3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
ゴールキーパーの手と地面に挟まれた状態にあるボールにチャレンジすることはできない ・・・ Play of the Week 2016 Week 23 より(その1)


審判系のブログは、
「にほんブログ村 サッカー審判」
にあります。
にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← クリックのご協力を。
にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ



 
ゴールキーパーがキャッチし損なったボールに飛びついて、やっとの思いで伸ばした片手でボールを地面と挟んだ状態になったところに相手競技者が飛び込んできて、ゴールキーパーの手を蹴ることなく上手くボールだけを蹴ってボールをゴールに押し込んだのを見守ったレフェリーが、得点を認めてしまうというシーンを何度か四種の試合会場で見かけたことがあります。



でも、そのような場合、得点は認められてはいけないのです。



ゴールキーパーに接触していないのだから、ゴールキーパーに対するチャレンジではないじゃないか!とおっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんが、ちょっと競技規則の読み込みが足りていません。そのような状態にあるボールには挑むことができないことが、競技規則にきちんと規定されているのです。



ちょっと分かり辛い書き方がなされているので、きちんと読み込む必要があります。




まず、競技規則2016/2017 の第12条 ファウルと不正行為の「間接フリーキック」の項目のところに 

・ゴールキーパーが手でボールを保持しているとき、相手競技者はゴールキーパーに挑む ことができない。

という文章が存在しています。この文章の前に、どいう状態が「ゴールキーパーが手でボールを保持している状態」なのか、ということが書かれているのですが、その文章がこちら。

・ボールがゴールキーパーの両手で持たれているとき、または、ボールがゴールキー パーの手と他のもの(例えば、グラウンド、自分の体)との間にあるとき、ボールに手 または腕のいずれかの部分で触れているとき。ただし、ボールが偶発的にゴールキー パーからはね返った、または、ゴールキーパーがセーブしたときを除く。



ほら、「ボールがゴールキー パーの手とグラウンドとの間にあるとき」と書かれていますよね。



それを踏まえた上で、下の映像をご覧ください。





米国プロ審判協会の元記事には、スクリーンショットも掲載されていて、

(スクリーンショット1)
news-play-of-the-week-2016-week-23_2_4120777100.png

ゴールキーパーがゴールライン上でボールを押さえているところに


(スクリーンショット2)
news-play-of-the-week-2016-week-23_2_3909430837.png

相手競技者が突っ込んできて、ゴールキーパーに触れることなくボールを押し込んでいるようです。



ということで、この得点は認められるべきではなかった(のに認められてしまった)、というのが米国プロ審判協会の見解です。



ちなみに、米国プロ審判協会は、スクリーンショット1 の状態ではまだボールは完全にはゴールラインを越えていないという判断です。



詳しくは、米国プロ審判協会の元記事
Play of the Week 23: Goalkeeper challenges
をどうぞ。




molten(モルテン) サッカー審判用 トス用コイン CNF
molten(モルテン) (2011-11-21)
売り上げランキング: 56,420




にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← すみませんが、クリックのご協力を。
  

☆このブログの上手(?)な使い方

少年団を含むサッカーチームのホームページ管理者の方へ
⇒ブログ右側に「チーム・リンク!!」の欄を作りました。こちらの記事に、申請の方法を掲載させていただきましたので、ぜひどうぞ。 

★競技規則に関する知識を増やしたい方
⇒ブログ右のサイドバーにある「まとめ系記事集」の中にある、各年度ごとの◆競技規則系の過去記事をご覧になると、効率的です。また、米国サッカー協会の Referee Week in Review を元に作成している記事集も、将来2級以上の審判員になることを目指される方にはお薦めです。   

審判グッズをお探しの方   
⇒別館 「サッカーの審判グッズを紹介するページ」 をぜひどうぞご利用ください。 

★私が指導のお手伝いをしている団の保護者の方
⇒ブログ右上のカレンダーの部分を利用してください。私が指導を担当した日をクリックしていただくと、その日の練習内容などが表示されます。練習終了後、できるだけ早く記事をUPするようにしていますが、都合によりUPが深夜になってしまう場合もありますので、ご了承ください。


にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ ジュニアユース・中学サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ
どのバナーでも結構ですので、1日1回のご協力をお願いいたします。


← よろしければこちらのクリックのご協力も。


ブログパーツ

スポンサーサイト

☆ 関連するタグ ☆

コメント
コメント
いつも貴重な体験、示唆有難うございます。
「ゴールキーパーの手を蹴ることなく上手く"ボールだけ"を蹴ってボールをゴールに押し込んだ」場合の再開方法は、ゴールエリアの任意の場所からの間接FKですか?
2016/08/18(木) 07:27:49 | URL | 勉強中 #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし

勉強中 さん、いつもコメントありがとうございます。

> 「ゴールキーパーの手を蹴ることなく上手く"ボールだけ"を蹴ってボールをゴールに押し込んだ」場合の再開方法は、ゴールエリアの任意の場所からの間接FKですか?

ゴールキーパーに対して「危険な方法でプレー」することになるので、間接フリーキックになります。(記事で紹介した競技規則の文章は、「間接フリーキック」のところに書かれています。)

再開場所は、反則が行われた場所になるので、反則がゴールエリア内で行われた場合は、ゴールエリア内の任意の場所になりますね。


2016/08/19(金) 02:03:06 | URL | tom3 #xiMfVcjE [ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://tom3kyu.blog.fc2.com/tb.php/2504-03158925
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック