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3級審判員の悩める日々
とあるサッカースポーツ少年団の指導者で、かつサッカー3級審判員である私のサッカー三昧な日々
決定機阻止のサンプル(その10)(2018 J2 第31節 甲府 vs 町田)


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2018明治安田生命J2リーグ 第31節 退場に伴う 湯澤 聖人選手(甲府)の出場停止処分について

【処分理由】
2018年9月1日(土)2018明治安田生命J2リーグ 第31節(ヴァンフォーレ甲府 vs FC町田ゼルビア)の試合において湯澤 聖人選手は主審より退場を命じられた。
(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、
同選手の、相手選手の決定的な得点の機会を阻止した行為は、「著しい反則行為」に該当すると判断。また同選手は2018明治安田生命J2リーグ第5節においても退場を命じられており繰り返しにあたるため、同基準により、2試合の出場停止処分とする。




競技規則 2018/2019 第12条 ファウルと不正行為

退場となる反則

競技者、交代要員または交代して退いた競技者は、次の反則のいずれかを犯した場合、退場を命じられる:
(中略)
◦ 競技者がフリーキックで罰せられる反則を犯し、全体的にその反則を犯した競技者のゴールに向かって動いている相手競技者の得点、または、決定的な得点の機会を阻止する(以下の「得点、または、決定的な得点の機会の阻止」に規定される警告の場合を除く)。
(中略)

得点、または、決定的な得点の機会の阻止

競技者が、意図的にボールを手や腕で扱う反則により、相手チームの得点、または、決定的な得点の機会を阻止した場合、反則が起きた場所にかかわらず、その競技者は退場を命じられる。

競技者が相手競技者に対して反則を犯し、相手競技者の決定的な得点の機会を阻止し、 主審がペナルティーキックを与えた場合、その反則がボールをプレーしようと試みて犯された反則だった場合、反則を犯した競技者は警告される。それ以外のあらゆる状況(押さえる、引っぱる、押す、または、ボールをプレーする可能性がないなど)においては、反則を犯した競技者は退場させられなければならない。

競技者、退場となった競技者、交代要員または交代して退いた競技者が主審から必要な承認を得ることなく競技のフィールドに入り、プレーまたは相手競技者を妨害し、相手チームの得点あるいは決定的な得点の機会を阻止した場合、退場の対象となる反則を犯したことになる。

次の状況を考慮に入れなければならない:
◦ 反則とゴールとの距離
◦ プレーの方向
◦ ボールをキープできる、または、コントロールできる可能性
◦ 守備側競技者の位置と数







甲府の2番(湯澤聖人選手)の手が明らかに町田の30番(中島裕希選手)の肩にかかっていて、中島選手のプレーに影響を与えているように見えるため、決定機の阻止にあたると思います。



ただ、中島選手がボールをトラップしたのは、胸ではなく二の腕のように見えます。つまり決定機阻止の反則が起きる前に、ハンドリングの反則が起きていたように見えます。現場での審判団の下した判定は尊重されるべきであるということを踏まえた上で、
VARが導入されていたら、どういう判定になっていたのかが気になります。



上記動画GIFの元になっているJリーグ公式チャンネルのハイライト映像はこちら。




この試合の公式試合データはこちら。
2018 J2 第31節 甲府 vs 町田



本日の地震で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。




いくら予備のバッテリーを持っていたところで、それを充電することができなければ、ただの重い箱。高いけどいざという時に太陽光で充電できるバッテリーを持っておいたほうがいいのかなぁ・・・。



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コメント
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主審は最初かなり副審サイドまで寄っていて、センタリングが上がってから中央に寄っているので、DFと串刺しになったのではないかと思いました。腕か胸かは微妙な感じだったので。
2018/09/07(金) 21:48:20 | URL | 審判員 #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし

審判員 さん、はじめまして&コメントありがとうございます。

> 主審は最初かなり副審サイドまで寄っていて、センタリングが上がってから中央に寄っているので、DFと串刺しになったのではないかと思いました。腕か胸かは微妙な感じだったので。

そのようですね。一応、争点になりそうということでクロスが入る前にペナ中を意識されている素振りはあるのですが・・・。副審の位置からは、町田の19番(土屋選手)の死角に入っているような感じですし・・・。

アシスタントサイドからのスローイン時の主審のポジショニングは難しいですよね。

3級スクール時代に、アシスタントさんに任せる感じでやや中央寄りにポジションを取っていたら、「アシスタントに任せすぎ!」とあるインストラクターさんに指導されたので、、次の試合でしっかりアシスタントサイドに寄ったら、別のインストラクターからは「アシスタントサイドに寄りすぎ!もう少しアシスタントに任せたほうが良い。」と指導されて、頭の中が混乱した記憶があります。

(で、結局、試合展開を読んで、寄るか任せるかを決め打ちして、展開予測が外れたらダッシュで追いながら「ごめんなさ~い」と心の中で謝る、とういうようにすることにしていますが・・・。)


2018/09/08(土) 00:40:12 | URL | tom3 #JU5/Lso2 [ 編集 ]
30番の足裏
いつも大変参考にさせていただいております。

気になったのですが、30番の選手が倒された後、右足はボールに触れようと伸ばしているのは解るのですが、左足は相手競技者に対して足裏を向けていると思うのですが…最後の方は上の方に向いてるので意図を感じてしまいました。

ご教授の方、宜しくお願いいたします。
2018/09/13(木) 09:31:57 | URL | マロン #PIpocw5A [ 編集 ]
Re: 30番の足裏

マロン さん、いつもコメントありがとうございます。

> 気になったのですが、30番の選手が倒された後、右足はボールに触れようと伸ばしているのは解るのですが、左足は相手競技者に対して足裏を向けていると思うのですが…最後の方は上の方に向いてるので意図を感じてしまいました。

確かに足は少しラフな挙動をしていますが、ファウルされたことで、後ろ体重となったことが考慮されるべきただと思います。
私なら、あくまで反則されてバランスを崩した結果の挙動であり、攻撃側選手のプレーを反則とはみません。

もしバランスを崩したとはみない審判員の方がいらっしゃっても、反則(決定機阻止とラフプレー)が同時に起きていることになり、第5条に基づいて判断されます。


「同時に2つ以上の反則が起きたときは、罰則、負傷のひどさ、戦術的影響の面からより重いものを罰する。」
(第5条 主審 懲戒処置 より)

このケースの場合、「決定機阻止」>「ラフプレー」となるので、やはり攻撃側選手のプレーは不問に付されると思います。








2018/09/14(金) 00:02:37 | URL | tom3 #JU5/Lso2 [ 編集 ]
やはりそうなるのですね。

ご教授ありがとうございました。
2018/09/14(金) 15:33:24 | URL | マロン #PIpocw5A [ 編集 ]
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