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3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
アドバンテージを適用すべきかフリーキックを与えるべきかを考える問題(その1)


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私が試合中に初めてアドバンテージを適用したのは、3級に昇級してしばらくしてからだった、と思います。審判初心者の方を含む4級審判員の方には、まずは、競技規則に沿った運営(競技を止め、処置をし、競技を再開する)が求められます。(競技規則 日本語版付録 「審判員の目標と重点項目」 より)



3級以上の審判員や3級への昇格を目指す4級審判員の方には、「明らかに利益が得られるケースでのアドバンテージの適用」が求められています。(同 「審判員の目標と重点項目」 より)



アドバンテージに関しては、競技規則の「その他のアドバイス」というところに、少し説明があります。



競技規則 2017/2018 「その他のアドバイス」 

1. アドバンテージ
主審は、反則が起きたときにアドバンテージを適用することができるが、アドバンテージを適用するのかプレーを停止するのかを判断するうえで、次の状況を考慮する。
◦ 反則の重大さ。反則が退場に値する場合、反則直後に得点の機会がない限り、主審はプレーを停止し、競技者を退場させなければならない。
◦ 反則が犯された場所。相手競技者のゴールに近ければ近いほど、アドバンテージはより効果的になる。
◦ すばやく、また大きなチャンスとなる攻撃ができる機会にあるか。
◦ 試合の状況(雰囲気)




とまぁ、なんとな~く抽象的な表現が並んでいます。



で、米国内のウェストヴァージニア州のサッカー協会のサイト内の審判員向けのメニューの中に、FIFAのアドバンテージの適用に関する考え方に関する資料がUPされていましたので、紹介していこうと思います。



まず、FIFAはアドバンテージを適用するかどうかについては、4つの「P」で考えなさい、と述べています。
で、その4つの「P」とは、

・Possession of the ball
・Potential for attack
・Personnel
・Proximity




直訳すると

ボールの所持
攻撃の可能性
人事
近接

といったところ。『4つの「P」』のように簡単に覚えるための共通性は日本語訳には見当たりません(涙)。







前述のサイト内にUPされている上のビデオの映像(このブログ内では既に紹介済みの映像です)の中に4つの「P」の具体的な説明があります。原文は映像で確認していただくことにして、意訳したものを載せておきます。



Possession of the ball
(ファウルされた選手やそのチームメイトがボールを保持できる可能性)
Potential for attack
(ファウルされたチームが展開中の攻撃の一部として再びボールコントロールを取り戻すことができれば、アドバンテージが適用されるべき)
Personnel
(選手たちの技術レベル、ゲームのテンポ、プレーのコンディション(ピッチの状態など))
Proximity
(攻撃を成功させるためにゴール方向にじゅうぶんなスペースがあり、またゴールにじゅうぶん近い場所なのかどうか)



これらの4つの項目を考慮して、アドバンテージを適用するのか、フリーキックを与えるのかを判断しなさい、と。



それでは、下の映像をご覧になって、アドバンテージを適用すべきシーンなのか、それともフリーキックを与えるべきシーンなのかをお考え下さい。


(タイトルをクリックして映像を大きく表示してご覧ください)



それでは問題です。

(アドバンテージorフリーキック 問題1)

1)アドバンテージを適用すべき
2)フリーキックを与えるべき





正解が見えてしまわないように、改行およびバナーを貼っておきますので、バナーをクリックしてから画面をスクロールしてお進みください。



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FIFAの見解は、Apply ADVANTAGE ということで
1)アドバンテージを適用すべき
です。



FIFAの示す考慮項目としての

Possession of the ball
Potential for attack
Personnel
Proximity

の4項目すべてが満たされている、という見解です。



この記事は、
WV Soccer Association Referee Program (West Virgina Soccer Association)
サイト内の
FUTURO 2013 - Learning Modules - Advantage - Video Quizzes
における
Videos 1 - 5 >>
を参考に作成しています。



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コメント
コメント
いつも記事を楽しく読ませてもらっています。
アドバンテージの適用は難しいですが4つのPをヒントに積極的に行って行きたいです!
2018/08/12(日) 22:11:35 | URL | wata #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし

wata さん、いつもコメントありがとうございます。

> アドバンテージの適用は難しいですが4つのPをヒントに積極的に行って行きたいです!

これからしばらくの間、アドバンテージを適用したほうが良いケースとフリーキックをコールしたほうが良いケースのサンプルをたくさんしていく予定ですので、ぜひ参考になさってください。

ちなみに、現場では、「思ったほどチャンスにならなきゃ、ロールバックすればいいや。」くらいの気持ちでぜひ積極的にコールをしてみてください。回数をこなしていくうちに、どんどん経験値がUPして、精度も上がってくると思います。

(私の場合、未だにダメ元のアドバンテージの適用をするので、「精度」という意味ではあまり優秀ではなないのですが・・・。)

なお、コールの際は、しっかり「腹から声」を出して、グランド全体にしっかり響き渡るような大声でコールし、ファウルされた選手、ファウルされたチームに「がんばれー、がんばって点とってこーい」というエールを送ってあげてくださいね。


2018/08/13(月) 00:38:23 | URL | tom3 #8M5qpgQ6 [ 編集 ]
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