3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
審判記録(2016/10/22) 副審 × 1.0 + 主審 × 1.0 (その2) イエローカード × 1.


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昨日の記事の続きです。3種の副審を務めた後は、会場を移動して主審を担当。



二男が卒業した中学校のサッカー部の顧問の先生から要請を受けて、3種の公式戦の主審を担当。副審は顧問の先生と、顧問の先生から依頼を受けて私がお願いしたAさん(3級)。



試合は、そのブロックの予選リーグの最終戦で、ブロックの1位通過がかかる試合。試合展開によっては試合が荒れる可能性も考え、試合前に本部で両チームのそれまでのイエローカードの状況もきちんと確認。



この試合、出来事的には結構いろいろありました。



試合開始直後、ハーフウェーライン付近でボールをクリア気味に蹴り終えて残った右足に遅れてアプローチした相手チームの選手が接触。接触は軽微なものだったし、相手の安全を脅かすようなアプローチではなかったので、レイトチャージの反則にはしなかった。(「不用意」レベル以下の接触でノーファウルという判断。)



しばらくプレーが続いたのだけれど、接触された選手がなかなか起き上がらない。ファウル認定していないし、軽微な接触で試合を即座に停止しなければならないような重篤な状況でもないし、ゴール前でもないので、アウトオブプレーのタイミングでその選手の状況を確認しようと考えていたが、負傷した選手のチームメイトがボールをタッチラインに蹴り出した。その時点で、笛を吹いて試合を停止してその選手をケア。



激しいチャージを受けた訳ではなかったように見受けられたものの、相手選手との接触時に足首をひねったか、あるいは接触後に地面に足をつけた際にひねったか、という感じ。とりあえずプレーができないようであれば、いったんピッチの外に出ましょう、と声掛けしたが、プレーできるというので、そのまま選手をピッチの外には出さずにプレーを再開。



試合中に2回PKを宣告。前後半1回づつ。最初のPKはGKがルーズボールに反応した相手競技者をトリップさせてしまったもので、もう一つのほうは、DFがふらふらっと浮き上がって顔付近に来たボールをヘディングするだろうと思っていたら、何を思ったのか、手でボールをはたき落としてしまった。その場所が自陣ペナルティーエリア内だった、というもの。



強烈なシュートが飛んできて、恐怖心のあまり反射的に顔に当たるのをブロックしてしまったというなら、体幹部を守るためのかばい手とみなしてノーファウルの宣告もありかなぁ、と考えるところでしたが、ボールはふんわりとした浮き球で、あきらかに手がボールの方向に動いてはたき落としたので、アウト。



う~ん、彼はなぜボールをはたいたのだろうか。



で、このPK時に、キッカーの味方競技者がインプレー前にペナルティーエリア内に侵入したため、キック自体は直接ゴールに入ったのだけれど、キックのやり直しを命じた。あれほど、「ボールが蹴られて動くまでエリア内には侵入できない」と言っておいたのに・・・。



最後にイエローカードのお話。



この試合の3点目がそれまで得点のなかったほうのチームに入った。得点したチームとしては、点差が1点になり押せ押せムードとなり、得点したチームの選手が相手ゴール内に転がっているボールを即座に拾い上げて、ボールをセンターサークルに戻そうと走り出した。



そのボールを持った選手の方向に、相手DFの選手が近寄ったのが確認できたと思った瞬間、ボールを奪い取る目的で腕を伸ばしてボールを持っていた選手に強く接触。接触された選手は「おい、何すんだ!」という表情となっているし、観客席にははどよめきが広がった。



「あちゃ~、やっちまったか。」 (と思うのと同時に、「よかった~、ブッキングを保留してボールの監視を継続しておいて」とも思いました。)

 

できるだけカード類を出さないようなゲームマネジメントを目指していたが、これは「注意」では済ますことができないレベルと判断し、ボールを奪おうとした選手を近くに呼んで、「意図的にボールに触れて対立を引き起こした」ということでイエローカードを提示。



競技規則 2016/2017 第12条 ファウルと不正行為

3.懲戒処置

(中略)
プレーの再開を遅らせる

主審は、次のようにプレーの再開を遅らせる競技者を警告しなければならない:
• スローインを行おうとしたが、急に味方競技者の1人にスローインを任せる。
• 交代が行われるとき、フィールドから離れることを遅らせる。
• 過度に再開を遅らせる。
• 主審がプレーを停止したのち、ボールを遠くへけったりボールを手で持ち去ったり、 意図的にボールに触れて対立を引き起こす。
• やり直しをさせるため、間違った場所からフリーキックを行う

(後略)



試合後に、本部にカードの提示理由を、「意図的な対立を引き起こしたので『遅延行為』です」と伝えなければならないところ、謝って「意図的な対立を引き起こしたので『反スポーツ的行為』です」って伝えてしまった。
orz。
反省。



といったところが、本日の主な出来事。







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コメント
コメント
いつも勉強になります。
2点質問させてください。
体幹部を守る手はハンドにならないのですか?
対立行為を引き出したら遅延行為ですか?
よろしくお願いします。
2016/10/24(月) 11:29:52 | URL | ブラック #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし

ブラック さん、コメントありがとうございます。

> 体幹部を守る手はハンドにならないのですか?

競技規則の「Handling the ball」のところには、

• the position of the hand does not necessarily mean that there is an infringement
(手や腕の位置だけで、反則とはみなさない。)

と書かれています。我々が担当するようなアマチュアでしかも育成年代の選手の試合の場合、まずは「命」を守ることが最優先されるべきだと私は考えて、判断します。

(手が咄嗟に命を守る動きをしたときに、たまたまボールが触れた。ボールをコントロールしようとしたのではなく、命を守ろうと本能的に手が動いただけ。その行為に対してペナルティーが必要でしょうか?)

> 対立行為を引き出したら遅延行為ですか?

こちらについては、下の過去記事をご覧ください。
http://tom3kyu.blog.fc2.com/blog-entry-432.html


2016/10/25(火) 01:17:45 | URL | tom3 #JU5/Lso2 [ 編集 ]
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