3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
ペトロヴィッチ監督(浦和)の退席の引き金になったプレー


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2016JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝第2戦 退席に伴う ペトロヴィッチ監督(浦和)のベンチ入り停止処分について

【処分理由】
2016年9月4日(日)2016JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝第2戦(浦和レッズ vs ヴィッセル神戸)の試合において、ペトロヴィッチ監督は主審より退席を命じられた。
(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、テクニカルエリアを出てフィールドに入った行為は、「主審、副審の判定に対する執拗な抗議」に相当すると判断、1試合のベンチ入り停止処分とする。




競技規則 2016/2017 第1条 競技のフィールド

9. テクニカルエリア
テクニカルエリアはスタジアムでの試合において用いられるもので、以下に示されるよう、エリア内にはチーム役員と交代要員の座席部分が設置される:

• テクニカルエリアは、特定された座席部分から両横に1m(1ヤード)、前方にタッチラインから1m(1ヤード)の範囲内でなければならない。
• テクニカルエリアを明確にするためにマーキングをしなければならない。
• テクニカルエリアに入ることのできる人数は、競技会規定によって規定される。
• テクニカルエリアに入ることのできる者は:
 ・ 競技会規定に従って試合開始前に特定される。
 ・ 責任ある態度で行動しなければならない。
 ・ トレーナーやドクターが競技者の負傷の程度を判断するため主審からフィールド に入る承認を得た場合などの特別な状況を除いて、エリア内にとどまっていなけれ ばならない。

• その都度ただ1人の役員のみが戦術的指示を伝えることができる。




チーム役員が主審の許可を得ずに、抗議のためにテクニカルエリアを飛び出してピッチ内に侵入したら、「責任ある態度で行動しなかった」として退席を命じられても仕方ありませんね。



で、退席を命じられても、ピッチレベルから離れようとしてませんでしたね。



競技規則 2016/2017 第12条 ファウルと不正行為

退場となる反則

(中略)
退場を命じられた競技者、交代要員、または、交代して退いた競技者は、フィールド周辺 およびテクニカルエリア周辺から離れなければならない。




退場(退席)となった場合、「フィールド周辺 およびテクニカルエリア周辺から離れなければならない」ので、基本的に選手はロッカールームに、監督やコーチはそれぞれの控室に戻ることになります。



このあたりは主審がケアできないので、第4の審判員がケア(確認)します。



といったところを踏まえて、下の動画をどうぞ。





ちなみに、ピッチレベルのリポーターによると、このプレーの前にも相手チームの手の不正な使用に関して何度も副審や4審に抗議を入れていたようなので、一発「退席」という訳ではなさそうですが・・・。



さて、この「退席」の引き金になったプレーですが、かなり意見が分かれそうな気がします。





神戸10番(ニウトン選手)と浦和21番(ズラタン選手)のボールへのアプローチは、ほぼ同時。(若干ズラタン選手のほうが遅れている?)
ニウトン選手は、ズラタン選手のほうにスパイクの裏は向けていない。
ニウトン選手は、ズラタン選手が視野に入ったあと、無理にフォロースロー(足だからスローとは言わないかも)はしておらず、ズラタン選手の足を押しのけてはいない。(相手競技者に配慮した)
逆にズラタン選手は、なぜか両足を少し揃える動きをしている。(自分が遅れていることを察知し、けがを防ぐためにブロックの態勢に入った?)



といったようなことから、山本 雄大主審は、ノーファウル(接触はアクシデンタルなもの)という判定をしたのではないか、と思います。(ただ、ポジションがやや串刺し気味になっている感じはしますが・・・。)



現場でこういうプレーが行われると、いろんなことを考えなくてはならなくなるので困ります。



まずはファウルなのかノーファウルなのかの判断。次にファウルであれば、どちらのファウルなのか。ノーファウルの場合でも、選手は痛んで動けない状況になっているのか、いないのか。負傷の具合は重篤なのかどうか、or あるいは負傷者が再びプレーに巻き込まれる可能性はあるのか、ないのか(要するに試合を停止する必要があるのか、ないのか)。



というようなことを、現在の争点(球際)を監視しながら確認&判断していかなければなりません。



ということで、GIF動画を繰り返しご覧になって、同じようなプレーがご自分の担当する試合で起きた場合に、自分ならどういう判断(ファウルorノーファウル)を下すのか、ということを考えておいてくださいませ。(コメント欄に書いていただく必要はございませんので、あしからず。)



 
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