3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
飲水(給水)タイムのとりかた(の例) 【再々掲示】


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先週末の試合は飲水タイムありで行われました。私はA2担当だったので、あまり関係なかったのですが・・・。
 


さて、これからの季節、ご自分が主審を担当しているサッカーの試合中に熱中症で救急搬送される選手が出ることのないように、しっかりと飲水タイムをとりましょう!

 

ということで過去記事の再掲示です。審判初心者の方は、一通り目を通しておかれると、よろしいかと思われます。

 

ブログ右側サイドバーンにある「おすすめの過去記事」のところにこの記事(の元となっている記事)へのリンクを用意しました。

 

担当する試合において飲水タイムを設けることが判明したら、スマートフォン※からこのブログにアクセスし、右のサイドバーを探せばすぐにチェックできますよ~。ぜひご利用ください。(※PCモードで閲覧しないとサイドバーは表示されませんので、ご注意を。)


 

----- 以下、過去記事より転載 -----

 

そろそろ、飲水タイムが実施される季節になってきました。

 

飲水(給水)タイムに関しては、

「飲水に関する通達が改定されました」

「審判時の積極的な給水と、給水タイム中の監視項目など」 

「飲水(給水)タイムの際に選手交代は可能」 

「飲水タイムや選手交代などオフィシャル系の試合停止後は、笛の合図で再開しましょう」

といった記事を過去にUPしています。

 

審判初心者の方にとっては、「飲水タイムってどうすれば良いの?」という方もいらっしゃると思います。

 

通達や競技規則の確認については、上記の記事を見ていただくことにして、今日の記事では、実際に担当する試合で飲水(給水)タイムを実施する場合において、注意しなければならないことと、あらかじめ行なっておいたほうが良いことなどをまとめておこうと思います。

 

あくまで、1つの例としてお読みください。

 

 

◇試合前に確認しておくこと

 

1)飲水タイムを実施するかどうか決定する

試合中に飲水タイムを実施するか実施しないかについては、試合前に主審を中心とする審判団が決定をしましょう。(大会本部が設置されている場合は、大会本部も含めて協議します。)

 

2)空費された時間に加算するかどうかを確認する

飲水タイムを実施する場合は、飲水に要した時間を空費された時間として加算する(ロスタイム/アディショナルタイム扱い)か、加算しない(ランニングタイム扱い)を大会規程やリーグ規定で確認します。

 

大会規定などで定められていない場合、飲水タイムは空費された時間としてアディショナルタイムに加算するのが基本です。(30秒~1分が目安です。)

 

私の所属する地区では、原則として3種はアディショナルタイム加算扱い、4種はランニングタイム扱いです。

 

3)ベンチに通知する

飲水タイムを実施する場合、試合開始前に各チームの指導者に対し、飲水タイムを実施する旨を通達します。このとき、飲水タイム中に選手がフィールドの外に出ないよう、飲水タイムの合図後すみやかに飲水用のボトルをタッチライン上に並べるように依頼するとともに、飲水タイム中の選手への指示は認められないということも忘れず伝えておきましょう。

 

これは、できるだけ速やかに試合を再開させるための「事前の準備」です。

 

4)飲水タイム中の監視分担を確認する

副審1(A1)もしくは8人制の場合は補助審判と飲水タイム中にどちらがどちらのベンチを監視するのかを取り決めておきます。主審が本部から見て左(対戦表の左)側のベンチ、副審1(A1)または補助審判が本部から見て右(対戦表の右)側のベンチを監視するのが一般的です。

 

時々、本部のところまで戻らずに、「ぼけっ~」っとフィールド内に留まっている主審の方を見かけますが、選手が勝手に入れ替わっていたり、飲水タイム後に人数が増えていたりした場合は、主審の責任(任務を果たせていないこと)になりますので、しっかり監視できる位置に移動しましょう。(飲水タイム後の再開時の人数チェックを副審の方々にお願いしておいても良いと思います。) 

 

また、監視をしながら主審自身や副審(A1、A2とも)も飲水できる環境をあらかじめ作っておくことも重要です。

  

◇飲水タイムのために試合を止める

 

5)飲水タイムのタイミングを見計らう

試合の前半・後半の半分付近になったら、飲水タイムを視野にいれます。(20分ハーフの試合であれば、9分頃から。)

 

両チームにとって公平(EVEN)なアウトオブプレーのタイミングを見計らいます。理想は、本部(ベンチ側)のタッチラインでハーフウェーラインに近いところからスローインとなった時に飲水タイムを取れると良いのですが、そう都合よくボールは出てくれません。

 

ゴールキックや、本部に近いほうのコーナーアークから行なわれるコーナーキックの際に飲水タイムを実施しても良いと思いますが、本部に遠いほうのコーナーキックの場合は、多くの選手がベンチ前までの距離を走って往復することになるので、避けてあげた方が良いでしょう。

 

基本的には全てのアウトオブプレーのタイミングで飲水タイムにすることが可能ですが、ディフェンスファウルで攻撃側がフリーキックをクイックスタートする可能性が残っている場合は、ワンテンポ待ちましょう。

