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3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
ハンドリングか否か(問題集その2)


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昨日の記事に引き続き、FIFAのハンドリングの基準を学んでいきましょう。



(ハンドリングではない)
・ボールが手のほうに向かって動いた
・手や腕が「自然な位置」にあった
・競技者はボールが手に当たらないようにしようとしていた
・至近距離からのボールが手にあたった



(ハンドリング、懲戒罰なし)
・手がボールのほうに向かって動いた
・手や腕が「不自然な位置」にあった
・競技者が故意にボールに触れるために手を用いた
・遠くからのボールが手に当たった



(ハンドリング+イエローカード)
・ハンドリングの反則を犯すことで相手競技者がボールを保持することを妨げた
・競技者が意図的にボールを手で扱うことで得点することを試みた
・競技者がゴール方向に向かっているボールを手で扱った(決定的な得点の阻止ではない)
・競技者がボールを手で扱うことで審判員を欺くことを試みた



(ハンドリング+レッドカード)
・競技者が手でボールを扱って得点を阻止した
・競技者がボールを手で扱うことで、決定的な得点の機会を阻止した




FIFAが審判員に対しハンドリングを判定する際に考慮しなさいと言っているこれらの項目を踏まえた上で、下のそれぞれのプレーは、ハンドリングかどうか、ハンドリングの場合に再開方法および懲戒罰が必要かどうかをお考え下さい。なお、FIFAの判定と解説は、原文をそのまま掲載します。訳しませんので、上の訳語をご参考にどうぞ。
(元記事では10個の選択肢の中から当てはまる3個を選ぶ形式となっているため、選択肢として正解となっている3つの解説文章を解説としてこの記事では表示しています。)




今回も、一挙に6問出題です。(手間がかかりすぎるため、アンケート形式にはしませんのであしからず。)



Video 7




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Video 7 FIFAの判定と解説

「No foul、No card」
・Ball moving towards the hand
・The ball strikes his hand from a short distance
・Hand or arm in a "NATURAL POSITION"

「ボールが攻撃側競技者にあたって至近距離から跳ね返ってきており、手がボールのほうに動いたのではなく、ボールが手の方向に動いた。手の位置は、ジャンプするために引き上げられていたものであり、不自然な位置とは言い切れない。」という感じだと思います。




Video 8





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Video 8 FIFAの判定と解説

「Penalty kick、Yellow card」
・The player handles a ball that goes in the direction of the goal (not DOGSO)
・The player uses his hand to deliberately touch the ball
・Hand or arm in an "UNNATURAL POSITION"

ま、手が不自然な位置にあるので、意図的にボールに触れるために手や腕を使ったと判断されても文句は言えませんね。後ろにGKが控えているので、決定機阻止にはならないものの、ゴールに向かっているボールをハンドリングで止めているので、イエロー。




Video 9




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Video 9 FIFAの判定と解説

「Direct free kick、Yellow card」
・The handball offence prevents an opponent gaining possession of the ball
・Hand moving towards the ball
・The player uses his hand to deliberately touch the ball

相手チームの選手がパス(ボール)を受け取ることを妨害しているので、反スポーツ的行為(チャンス潰し)としてのイエローです。




Video 10





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Video 10 FIFAの判定と解説

「Direct free kick、No card」
・Hand moving towards the ball
・The handball offence doesn't prevent an opponent gaining possession of the ball
・The player uses his hand to deliberately touch the ball

明らかにボールの方向に手を動かしているパターンです。しかし、相手チームの攻撃のチャンスを潰している訳ではないので、ノーカードです。




Video 11





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Video 11 FIFAの判定と解説

「Penalty kick、Yellow card」
・Hand moving towards the ball
・The handball offence prevents an opponent gaining possession of the ball
・The player uses his hand to deliberately touch the ball

この映像のケースの場合、「至近距離からのボール」とは判断しないようです。(距離とボールのスピードを考慮すべきなのだと思われます。)



Video 12




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Video 12 FIFAの判定と解説

「Penalty kick、Yellow card」
・Hand or arm in an "UNNATURAL POSITION"
・The player handles a ball that goes in the direction of the goal (not DOGSO)
・The player uses his hand to deliberately touch the ball

Video 8 もそうなのですが、「シュートコースに身体を入れに行っている」≒「手をボールの方向に動かした」と見なされる、という感じです。(手に当たってしまった場合のお話。)



FIFAは2013年の時点で、Video 11やVideo 12 のプレーをハンドリングの反則だと言っています。それを考えると、今回のワールドカップの決勝のプレーはハンドリングだと判断されてしかるべきプレーかな、という感じです。(状況は違いますが・・・。)





基本的には、ハンドリングの反則の考慮項目
「遠くからのボールが手に当たった」「手がボールの方に向かって動いた」「手が不自然な位置にあった」
といったあたりに該当するのだと思いますが、攻撃側競技者に当たってボールの軌道が変化していたのであれば、「至近距離からの予期しないボール」として、救済というかノーファウルという判断にすることができるので、主審は攻撃側競技者に当たっていないかどうかを何度もレビューエリアでチェックしたものの、そのような映像がなかったために、PKという判定にしたのだと思われます。



(ハンドリングか否か(問題集その3)につづく)



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☆ 関連記事 ☆

「ハンドリングか否か(問題集その1)」

「ハンドリングか否か(問題集その2)」 ← この記事です。

「ハンドリングか否か(問題集その3)」 




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