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本日は、長男&二男が卒業した学校の部活の顧問の先生から依頼されて、3種カテゴリーの公式戦の主審を1本担当。
50分(25-5-25)ゲーム。副審は別の学校の関係者の方々。試合前の打ち合わせは、オフサイドのところを中心に実施。
試合中の出来事。
後半、ヘディング(ジャンピングヘッド)でボールをクリアしたセンターバックの選手に対し、相手FWの選手が遅れてレイトチャージ。センターバックの選手がジャンプして浮いている状態のところにチャージしたので、強さの割りには激しくセンターバックの選手が倒れる形になった。
実はこの倒されたセンターバックの選手、以前私が担当した試合中に「熱く」なりかけた選手だったので、ファウル認定の強めの笛のあと、間髪入れずにタンギングしながら強めの笛を吹くと同時に、ダッシュで2人のところに駆け寄った。(ちなみに、以前の試合の時は、その選手と会話することで『ガス抜き』して対応。)
見ていた限り、FWの選手のプレーには悪質さは感じられなかったので、ラフプレーとして警告するつもりはなく、あくまで「厳重注意」をするつもりで。
先にセンターバックの選手の状況を確認したところ負傷などはなく、すぐにプレーできる状態であることを確認。
横で同じく接触して倒してしまった相手競技者のケアをしていたFWの選手に対し、「(クリアするためにジャンピングヘッドしようと)浮いた状態の選手に遅れてチャージすると、大変危険なので、(そのようなプレーをしないように)注意しましょう。」と注意を実施。
しばらくして、かなりの得点差で負けているほうのチームのカウンターとなった。先ほどとは別のFWの選手が自陣側からのパスを受け取って抜け出ようとしたところ、先のセンターバックの選手がそのFWの選手のユニフォームを引っ張って倒してしまった。
「あ~、かなりの得点差があるのに、なんで引っ張って止めちゃうのかなぁ・・・。」と内心思いながら、長めの強い笛を吹きながらダッシュで当該のセンターバックの選手のところに駆け寄る。
ダッシュの途中でパンツの右後ろのポケットから取り出しておいたイエローカードを提示しながら、
「あの状況で、相手競技者を引っ張って止めてしまうと、『戦術的に押さえた』ことになってしまうんだよねぇ~」
と、選手に聞こえるようにつぶやいておいた。
そうそう、試合前に、いつもきちんと確認して右胸のポケットにはレッドカード、そしてパンツの右後ろのポケットにはイエローカードを入れるようにしておくのだけれど、試合開始時のキックオフの直前に、なんか無造作にカードを仕舞ったように感じたのでチェックし直したら、やっぱり逆に入っていて入れ直しの作業をしていました。
よかった~、もうちょっとで再びイエローのつもりでレッドを出すというミスをしてしまうところでした。(笑)
といったところが、本日の主な出来事。
反省材料としては、今日はちょっとプレーに巻き込まれた回数が多めだったかも。もう少しプレーの予測の精度を上げて早めにバックステップで抜けておきたかったなぁ・・・。
↑なんだか魅力のないセットになってしまっています。(この笛いらないから値段を安くしてもらいたい、って感じです。)

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