 

クイックスタートの可能性が消滅したら、フリーキックのタイミングで飲水タイムをとっても構わないと思いますが、その場合は再開場所をしっかり記憶しておきましょう。ちなみに、フィールドへのマーキングおよびボールの置きっ放しはNGです。

 

6)笛を吹いて試合を停止する

オフィシャル系の試合停止になりますから、選手交代同様、必ず笛を吹いて(オフサイドやファウルでアウトオブプレーになったタイミングで飲水タイムをとる場合は、改めて笛を吹き直して)試合が止まったことを通知します。

 

このとき、時計を止めて空費された時間の計測に入るのが理想ですが、再開時に時計を再始動させるのを忘れる可能性があるので、そのリスクを考えると時計は止めず、タイムアップ時に30秒~1分を空費された時間として加算したほうが無難だと思います。(私の場合、実際には時計を止めずに時計を止めたフリをする、ということがよくあります。)

 

7)再開ポイントを記憶し、ボールを主審の管理下に置く

主審が責任をもって再開ポイントを記憶しておきましょう。タッチライン上やフィールド上にボールを置きっ放しにしておられる方も見かけますが、再開時にボールがなくなっていた、なんてことにならないように、基本的には主審がボールを持って移動します。

 

場合によっては、再開場所に近い副審(A1あるいはA2)に持っておいてもらってもOKです。副審に預けている場合は、主審の管理下にあると言えますので。(間違っても観客には預けないように。主審の管理下にあるとは言えなくなりますよ~。)

 

8)審判自身も給水しながら監視する

事前に打合せした通りに飲水タイム中の監視を行ないます。選手に対して「水分を取った選手からすみやかにフィールドに戻りましょう。」と飲水タイム開始時に声掛けすれば、ベンチの指導者が選手に指示を出してフィールドへの復帰が遅れるという事態の予防になります。

 

それでも選手に指示を出している指導者に対しては、「(飲水タイム中の)選手への指示は禁止されていますよ。」と毅然とした態度で対応しましょう。

 

無いとは思いますが、指示を聞くためにフィールドに戻らないという状態が長く続いた場合は、速やかにフィールドに戻らなかった選手を「遅延行為」として警告することも視野に入れましょう。

 

審判自身もこのタイミングで給水できますが、あくまで監視をしながら飲水します。ボトルを探すなどのためにフィールドに背を向けた状態やフィールドから離れるという状態が継続することのないように、あらかじめ事前に準備をしておきましょう。

 

9)選手交代がある場合は、交代してINとなる選手をタッチラインの中央(ハーフウェーライン付近)で待機させる

飲水タイムはアウトオブプレーのタイミングで行なわれます。選手交代もアウトオブプレーのタイミングで認められます。ですので、飲水タイムのタイミングで選手交代を行なうことは可能なのですが、飲水中に選手に入れ替わられてしまうと、管理が難しくなるので、交代してINする選手を本部前(ハーフウェーラインのところ)で待機させ、OUTになる選手は他の選手と同様にフィールド内(タッチライン上)で飲水させます。

 

飲水を終えた選手をフィールドに戻し、最後にOUTとなる選手とINとなる選手を入れ替えて交代手続きを完了させます。(INする選手の用具チェックもお忘れなく。) 

 

◇飲水タイムを終えて試合を再開させる

  

10)再開ポイントを示し、選手がポジションについたことを確認する

飲水タイム時に人数を増やすような不正を行なう指導者はいないと思いますが、飲水タイム後にINすることを伝えられていた選手が、正規の交代手続きを経ずに勝手にフィールド内に立ち入っているかもしれません。(その場合、主審の許可なくフィールドに入ったということで、当該の選手を警告し、いったんフィールドの外に出す必要があります。)

 

副審と協力して人数チェックを速やかに実施します。(明らかに選手の人数に変化がないと思われる場合は、省略することも可能ですが、できればチェックしておいたほうが無難です。) 

 

11)副審(補助審判)がスタンバイできているかも確認する

試合再開前に副審が何か異常を知らせていないかどうか、きちんとオフサイドラインについて就けているかどうかを確認します。

 

12)試合を再開するための笛を吹く

笛で試合を止めたら、笛で再開するのが基本です。必ず笛を吹いて試合を再開しましょう。(ファウル時の笛はプレーを停止させますが、試合の停止はしていません。)時計を停止させていた場合は、再開の笛のあとに時計を再始動させることをお忘れなく。 

 

  

こんな感じかなぁ・・・。

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私自身、今シーズンは飲水タイムをまだ1度も経験・実施していないので、漏れがあるかもしれません。(その場合は、こっそり記事を加筆しておきます。)

 

※天候が大きく変化(曇り→晴天)して、後半からのみ飲水タイムを実施することは、スマートではありませんが、可能です(選手の安全を最優先に考えましょう)。ただし、その場合はハーフタイム時(後半開始前)に、必ず両チームのベンチに対し、後半は前半とは異なり飲水タイムをとる、という通知をしっかり実施しておきましょう。 

 

 

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