3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
サッカーの進化と競技規則の進化 ~あるべき判定の追求~ (テクニカル・ニュース vol.73 より)


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昨日の記事に関連するお話を。



(公財)日本サッカー協会技術委員会が公認指導者資格の保有者に隔月で郵送している「テクニカル・ニュース」のvol.73(2016年5月25日発行)内のコラム、「審判員と指導者、ともに手を取り合って・・・」に、JFA審判員会委員長の小川佳実さんが表題のタイトルで寄稿されています。



以下、テクニカル・ニュース vol.73 より転載



 3月5日に、国際サッカー評議会(IFAB)の年次総会が開催されました。そこで、IFABの130年に及ぶ歴史の中で最も広範囲な競技規則の改訂・改正が承認されました。その主な理由としては、「サッカーに関わる全ての人にとって利用しやすく、より理解しやすく、またその理解、解釈、適用における一貫性を高めるものとする」ということでした。



 現在、JFA審判員会において和訳作業を進めていますが、皆さんにとって少しでも理解しやすいものとなるよう、適切な解説や必要に応じて映像も加えて、広く展開していく予定です。



今回の改正では、「ビデオアシスタントレフェリー(VARs)の2年間試行」という歴史的な決定がなされました。VARsの試行については、2014年にIFABのもとに設置された「元代表選手、コーチで構成されたフットボール諮問機関(FAP/アジアからは中田英寿氏がメンバーとして参加中)」と「審判のエキスパートで構成されたテクニカル諮問機関(TAP)」において、2年間にわたって議論されてきました。私は昨年末までの9年間、アジアサッカー連盟(AFC)審判部長の職に就いていたため、アジアの代表として、国際サッカー連盟(FIFA)、ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)や南米サッカー連盟などの審判部長、そして英国4協会の審判エキスパートとともに、このTAPミーティングに計3回出席し、VARsの試行を含めた競技規則の改正についての議論の場に加わりました。



 VARsは2017年から2年間の予定で、希望する境界、リーグにてIFAB管理のもとに試行されます。試合の状況を変えてしまうような明らかなミス(例えば、得点、ペナルティーエリア内の判定、退場に関わる事象、警告または退場の人間違え)を防ぐため、またこのシステムの導入によりサッカーという技術が向上するのかなどについて、IFAB主導のもと、独立した研究機関で分析され、IFABの年次総会で報告されます。



 私が出席した3回のTAPミーティングでは、当初UEFA代表のコリーナ氏から「フィールド外のどこかで、また遠く離れたところから、フィールド上で起こった事象を映像から判定するビデオアシスタントの意見を自動的に受け入れることになった場合、長い歴史の中でレフェリーはフィールド上にいる必要がなくなることを考えなければならない」との発言があるなど、全体的にVARsの試行についての積極的な意見は多くありませんでした。



 しかし、TAPミーティングを2回、3回と重ねていくうちに、メンバーないからもサッカーの精神を保ちつつ。レフェリー発生の起源、歴史(※)が尊重される上で、サッカー、そしてテクノロジーが日々進化していく中、「サッカーそのものをさらに魅力あるスポーツにしてくためにチャレンジすることは必要」という声が高まっていきました。そして、2015年10月のTAPミーティングにおいて、IFABに「VARs試行」を低減するということが確認されました。



 VARsの試行の詳細については、今後、IFABからさらなる情報が発信されますが、皆さんはこのVARsについてどのようにお考えでしょうか。それぞれの立場で意見が異なるのは当然ですが、選手や指導者、審判員、運営者、またサポーターなど、立場は違えでサッカーをより魅力的なものにしていきたいという気持ちは同じだと思います。



 VARsの試行という歴史のあるIFABの決定をきっかけに、サッカーの歴史、また競技規則の変遷を学び、サッカー競技における「あるべき判定」について議論を重ねていただきたいと思います。



※1863年の最初のFA競技規則には、反則そのもの、また審判員も規定されていなかった。その後試合中に問題が起きたときの仲裁者として、両チームからそれぞれ1人がアンパイアとして任命された。しかし、その2人のアンパイアの判断が分かれたり、対立が起こるようになったことから、最終決定をゆだねる(Refer:Refereeの語源)ために、相談役を然るべき人にお願いした。その相談役が、1891年の競技規則の大改正により、レフェリーとして初めてフィールドの中に入り、またアンパイアがラインズマンとしてタッチラインの外に出ることになった。




(注)ブログ記事の関係で一部構成を変えています



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