンス役、ボールサーバー。



主審の監視するポジションとしては串刺しにならない真横の位置がセオリーではあるものの、ボールの状況によってはその位置からの動き出しがあっても。




続いて、ペナルティーエリア周辺でのセレモニー形式によるフリーキックでの再開をロールプレイング。



本日のテーマは、きちんと規定の距離壁(10ヤード)を下げる練習。



ペナルティーエリア周辺で壁を規定の距離離さなければならない場合、「目測」よりも「歩測※」を行って、「きちんと歩測をして距離を測ってますよ~」というアピールも必要だというアドバイスをいただいた。



※歩測・・・ボールを正面で見ながら後退する方法でも、首を後ろに向けた状態を維持してセットされたボールが動かされないか監視しながら前進で歩測しても良い、とのことだった。



また、コントロールの基準つまり、歩測する際、壁の最もレフェリーサイド側の選手のほうに向かって歩測を行うようにするよう、アドバイスを受けた。アシスタントサイド側に移動してしまうと、再開時のポジションに移動するのに余計な時間がかかってしまうのと、ポジションへの移動時に、監視対象(ボール、壁)のどちらかが視野外になってしまう可能性が高くなってしまうため、よろしくない。



普段は、きちんとレフェリーサイド側で壁のコントロールをしているのに、なぜか今日はアシスタントサイド側に行ってしまった。(普段は基本目測でやっているのを、きちんと歩測する練習をしようとしたために、アシスタント側に行ってしまった。)



アドバイスしてくださる方がいるところでミスしてよかった。これで、本番の試合では絶対にこのミスはしないと思う。



それから、上級審判員の方は「壁」がペナルティーエリアの境界付近に掛ってしまう場合、「(壁を)敢えて(ペナルティーエリア)の中に入れる」ということもするんだそうです。



敢えて中に入れることで、壁になっている選手に対し、「この場所で不必要な位置にある手にボールが当たった場合、ペナルティーキックになってしまう」という意識を持たせ、不必要な位置に手を置かないようにさせる狙いがあるそうです。



なるほど。手に当たってから選手と「(ペナの)中だ外だ」で揉めることのないように、「あなたたちはペナルティーエリアの中にいますよ~。」と先に断っておくということですね。



ということで、セレモニー方式で行うフリーキックの際の基本的な壁のコントロールの仕方については、過去記事
「フリーキック時の壁の操作 (その2)」
にまとめることで、理解はしていましたが、そこには書いていない実戦的なテクニックを教えていただいた。



まとめると

1)ペナ周辺でのセレモニー時は、目測ではなく歩測することで「きちんと距離計ってますよ~」というアピールをする。
2)歩測時はレフェリーサイド側の壁の選手のほうに向かって歩み、壁の操作後の時短を図る。
3)壁がペナルティーエリアの境界付近にかかる場合は、あえて壁をペナルティーエリアの中に入れてしまうことで、手に当たった場合の「中か外か」の揉めごとを予防する。

といった感じ。



う~ん、勉強になりました。




 ↑ この本にもそこまでは書いてくれていません。


 
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コメント
コメント
いつも参考にさせていただいております。

読ませていただいている中で、もう少し詳しく知りたかったのでコメントさせていただきました。

2)歩測時はレフェリーサイド側の壁の選手のほうに向かって歩み、壁の操作後の時短を図る。

この点についてもう少し具体的に教えていただけませんでしょうか?

例えば4人の選手が壁になった場合は、FKのポイントから向かって左側の選手方向に歩測をするということでよろしいでしょうか?
2015/07/08(水) 10:20:59 | URL | GAK #PIpocw5A [ 編集 ]
Re: タイトルなし

GAK さん、はじめまして&コメントありがとうございます。


> 2)歩測時はレフェリーサイド側の壁の選手のほうに向かって歩み、壁の操作後の時短を図る。

> この点についてもう少し具体的に教えていただけませんでしょうか?
> 例えば4人の選手が壁になった場合は、FKのポイントから向かって左側の選手方向に歩測をするということでよろしいでしょうか?

その通りです。

ただ、毎回向かって左側が正解となるわけではありません。レフェリーサイドのコーナーアークに近い場所から行われるようなフリーキックの場合、レフェリーサイドのコーナーキック時のポジションとほぼ同じポジションに移動することになるので、向かって右側の選手方向に歩測したほうが時短になりますね。

ちょっと記事の文章を修正したほうが良いかもしれませんね。



2015/07/08(水) 23:50:12 | URL | tom3 #JU5/Lso2 [ 編集 ]
回答ありがとうございます。

こういった細かいレフェリーテクニックは大変参考になります。

今後とも参考にさせていただきます。

ありがとうございました。
2015/07/09(木) 08:19:55 | URL | GAK #PIpocw5A [ 編集 ]
Re: タイトルなし

> こういった細かいレフェリーテクニックは大変参考になります。

インストラクターや上級審判員の方からアドバイスいただいたことは、惜しまずブログで紹介していきますので、これからも応援ください。

2015/07/10(金) 00:27:35 | URL | tom3 #JU5/Lso2 [ 編集 ]
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