3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
2018FIFAワールドカップロシア アジア最終予選(2016.09.01 日本代表 vs UAE代表)の公式記録ほか


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この試合の日本語版公式記録PDFはこちら。 
http://www.jfa.jp/national_team/samuraiblue/worldcup2018_final_q/groupB/schedule_result/pdf/m02.pdf



AFCの公式記録はこちら。
http://www.the-afc.com/afcasfeeds?fixtureid=10228&stageid=404&tMode=H&view=ajax&show=matchsummary




Referee
ABDULRAHMAN AL-JASSIM (QATAR)

Assistant Referees
TALEB SALEM AL-MARRI (QATAR)
SAOUD AHMED ALMAQALEH (QATAR)

Fourth Official
KHAMIS MOHAMED K A AL-KUWARI (QATAR)


カタールの審判団。


前半9分00秒付近。

UAE代表6番(モハナド・サレム選手)に出されたイエローカードは、ラフプレー(反スポーツ的行為の1つ)。日本代表19番(酒井宏樹選手)に対して、無謀にタックルをしたという判断。

• 無謀とは、相手競技者が危険にさらされていることを無視して、または、結果的に危険となるプレーを行うことであり、このようにプレーする競技者は、警告されなければならない。(競技規則 2016/2017 第12条 ファウルと不正行為 より)



前半15分30秒付近。

日本代表19番(酒井宏樹選手)に出されたイエローカードは、映像がないのでなんとも言えないのですが、恐らく反スポーツ的行為。相手競技者の挑発に乗って相手競技者を押した? 乱暴な行為としてレッドカードが提示されなくてよかった、というところ。



前半17分55秒付近。

日本代表22番(吉田麻也選手)に出されたイエローカードは、反スポーツ的行為。UAE代表7番(アリ・アハメド・マブフート選手)の左の二の腕付近を引っぱってプレーさせなかった、という判断。

• 相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害、または阻止するためにファウルを犯す、あるいは、ボールを手または腕で扱う。(競技規則 2016/2017 第12条 ファウルと不正行為 より)

吉田選手がアリ・アハメド・マブフート選手の二の腕に触れる前に、既にアリ・アハメド・マブフート選手は自らバランスを崩して倒れていたので、正しいポジションから見ていればノーファウルという判定になった可能性が高いと思うのですが、吉田選手の身体の流れ方と手の動かし方が、主審のポジションからはアリ・アハメド・マブフート選手の攻撃を妨害しようという意図に感じられたのだと思います。

相手の大きなチャンスとなるシーンでは、手の使い方にじゅうぶん注意すべきだったのに、不用意な手の使い方をしたがために、結果として相手に決勝点同点弾を与えるプレーに繋がってしまいました。



後半33分54秒付近。

UAE代表3番(ワリド・アッバス選手)に出されたイエローカードは、反スポーツ的行為。

日本代表4番(本田圭佑選手)が抜け出ようとしたところを押さえたことが、日本代表チームの大きなチャンスとなる攻撃を妨害した、という判断。



で、後半31分31秒付近。

samurai_blue_20160901_001.jpg


問題の浅野選手の幻のゴール。
副審2担当のSAOUD AHMED ALMAQALEH 氏の判定ミスですね。副審は、100%の確証が得られない限りゴールをシグナルしてはならないのですが、カウンターやミドルシュートで物理的にゴールの真横への到達が間に合わなかったというならいざ知らず、浅野選手のゴールエリアラインからのループ気味のシュートに対して高い集中力をもって反応し、しっかりとゴールを見極めていただきたかったなぁ・・・。



これが、副審1のSAOUD AHMED ALMAQALEH TALEB SALEM AL-MARRI 氏側だったら、きちんと見極めてもらえていたかも。



というのも余談になりますが、副審として上位の人のほうが副審1を担当するからです。



なので、Jリーグなどで副審2名のうち片方が国際副審だった場合、国際副審が必ず副審1を担当します。(両方とも国際副審だった場合は、副審1を担当しているほうが上位の審判員です。)



ただし、国際親善試合などは、必ずしもそうでない場合があるようです。招聘されて2試合担当する際、主審←→四審、副審1←→副審2という入れ替わりを見た記憶があります。



話が逸れました。



最終予選の初戦を落としてW杯本選に進んだ唯一のチームになることを期待しましょう。



 



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コメント
コメント
名前が両方とも一緒になってます
副審1と2両方とも名前が
SAOUD AHMED ALMAQALEH
になってます・・・

幻のゴール残念でした。
なぜ、このような国際試合でGLTや追加副審を採用しないのかが不思議ですよね
AFCしっかりして欲しいです。
2016/09/02(金) 19:56:37 | URL | 審判ビギナーズ #- [ 編集 ]
吉田麻也選手の件は腕の前に脚を横から蹴ってからバランスが崩れたように見えました。
2016/09/02(金) 21:18:38 | URL | #- [ 編集 ]
Re: 名前が両方とも一緒になってます

審判ビギナーズ さん、はじめまして&コメントありがとうございます。

> 副審1と2両方とも名前が
> SAOUD AHMED ALMAQALEH
> になってます・・・

ごめんなさい!ご指摘ありがとうございます。先ほど記事を修正させていただきました。
m(_ _)m

> 幻のゴール残念でした。
> なぜ、このような国際試合でGLTや追加副審を採用しないのかが不思議ですよね
> AFCしっかりして欲しいです。

私個人としては、私たちの携わる試合とは別物になってしまう気がするので、GLTや追加副審の導入については、賛成はしないのですが、今日の試合中には「なんでGLTがないんだ~!」と思ってしまいました。


2016/09/03(土) 00:22:25 | URL | tom3 #JU5/Lso2 [ 編集 ]
Re: タイトルなし

名前なし さん、コメントありがとうございます。次回よりペンネームなどで結構ですので、お名前欄にご入力いただければ幸いです。

> 吉田麻也選手の件は腕の前に脚を横から蹴ってからバランスが崩れたように見えました。

映像で、接触はあったような雰囲気は感じるのですが、本当に脚が接触したのかどうか、そしてその接触は果たしてフットボールコンタクトと呼ばれるより強いもので、ファウル性のあるものだったのか、というところが微妙かな~、と感じました。

また、もし脚を蹴ったことをファウルにしたのであれば、カードは出ていなかったのではないか?とも感じます。

もちろんその場合でもチャンスを潰したと判断することも可能ですが、手を不正に使ったという判断が入ったからこそ、カードが提示されたんじゃないかな、と思います。



2016/09/03(土) 00:34:17 | URL | tom3 #JU5/Lso2 [ 編集 ]
ファウルがホールディング、キッキング、ハンドリングなどのどの反則でもあの状況だと反スポーツ的行為になるのではないかなと思います。
ラフの可能性はないので、大きなチャンスをファウルで止めてしまったらどんな質のファウルでも警告になると思います。

確かに倒れるほどの強い接触ではありませんが。
2016/09/05(月) 18:05:52 | URL | #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし

> 確かに倒れるほどの強い接触ではありませんが。

なので、わたしなら最初の接触はファウル認定しませんね。

2016/09/06(火) 01:24:04 | URL | tom3 #JU5/Lso2 [ 編集 ]
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