3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
キリンカップサッカー 2016 (2016/06/03 日本代表 vs ブルガリア代表)の公式記録ほか


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4年ぶりの開催となったキリンカップサッカー。へぇ~キリンカップが開催されない(代表のスケジュールの都合で開催できない)年に、代替としてキリンチャレンジカップが行われるんだ。知らなかった。



前回の2011年の大会は、日本・ペルー・チェコの3チームで総当りのリーグ戦で開催し、3試合とも0-0だったため、3チームが優勝という成績だったとは。 



ということで、この試合の公式記録PDFはこちら
キリンカップサッカー2016準決勝 日本 vs ブルガリア



ポーランドの審判団
主審  バルトシュ・フランコフスキ氏
副審1 コンラッド・サペラ氏
副審2 ミハル・オブコヴィッツ氏
第4の審判員 山本 雄大氏



バルトシュ・フランコフスキ主審によって提示されたイエローカードは3枚。



イエローカードを中心に確認しておきます。



後半15分47秒付近。

日本代表15番(金崎 夢生選手)に出されたイエローカードは、おそらくラフプレー(反スポーツ的行為のうちの1つ)。ヘディング時の競り合いの際、ひじを張ってアプローチして相手競技者の顔面に入れてしまったものと思われます。



後半27分16秒付近。

ブルガリア代表16番(イボ・イバノフ選手)に出されたイエローカードはラフプレー。ボールを奪ってドリブルで突破しようとしていた日本代表15番(金崎 夢生選手)の斜め後方から「無謀に」タックルしたという判断。金崎選手は倒されてボールを失ったものの、後ろから追っていた日本代表8番(原口 元気選手)の足元にしっかり収まりそうだと判断したバルトシュ・フランコフスキ主審は、アドバンテージを適用。次にアウトオブプレーとなった、後半28分19秒付近にイエローカード提示。



後半40分14秒付近。

ブルガリア代表4番(ゲオルギ・テルジエフ選手)に出されたイエローカードは反スポーツ的行為。日本代表18番(浅野 拓磨選手)がペナルティーエリア内に進入しようとしたところをユニフォームを引っ張って押さえたことが、「戦術的に押さえた」と判断されました。

●相手競技者をボールから遠ざける、またはボールに向かうのを妨げるという戦術的な目的で相手競技者を押さえる。
(競技規則 ガイドライン 第12条 ファウルと不正行為 反スポーツ的行為に対する警告)



さまざまな角度からのリプレイ映像を見る限り、ゲオルギ・テルジエフ選手はペナルティーエリアの外側で手を放しているようにも見えるのですが、あの位置でユニフォームを引っ張ったら、PKを宣告されても仕方ないと思います。



で、このPKの時に、日本代表8番(原口 元気選手)がインプレー前に3歩ほどペナルティーアーク内に侵入していたので、本来ならPKをやり直すべきだと思います。(ま、日本協会に招聘されているレフェリーなので、ホームゲームの空気を読んだ可能性もあるかも知れません。)

2016_kirin_cup_20160603_001.jpg

最終予選やW杯本選ではお気をつけいただきたいですね。




後半43分44秒付近。

主審がブルガリア代表(ゲオルギ・ミラノフ選手)にボールの置き直しを命じています。

2016_kirin_cup_20160603_002.jpg

知らない方がいらっしゃると思うのでご紹介しておきますが、ペナルティーキックを行う場合(PK戦も)、ボールはペナルティーマーク(直径22cmの円)の「真上」に置かなければなりません。少しずらす、つまり「マークにかかった状態」にすることはできません。


競技規則 ガイドライン 第14条 ペナルティーキック

ペナルティーキックの準備

主審は、ペナルティーキックが行われる前に次の要件について確認しなければならない。
(中略)
●ボールが正しくペナルティーマーク上に置かれている。
(後略)



原文は
• the ball is properly placed on the penalty mark
となっていて、日本人には前置詞「on」がイメージしにくいかもしれませんが、「しっかり接触している状態」を意味するようです。



なので、バルトシュ・フランコフスキ主審は、「きちんと真上に置き直せ」と言っている訳です。



学校や河川敷のグランドで、ペナルティーマークの場所にゴムや紐などがくいで打たれている場合は、蹴り辛いので、「マークにかかっていればOK」にしても良いと思いますが、正式なピッチの場合は、必ずペナルティーマークの真上に置いてペナルティーキックを行わせましょう!



このペナルティーマークの真上に置かなければならない、というお話を知らなかったよ~という方は、すみませんが
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↑2016 FIFA主催大会 公式試合球。(5号球)




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