3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
FUJI XEROX SUPER CUP 2016 の試合から(その2)


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昨日の記事の続きです。

FUJI XEROX SUPER CUP 2016 

主審  飯田 淳平 氏
副審1 山内 宏志 氏
副審2 西尾 英朗 氏
4審  上田 益也 氏



イエローカードの理由については、昨日の記事 「FUJI XEROX SUPER CUP 2016 の試合から(その1)」 をご覧ください。



カード以外の部分をいくつか。



前半21分55秒付近。

G大阪29番(パトリック選手)が広島33番(塩谷 司選手)と接触したシーン。

2016_XEROX_009.jpg

塩谷選手は、GKの林選手が安全にボールを処理できるように、ボールとパトリック選手との間に身体を入れています。あくまで自分がいつでもボールをプレーできる位置を継続しながら。



ボールが自分のプレイエリア内にある場合に限って相手競技者の進行を妨げることができます。



競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為

相手競技者の進行を妨げる

相手競技者の進行を妨げるとは、ボールが両競技者のプレーできる範囲内にもないとき相手競技者の進路に入り込み、その進行を妨げる、ブロックする、スピードを落とさせる、進行方向の変更を余儀なくさせることである

すべての競技者は、フィールド上においてそれぞれ自分のポジションをとることができる。相手競技者の進路上にいることは、相手競技者の進路に入り込むこととは同じでない。

体を相手競技者とボールの間に置くことは、許される。戦術的な理由で相手競技者とボールの間に自らを置くことは、ボールがプレーできる範囲にあり、相手競技者を手や体で押さえていない限り、反則ではない。ボールがプレーできる範囲にある場合、その競技者は正しい方法で相手競技者によりチャージされることがある。




パトリック選手は塩谷選手の後方からチャージ(正しくない方法でチャージ)したので、反則となりました。



3種や4種の試合でボールがプレーできる範囲にないのにも関わらず、身体的な接触を用いて相手競技者の進行を妨げる選手を時々見かけます。(下の写真で(B)の位置あたり) 身体的な接触を用いているので、「相手競技者を押さえる反則(直接FKで再開)」になります。

2016_XEROX_010.jpg

私が主審を担当していた場合、1回目は「ボールがプレイエリア内に置いていないと、相手の進行をブロックできないよ。次はPKをとるよ(ペナルティーエリア内で身体的な接触を用いた反則が起きた場合)。注意しましょう。」という声かけをするようにしています。



これまで注意したにも関わらず再び同じようなプレーをした選手がいないので、実際にこの反則でPKを宣告したことはありませんが。



前半23分03秒付近。

上川審判委員長のコメント紹介。

「選手の安全を第一に考える『世界基準』に則って、今年も手を使った反則(ホールディング)は厳しくとる。同時にデュエル(競り合いでの球際の強さ)を高めるために、審判も正しいポジショニングでジャッジをする意識を高めようという指針を掲げています。」



後半5分51秒付近。

佐藤選手のゴールシーン。オフサイドラインぎりぎりからの飛び出し。西尾副審のナイスな見極め(ポジション的には50cm位ズレているような気もしますが)。
 
2016_XEROX_001.jpg

ゴールラインから数えて2人めの守備側競技者と同じレベルにいる攻撃側競技者はオフサイドにはなりません。



後半9分11秒付近。

丹羽選手のハンドのシーン。

昨日の記事で少し触れた通り、ボールが丹羽選手の左腕の付け根を掠めたかどうかは不明ですが、クレバーなDFの選手なら審判に「当たることを期待して広げた手にボールが当たった」と見做されるリスクをヘッジしたプレースタイルを選択していたのではないかな、と思います。

2016_XEROX_002.jpg



「境界線はそのフィールドの一部、つまり境界線はペナルティーエリアなので、『踏むな』」と言っています。

2016_XEROX_003.jpg



GKの東口選手と遠藤選手(7番)がインプレー前に侵入しているような雰囲気。ボールがゴールに入っていなかった場合、やり直しを命じたかどうかは不明。

2016_XEROX_004.jpg



ゴール裏からのインプレーの瞬間。

2016_XEROX_006.jpg

こちらから見ると遠藤選手の侵入はそれほどひどくない印象。ただ東口選手は完全にゴールラインから離れているのが確認できます。



後半14分56秒付近。

阿部選手のハンド。手がボールの方に動いたという判断。

2016_XEROX_005.jpg




後半26分07秒付近。

ウタカ選手のシュートのシーン。浅野選手がオフサイドポジションにいるように思われます。ボールに触れてはいないようなので、プレーには干渉していません。

2016_XEROX_007.jpg



ところが、ゴール裏からの映像を見ると、

2016_XEROX_008.jpg

これって、GKの東口選手の視界から瞬間的にボールを消した可能性があるのではないか、と思います。残念ながらゴール裏の映像には東口選手の姿が映っていないので、あくまで想像でのお話ですが。



東口選手がかろうじてボールを弾いたので広島のコーナーキック(レフェリーサイド側)となり、そのコーナーキックが再びコーナーキック(アシスタントサイド側)となり、そのコーナーキックからウタカ選手のゴールが生まれました。



もし、後半26分07秒付近の浅野選手がオフサイドと判定されていれば、G大阪が追いついていたかもしれないし、あるいは3-1ではなく4-1という結果になっていたかもしれない。神のみぞ知る、といったところでしょうか。



その他のファウルについては、かつーさんのところでUPしてくださるんじゃないか、と。(ちょっと振ってみました。ゴメンナサイ!)



あ、全体的な感想を書いてませんでした。気が向いたら、追記を入れたいと思います。(CK時の押さえなど、あんまりきちんとチェックしていなかったので・・・。)



(おわり)






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