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さすがアメリカ。プレーオフの大事な試合で起きた誤審もしっかり the goal should not have been allowed.(ゴールは認められるべきではなかった。)と米国プロ審判協会の公式ページ上でコメントしています。
ゴール前での混戦になると、オフサイドの判断のタイミングがコロコロと目まぐるしく変化するので、高い集中力と、頭の中での映像再生処理能力が求められます。
ある攻撃側選手がボールに触れたとすると、その選手の前に別の攻撃側選手が最後にボールに触れた時、この攻撃側選手はオフサイドポジションにいた?いなかった?という処理を繰り返していくことになります。
今回は、認められてはいけない得点が認められてしまったケースですが、その逆も起こり得ます。
実際に副審を担当している際、攻撃側選手がオフサイドポジションにいたときに、頭の中で「今、このオフサイドポジションにいる選手に、別の攻撃側選手からパスが通るとオフサイド」というイメージを描いておく形になるのですが、あまり強く意識しすぎると、そのオフサイドポジションにいた選手のほうにボールが流れた瞬間に「待ってました!」とフライングのフラグアップをしてしまうことになるので、注意が必要です。
時々現場で、「実際には、オンサイドから飛び出した2列目の選手がボールに触れたのに、オフサイドで罰してしまった。」とか「間に守備側選手の意図的なプレーが入ったためにオフサイドポジションにいたことで罰せられない状況になったにも関わらず、オフサイドで罰してしまった。」というシーンを見かけます。
これらの場合、「決定的な得点の機会を阻止する」というレッドカード相当の行為を審判団が犯してしまっていることになるので、避けなければなりません。
万一、起きてしまった場合は仕方がないと思うのですが、そういう事態を起こさないための努力は怠らないようにしましょう。
米国プロ審判協会の元記事はこちら。
Play of the Week: MLS Cup Playoffs - Offside Positioning
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