fc2ブログ
3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
ファウルと不正行為の判定(その4)


審判系のブログは、
「にほんブログ村 サッカー審判」
にあります。
にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← クリックのご協力を。
にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ




本日もファウルと不正行為の判定に関する映像問題です。映像をよ~くご覧になって、正しいと思われる選択肢を選んで回答してください。





(ファウルと不正行為 問題4)

1)No Foul + No Card
2)Indirect Free Kick + No Card
3)Indirect Free Kick + Yellow Card
4)Indirect Free Kick + Red Card
5)Direct Free Kick + No Card
6)Direct Free Kick + Yellow Card
7)Direct Free Kick + Red Card
8)Penalty Kick + No Card
9)Penalty Kick + Yellow Card
10)Penalty Kick + Red Card





FIFAの示す考慮項目

1)競技者がチャレンジする際、注意や配慮を欠いていましたか?
2)競技者にはフェアな方法でボールをプレーする機会がありましたか?
3)競技者はチャレンジの際、どの程度の速さや強さを用いましたか?
4)競技者は身体のどの部分を使って接触をしましたか?
5)相手競技者のどの部分に接触がありましたか?
6)このチャレンジは相手チーム大きなチャンスとなる攻撃を妨害しましたか?



解説および正解が見えないように、改行およびバナーを貼っておきます。(バナークリックのご協力をお願いいたします。)



にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ




にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ




にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ




にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ




にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ



昨日、バナーを貼り忘れたら、押してくれる人が少なかったので、今日は少し多めにバナーを貼っておきました。改行のためのバナーを増やさないためにもバナークリックのご協力をお願いいたします。(笑)



にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ




FIFAの解説

Blue 4 kicks an opponent in a careless manner inside the penalty area.
青の4番の選手はペナルティーエリア内で相手競技者を不用意にけっている。


◦ 不用意とは、競技者が相手に挑むとき注意や配慮が欠けていると判断される、または、 慎重さを欠いてプレーを行うことである。懲戒処置は必要ない。

ファウルが不用意であると判断された場合、それ以上の懲戒罰は必要ありません。


というのが、元記事で紹介されている解説なのですが、少し補足をしておきます。



このケースの場合、恐らく反スポーツ的行為として警告すべきかどうかを検討する必要がありました。(私個人としてはこのようなケースの場合、チャンスであることは間違いないが、「大きなチャンスとは言い切れない」と判断し、イエローカードは提示していませんでした。)

しかし、今年度(2017/2018)の改正で
◦ 相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害、または阻止するためにファウルを犯す。ただし、ボールをプレーしようと試みて反則を犯し、主審がペナルティーキックを与え た場合を除く。
と競技規則が見直されたので、イエローカードを検討する必要がなくなりました。



ということで、正解は
8)Penalty Kick + No Card
となります。




この記事は、
WV Soccer Association Referee Program (West Virgina Soccer Association)
のサイト内の
Videos 1 - 5 >>
を参考にして作成しています。









にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ ← すみませんが、クリックのご協力を。
  

☆このブログの上手(?)な使い方

少年団を含むサッカーチームのホームページ管理者の方へ
⇒ブログ右側に「チーム・リンク!!」の欄を作りました。こちらの記事に、申請の方法を掲載させていただきましたので、ぜひどうぞ。 

★競技規則に関する知識を増やしたい方
⇒ブログ右のサイドバーにある「まとめ系記事集」の中にある、各年度ごとの◆競技規則系の過去記事をご覧になると、効率的です。また、米国サッカー協会の Referee Week in Review を元に作成している記事集も、将来2級以上の審判員になることを目指される方にはお薦めです。   

審判グッズをお探しの方   
⇒別館 「サッカーの審判グッズを紹介するページ」 をぜひどうぞご利用ください。 

★私が指導のお手伝いをしている団の保護者の方
⇒ブログ右上のカレンダーの部分を利用してください。私が指導を担当した日をクリックしていただくと、その日の練習内容などが表示されます。練習終了後、できるだけ早く記事をUPするようにしていますが、都合によりUPが深夜になってしまう場合もありますので、ご了承ください。


にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村 サッカーブログ ジュニアユース・中学サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ
どのバナーでも結構ですので、1日1回のご協力をお願いいたします。


← よろしければこちらのクリックのご協力も。


ブログパーツ

スポンサーサイト



☆ 関連するタグ ☆

コメント
コメント
お久しぶりです!
自分は映像を見て率直に攻撃側のシミュレーションかな?と思ったので、守備チームの間接フリーキック+攻撃側の選手に警告かなと思ってしまいました。

攻撃側の選手の転び方もわざわざひねりを加えてたので自分ならシミュレーションで反則を取ってしまうかもです…

映像を見たら確かに守備側の選手が出した足が攻撃側の選手の足に当たってるのはわかります。確かに不用意ではありますよね。選手側からしたらこんなんでPKかよって思うかもしれませんが、基準はペナルティエリア内外で変わるのはおかしいですからね。

やっぱりレフェリーは難しいですw
2017/11/10(金) 18:05:19 | URL | たか #- [ 編集 ]
Re: お久しぶりです!

たか さん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。


> 映像を見たら確かに守備側の選手が出した足が攻撃側の選手の足に当たってるのはわかります。確かに不用意ではありますよね。

これをきちんと見極めるためには、やはりポジショニングですよね。

お互い精進していきましょう!

2017/11/11(土) 01:35:17 | URL | tom3 #8M5qpgQ6 [ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://tom3kyu.blog.fc2.com/tb.php/2945-4eb1e4c1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック