3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
競技規則 2016/2017 質問と回答(16.07.15) の 第11条に関する部分


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再び 競技規則 2016/2017 質問と回答(16.07.15) の紹介に戻ります。本日の記事では、第11条の部分に関して紹介します。



(よくご覧になって、もし疑問を感じることがあれば、更新講習でインストラクターにご確認ください。この記事のコメント欄にご質問いただいても、即答しかねる場合があります。)



第 11 条 オフサイド

Q1: ハーフウェーライン上にいる競技者がオフサイドになることはあるか?

 オフサイドになることはない。オフサイドに関してハーフウェーラインは「中立」であり、競技者が相手競技者のハーフ内にいなければ、オフサイドポジションになることはない。


Q2: オフサイドの判定をするとき、競技者の腕や手は競技者の体の一部とみるのか?

 オフサイドポジションかどうかの判定をする場合、手や腕は考慮しない。これはゴールキーパーを含めすべての競技者に当てはまる。


Q3: 新しい競技規則により、オフサイドで与えられた間接フリーキックを競技者自身のハーフ内で行えることになったが、なぜこうするのが正しいのか?

 正しい理由は、次のとおりである。
・競技者が自分のハーフ内にいるときはオフサイドポジションに位置することにはならないが、
・競技者がオフサイドポジションから自分のハーフ内に戻ったときは、オフサイドの反則となる場合がある。

 ゴールエリア内で反則が犯された場合は例外であるが、競技規則の基本的な考え方として、フリーキックは必ず反則が起こった場所で与えられることになっている。そのため、この考え方をオフサイドにも適用するのは理にかなっている。


Q4: オフサイドポジションにいた攻撃側競技者がボール触れようとした瞬間とほぼ同時に守備側競技者がボールに触れたと場合(例えば、その競技者がボールを追いかけ、まさにボールに触れようとしたとき、相手(守備側競技者)のプレーを妨害した)、間接フリーキックが与えられる場所は、攻撃側競技者が妨害した地点、または守備側競技者がボールに触れた地点のどちらとなるのか?

 間接フリーキックが与えられる場所は「オフサイドが成立した場所」となっているので、「攻撃側競技者がプレーを妨害した(ボールに触れる)」が再開場所となる。
 なお、今回の改正に伴い、「干渉(Interfere)」を「妨害」という表現に変更した。これは「妨害」という表現に変更することで、より直接的な行動がオフサイドの反則になると考えられるため、守備側競技者がボールを触れるだろう位置と、オフサイドポジションにいた攻撃側競技者が妨害した(ボールに触れた)と判断された場所は、大きく離れていることはないと考えられる。


Q5: オフサイドの判断をするため、相手競技者が攻撃している間にフィールドから離れた守備側競技者を理論上ゴールライン上にいるとみなすのはどれくらいの間か? 

 (しばしば負傷のため)フィールドから離れた守備側競技者が、次にプレーが停止するまでゴールライン上やタッチライン上に留まることが余儀なくされることある。このような場合、この守備側競技者はオフサイドの判断のため、ゴールライン上やタッチライン上にいるとみなされ、引き続き「プレーにかかわっている」と判断されるが、プレーがそのまま長時間続いた場合、守備側チームにとって不公平な状況となる。

 今回の改正で、守備側チームが「ハーフウェーラインに向けてボールをプレーし、そのボールがゴールラインと平行なペナルティーエリアのラインよりハーフウェーライン方向に出た」後は、その「プレーにかかわっている段階」は終了し、オフサイドの判定においてその守備側競技者は「プレーにかかわっていない」状態になることを明確にした。

 この状態になったことは、副審が主審と適切にコミュニケーションを取って判断することが原則だが、主審に伝えられない状況においては副審が自ら「その競技者がプレーにかかわっていない」と判断し、新たなオフサイドラインに位置する。


Q6: Q5 と同じ状況で、守備側チームが、ハーフウェーライン方向ではなくタッチライン方向に向けてボールをプレーしてペナルティーエリアを出た場合はどのように考えるのか?

 引き続きゴールライン上で「プレーにかかわっている」と考える。


Q7: Q5 と同じ状況で、攻撃側競技者が相手競技者のペナルティーエリア内からハーフウェーラインに向けて(後方に)ボールをプレーした場合は、どのように考えるのか?

 引き続きゴールライン上で「プレーにかかわっている」と考える。


Q8: 今回の改正において、オフサイドに関わる状況下の負傷した守備側競技者の対応について示された。もし、オフサイドとは関係のない状況で、負傷した競技者が治療の目的で主審の承認を得ることなくフィールドを離れた場合は「警告」の対象となるか?

 原則として、負傷した競技者であってもフィールドを離れる時は、主審の承認を得なければならない。ただし、負傷した競技者が「治療」のためではなく、自身が競技を続けられないことを示すために、フィールドから離れるという行動は理解できる。
 しかしながら、「治療」を受けるためにフィールドから離れる必要があるときは、前述の原則のとおり、主審の承認を得る必要があり、その手続を怠った競技者は「警告」の対象となる。


Q9: ゴールネット内にいる攻撃側競技者がオフサイドで罰せられることはあるか?

 その競技者がオフサイドポジションにいて(守備側競技者が同じレベルに 2 人いない)、オフサイドの反則を犯したならば、罰せられる。




また、副審に求められる内容が高度になりました。
(T_T)



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