3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
2018FIFAワールドカップロシア アジア最終予選(2016.11.15 日本代表 vs サウジアラビア代表)の公式記録ほか


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AFCがUPしている公式ハイライト映像。




この試合の日本語版公式記録PDFはこちら。 
http://www.jfa.jp/national_team/samuraiblue/worldcup2018_final_q/groupB/schedule_result/pdf/m15.pdf






AFCの公式記録はこちら。 
http://www.the-afc.com/afcasfeeds?fixtureid=10239&stageid=404&tMode=H&view=ajax&show=matchsummary



主審:ムハンマド・ビン・ジャハリ氏
副審1:リー・ズーリアン氏
副審2:コー・ミンキアット氏
第4の審判員:スクビル・シン氏



シンガポールの審判団。

ムハンマド・ビン・ジャハリ主審が提示したカードを確認します。



前半8分36秒付近。

サウジアラビア代表11番(アブドゥルマレク・アルハイブリ選手)に出されたイエローカードは、公式記録では「繰り返し」。
この時の原口選手に対するファウルは後方からのアプローチではあったものの、それほど激しい当たりではなく、どちらかというとトリップ系のファウルなので瞬間的には、カードは少し厳しい感じがしたのですが、2分12秒付近で大迫選手の後方からのチャージング、6分49秒付近でやはり大迫選手をトリップしていることもあって、「繰り返し競技規則に違反」となりました。



恐らく、この試合のFirst Foul となった、2分12秒付近で大迫選手の後方からのチャージングの悪い印象が主審の頭に残っていたものだと思います。(決してハリルホジッチ監督の「カードだろ!」というアピールに屈した訳ではないと思います。あまり主審の権限に口を出すことを繰り返すと、退席処分になりますよ~。)



前半9分37秒付近。

サウジアラビア代表12番(ハッサン・ムアト・ファラタ選手)に出されたイエローカードは、「ラフプレー(反スポーツ的行為)」。日本代表5番(長友 佑都選手)に対してスパイクの裏を向けて突進し接触。う~ん、個人的にはレッドカード相当のプレーだと思います。



いつもこのブログで言っているように、スパイクの裏を相手競技者に向けて突進した時点でイエロー確定。回避行動をとらずにそのままスパイクの裏を相手競技者に接触させてしまった時点でレッド確定、が相場なのですが・・・。



後半1分56秒付近。

サウジアラビア代表3番(オサマ・ハウサウィ選手)に出されたイエローカードは、「ラフプレー(反スポーツ的行為)」。日本代表13番(清武 弘嗣選手)に奪われたボールを取り返すために、同選手の後方から無理矢理タックルに行き、ボールに触れることができず清武選手に接触し倒してしまったプレーが、無謀なタックルだという判断。



清武選手の左足がオサマ・ハウサウィ選手の両足の間に挟まってしまったのはあくまでアクシデント。最初っから清武選手の足を挟みに行ったのであれば、レッドカード相当のプレーとなります。



前半42分21秒付近。

日本代表19番(酒井 宏樹選手)に出されたイエローカードは「ラフプレー(反スポーツ的行為)」。相手競技者より先にボールに触れることができていたようなのですが、ボールに対するアプローチがサウジアラビア代表13番(ヤシル・アルシャハラニ選手)の後方からだったために、相手競技者が危険にさらされていることを無視したプレー(=無謀なプレー)と判断されてしまいました。(過去記事 「ボールに先に触れても反則(退場)となるケース … 2011 Referee Week in Review - Week 21 (米国サッカー協会)より」 参照。)





後半44分04秒付近。

サウジアラビア代表の得点シーン。残念ながら、ゴールラインの延長上のカメラの映像は、長友選手の身体の死角に入っていて確認できません。



斜め上空からの映像はこちら。

samurai_blue_20161115_001.jpg

この映像では、100%入っているとも入っていないとも言い切れません。(詳しくは過去記事 「(問題)アウトオブプレーのボールは何個?」 参照。)



ちなみに、副審2のコー・ミンキアット氏は、きちんとゴールライン上でゴール/ノーゴールの判断を行っているので、文句のつけようはありません。審判団の手続きにもまったく問題はありませんでした。



競技規則 2016/2017 審判員のための実践的ガイドライン

ゴール/ノーゴール

(中略)
得点があったが、ボールが依然インプレーのように見えるとき、副審は先ず旗を上げて主審の注意をひかなければならない。その後、通常の得点の手続きとして、25 ~ 30mタッチラインに沿いハーフウェーラインに向かってすばやく走る。
(後略)





後半46分20秒付近。

サウジアラビア代表3番(オサマ・ハウサウィ選手)に出されたイエローカードは反スポーツ的行為。主審が笛を吹いてプレーを停止したにもかかわらず、プレーを停止しようとしていた日本代表15番(大迫 勇也選手)の後方から無謀にチャレンジしたため。

同じ試合で2枚のイエローカードを提示されたため、退場処分となりました。



後半47分15秒付近。

サウジアラビア代表15番(ナシル・アルシャムラニ選手)に出されたイエローカードは異議。サウジアラビア代表3番(オサマ・ハウサウィ選手)が累積で2枚目のイエローカードで退場処分となったことに対して執拗に主審に抗議を行ったため。









☆ 関連記事 ☆

「(問題)アウトオブプレーのボールは何個?」

「ボールに先に触れても反則(退場)となるケース … 2011 Referee Week in Review - Week 21 (米国サッカー協会)より」


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再入場
清武(?)が足を痛めて外に出てる時に再入場を急ぐあまりコーナーフラッグの内側を回ってベンチ方面へ急いだのですが、警告出なかったですね。
大目にみることはあるのでしょうか?
2016/11/16(水) 17:50:15 | URL | ブラック #- [ 編集 ]
Re: 再入場

ブラック さん、いつもコメントありがとうございます。

> 清武(?)が足を痛めて外に出てる時に再入場を急ぐあまりコーナーフラッグの内側を回ってベンチ方面へ急いだのですが、警告出なかったですね。
> 大目にみることはあるのでしょうか?

厳密にはダメなのですが、戦術的な策略(例えば、優位な位置で味方競技者からのパスを受けようとした)のためにフィールドに入った訳ではないので、それほど目くじらを立てるものではないと思います。それ以前に、審判団の誰も見ていなかった可能性の方が高いと思いますが。

ただ、杓子定規に競技規則を当てはめられてしまうと、イエローカードが提示されてもおかしくはないので、コーナーフラッグの前をショートカットするような行動は慎むべきだとは思います。


2016/11/16(水) 23:44:16 | URL | tom3 #JU5/Lso2 [ 編集 ]
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