3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
ハンドリングかどうかを瞬時に見極める ・・・ Play of the Week 2016 Week 29


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本日の記事も、米国プロ審判協会の記事の紹介ですが、せっかくなので久しぶりにブログパーツのアンケート機能を使って問題を2問出題します。映像を見て、ご自身のファーストインプレッションでご回答ください。(解説を読んでから回答するのはなしですよ~。)



問題の映像を見ていただく前に、先に競技規則の確認です。



競技規則 2016/2017 第12条 ファウルと不正行為

ボールを手または腕で扱う

競技者が手または腕を用いて意図的にボールに触れる行為はボールを手で扱う反則である。

次のことを考慮しなければならない:
• ボールの方向への手や腕の動き(ボールが手や腕の方向に動いているのではなく)
• 相手競技者とボールの距離(予期していないボール)
• 手や腕の位置だけで、反則とはみなさない。
• 手に持ったもの(衣服、すね当てなど)でボールに触れることは、反則とみなされる。
• もの(靴、すね当てなど)を投げてボールにぶつけることは、反則とみなされる。

ゴールキーパーは、自分のペナルティーエリア外では、手または腕でボールを扱うことについて他の競技者と同様に制限される。自分のペナルティーエリア内において、ゴー ルキーパーが手または腕でボールを扱うことは反則とならず、直接フリーキックや他の懲戒処置の対象にはならない。しかしながら、ボールを手または腕で扱う反則に対しては、間接フリーキックになることがある。




まずはこちらの映像をご覧ください。



ボールが守備側競技者の腕に当たっています。



あなたの判断は?(case1)

1) ノーファウル
2)ファウル(PKのみ)
3)ファウル(PK+警告)
4)ファウル(PK+退場)





解説の前に、もう一問。



こちらもボールが守備側競技者の腕に当たっています。



あなたの判断は?(case2)

1) ノーファウル
2)ファウル(PKまたはFKのみ)
3)ファウル(PKまたはFK+警告)
4)ファウル(PKまたはFK+退場)
 




それでは、解説(というか米国プロ審判協会の見解)です。



解説を読む前に、
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さて、本題に。

まず、case1のほうについて。元記事の原文(抜粋)と、その訳(意訳)を併記しておきます。

「The proximity – It can be argued that Ridgewell is far enough away (roughly six yards) to avoid any contact.」
(ボールに手が触れてしまうことを避けるには、じゅうぶん離れている。)

「The movement of the hand towards the ball – There is certainly movement of the hand towards the ball by the defender. The ball travels some distance away from Ridgewell after it hits him.」
(守備側競技者の手がボールの方向に動いたことは明らかだ。)

「Consideration of the hand or arm in the unnatural position – His arm is also in an unnatural position, away from his body.」
(手は身体から離れ、不自然な位置でもある。)

「The consequences of the handball offense – The ball was heading towards goal. However, with so many covering defenders, there is no consideration of denial of a goal or obvious goal scoring opportunity.」
(ボールはゴールに向かっていた。しかし多くのカバーディフェンダーがいたため、決定機の阻止は否定される。)



ということで、米国プロ審判協会の見解は、
2)ファウル(PKまたはFKのみ)
となります。



次に、case2について。


「The proximity – With Woodberry only one yard from Shipp, he does not have time to move his arm out of the way.」
(キッカーから1ヤードの位置でボールのほうに手を動かす時間的な余裕はなかった。)

「The movement of the hand towards the ball – There appears to be no movement towards the ball, if anything the defender is trying to move away from the ball. The ball strikes Woodberry and drops to the ground, losing pace after impact with the arm.」
(ボールのほうに手が動く気配は見えない。ボールがDFに当たって勢いをなくし地面に落ちた。)
←手がボールのほうにうごいたのなら、ボールはもっと違う動きをしただろう

「Consideration of the hand or arm in the unnatural position – His arm is close to his body; totally natural.」
(腕は身体に近く、自然な位置。)←当たることを期待して広げられた腕ではない



ということで、米国プロ審判協会の見解は、
1)ノーファウル
となります。



この記事では、元記事のキーとなる文章のみ抜粋して意訳を掲載しましたが、もっと詳しく解説をご覧になりたい方は、

米国プロ審判協会の元記事
Play of the Week 29: Handball
をご覧ください。



米国プロ審判協会は、 Play of the Week 2015 Week 13 でもハンドリングか否かという記事をUPしています。その記事をハンドリングか否か ・・・ Play of the Week 2015 Week 13で紹介していますので、そちらの記事も併せてどうぞ。



ハンドリングについては、4種に限らず主審によって判断がバラバラです。(ま、私もきちんと見極められているかどうか微妙ですが。)ですので、日本のサッカーの試合会場でできるだけハンドリングの基準が均一化されるよう、ぜひお仲間の審判員の方に、この記事をご紹介いただければ幸いです。



☆ 関連記事 ☆

ハンドリングか否か ・・・ Play of the Week 2015 Week 13

(問題)ハンドリング(反則)の状態になっているのは?



 ↑ この本もお薦めです



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コメント
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はじめまして。

正直言って、1つ目は得点に関わる事象なんで、何らかの懲戒処置が必要なんじゃないですかね~2つ目はノーファールでいいと思いますが・・・
2016/12/26(月) 06:11:34 | URL | メンタル #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし

メンタル さん、はじめまして&コメントありがとうございます。

> 正直言って、1つ目は得点に関わる事象なんで、何らかの懲戒処置が必要なんじゃないですかね~2つ目はノーファールでいいと思いますが・・・

結構、そのように思われる方がいらっしゃるようです。3級審判員向けの研修会や上級審判員の方々との合同トレーニングでも、同様の質問がよく出ます。

その時に、インストラクターや上級審判員の方がいつもおっしゃるのは、
『「決定機の阻止(=退場)」に該当しないから「反スポ(=警告)」と安易に考えてはいけません。決定機の阻止が否定されて、懲戒罰(カード)なしというケースはたくさんあります。本当に反スポの要件を満たしているのかどうかを考えなければなりません』
と。

元記事のほうはご覧になられましたか?
元記事の前提の部分に
「A caution should only be issued if the offense interferes with, or stops a promising attack, or prevents an opponent gaining possession of the ball.」
(警告は、有望な攻撃を妨害するか、または有望な攻撃を停止する場合、または相手がボールを所有することを妨げる場合にのみ提示されるべきです。)
と書かれています。

カバーディフェンダーが大勢いたことで、有望な攻撃とはみなされない(有望な攻撃であるならばそれは決定機と言える)。
ファーサイドのフリーな味方競技者へのパスを手でボールを扱って阻止したようなケースでは警告を検討すべきですが、今回のケースの場合キック(シュート)の先に、味方競技者は存在していませんので、味方競技者が受け取ることができるボールを手で扱って阻止した訳でもありません。
ですので、カードの必要はないという判断だと思います。


(ちなみに、もし、米国プロ審判協会が、ハンドを犯した競技者が警告されるべきだったと考えているなら、
「The player should be cautioned.」
という文章があってしかるべきなのですが、元記事のどこにもそのような記述は見当たりません。)


2016/12/28(水) 01:21:51 | URL | tom3 #JU5/Lso2 [ 編集 ]
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